田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

曇り空でも室内の花たちは元気

2009年12月13日 | 日記
12月13日(日) 薄曇り  弱い陽ざしで暖かい 一日

上空は僅かに雲が薄くなり青空が張り出しているのがわかる。
雲の切れ目から浅間山の雪を戴いた頂上が陽の光に眩く見せている。
雲の上に頭を出すのは富士山と決まっているような歌詞があるが、噴煙のない浅間は富士山に代わるには役不足のようだ。


葉が紫色花はピンクと云う“オキザリス”カタバミの中ながら種類が豊富だ。
我が家のものは太陽が陰ると花も閉じるが葉も閉じて上から眺めると逆三角形の三つ葉になる。
雲を通して僅かな光でも受けると花が開き白い花弁に葉と同じ紫の筋が何本か見える可愛い花の一つだ。


花の形はオキザリスと似たようなものにクラックス(金のなる木)がある。
葉はサボテン系のように厚みがあり、一枚を千切って土に刺しておけば芽が出てくる。
夏は外へ出し直射日光を当ててているが秋に寒さを感じる前に家に入れる。
隣の集落のT家では吹きぬけの天井につくような3m以上も伸びている。
“金のなる木”と云うアリガタイ名前は調べると枝先に穴のあいたコインを刺しておくそうだ。
植物なので現金を使うことがないので枝に刺し込めば次々に貯めてくれると云う。
知らぬ間に≪成金草≫などと汚名に近い呼び方をされているらしい。


リビングの暖かさは薪ストーブもあるが、南面のガラス張り故だろう。
人眼を気にすることなく全面をガラスで設えることができるのも田舎暮らしの所以と云える。
冬に弱い花たちにとってありがたい処遇と思うが、それに並ぶように安眠をむさぼっているのが愛息Salaだ。
このところ悪戯ばかりで優しい声を掛けてもらうことが少なくなっている。
彼なりに気にしているようで広すぎるベッドの隅に丸くなっているが人の動きにはタヌキ寝入りで対応しているようだ。
花との語らいを癒しにしているのか蜜を貯めるセッコクなどをペロッとなめては厳しい声にたじろいでいる。


Salaになめられるセッコク(石斛)野生では岩は大木に着生する植物だと云う。
ランのような美しい花を見せてくれ、花の後ろの茎に蜜を丸く光らせる。
笹のような細く船型の葉をを持っているが茎の脇から根が沢山出ている。
この根が岩や機に入り込むのだろう。
僅かな空気の動きに甘い香りがのり花の美しさを倍加させてくれる。



昼過ぎに太陽の光が暖かさを感じさせないくらいに雲が厚くなってきた。
東の浅間山は浅の装いとは変わりで薄い雲をバックに全容を見せている。
リビングの暖かさは変わらないが・・・・
俺が明日からは病院へ入ることになっているが、リビングの植物はますます増えていくだろう。
外に置いておいた鉢植えも家の中に入ると手が掛るようになる。


そういうこととは関係がないのだろうが・・・・・
Mが出かける前に“入院するタオルや持ち物はこれだけ”とテーブルに山のようにタオル、洗面具などを置いた。
俺は2日分くらいを持って行けば、次に見舞いに来るときに交換すればよいと思っていた。
タオルだけを数えて見ても何日分あるのだろう!!
一週間は優に過ごせるものが整っている!!
最悪を考えて2週間と医者は云っていたが・・・・
段ボールに入れて帰りは宅配で送ってもらうようなるのだろうか??

そ~云うことで・・・
明日からのブログはお休みします

コメント (13)
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