7月24日(土) 晴れ 薄い雲の広がり 風が涼しい
浅間の麓から距離を持ち始めた朝陽
台風が来る前に落芋を拾えと 背中を押す
スコップで掘りあげた芋の脇に隠れたキタアカリ
元気すぎる草に草刈り機を使うには忍びないと心の片隅に
鎌を握る手首が草に負け 数は少ないが 一輪車に一杯の芋
遅めの午後 集落の農道の計測に手を貸すことになる
早めに向かい 地域の鎮守の杜の裏庭を一巡
レンゲショウマ フシグロセンノウが見頃の季節
嘗ての姿はなく 一面に蔓延る ワルナスビ
時季知らずの輩 草刈りを命ずる所以
7月22日(木) 快晴 曇は多いが乾燥した空気 午後 雷鳴
昨日 月一の注射の日 ひと月のエネジー注入か
気怠い昨夜 早々に寝付いたが3時に起床
夢の中の続きでExcelを開き タカタカ
早めの朝飯を摂り 畑と庭を一巡
乾燥した空気 梅雨を忘れる
数が少なくなった白の桔梗
やっと花を見せたが何故か侘しい
刈取をま免れたツメクサにベニシジミ
少し先 白片が散らばる光景に異様差を感じる
気にはしていたが ハクビシン！ キジの姿はない
7月15日(木) 晴れ 昼からは 激しい雨が降っては止み降る
早朝から目覚め 東の空は朝焼け
梅雨が明けに合わせ この時期の豪雨は残り雨か
昼飯前の豪雨に母キジが気になり 傘を手に覗きにでる
翼を傘のように絶える姿 シロツメクサ僅かな傘とする野生の智惠
近くで雄キジの雄叫び 失せろと聞く 彼等に傘を貸すこともできず退散
7月12日(月) 晴れ 熱くも無く涼しくもない ときおり吹く風に 至福
防具に身を固め 予定の草刈りを始めた
回転刃とナイロンコードを使い分け 心地良い汗
ソーラーパネルの裏は急傾斜 回転刃の機械に変える
この急傾斜地を越せばあとは楽勝 夕方までに全てを終える
予定や計画と躰は別物 膝に力が入らず 逃げるように 休憩
軽トラの荷台に横になり 流れる雲を目で追う 曇の中で稲光
そろそろ作業開始を思うと オカトラノオにヒョウモンチョウ
戦闘開始と身繕いを整え ビーバーの背負い込む
草木を思うままに植えた庭？を西から東へ
東の外れを登るように北に刈りあげた
ナイロンコードの回転の先に？？
一瞬 惋の中にまん丸い玉が6？7？
脇で俺を見る目 ナニ スルノ ココハ ダメ
確かに 近頃 雄叫びを良く聞く 雉 キジ の卵
全てを中止 若し 親鳥が放棄したら孵卵器を借りてこよう
キジの巣ギリギリに草を刈っている 彼女は巣に戻り抱卵していた 安堵
7月10日(土) 晴れ 青空 朝陽 農事予定決行
夜半の雨音が嘘のような 朝陽に青空
晴れたら馬鈴薯の試し掘りを密かに計画
密かにと拘るのは 種芋が北海道直送のトウヤ
相変わらずメズラシモノヤと揶揄されることを承知の上
しかし このトウヤ 馬鈴薯の中で澱粉質が特別多いと聞いた
試し掘りだから一畝だけと 畑の表面が乾いた午後に実行
２㎏の芋を切って切って撒いた 草だらけの中から芋
一つの種芋に平均4個の芋 しかも形が大きい
ヴィーガンであるかのような俺 夕餉に美味
キタアカリよりもねっとり感 実に美味し
7月8日(木) 雨 降っては止み降る 梅雨空
ヤボ仕事が一区切り 梅雨空に元気な草が気になる
雨がやめば草退治を心しているが 気ままな雨
昨夜の予報でも今日の昼間は曇りだと
新調の草刈機のハーネスを試着
目覚めれば雨 順延と決めた
新聞を見ては外を見る
眼球の劣化か 筋肉の退化か
段替えの動きに視神経が着いていかない
雨粒を探して木陰を見ると ずぶ濡れのモズっ子
小刻みに向きを変え 獲物を探す型 親譲りの強さか
