田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

九輪草も我家の庭に落ち着いたようだ

2007年05月31日 | 日記
5月31日(木)曇り 晴れ 日差しが強い 穏やかな一日
目覚めとともに障子を開けると雨は降りそうもない。
昨日我家に来た柏市の中学生が雨に降られるのは忍びなく、立科の思い出に太陽を出してやりたいのだ。

朝飯を終えて、“さくらちゃん”のメンテを施すと、昨日の温泉タマゴの失敗からか寂しげの表情が見えた。
何時もより丁寧に新鮮な空気を隅々まで送って機嫌を直して貰う。

畑に廻り昨日蒔いた落花生の種が雨で浮き出ていないかを調べた。
レタスの苗もだいぶ育ってきたが昨年と比べると遅い。
大阪の中学生にまいてもらったエダマメもまだ芽が出てこない?
エダマメは何時になったら芽が出てくれるのだろうか?
「男爵」と「北あかり」は芽が出揃ったので、虫が着かないように木酢液でも撒かないといけない。
ネギやニラはすっかり落ち着き、新しい芽を出し始めているが、分葱がどうしたのか芽が出てこない!!

下の庭を見るとミョウガに虐げられ救われた「桜草」が何とか頑張っている。
また、先輩WKさんから頂いた「九輪草」もだいぶ落ち着いてきて二株は凛とした花を見せてくれている。
ここで根付き更に株を増やして欲しいと願う。
http://www2.town.yachiyo.hyogo.jp/natureguide/plants/HowTo/Kurinsou.htm
「浜梨 (はまなす)」の純白の花が咲きだして、庭の一隅を清楚な雰囲気にしてくれている。
「ハマナス」を漢字で示すと『浜梨』“梨”の字が当てられるが、これは何故だろうか?
文字とおり海辺の近くで咲く花といわれているが、この山奥で楚々と咲く姿がなぜか昔を語りかけているようだ。
森重久弥さんが歌っていた「知床旅情」でも「す」が「し」に聞こえていたように思うが・・・・・
標準語が訛って「し」が「す」になってしまったのかもしれない。
http://www.hana300.com/hamana.html
初夏を通り過ぎて梅雨時に入る前の静かな庭だ。

我家で唯一のピンクの花は南に面した崖沿いに咲くナデシコのような花が目立つ。
此処に移り住んだときに、隣の集落のYさんがスコップで切り取った形のまま置いていって呉れたのが今では曲線を描いて崖沿いに増えている。
この色からして遠くから目立つらしい。

明日から6月だが、ヤマボウシの花も目立つようになり、バイカウツギも純白の花を広げる・・・・
これからは、更に俺好みの庭に更に変化していくのだ。

午後は昨日の中学生を受け入れたことについて纏めてみた。
良いところ、反省するところ・・・
いろいろあるが中学生が何を感じ、何を学んで帰ったのかが知りたい。
思いでは心に秘めておけばよいのだが、俺が勝手に彼らに喋っていたのかもしれないと・・・・・

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“ほっとステイ”立科の思い出を何時までも持っていて欲しい

2007年05月30日 | ほっとすていたてしな
5月30日(水)曇り・薄日あり 昼一時小雨  夕方 雨
雲が多いが高い、青空も筋状に見えて薄日が差している。
午後4時頃までは雨は降らないで欲しい、できれば太陽が出てくれるとありがたい。
天候を気にするのは、千葉県柏市の酒井根中学校の2年生が“ほっとステイ”で立科へ来ていて、我家には6組5班の6名が来ることになっている。

9:45分に集落の東端、国道まで出迎えに行く。
バスは定刻に到着して3箇所へ分散する生徒が降りてきた。
ひとつの組は隣の集落へ向かい、二つの組は俺の住む「大の字集落」へと向かった。
家に着き中へ入ってもらい自己紹介と小休止、林檎ジュースと妻・Mの作った菓子「ガレット」で始めから打ち解けて話ができた。今日の予定や事前に作っておいた新聞形式の印刷物、ウオーキング・マップを渡した。
ガレットがだいぶお気に入りのようで、昼休みにレシピを渡すことにした。

午前中の作業として、千葉県特産の落花生を畑に蒔いて貰った。
大きい粒と小さい粒の2種類を其れそれ1畝ずつ各10箇所にまいた。
これが全て収穫できれば大豊作になる・・・・・
種蒔きのあとは、庭を一廻りして、白樺の皮を剥ぎ、実のなる木を見てから、北側のハーブが植えてあるところに行きカレーの香りがする草などを手で触りその香りを懐かしがった。
次に、太陽熱を使って湯を沸かすことをした。
しかし、今日は曇天、少々無理があったがそれでも水がぬるま湯までに温まっていた。
天気がよければホットケーキや卵焼きが簡単に作れるのだが残念だ・・・・
昼近くなって来たので、生ゴミ堆肥のダンボールへ仕込んでおいた生卵を取り出して、温泉タマゴになっているかを見て貰った。
6人分として6個入れたが、残念2個は完全に出来ていたが、後は生に近いものがあった。
この失敗の経験を次回は成功させるようにしよう!!

