田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

記念日に満月 再び巡り合えるのは いつ のことだろう

2009年12月02日 | 日記
12月2日(水) 晴れ  暖かい一日   今日も満月

午前中は『ふるさとプロジェクト』で春から道案内をしてくれたコース案内板を回収した。
冬季は雪に埋まったり除雪車の邪魔になったりするので抜き取ることになっている。
再び案内役を任せる4月までにやらなくてはならにことがある。
風雨に晒されて文字が読みにくくなっているもの、割れているものを修理する作業がある。
仲間5人で二手に分かれての作業、引き上げた後は水で泥を洗い流し乾かして作業を終えた。


家に戻ってからはホウキ草の乾燥具合を見たり畑を一巡して来年は自然農法を試みる場所を選んでみたりした。
ホウキ草はすっかり乾燥してあとは手元を握り易くすることで仕上げとあなる。


昼飯を摂ったあとは急に睡魔に襲われた。
このところ深夜のTVウォッチングが続いたのでその影響だろうか?
月・火と深夜2時過ぎまでNHKBS2でドキュメンタリーを見た。
月曜日は“知的障害者のサッカーワールドカップ(W杯)”2006年ドイツ大会の記録を放映していたものだ。
様々な障害をもった児童たちがいじめから立ち直るきっかけがスポーツにあること見出し、
サッカーのような高度なチームプレーまでできるようになっている。
彼がサッカーで培った人とのつながりを社会参加に向かう糧にしているのを強く感じた。

昨日はアフリカコンゴの身体障害者が自転車競技で優秀な成績を残し、更には地域から国全体の障害者の力となることを放送していた。
睡魔に身を任せて目が覚めたのは既に4時半を過ぎていただろうか・・・・・
薪運びのために外に出ると紅れないに染まった薄暮のなかに浅間山が静かに佇んでいた。


薪運びもまだまだ細い枝の部分があるので運ぶ回数は多い。
林檎の木は太い幹の部分よりも腕の太さから太鼓の撥くらいまで沢山ある。
乾燥しきった枝は燃えるのが早く灰も多いので始末が悪いが火力が強いのが取り柄だろう。


薪を運び終えて家に入ろうとすると東に黄色いものが見えた。
昨日に続き満月が丸ごと見える・・・
浅間山の裾野から昇りだした月はオレンジ色に近い。
穏やかで暖かな夕暮れに音もなく静かに昇ってくる月がいつもより神秘的に見えた。
細い三日月も好きだが満月は得も言われぬ満足感を感じるのは月見団子がインプットされているのだろう。


俺的の12月2日は67回を繰り返してきたのだが・・・・
満月と巡り合ったことはあったのだろうか・・・
俺が信州に移り住んだ喜びを満月は充分理解してくれているようだ。
コメント (2)
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