旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

5日目 イスラエルからヨルダンへ

2014-05-08 | 2014年05月 ヨルダン・イスラエル
タクシーはイスラエルボーダーに向かう。
1時ちょっと前に車は走りだした。
運ちゃんは、今日は2時でボーダーが閉まると言っていた。
2時10分前でもまだつかない。
まだかと聞くと、もうすぐだと。
結構私は焦っていた。
検問に到着。銃をもった人が数人いた。
その中にでっかい銃をもった美人のお姉さんがいて、私に質問してきた。
初めはなに聞かれているのかわからなかった。
ゼズチャーでわかった。
「ウエポンを持っているか?」と聞いているのだった。
そんなこと聞かれると思ってなかったから、”ウエポン=武器”が頭で結びつかなかった。
びっくり顔で否定する。
怪しい女性とみられたのか!?
そういやあ、だれかのブログでも美人なお姉さんに「ウエポンを持っているか?」と聞かれたと書いてあった。
怪しいというより、この美人なお姉さん、半分からかってるんだろうなぁ。。。

イスラエルからヨルダンは、182NIS出国税を払います。約5500円。
高いです。
ここのボーダーだけ高いそうです。
ここでキングフセイン橋でのヨルダン-イスラエルの国境後のお金をまとめてみる。
(ぼられなければのお値段)

アンマンのダウンタウンから
ムシャマン・シャマーリまでのタクシー -------------------- 2JD
キングフセイン橋までのセルビス ------------------------- 6JD
ヨルダン出国税 ----------------------------------------------10JD
イスラエルボーダまでのバス------------------------------- 7JD(荷物があれば+1.5JD)
ボーダからダマスカス門までの乗り合いバス------------約20$
ダマスカス門からボーダまでの乗り合いバス------------40NIS(たぶん)
 (あたしは乗ってないけど)
イスラエルの出国税-----------------------------------------182ILS
ヨルダンボーダまでのバス---------------------------------- 7JD 
ヨルダンボーだからダウンタウンまでの乗り合いタクシー--10JD
(なぜ行きより高い。値段は状況による。内訳は後で。)

ヨルダンディナール   約7000円
イスラエルシェルケ   約5500円
       ドル     約2100円
 合計 約15000円

いや~、高いですね~
入場料や乗り物のお金など、全体的に地球の歩き方の今の最新、13-14 イスラエル,14-15 ヨルダン より値上がりしてます。
1泊2日なんですが。
特急券付き列車なんかの交通費と考えればいのでしょうか。。。。

イスラエルボーダのバス待ち所
イスラエルボーダーでバスを待っている間、日本人男性に声かけられる。
T君。
最初日本人じゃないと思ってたから、声かけなかった。
なんと、カナダと日本のハーフで、今は京都で英語講師をしている方だそうです。
いやー、なんだか運命の出会い。
といっても、恋愛ではない。
それからの半日、T君と過ごすことに。
ボーダーを出て、タクシーでダウンタウンに一緒に行った。
T君は本当はぺトラに直接行きたかったらしい。
しかし、夕方なのでぺトラまでの公共の足を確保することが難しいので、タクシーで一緒にダウンタウンに行くことに。
ここにも観光地間の交通に悩んでいる人がいたのだ。
そして宿がないので、私の泊まる安宿に。

4人乗って出発したので8JDだといってたような気がしたけど、ローマンシアターの前で降りるとき運転手は10JDと言って譲らない。
もう一人の温厚そうな客もこの距離なら10JDといっていたし、面倒なので払うことにした。
こうしてちょっとぼられることに。。。

そして予約してあるArab Tower Hotelに行ったが、満室だという。
私は予約してるので、問題なかったけど。
そしたら、レセプションの人が「あなたの部屋は広くて部屋がつながっている。この人を泊めたらどうか?」と。
予想外の展開!
やっぱり会ったばかりの男性と同じ部屋は抵抗あるので、お断わりしました。
夕食いっしょに食べようかとも言ってたけど、残念ながらここで「さよなら」を言って部屋に行ったらほんとにドアで部屋が分かれていた。(以下2部屋)


トイレとシャワールも個々にある。
ソファセット+ベッド2個の部屋と、ベッド3個の部屋が。。。
家族部屋?ドミトリー用?そんな感じです。
予想外!この部屋なら問題ないでしょ。
急いでロビーに戻る。
T君はまだいた。OKと。
彼も困っていたらしい。
予想だにしなかった展開。
聞いたら14JD払ったとのことで、あたしは22JDなので4JDバックしてもらいました。
ドケチ。
この部屋、一部屋一人でもかなり広かったです。
2日前は22JDで値段相応と思ったけど、今日は18JDで安い!