昼飯の時間となったので部屋へ入った。
彼らの弁当はコンパクトながら2段式で見た目も綺麗、美味しそうだ。
我家からは自家製味噌の味噌汁と近所からの頂き物のアスパラガス、文字通りの地産地消を味わって貰った。
食後はゆっくりと歓談してから午後のスケジュールに入った。

降りだしていた雨も止み空が明るくなってきたので歩き出した。
マップのFのコース、六天魔王(地蔵尊)から集落を見下ろす山の中腹を一回りするコースだ。
曇り空で遠くが見えないのが残念、天気の好いときに見える噴煙を上げている浅間山を見て貰いたかった。
一廻りをして我家に戻り、ジュースとMの手作りカステラを食べながら今日の感想を話し合った。
皆が楽しかった、景色が好い・・・・と好印象だったのが嬉しい。
この学校は下準備をしていたので楽しく過ごせたのだと思った。
午後のなれない山道をウオーキングしたため、少々お疲れのようすだ。
何時までも立科町と大深山の思い出を持っていて欲しい。

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ナナカマドの花が白く浮かんでいる

2007年05月29日 | 日記
5月29日(火)何となく晴れ 午後からは冷たい風・・・・
午前中は明日の“ほっとステイ”用の新聞を仕上げた。
自己紹介、質問への答え、我家の生き方、大深山の四季の写真、裏面は「立科町ってどんな町」町の広さと高低さ、産業と観光、町の特徴、大深山の歴史(隠れた風林火山)等、町の木・町の鳥・町の花を写真でいれ、蓼科山の図を入れた。
印刷をしてみると裏表印刷するとどうしても透き通ってしまって見にくい。
厚めの紙がなく、仕方がなく薄い紫の紙を使うことにして午前中に仕上げた。
これで生徒たちが立科町を身近に感じてくれると嬉しいのだが・・・・
昼前に町内のKRさんが沢山のコレオプチス( Coreopsis drummondii(金鶏菊))を届けてくれた。
我家の庭はスギナはハビコリ、一面に広がってしまったのでどうしようもないと話していたら、彼女が「好い草をあげる!!スギナよりも強いから」と云っていたのだ。
ありがたい、ここの気候に慣れるまで、仮植えしてから株を分けてスギナ退治になるといいのだが・・・・
コレオプシス:http://www.hana300.com/kinkei.html

午後は桜草の植えたところに細かく切った藁を敷いた。
粘土質の土は乾燥すると硬くなりレンガのようになってしまうので、それを防ぐためにたっぷりと切り藁を使った。
フサスグリの根元のところがスギナで埋め尽くされている。
風通りが悪くなり、うどん粉病などで葉がかれて実が落ちてしまう。
3本のフサスグリ全ての根元を風が良く通るようにした。
これと同じことを2種類の梅の木に施した。
今年は梅の実が沢山採れそうだが、葉が繁りすぎているが、これで良いのだろうか?

午後5時を過ぎて、風が冷たくなり陽も西の山に遮られて寒くなって来た。
風が冷たく、軍手や農機具を洗っている手が冷たい・・・・・・
庭のナナカマドの花が白く浮かんでいるのが目に付く。
昨年は赤い実を見ることが出来なかったので、楽しみにしよう。
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愛おしい花 刈られても折られても立ち尽くす丁子草

2007年05月28日 | 日記
5月28日(月)晴れ 風が冷たい 一日
深夜の車の音、ドアを閉める音、その少し前にカッコーが啼く・・・・
今朝は早く起きて朝飯前に畑仕事をするつもりだったが・・・・・
結局、起きたのはだいぶ遅い時間だった。

夕べは30日の“ほっとステイ”第2弾迎えるための準備で『田口さんちの“ほっとステイ”新聞』を何回も書き直したので日付けは今日になってから寝たのだ。
ど~と云うことはないのだが、中学生が手紙で質問を寄せてきたことの答えや、我家の暮らし方など少しでも解りやすいほうが良いだろう思うと簡潔な言葉で明確に表すことが難しい。
中学生が使わない言い回しや、俺が勝手に使っている「当て字」などは慎まなくてはいけない。
朝飯を済ませた後も続きを始めたら昼になってしまった。
妻・Mから見ると何でソンナニ!!と思っているかもしれないが、新聞の遊びの部分で『大深山の四季』を写真であらわすのだが、彼らが接する場所の春夏秋冬の写真を探すのに時間が掛かってしまうのだ。
たった数センチ四方の写真だから何でも好いとは思うが・・・・・・
こだわりは性分でもあるのだ!!

