旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

4日目 エルサレム

2014-05-07 | 2014年05月 ヨルダン・イスラエル
ダヒデの塔からみたエルサレムの景色です。


チェックインしたのが12~13時ぐらいかな?
おなかがすいたんで、ホテルすぐのカフェでサンドイッチを食べる。
う~ん、エルサレムもいまいち。。。
おなかは膨れた。

最初はダヒデの塔に入ります。
夜公演される光と音のショー付きのチケットを購入。70ILSです。約2200円。
ホテルがこのロケーション(目の前)なら、行かなきゃそんです。

ここは昔のお城を利用した博物館なようです。
イスラエルの歴史が展示してあって、”ここははるか昔からイスラエルの領土だった”というような展もあり。
苦笑い(ー_ー)!!
歴史は複雑だ。
イスラエルという国への感情は複雑だ。
パレスチナから土地を奪った上に、我が物顔で元からいたパレスチナ人をしいたげている。
圧倒的な軍事力をもって、今も領土を広げている。
そして、旅行者たちはそんなことは考えずに、単なる観光をしている。
私もその一人なのだ。

エルサレムはキリスト教,ユダヤ教,イスラム教の聖地が混在している、宗教的に複雑な所。
私は神様という存在は全く信じておらず、なんちゃって仏教徒である。
苦しいときの神頼みである。
ソチオリンピックの時は、朝早く会社に行く前の6時半ぐらいに近くの神社に行って、「足の悪い高橋大輔がいい演技ができるように。」とお参りをしたけど。
これはべつのスケオタブログで。。。
エルサレムに行きたかったというのは、この複雑な宗教の町を見てみたかったというのもあった。
しかし、旅行中にそんな感情はすっかり忘却していた。
旅行者にとっては複雑な宗教都市というより、世界遺産の観光地だった。
ニュースで聞いたりする、テロが多発しており、パレスチナ人がしいたげられているという事は、一切感じられなかった。
パレスチナ自治区にも行ったが、その感情は同じだった。

ダヒデの塔で初老の日本人に話しかけられた。
その男性は、74才との事だった。
もう4か月もバックパッカーの世界旅行をしているらしい。
ドミトリーに泊まっているが、それでもイスラエルは物価が高くて大変だと言っていた。
そして、部屋には若者ばかりでおじいさんくらいの年齢の人はいないとも言っていた。
いやー、そのお年でドミトリー泊まりの個人旅をするのってすごいです。
英語できるのかな?
そして、ちょっと足腰が弱っているようにも見え、大丈夫なんだろうかと。。。
でも、のんびり旅行をされているようなので、大丈夫かな?
エルサレムにも何泊かされているようでした。

おじさんに、「なんでイスラム教とキリスト教とユダヤ教がここに集まっているの?」と質問される。
あんまりちゃんと答えられなかったな。
・ユダヤ教―「嘆きの壁」とよばれている2000年前の城壁の一部がある。
・キリスト教―イエスを埋葬した場所でその上に聖墳墓教会と呼ばれる教会が立てられた。
・イスラム教―「岩のドーム」という教祖モハメッドがその岩の上から天に上ったとイスラム教で教える岩がある。
とのこと。
今、簡単に調べてみました。

次は、メディナを歩いて聖墳墓教会へ。
旧市街のメディナは上に主な見どころへの標識がある。
なかったらたどりつかないよ~


聖墳募教会はメディナの隣にくっつているんで全体像は見えないけど、けっこう広い教会だった。
なんでも、いろんな宗派の部屋があるそうだ。
一通り見る。
熱心な信者が、心をこめてお祈りをしていました。
しかし、写真撮影禁止はないようです。






そして次は嘆きの壁に。
ここは男性と女性で敷地が別々になっています。
私は知らなくて、男のほうから入ろうとしてしまい、警備員さんに止められました。
いかん、いかん。