そして、レセプションではジュラッシュのツアーの確認。
2日前に泊まったお願いしていた。
しかし、今のところあたししかいないそうです。。。
ジュラッシュはバスでも行けるみたいなので、バスでもいいか。

このホテルは一番上の7Fにあるカフェでは、WiFiが使えました。
しばらくWiFiを使って日本の情報なんかをみる。
その後、T君と夕食を食べに行った。
エルサレムレストランというところのマンサフというのを食べてみたかったのだ。
誰かの旅行記でおいしかったと書いてあるし、地球にも載っているレストラン。
なんでも、女性一人でも大丈夫なレストランだそうだ。
ヨルダンのレストランは、男性と女性,家族で食べるところが違うお店もあるらしい。

今日は少しこわもての男性(T君)と一緒だから安心安心。
このT君、道に迷わないそうである。
おお~、すっばらし~、私には全然ない能力。(^^ゞ
その通り、地球の地図を少し見ただけでレストランに着きました。
アンマンの道を歩いて、気が付いたことがある。
ホテルがあるのはローマンシアターの近くで、繁華街だ。
お店もたくさんある。
出店も道にたくさんでている。
出店については、ほとんど男性用品の店。
買い物している人も、男性がほとんどのように感じる。
アジアとはまったく逆。
アジアの場合は、こういう出店は女性用品のほうが多い。
日本でもその他のアジアやヨーロッパ,アメリカでもおしゃれ用品や食料は女性のほうが圧倒的に購買力がある。
ほとんど男性ばかりのその光景は、さすがイスラムの国、異様に感じた。


レストランは想像よりきれいで広かった。
もっと汚い、地元のレストランを想像していた。
マンサフを頼む。
あとスープも頼んだ。
T君も同じマンサフ。
黄色いごはんの上に鳥一匹そのままの鶏肉がポンと乗っかってる。
あとは、ヨーグルト味のスープが付いてくる。
味はというと。。。いまいち。
鳥肉がパサパサです。
本当は、ヨーグルトのスープをかけて食べるらしい。
知らなかったので、チャーハンのように普通のスープが付いてくるんだと思って、普通に飲んだ。
かければもうう少しおいしかったと思う。
でも、鶏肉のパサパサは変わらないだろう。
期待していただけに、こんなもんかとがっかりする。

しかし、T君ありがとう。
あなたのおかげで、あんまり迷わず来れた。


そのあと、T君とローマンシアターあたりを散歩。
男性がいてラッキー。
お国柄、女性一人では、夜は出歩くのはちょっと。。。
ローマンシアターは庶民の遊び場という感じで、広場では子供たちや大人がくつろいでいました。
ライトアップされていて、きれいです。



そして、T君がローマンシアター道路を挟んだ前にアラブスイーツ屋さんを見つけてはいる。
奥に2つぐらい簡素なテーブルがあって、そこで食べた。
たぶんカナーフェというチーズを甘い生地ではさんだものと、もう一種類を頼んだ。
スイーツ屋さんというのに、Cafeはなかった。
カップに入ったお水が売ってたので、お水とスイーツ。
コーヒーおけばいいのに、と思うのは日本人の感覚か。。
ここのスイーツ、すっーーーごーーーくおいしかったです。
毎日食べたいと思ったほど。
実際、翌日も食べに行った。