昼飯後は畑仕事に勤しんだ。
これも“ほっとステイ”のための農耕体験をして貰うのに、ピーナッツ(地豆)を植える幅1m位の畝を作った。
千葉県柏市から中学生が来るので、千葉県の特産物“ピーナッツ”を植えてもらうことにした。
大きい粒と小さい粒の二種類で6人で作業が出来るように畝は二列作った。

春先に丁子草(ちょうじそう)写真を貰い植えたままにしてあったので、確認のため、白樺の植えてある近くに行くと、ビーバーで刈った場所の、草の中に横倒しになりながらも可憐なブルーの花が咲いていた。
愛おしい!!始めの茎は全てか切り払われた後に、新しく茎が出て花を咲かせてくれていたのだ。
早速3本の支柱を立てて草刈機から守るようにしたが、臍を曲げていない事を願う。
愛おしい花 刈られても折られても立ち尽くす丁子草
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今日はボランティアで明け暮れたような気がする

2007年05月27日 | 日記
5月27日(日)晴れ 今日も花粉?黄砂?遠くの山が黄色く見えた
朝6時既に集落の公園には三々五々集落の若者(50才代)が集まってきた。
定刻・6時になるといっせいに草刈機のエンジンが唸り始め草刈作業が開始された。
今日は長野県全市町村を揚げての「町をきれいにする日」なのだ。
約一時間の草刈と周辺にある清涼飲料水のペットボトルや缶ジュースの空き缶、ビール缶など等を片付ける。
草を刈り取った道を後から軽トラで廻り、缶やビニールなどをゴミとして回収する。
集落内のゴミの清掃は年何回かやっているので、きれいにはなっているが不燃物、リサイクルのゴミ袋に各2個づつは回収できた。
7時には解散したが、続いて道普請の作業に行くものも在る。
8時から11時頃まで集落内の道普請の作業がある。
俺は町の社会福祉協議会主催の『立科町災害ボランティアセンター立上げ訓練』があるので道普請(草刈)は欠席するが、既に持分の作業は済ませている。

この道普請に欠席したものへはペナルティーとして「出不足金」が徴収されるのだ。
この制度を今でも続けているのはごく少数の集落だけのようで、続いていても集落の会計に支払われることが多いのだ。
旧態依然な制度でやっている俺の棲む集落「大の字集落」では、欠席者の負う区間の作業を代わりにやったものが「出不足金」を取ることになっている。
一回の出不足金¥3,000.-なのだ。
これが、病気であっても80歳以下のものには負わされるようになっている。
可笑しな制度だと思うが、事在るごとに廃止の発言をしているが受け入れられることはない。

10時に災害ボランティアセンター立上げ訓練が始まった。
始めに順位段階で他町村の実体験が語られた。
また、長野県の社協から担当者が来て、立上げ作業の心構えなど詳しく説明をしてくれた。
実際に其々の役に着いて作業をすると、受入れ時点で明確な依頼情報を掴んでいないと、実際にボランティア派遣するときに様々な問題が発生する。
また、業者(店)が従業員代わりにボランティアを養成するなどの姿勢も見られ実戦さながらの体験ができた。

今日はボランティアで明け暮れた・・・・
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沖縄民謡は 波の音まで運んできたように聴こえた

2007年05月26日 | 日記
5月26日(土)晴れ 晴れてはいるが 松?の花粉なのか? 黄砂のようだ
朝は昨日のたっぷりの雨が降ったためか緑が新鮮に思えた。
9時に中央公民館へ行き、エコクラブの打ち合わせ会に出席した。
この会は既に発足してkら3年を経過しているが、会則も役員も決めないままやってきたのだ。
しかし、会として新たに今年度発足するには会則を決めてメンバーを増やすことから始めなくてはならない。
会の会則の雛形Y女史が作ってきてくれてので、それを読みあわせをした。
一番の問題が「会費」をどのように集めるかで意見が交換された。
「人数が増えた時点で会則を決めて、会費の制度も設けるのが良い」という意見と始めが大事だから「会費は決めておこう」との意見がかみ合わないのだ。
しかし、楽しいイベントを開いて始めて会が認知されることで、始めに「会ありき」ではなくやろうという意見も出てきた。
次回までに検討をしておくということで、次にはエコ活動のプレゼンテーションをどのように行うかを話した。
1時間と云う制限のなかで実験的なことは不可能で、「見てもらい・読んで貰う」しかないだろう。
内容は、エコロジー、温暖化について、エコキッチンについて、エコ・エンルギーについて、生ゴミを堆肥化する、の4点に絞られた。