女性のほうから入る。
なげきの壁は、私から見るとまったく普通の壁です。
しかし、ユダヤ教にとっては聖地。
昔のユダヤ教の建物の壁だけがここに残っているそうです。
壁際に見えるのは、真摯に祈る女性の姿でした。

そのあとは、ヴィア・ベドロローサを歩く。
地球の歩き方に乗ってたんだけど、キリストが十字架を担いで歩いた道だそうです。
地球にはいくつか教会があって、キリストが歩いたポイントがあるとあったけど、単なるお土産やが並ぶメディナの道でした。
まったく想像と違いました。
エッケ・ホモも見つからず。。。
たぶん、横道に入っていかないとだめなのね。。。

なんかもっと見どころあったはずなんだけど、こんな観光になってしまいました。
あとで聞きいたんだけど、嘆きの壁の地下もよかったそうです。
そういう入口があったことはあったけど、入らなかったなぁ。
神殿の丘は、13時ぐらいまでしか開いてないんで、明日を予定しています。


メディナには、お土産屋さんが多くありました。
でも、これといったものはなかった。
エルサレムの記念がほしかったので、最後で色つきの石が入ったペストリーを買いました。
買ったものは、後で上げます。
イスラエルは物価高からどうせ高いと思って、値段も聞かなかった。
香辛料を売ってる店も多かった。
色が奇麗です。
イスラムの国ではよく見る光景です。

昨日のぺトラのきつい階段あがったって睡眠も少ないので、けっこう疲れてました。
きついと思ったけど、この日程,きつい。
年とったなあ、年寄にはつらいなあ。
10年前はこんなんじゃなかったような。。。

そして、ホテルに戻りWifiを使う。
New Inperial Hotelは、ロビーなどの公共施設でWiFiが使えます。
ここも結構サクサクで◎。

夕飯は早めにとります。やっぱり国が国だしね。
地球にある、ダヒデ門近くの庶民的なお店に行く。
串焼きお肉屋さん。
アジアの安飯屋を想像してたけど、それなりなお店で、値段もそこそこ。
全部で47ILS(約1,400円)でした。
ケチって安いやつ頼んだら、変な部位のお肉でいまいち。。。
サラダが3種類ついてるんだけど、サラダはすごくおいしかった。


そしてホテルでだらだらして、ホテルの目の前にあるダヒデの塔に、ショーを見に行く。
写真禁止だったので、ショーの写真はないです。
結構人が入っていました。
入場してからショー会場に向かう道にもいろんな仕掛けがあります。
いわゆるプロジェクションマッピング。
女の子と男の子の影が映って動いたり、楽しいです。
ここまででもけっこういいので、私はこれがショーなのかと思いのんびり歩いていたら、「はじまっちゃうから急いでね」と係りの人。
急いで席に着く。
いや~、このショーかなりよっかたですよ。
プロジェクションマッピングなんだけど、映像はお城に映していてお城の形をうまく利用しています。
カラフルで場面設定もよく、素敵な映像でした。
おお~、という感じでした。
イスラエルに行かれる方、ダヒデの塔では光と音のショー付き入場券のご購入をお勧めします。セット券を買ったほうが単品より安いみたい。

しかし、途中から空模様が。。。
ぴかぴかごろごろ。
稲妻が走って、映像の一部になっていました。
雨も降ってきた。
係りの人が、上からすっぽりかぶるビニールを配ってくれました。
ザーザーでしたが、ビニールをかぶって鑑賞。
こういう気配りもよい。

終わって、ホテルに戻り、就寝です
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4日目 ヨルダンからイスラエルへ