今回の旅行で一番おいしかったものは、ここ。
地球の歩きかでは、ほかのアラブスイーツのお店が載ってた。
カナーフェはそっちでも食べたけど、圧倒的にこっちのほうがおいしいかった!
日本でも売れば人気になると思う味。
人気は地球に載ってるお店のほうがあるみたい。混んでたし。
でも、そっちのお店のは甘かったのと、食事後でおなかがいっぱいだったこともあり、残しました。
ここはそれほど甘くなくて、味がマイルド。
日本人に合ってるんでしょうか?
この人、方向に優れているだけでなく、おいしいものを感知する能力も優れているかと。
場所もわかりやすいので、これを読んでアンマンに行く方はぜひ食べてください。
おすすめです!
ここの前の道を渡ったところですよ。
上の写真がお店です。

ホテルに戻ると、レセプションの人から電話。
明日ジュラッシュに行く人が見つかったとの事。
ロビーに行くと、「フォトグラファーだ。ジュラッシュを撮影する。」という男性がいた。
18JDとの事で、行くことにする。
別にローカルバスでもよかったんだけどね。
写真好きな私としては、フォトグラファーというのがよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5日目 エルサレムとベツレヘム

2014-05-08 | 2014年05月 ヨルダン・イスラエル
今回は全て朝食付きの宿だった。
しかし、安宿なんで朝食が簡素。簡素すぎるぐらい簡素な朝食もあった。
それと比べると、ここNwe Inperial Hotelの朝食はすばらしい!一番よかった。
バイキングで、ハムやタマゴ,サラダ,ヨーグルトなど結構種類あります。
ますますホテルの評価があがる。
ヨルダンの安ホテルの朝食とはちょっと違う。
今回全部で5泊した。
1泊70$で、ここが一番宿泊料が高いことは高いけど、そもそもヨルダンとイスラエルでは物価も違う。
そういうことからしたら、すっごいいいホテルだと思う。
こういう由緒ある古い建物で、昔の雰囲気がそのまま残っている、ちょっとボロい感じもするホテルが好みなんです。
ヤッフォ門すぐという立地もサイコーだし、コストパフォーマンスもよい。
私的には評価5ホテルです。

朝食後に歯磨きして、ちょっとゆっくりしてチェックアウト。
カバンはあすかってもらう。
この旅で初めての朝食の後に歯磨きの時間の余裕のある朝です(^^ゞ

今日はまず神殿の丘。
神殿の丘は開いている時間が短い。
地球にとると夏期は7:30~10:00 12:30~13:30 だそうだ。
そして、いけたらオリーブの丘に行こうと。
朝早いメディナは店が閉まっていて、古い道そのものの風景。
数人の通勤と思われる人が行きかいます。
観光客でごった返している昼間とは全く違う風景。
素敵だったので、写真を何枚か写しました。
朝早くにメディナを歩いてみること、お勧めします。

神殿の丘は、嘆きの壁のよこの入口で身体チェックをしてから、作り付けの廊下を上がって入ります。
知らなかったので、道に迷った。
地球にそう書いてありました。読んでなかった。。。
しかし、入口のところのにはずらっと長い長い人の列が。。。
すんなり入れるものと思ってました。
やっぱりイスラエル、厳しいです。
そうだよね、テロとか多いし。
それに開いている時間が短いから、観光客が殺到する。
ぎりぎりに来たら、もう入れないかも。
時間のない私としては、いらいらしながら待つ。
かるく30分以上待つ。
上がっていく廊下から、嘆きの壁が下に見えます。


神殿の丘は、よかった。
なんて言っていいのかわからないけど、その風景がよかった。
モスクの青のタイルと金色のドームがある風景。
周りは広場になっている。
観光客がいっぱいいるんでこんなこと書くのもなんなんだけど、神殿の丘はイスラム的な威厳があった。

この後、どうやったらオリーブの丘にいけるのかさっぱりわからす。
地球の歩き方をみてもよくわからない。
もう少し詳しくかいてほしいものだ。
ここらかなとあたりをつけて歩いて、人に聞く。
聞いた人がわるかった。。。この人、タクシーの運ちゃんだった。。。
とりあえず、オリーブの丘まで交渉して行ってもらう。
そしたら、「ここはどうだ,あそこはどうだ、いくらで行くぞ。」みたいな、こういう国ではお決まりの文言が。。。