昼の集落の連絡作業があるので俺は11時で席を経った。

午後は上田市の文化会館で行われた沖縄・八重山地方の民謡を楽しみに出かけた。
会は沖縄から伝統無形文化財保持者2名をはじめ多数の演奏者が参加して、長野、東信州での沖縄出身者や信州生まれの人が加わった総勢40名以上が出演するイベントだった。
伝統的な民謡から踊り、エイサーや現代のヒットソングまで多様に渡りしっかりと楽しむことができた。

海に囲まれた島から、山ばかりの信州へきても、会場は沖縄一色で、独特の節回しの歌を聴いているとサンシンの伴奏の間に波の音が聞こえてくるように思えた。
楽しい、嬉しいひと時だった。出演した皆さんと五輪窪のYYさんありがとう。
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雨が降ると 瞬が ゆっくりと流れる

2007年05月25日 | 日記
5月25日(金)雨 大雨 雨あめ・・・・・・
ありがたい雨降りだ・・・・
朝から強い雨が降っている、昼近くには風が吹き始め南からの雨が下屋を濡らす。
向かいの山がひときわ緑を鮮明にして迫ってくるように見える。
昨日までの松の花粉の飛び散るのが収まるだろう。
雨が降ると時間がユックリと過ぎていくように思える。
朝飯も9時過ぎに摂り、のんびりとした1日になりそうだ。
妻・Mも昨日のくたびれからかテンションが低い!!

昨日の枚方の中学生たちは今日、ハングライダーを体験することになっているようだが、この雨では無理だろう。
それよりも、今朝の信濃毎日新聞に掲載された、北安曇郡白馬村神城の白馬五竜スキー場のゲレンデで、ハングライダーを体験していた中学生が風にあおられて大怪我をした記事が載っていた。
http://www.shinmai.co.jp/news/20070525/KT070524FTI090020000022.htm
怪我をされた中学生は大阪市高槻市から修学旅行で長野県に来ていての事故だ。
可愛そうなことをした。
昨日、我家来た生徒もハングライダーを楽しみにしていたので雨でよかったとも思える。

その昔、スキー場で夏場はハングライダーが始まった頃に、俺もやってみたかった一人だ。
あのころは、冬はスキー・夏はテニスと青春(オヤジの)を楽しんだものだが、スキーにはヘリコプターが付きものになって来た頃で空に憧れを持った。
一度だけは空を飛びたい!!
この地球に生を受けた限り、水上でのヨット、水中でのスキューバと楽な物と廉価で出来るものへと流れてしまい、そのうちに体力に自信がなくなったことを、『怪我をしたら責任ある仕事が出来ない』に摩り替えてハングライダーに乗らずに老人になってしまったのだろうか???
近い日に気球にでも乗ってみよう・・・・・
雨が降るとついつい昔のことを考えてしまう!!

外ではモズがヤマボウシの枝を行ったり来たりと盛んに飛び回って、子どもに与える餌を探している!!
北側の窓からは石の間に咲く花を眺めながら、人形の楽隊と共に物思いにふけるのか・・・・・
遠くからMの弾くピアノの音が途切れとぎれに聴こえる。

雨の日が好きだ
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“ほっとステイ”エコな生活は如何だったのだろうか

2007年05月24日 | ほっとすていたてしな
5月14日(木)晴れ 一日中薄い雲が高く広がる 夕方から冷たい風が吹く
9時30分にR254出会いの待合場所へ向かう。
今日は大阪、枚方第一中学校の生徒が“ほっとステイ”で約5時間を我家で過ごすために来るのだ。
当初は5名の予定だったがM君が具合が悪く、不参加とのことで4名となった。
バスは定刻の9時45分に到着して、N君を先頭に降りてきた。
初めての出会いは予想通りの少し緊張した雰囲気があったが、家まで向かううちに打ち解けて話が出来るようになった。
途中宇山の諏訪神社に立ち寄り、ご神木である巨大杉を見て自然の大きさを感じてもらった。

