田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

甘い香り 透き通った香り 花もいろいろあるようだ

2009年12月29日 | 日記
12月29日(火) 快晴  暖かで穏やかな一日 

熱い雲を乗り越えた朝陽が眩く射してくると、リビングにはセッコクの香りがただよう。
“蜂蜜の香り”と云うとやや可笑しな表現だが、甘い芳香が其れを想わせる。


8chの蓼科ケーブルヴィジョンを見ると≪第1回立科町合唱祭≫の案内が放映されている。
このイベントは町の「がんばる地域応援事業」の支援金を得て初めて開催するものだが、
8chは行政チャネルだから宣伝はできないと担当課で云われた聞いている。
どのように理解されたのかわからないが、町民有志で組織された実行委員会で企画したもの町を挙げて応援して当然なことだろう。
支援金を出しているからそれ以外は一切支援しないという前時代的な解釈はこの町には相応しくはない。
ともかく、来年1月24日は大勢の方に聞きに来てほしいものだ。


午前中は友人のところを一回りして来たが・・・・
中でもSさんは半年の療養生活を終えて自宅でリハビリに励んでいた。
左の手足が不自由になったと玄関には手すりが設えてあった。
言葉には不自由があるようには思えないほど会話がスムーズに運んだ。
同じ病気でももっと重い後遺症を抱えてしまった人もいるが、先ずは自分で歩けるまでに回復したのが嬉しい。

昼前に家に戻ると朝のセッコクの香りが一段と強くただよっている。
光に反応するのか?それとも花の開花に合わせて虫を呼びつけているんだろうか??
虫を呼んでいるとなると部屋の中では少々可哀そうな気がしなくもない。


玄関では先週にMの友人のKさんから贈られたカサブランカが花を開き始めた。
北陸・福井の生産者から直に送られてきたが、硬い蕾だった。
ここでも花が開くときには強い香りを放つが・・・透き通った香りが宗教的に感じさせる。


五時を過ぎたころ東の空高く白い月が見えた。
13夜とでも云うのだろうか、来月、元旦が満月になる。
白い月も深い青空には違和感を感じない。
なんとなく一日が過ぎてしまったが・・・・・・ 夜には冷え込むそうだ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする