年末のご挨拶、NPO日本通訳案内士連合

2012-12-29 08:27:12 | Weblog
非営利特定活動法人日本通訳案内士連合 各位

本年の皆様からのご厚情に感謝します。
来年の皆様のご多幸をお祈りします。

 ところで、日本通訳案内士連合では、平成21年度より、医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」を運営させていただき、既に4年を経過しようとしています。
 この間、既に200名近い医療通訳士、メディカルツーリズム管理士、医療ツアーアシスタントなどを輩出して参りました。
 取り分け、昨年3月11日の東日本大震災津波・原発事故時でのボランテイア医療通訳士派遣に際しましては、世界中から1500名もの多くの方々からのご応募を戴き、選抜とチーム編成の上で、日本政府や各国政府、民間救援団体などのご要望に応じて、3月24日から被災地に数名づつのボランテイアを派遣して参りました。
 この活動が我が国政府から高く評価され、昨年9月からは、医療通訳士等の有資格者養成事業につき、ハローワークのご支援を戴けることになりました。
 こうして増加の一途をたどります卒業生の増加を吸収するために、本年5月には、待望の「協同組合クラブ・メディカル・ツーリズム・ジャパン」を結成し、卒業生一同が相互扶助と共同の下に、通訳業務に邁進できる仕組みを完成させました。
 以上のような経緯を経まして、(国)通訳案内士の医療現場等での職場確保に、微力ながらも奉仕して参りましたが、2013年春季からは、[国家資格]通訳案内士の職場の増強策としまして、彼らの得意な語学力を民間教育機関で「講師として」活用していただけるように、添付の≪資料≫でご紹介しています「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESを創設します。
 この学校は、秋田県の公立大学・国際教教養大学の指導法を参考に、理数科系の教科を英語で直接指導する画期的な手法を通じて、最近、東南アジアへの進出が激しい産業界の期待に応えられる生徒・若者たちを一人でも多く養成する目的で、彼らが英語に一層親しむ機会を増やしながら、会話力を始め英語全般にわたる運用力を高めてもらおうという、極めて今日的な課題に対応するものです。
 今後も皆様の才能とご経験を活かせる職場づくりに励みますので、何卒よろしくお願いします。

2012年12月28日
特定非営利活動法人「日本通訳案内士連合」理事長・岡村寛三郎


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