我家に着いたの10時、家に入り妻・Mの手作り「ガレット」と五輪窪のリンゴ・ジュースで双方の自己紹介を済ませた。
彼らには我家で実践している「エコな生活」を見て体験して貰うことを話した後に外へ出た。
畑で枝豆を一畝、蒔いてもらった次は、「ダンボール式の生ゴミ堆肥作り」を体験した。
昨日、生ゴミダンボールの中へ生卵を入れておいたのを取り出し、割ると温泉タマゴになっていたのを試食して貰った。
彼らは微生物の醗酵する熱が60℃以上になって調理まで出来るのには驚いたようだ。
次には太陽熱を利用する調理器具(きらピカ)でお湯を沸かす実験をした。
http://w2.avis.ne.jp/~amane/

12時少し前に家の中に入り、昼飯の準備をして弁当を広げた。
Mの作った手作り味噌を使った汁と立科町特産の「アスパラのチーズ焼きとシンプルに焼いたもの」を副食として出して、野沢菜漬けと野菜の塩もみを添えて出したのがいけなかったのか?
弁当の残り物は生ゴミ堆肥の食材として利用させてもらった。
http://garbageate.exblog.jp/i3(エコ体験としてのURL)
食後の休憩の後、大深山集落を廻るウオーキングに出発した。
始めに歩き出した大内道では馬頭観音が多く見られ、その歴史や嘗ての街道を垣間見る話をしながら一気に急坂を登りきった。
頂上から右へ行き、白衣に似せた腹かけと帽子を被った地蔵尊は子どもを疫病から守るために建立されたことを話した。
次に立ち寄ったのは谷を挟んで水を運ぶ方法としてサイフォンを用いている場所で水の音を確認した。
モーターで水を揚げるのではなく自然の力で水を通水する方法を見てもらった。
爽やかな風の中を歩き最後は集落で一番古い「茅葺屋根の家」で写真を撮った。

一通りのスケジュールを終えて、庭で反省会を催したが生徒は事前に立科町のことを学んできたわけではなく、また、何をしたいか?があるわけでもなかったようだ。
次回は目的を持ってきて貰うと、短い時間で思いで深い体験となるのではないだろうか!!
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道普請の前倒し、全ての草をなぎ倒した

2007年05月24日 | 日記
5月23日(水)晴れ 午後 薄い雲が出る 過ごしやすい穏やかな一日
午前中はホームセンターを3つも廻ってしまった。
目的は長靴を買うことと、ガーデンテーブルを探すことだった。
長靴は明日、枚方中学の生徒が来るためにサイズの異なるものを購入するのだが、なるべく安く丈夫なものを求めて探したが、26cmと25cmが品切れなのだ、
平均的なサイズなのだから取り揃えておいて欲しいものだ。
それとも、そこらじゅうに中学生が来るので一挙に売り切れ状態なのかしれない。
最低価格よりもすこしお高いものを買うことにした。
次にテーブルと椅子なのだが、現在拙宅で使用しているものと同じものがあればよいのだが・・・
これもなく、丸子、東御、小諸と大手のホームセンター三店を梯子したが納得行くものがなくやめとなった。

ごごは、日中の暑さを避けて3時から草刈を始めた。
次の日曜日に道普請があるのだが、町の社協で「災害ボランティアセンター立上げ訓練」に出るため、自分の持分を今日してしまえば・・・・・での作業だ!!
この道普請の割り振りも、大内道を三軒でやるのだが、一軒は別荘(永住に近い)で不参加、もう一軒は高齢者で不可能となっている。
仕方なく2時間の超特急でなんとかこなした。

次に、明日の中学生が枝豆の種蒔きをするための、位置を記した紐を畝の上に張る作業をした。
一列20箇所で4名での作業は15分位で終わることを想定している。
夕方からは、ホットステイの中学生に渡す質問に対する回答と自己紹介のプリントした。
草刈が効いたのか腰が痛く、PCの前に座っていることがつらい!!
明日がどのような生徒さんが着てくれるかが楽しみだ
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お座敷 パーマは癖になりそう

2007年05月22日 | 日記
5月22日(火)晴れ 午後 薄い雲が広がる
このところ改正の日が続くが、五月晴れとしては少し遅いような気がする・・・・・
午前中は九輪草の移植する場所に堆肥を少しだけ入れた。
ここは超粘土質だが、ミミズが多く棲んでいるので彼らの栄養分にと堆肥を入れたが、九輪草にはどのような肥料が必要なのかは判らない。
乾燥した粘土質は硬く塊りとなってゴロゴロしているが、湿度が増せばやがては粘土状になるだろう。
畑の種蒔きをしたポット類は順調に芽を出して育っている。
食用ホオズキの苗を植えるために肥料を漉き込み移植の準備をした。
http://www.acorn-0.com/hozuki_story.html