初めは全く乗り気ではなかった。
地球の歩き方によると、ダマスカス門からアンレピー橋(キング・フセイン橋)まで行く公共の乗り合いバスは12時までしか走ってないとのこと。
神殿の丘で迷ったり並んだりしたから、オリーブの丘を見たら間に合わない。
タクシーで行くと200シュケルとガイドにはあるけど、物価も上がっているようなのでもっととられるだろう。
ここからボーダーまではかなり距離があった。
運転手が言うには、100$ぐらいするとの事。
そこまではいかないけど、それに近い額にはなるだろうと思った。
そして、何時までイスラエルとヨルダンのボーダーを通れるのかが不安だった。
運転手によると、今日は2時までしか開いていないという。
どうやらイスラエルの祝日らしいのだ。
ボーダに送るとも言っている。
だまされたのかな?

オリーブの丘とベツレヘム、ボーダー込で170$でどうだと言ってきた。
ベツレヘムはパレスチナ自治区だ。
パレスチナ自治区を見てみたいという思いもあった。
OKしてしまいました。。。
だまされたのかなぁ。。。いつものように負けてしまう。。。
アンマンからぺトラへの一人ツアー(タクシー貸切)とか、今回のタクシーとか、なんかこういう事でけっこう大きなお金が出ていく合計約3万5千円ですか。。。
5泊の宿代の合計が2万ぐらいなのに、観光と移動でこんなに使ってしまった。
こういうお金って、うまく旅行する人は使わないんだろうな。
あたしなんて、英語できないし,ものすごい方向音痴だし,ビビりだし(こういう国に一人で行くこと自体がすごいという人もいるが。)、どこでもこういう交通機関が整備されていない国では予想外のお金が出てしまうのだ。
覚えている範囲だと、ミャンマーに行ったときマンダレーでワゴン車借り切りになったな。。。
6人乗りだけど、一人だけ。がらがら。
いつも、”お金より時間をとる”とか”お金より安全をとる”という事で、しぶしぶ自分を慰めます。
ほんとはオリーブの丘を歩きながら、のんびりまわりたかった。。。
タクシーで回ることに。
いたしかたない。

オリーブの丘は、細い坂道です。
ここも観光客で混んでいました。
小さな由緒ある教会が坂に点在しています。
教会自体はどってことはないですが、キリストのゆかりがあります。
途中の細い道で、どういうわけなのか人も車も入れなくなってた。
車が故障して道ふさいじゃったのかな?
そのせいで車がUターンし、なんか飛ばされた気もする。。。

ベツレヘム、パレスチナ自治区。
車の窓から町の風景を見る。
特に他の町と変わったところはない風景でした。
学校帰りと思われる女子学生2人は、楽しそうに道を歩いている。
エルサレムは旧市街しか見てないので何とも言えませんが、生活水準が大きく変わるような雰囲気はなかった。
エルサレムもベツレヘムもそういうところしか見ていないからだろうか?
そして、戦火の跡は全くない。
ともかく、人々も町の様子も、あまりにも普通でした。
ニュースでたまに出てくる「パレスチナ自治区」のイメージとは違いました。
それは、私が単なる旅行者だからでしょう。

聖教会近くのお土産屋さんの前にタクシーが止まる。
そうやら、ここの主人と兄弟らしいのだ。
こういう展開になると、身構えてしまう私。
エルサレムで捕まえた(というか捕まった)運ちゃんは、パレスチナ人だとのこと。
お土産を見るが、キリストに関連する木彫りの彫刻とかで、これといってほしいものはない。
十字架のアクセサリーが目に入ったが、4万とのこと。
買えません。。。
このお店けっこうはやっているらしく、お客さんがひっきりなしに入ってきてました。

タクシーの運ちゃんに代わって、ガイドが聖誕教会を案内してくれるとのこと。
しかし、追加料金かと身構える。これ以上はらえないよ~
結局追加料金はなかった。
中に入ると、キリスト教徒が長い長い列を作っていた。
この教会はイエスが生まれたた場所に建っており、その場所が聖域となっている。
そこにお参りをする人の列らしいです。
ここに並んだら、2時間ぐらいはかかるのではないかと思う。


ベツレヘムの見どころはここしかないらしい。
もっとあるかと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする