中国からの訪日・観光客数の復活に向けて動きあり!

2012-12-28 16:29:19 | Weblog
≪今日の目玉ニュース≫(日経新聞12月28日夕刊)

(1)東南アジア経済が絶好調

(a)東南アジア主要6各国での新車販売台数は、年間で初の累計300万台を突破、取り分け11月は対前年比が  98%増!

(b)インドネシアなどでスタートした日本の中堅不動産企業が、現地需要の拡大に追いつくために不動産
  事業に関心のある日本人スタッフを急募!
  ⇒⇒⇒応募可能な方は当アカデミーまでの問い合わせをお待ちしています。

(2) 尖閣諸島問題での喧騒に終焉の兆し
  ⇒⇒⇒中国では訪日旅行を誘う旅行会社の新聞広告が、先週から北京・上海、大連などの中国各地の
     地方紙でスタート!
  ⇒⇒⇒東日本東日本大震災・原発事故や尖閣諸島問題などで日本への留学生の大幅減少に苦しんできて     いる日本語学校等の留学生受け入れ教育機関にも薄日が差し始めるか?!

≪コメント≫
 今日のニュースは、飛び切り重要です。
 なぜなら、都内大手の学校運営に関わっている知人からは、下記のようなニュースが届いていて、英語教育の革新への需要、取り分け理数系の英語力強化には大きな需要が潜んでいることが明らかになっています。
 そういった高まりつつある需要動向の裏付けとなるのが、今年1年の東南アジアでの自動車販売台数の激増です。
 のみならず、この2年間、東日本大震災・原発事故や尖閣諸島問題以降における中国からの留学生数の落ち込みは非常に厳しいものがあり、多少はヴェトナム・タイなどからの補いがあるとはいえ、その被害は想像を絶するものがあります。その被害に薄日が差し始めるという兆しは、地獄で出会った仏様の慈悲…程に、関係者には嬉しいニュースでしょう。
                      記
「大学では文科省が打ち出すグローバル人材育成の委託研究に数校が採択され予算が付けられています。新聞記事にあるようにその波は高校生にも及んでいるようで、留学が回復傾向にあるようです。
他方、技術系の専門学校からは東南アジアを中心に技術者および技術指導者のニーズがあるが、英語力に難があり、そのカリキュラムで協力して欲しいとの依頼がありました。
グローバル社会での、ものづくり日本の復興のためにも、若い中高生に対する英語での理数系レッスンは必要になってくると思います。
そこで、東京通訳アカデミーによる「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESにおいての試みは今後の発展が楽しみですね。」

                                          以上


今活躍している日本人、これからの日本人

2012-12-28 09:27:25 | Weblog
今活躍している日本人、これからの日本人(日経新聞12月27日夕刊記事から編集)

今活躍している日本人の代表例は、国際宇宙ステーション(ISS)に先月半ばまで約4か月間滞在した「星出(ほしで)彰彦さん(43才)」です。
3回の船外活動を行い、通算の活動時間は21時間23分となった。野口聡一さんを抜き、日本人としての最長記録となった。
 11月19日、氷点下のカザフスタン平原地帯に星出さんは帰還した。大気圏の高熱を浴びてまっ黒焦げのロシアの宇宙船(ソユーズ)から運び出された際の表情には、過酷な仕事をやり遂げた充実感が漂っていたそうだ。
 今回は待ち望んだ2度目の宇宙探検だったが、2008年の初飛行時は、宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の建設に携わり、約2週間で地球に戻った。
それが2度目の今回は「初物尽くし」の滞在となった。歴史上、初めて宇宙ステーションから超小型人工衛星を宇宙空間に放出する実験をこなした。ロケットから放つ方法に比べ、衛星への衝撃が和らぎ開発が楽になるという。このほか、骨粗しょう症治療薬の開発などに役立てるため、宇宙ステーションでは初のメダカの飼育実験も担当した。
 今日、このように大活躍をしている星出さんだが、宇宙飛行士になりたくて宇宙開発事業団に就職希望での応募では、3度目での挑戦で漸く採用されたという。
実は、宇宙飛行士になるための夢を叶えるため、自分を磨き続けた時代が長くあったのだ。幼いころからの憧れが、1985年に毛利衛さんら日本人初の飛行士が誕生した時に職業として意識し始めるようになったのだが、その夢を追って、先ずは英語力をつけるために、高校2年生の折にはシンガポールに留学したという。
そして慶応義塾大学4年生の時に宇宙飛行士候補者の募集があったけれども、その時は、「実務経験が3年以上」という条件があって、宇宙開発事業団に直談判に及んだけれども認められずに諦めた。その後、同事業団に入社し、宇宙飛行士に再度応募したけれども最終選考で不合格。その後、米国に留学し、航空宇宙工学の修士号を取得し、1998年に漸く選抜試験に合格できたという経歴を持っておられるという。

このように不屈の闘志を持って、度々の失敗を乗り越えて夢を追い続けた時代が長くあったのですが、とりわけ、シンガポールや米国に2度も留学して英語力を始め、宇宙工学を勉強し続けたという格段の勇気と努力の経歴が特筆されるべきでしょう。
 ここから今後の日本の若者たちが学ぶべきことは、(1)大志を抱くこと、(2)実際に使い物になる高度な英語力や(3)職業に関連する高度な専門知識が必要なことの3点でしょう。
 ちなみに、日本を代表する大手の製造企業や小売り・サービス業のトップ達が口をそろえて、国内需要の現下の落ち込みや先細りを憂えて、海外事業の成否こそが今後の企業の運命を左右すると公言してはばからない時代ですから、今後の教育機関における教科指導の重点が、どういった方向に向けて大きく舵を切られなければならないかは明らかです。

平成24年12月28日
医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
理事長 岡村寛三郎

参考≪資料≫
(1)星出彰彦さん:1992年宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)に就職。1996年宇宙飛行士に立候補するも、最終選考で落選。この時に選ばれたのは野口聡一さん。1997年UNIVERSITY OF HOUSTON CULLEN COLLEGE OF ENGINEERING航空宇宙工学修士課程修了。1999年日本人宇宙飛行士の応募者864名の中から候補者として採用される。実質3度目の挑戦での採用だった。

(2)野口 聡一さん(のぐち そういち、1965年(昭和40年)4月15日 - )は、日本人宇宙飛行士。神奈川県横浜市出身[1]。身長180cm。彼の初飛行はSTS-107コロンビア号の事故後、NASA・スペースシャトル運航再開、最初の打ち上げとなった2005年7月26日のミッションSTS-114にミッション・スペシャリストとして乗船した時である。2009年12月20日にソユーズTMA-17に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に約5ヶ月間滞在。2010年6月2日地球に帰還した。