午後には友人STさんが「イラクの子どもたちの写真展」を企画案を携えて拙宅へきてくれた。
今、イラクでは“劣化ウラン弾”による甚大な被害が広がっており、兵士ではない子どもや一般市民が被害にあっている。子どもたちの惨状を目で見てもらい、町民の思いを全世界へ響かせたいものだ。
先ずは、展示会の発起人を募って実現させたいと思っている。
熱い想いを語り合いながら、この町をより良く棲みやすくするために、何かを発信して行くことを感じた。

夜は同じ集落内の別荘の住人Aさん夫妻を訪ねた。
俺の髪型が安定しないので相談したところ、夫妻の本職である美容師の目で見て、パーマをかけることになったのだ。
数十年前に一度パーマをかけたことがあったがあまり記憶にはない。
しかも、別荘(住宅)内の“仮美容室”での作業、手際のよさにには驚きながら短時間で完成した。
全てが終わり、鏡を見るとナカナカのものだ!!
写真を掲載するがこれが「本人のものかは定かではないと」しておこう。
お座敷パーマは初体験、ありがたく・癖になりそうなのだ・・・
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快晴の浅間山の姿は夏だった

2007年05月21日 | 田舎暮らし
5月21日(月) 快晴 穏やかな一日
別荘のY夫妻が早朝からストーブの薪割をしに来る予定になっている。
彼は斧を持って午前9時の来宅した。
奥様のAさんは山のヨモギを採ってもちを作っているという・・・・・
楽しみなことだ!!
久しぶりの雲ひとつない快晴、ここの田圃も全部の田に水が行き渡りつつある。
薄く煙を上げる浅間山の姿も雪は見えなくなった。

早速、リンゴの樹の薪材を適当の長さに切り、ATさんが斧を降りおろすとキレイに割れた。始めは小さい木から割り始めて身体を慣らしてもらう。
俺は太い木を切るためにチェンソーの刃研ぎからはじめた。前回は上手くといだつもりが、垂直に切っても左に曲がってしまったのだ、それを補正するようにヤスリの角度を変えて研いだ。
今日の研ぎは今までで最高の出来のようだ。
チェンソーを樹の上に載せて軽く置くだけでドンドン切り進む。40cmくらいの樹もあっという間に切れてしまった。
後はATさんが割るだけだが、流石に太いリンゴに樹は簡単には割れない、次に薪割樹を出して始めると、簡単云割れる!!流石は道具なのだ!!
割り終わった薪を軽トラに乗せて別荘まで運んだ。
午前中はこれで終了となる。

昼飯は庭にテーブルを出して、ざる蕎麦、出汁捲きタマゴ、ワラビとセリのオシタシ、デザートはAさんお手製の草もちだったが、ヨモギの香りがほのかに香り美味だった。
午後1時30分にボランティアセンターで行われる、「災害ボランティアセンター立上げ訓練」の打ち合わせがあった。しかし、構成員は3名しか出席がなく、完全実施が危ぶまれる!!
この町は住民は災害は無いと思っているのが大半で、危機意識はまったくと云っていいほどに持ち合わせないのだ。
早々に切り上げて、帰りに公民館に寄って「ふるさとプロジェクト」で作ったウオーキングマップを貰ってきた。24日ホットステイで枚方市立第一中学校の生徒と一緒にFコースの大深山の部分を歩こうと思っている。

夜7時30分から町役場会議室で、町民祭り「えんでこ」の企画委員会が開かれた。
いままで、余り参加していないので、意見の云いようがないという恥ずかしい事態だ。
しかし、神輿や踊り、太鼓、合唱、ウルトラマンっとなんだかまとまりのない祭りの出し物だと思った。
ご神体がない祭りなので神輿も少々盛り上がらないのではなかろうか?
9時を過ぎてまで会議が行われたが、祭りは見直しの時期に来ていると思うが・・・・
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5月後半突入 外気温8度 ちと寒いです

2007年05月20日 | 野良仕事
5月20日(日)晴れ 冷たい風が一日中強くはないが・・・・寒い
朝飯前に友人Nさんのところへ出かけ、農業用ビニールハウス(後・ハウス)のレタスの苗を貰いに行った。
先週、雹が降ったためにハウスの天上がズタズタに切り裂かれてしまった。
中にあった苗で無事なのはスティックセニョールと白菜くらいなもので、レタスも直撃を受けたものは黄色くなっている。
約1.5時間で200の苗をポットに移して持ち帰った。

