海外留学 じわり回復! 「語学は、就職に有利」 高校生も強い関心

2012-12-26 17:35:25 | Weblog
海外留学 じわり回復 「語学、就職に有利」高校生も関心

日経新聞12月26日・夕刊記事を編集

日本人学生の海外留学に回復傾向が出てきた。
就職活動などで留学経験や語学力が高く評価されるようになり、大学生だけでなく、高校生の関心も高まっている。
留学斡旋大手の今年の取扱実績は、前年比1割増のペース。斡旋企業において海外の大学をめざす講座が開設されるなど、関連サービスも広がっている。
雑誌社・留学ジャーナルの留学取扱い人数も、本年においては前年同期比で11%増えた。このうちで、大学生は12%増、高校生は34%も伸びている。留学先は、英語圏の米国やカナダ、オーストラリアなどが人気という。「企業のグローバル化が進む中、早いうちに語学力をつけたいという学生が増えている」という。
同業大手の地球の歩き方T&Eでも本年度での取り扱い人数が対前年比で10%増の2391人であった。
語学に不安のある学生には、留学先で学び、2年次から通常カリキュラムに編入するコースが人気だ。
米国で週18時間以上のカリキュラムで学ぶ場合に必要な学生ビザ(F-1)の2011年での発給数は16,811件。2010年と比べると12%増えている。
そこで、留学斡旋の大手は、海外進学を目指す高校生向けにオンライン講座を今春に開設したばかりか、来春には米国大学入試の共通試験「SAT」対策講座も開く予定だ。
文部科学省によると、海外の高等教育機関に在籍する日本人留学生[社会人を含む]は、2004年がピークで約83,000人[語学学校への短期留学を除く]だった。2009年にはピークから約3割減り、6万人を割り込んでいた。

平成24年12月26日 水曜日
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岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)