開校の動機 「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES

2012-12-25 22:16:16 | Weblog
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾
“Science in English School”=SES
≪開校の動機≫

学生時代のある時、時間の余裕があって図書館にこもり、理科や数学に関するテキストや資料・物語・その他の小編の研究論文などを、英語で直接読んだとき、今でもその時の興奮を忘れられない程に非常に興味深く感じたことがありました。

もちろん、日本の科学技術は、多くの分野において、他国のものに決して引けを取らない程度に相当に発達していますから、それらについての母国語での解説記事は学ぶ者に少なからざる興味を引き起こすものには違いないけれども、取り分け西洋人においては、生命の危険をも顧みずに世界中の奥地や極地に向けて探検や冒険を行い、あるいは科学・技術文明の隅々に至るまで探索・研究を行った記録記事が多く、これらを原語の英語で直接に読み、あるいは言語の英語での語り手から直接に話を聞くときは、あたかも自分もその現場に臨んでいるかのような錯覚を与えられるほどに、読者や聞き手に訴えかけるインパクトが大きく、それらの記録物語に深く強く引き込まれることになります。

言い換えれば、冒険家の体験や声が直接的に聞き手や読者の心に強い衝撃を与えるかのように、それらが印象深く頭脳や心に刻み込まれ、学習効果も自然に大きくなります。

私自身は、”NATIONAL GEOGRAPHIC”の愛読者ですが、冒険物語は、そこが宇宙の果てであれ、地球の果てであれ、あるいは人体の奥への医学的な探究であれ、どんな分野のものであれ、日本語に翻訳されたものを読むよりは、英語直接で読むとき、語り手の話を聞くとき、非常に強い興奮や好奇心の高揚を感じてきました。
実際、明治維新以降、西洋の文明を積極的に吸収し、よって日本の科学技術がいかに進歩してきたとはいえ、たかだか150年ほどの歴史での開国と学習であり、世界全体の国々や数えきれないほどのそれぞれに特色のある地域や民族や文明におけるその歴史や人々の今に及ぶ活躍の物語の数の多さや奥行きの深さ、面白さや興味深さに比べれば、日本一国のそれは質量ともに追いつけるはずがないでしょう。

というわけで、この世界各地に充満している面白い(理科や数学の根本にある)科学の物語をぜひとも若い諸君に、英語で直接に接して戴きたいというのが、今回の「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESの新設構想の発端になっているのです。

今回のこの塾の講師には、とびっきり有能な「はなし家」である講師を用意していますから、皆さんのご期待に十分に応えることができます。

平成24年12月25日
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)


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