家ではいつも通りの朝飯を済ませてから、直ぐに野良衣に着替え外に出た。
今日の畑仕事は一日かかりそうだ。
ポットに移して持ち帰ったレタスの苗は再度、シッカリと植え付け・たっぷりと水をやった。
次に、去年の秋に黄花オダマキの種ねを採ったままにしていたようだ。
先日、特に花の名前が書いてなく「だいじ」としかかかれていない種をまいて、苧環だと思っていたが違うようだ。
今日、妻・Mから渡されたものには黄色オダマキと書いてあり、芥子粒のような光沢の在る黒い種を25のポットに3粒ずつくらい撒いて、フルイで薄らと土をかけておいた。
最初に蒔いた種は何の花なのだろうか?楽しみでもある。

腰をかがめて集中してポットの移植や種蒔きをしていたので腰がいた、リハビリに草刈をすることにした。
東から北の土手の上、そして道路際を北から南東に向かい坂を下りながら草刈機で一気に刈り上げた。
少し疲れたと思ったときに昼飯の声が掛かる。グットなタイミングだ!!
飯は何時もの外飯で『おにぎり、アスパラガスを焼いて焦げ目を付けて醤油味のオシタシ風、ワラビとセリの和え物、筍とさつま揚げの煮物、お茶、オレンジ少々』美食家の俺の昼飯としては最高(マアマア)のものだ。
特にワラビとセリの和え物はシャキシャキ感があり最高の風味だった。

昼飯後は篆刻の会の先輩Y氏から頂いた「九輪草」を本植するために、下の庭の中央を耕した。
ここはスギナがはびこり大変なところだが、ミミズが多くいる。
広めに起こしてスギナの根を全て取り除いた。
これにはだいぶ時間を費やされたが、準備万端で明日以降植えるようにする。
5時を過ぎてからは風が冷たく寒くなり家に入った。
すると、友人STさんご夫妻が東京のお土産をもって、愛犬オスカー&カルーの2頭を伴い歩きで来てくれた。
老舗和菓子屋さんのロゴの書かれた袋は懐かしい、それにしても30分もの登りだけの道のりをお出かけ頂いたことに感謝やら申し訳ないやら・・・・・!!

入れ違いにMが外出から戻り、「明日朝は強い霜が降りるから苗に注意したほうが良いと」云われてきたようだ。
速、外に出てポットの植えに新聞紙を広げた。そのときの外気温8度!!
寒いわけだ!!
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自然のエンルギーをもっと利用しよう

2007年05月19日 | 日記
5月19日(土)早朝 激しい雨 小雨 晴れ 曇り・・・を繰り返す 夜 晴れ
激しい雨音で目が覚めて、今日の楽しみが流れるかと思っていた。
起き抜けにPCに向かい天気予報を確かめると、9時から晴れることになっている。
今日は一日『自然エネルギー体験講座in佐久平』と云う催し物に参加するため、夢酔氏を誘い佐久平駅へ向かう。
NPO 法人持続可能な社会を作る元気ネット・全国交流集会2007が北佐久郡御代田町に在る自然体験施設「長野・東京ガスの森」で行われた。
NPO 法人持続可能な社会を作る元気ネットhttp://www.genki-net.jp/
「長野・東京ガスの森」 http://www.tokyo-gas.co.jp/env/mori/index.html
佐久平で「たてしなエコクラブ」のY女史と合流して、主催者が用意してくれたバスに乗り込む。
参加者は東京、千葉、埼玉と様々な地域から個人、企業を代表して集まっている。

曲がりくねった山道をバスで進み到着した場所は東京ガスの施設とはいえ、ガスっぽい設備は皆無である。
小屋の電力は屋根に乗せた太陽光発電パネル、風力発電風車、沢の水を引いた水力発電でまかなっている。
さらに、暖房用のストーブはペレットストーブで電力でペレットを落とすのではなくゼンマイ式だった。
トイレも節水型と云うか、新幹線のトイレと同じ方式を使っているそうだ。
小屋の中で一通りの説明の後、30万坪を誇るエリヤの沢道から尾根伝いに登り一回りをしてくる短時間コースをあるいた。

一般観光客が入らないエリアだけあって、山野草や自然のままにおかれた倒木などが見られたが、道は安全を保つために良く整備されており、地元の森林組合の手入れの良さには感謝したい。
このエリアにはツキノワ熊が生息しているとのことで、道の脇の樹には爪あとや、採食したあとが残っていた。
元の場所へ戻り、小屋の中でお握りとトン汁が配られ地元の漬物まで付いていた。

午後は小諸エコロジー・エネルギー研究会による、太陽光発電で電気ヴァイオリンの演奏や模型の電車が走る実験を見ることができた。また、沢水をホースで引いて小型発電機を起動させると30ワットの発電が出来るそうだ。
エンルギーをいかに自然から取り込むかが目で見えた一日だった。
小諸市のエコロジー・エネルギー研究会http://www.re-style.jp/bknbr/genki/03.html

自然の空気の美味さと人との交流の暖かさを感じた一日だった
コメント (1)
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薪ストーブの灰は 山菜の灰汁抜きには不可欠だ

2007年05月18日 | 日記
5月18日(金)曇り 風が強く 湿度が高い
朝から不安定な天候だ・・・・・
起き抜けに外へ出て畑を見て廻ると、雨が降ったため全てが元気だ。
サラダ水菜を3条に蒔いたのが芽を出した。
種の時にはわからないが芽が出るといい加減な蒔き方だったかを思い知らされる。
一箇所から沢山芽が出ていたり跳んでいたり、スジ蒔きなのに飛び出しているのがある。
下の庭では移植した桜草が元気になっている。
今までは秋ミョウガに根を絡まれていたので、花を咲かせることも葉を伸ばすことも忘れさせられていたのだ。

朝食の後に生ゴミ堆肥の“さくらちゃん”のメンテを施したが、風が強く粉糠をスコップで救い上げると飛ばされてしまう。
午後には風が収まると思い、午前中は堆肥作りの原稿の整理をする。
午後には更に風が強く、寒冷前線の影響なのか気圧が低いように感じる。
だるく体が重い・・・・・朝からの鬱陶しい気分が続いている。

午後に妻・Mが到来物のワラビのあく抜きを始めた。
アク抜きは灰汁でやるというわけで、鍋に入れた蕨の上に、ストーブの灰をふりかけ熱湯を注ぎこんだ。
あとは、鍋に蓋をして冷めるまで待つそうだ・・・・・
これでシャキシャキとした歯ざわりの良いワラビが口に出来る。
我家の薪ストーブは、灰を山菜のアク抜きにに使うまで掃除はしない。

ストーブの灰は一冬で沢山出るが、全て缶や袋に入れてあり、春の農作業が始まると畝に漉きこんだりする。
ここは土地柄リンゴの樹が手に入りやすい、薪は全てリンゴの樹を使っているので、上等のカリ肥料となるそうだ。
ありがたいことだ。


ダラダラと過ごしてしまった今日一日、Mの忙しく動き回るエンルギーは何処から来るのだろうか??
コメント (3)
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生ゴミは食材です 燃やすなんてしないでください

2007年05月18日 | 日記
5月17日(木)雨 一時晴れ  雨  晴れ
朝方からのしっとりした雨が続いている。
ありがたい、昨日、植えつけたアスパラガス、さくら草など、恵みの雨だ。
2・3日前に蒔いた野菜の種もこれで発芽するだろう。しかし、寒いのが良くない。
雨が降った後に暖かいと地温も上がり芽を出すための好条件が揃うのだが・・・・

朝飯後も降っているので外仕事はやめ、と云うよりも、家の中での仕事のチャンスなのだ。
今日の家の中での仕事は6月初旬に立科小学校で先生方へのエコについて生徒と何ができるかのプレゼンテーションをすることになっているので、それの資料を纏めておかなければ間に合わない。
尤も、俺のできるのは「生ゴミ→堆肥化→畑の肥料→収穫・野菜を食べ・食べられない部分→堆肥化とする」循環社会の一翼を担うものだ。
今、実践しているものをデター化して理解しやすいようにしよう。
しかし、これは“言うわ優し、行うは難し”で若い共働きの家庭などでは難しさを感じる。また住環境にも因る課題もある。
楽しくやることが第一だと思う。

夜7時30分から役場・町民課環境係の主催する『環境衛生会議』なるものに出席した。町内31の集落から代表者が集まり、町主導の年次計画、ごみ収集についての説明がなされた。
しかし、新年度に新設された「環境係」が発足しだすと、係としての面目を保つために統計的な数字で表現するようになるが、数値を良いほうに表現したくなるのが人情だと思うし、心が伴わない面もあると考えられる。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/03-1_hokeneisei/gomi/gomi3.html
俺の考えは『生ゴミは食料』と云うことで、自然のエネルギーを使うことでクリーンな生活が出来るということだ。
http://garbageate.exblog.jp/5月18日 立科町ごみ問題は大きなテーマとなる
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