2014-05-07 | 2014年05月 ヨルダン・イスラエル

エルサレムのインペリアルホテルです。

ヨルダンとイスラエルの国境越えは、アンマンから1時間ぐらいかかるキング・フセイン橋にある。
この国境越えについてはいろいろ調べました。
”入国できない””行ったが戻れない”になったらたいへんだ。
ヨルダンとイスラエルの国境はこのキング・フセイン橋のほかに、ぺトラに近いアカバ周辺にもある。もう一か所あるのかな?
ぺトラからアカバの国境も考えたが、見たいエルサレムに入らない。
イスラエルに入国しても移動しなければならない。
そして、キング・フセイン橋は正式な国境でないとのことで、キング・フセイン橋の往復しかできない。
つまり、
アカバの国境から入国―>エルサレム移動―>キング・フセイン橋からアンマンに戻る
という事ができないのだ。

また、イミグレーションもイスラエルとガザ地区の祝日はお休みになるらしい。
1泊2日で戻れなくなると、この厳しい日程ではかなりやばい。
イスラムの休日は、その年によって日にちが違うのだ。
地球の歩き方のQAで聞きました。
回答ありがとうございました。

朝6時前にチェックアウトして、タクシーをひろってムシャンマ・シャマーリ(バスターミナルの名前)に向かう。
2JDNだった。初めての適正価格。
ムシャンマ・シャマーリに着いたのが6時で、バスとセルビスの止まってる一角があった。
「キング・フセイン橋?」と聞いてみると、そうだとの事。
おおー、ラッキー。一発であたり。
そういえば、地球の歩き方には6時と7時にバスが出ると書いてあった。
バスもセルビスもあるが、バスは3.5JDN、セルビスはすでに4人乗っていて6JDNですぐ出るとの事だった。
セルビスのほうにした。
おおー、適正価格。
普通は、あたりまえだけど。トホホ。。。。

キング・フセイン橋には7時過ぎに着いた。
人が並んでいるところに並んでいると、「ここはちがう。あっち。」と。
外国人と地元人ではイミグレーションがちがうのかな?
そっちのイミグレーションはまだ開いていなかった。
地球には8時からオープンと書いてあるな。

ヨルダン側のイミグレーションはこんな感じ。
8時にオープして、パスポートを窓口に渡す。
入国税がかかるらしい。
その窓口の正面の窓口で支払いをするらしかったが、まだ人が来ていなかった。。。
さすが中東、日本ではありえない。
しばらくして、おばさんが来た。
10JDN支払い、その領収書を渡す。
てっきりパスポートはそこで返してくれると思ってたが、バスの中で返すとの事。
大事なパスポート、ちょっと心配である。

バスに乗る。7JDN。
パスポートはバスの中で返してくれました。
そしてイスラエルのイミグレーションへ。
イスラエル側では、大きな銃をもった警備の人がいました。
それだけ危険ということ。
しかしこの人、警察の服装ではなく、Tシャツにカジュアルなパンツででっかい銃を持っている。
カッコはトッポイオニイチャン。
なんだかギャップがありました。

よくわからなくて列に並ぶ。
しかし、キャリーバックなどの荷物チェックで、キャリーバックをホテルに預けている私はここに並ばなくてもよかったらしいのだ。
よくわからないんで、ボストンバックを預けた。
そしてパスポートチェック。
イスラエルの入国検査は厳しくて、いろいろ聞かれると書いてあった。

「なんでイスラエルに来たの?」
「観光」
「イスラエルの住所は?」
「New Inperial Hotel」
「予約書みせなさい。」予約所も見せる。
「フライトは?」
「これ」と、フライトの紙を見せる。
私は、これでOKだった。
結構簡単で拍子抜け。

次は預けた荷物を受け取る。
これがかなり時間がかかって、いらいらした。
預けなければよかったと思ったが、なにがなんだかわからなかったんで致し方なし。

しかし、この旅行、大人数の韓国人ツアーとよく遭遇した。
同じツアーなのかちがうツアーなのかよくわからないけど。
ぺトラでは、大量の韓国グループが遺跡内で合唱していました。。。((+_+))
韓国ではわかのわからない宗教団体がよくあらわれるみたいだけど、そういうグループなのかなぁと思いました。
韓国の団体さん、どこでもへんだったから。
そして、ヨルダンのイミグレーションでも遭遇して、大量のパスポートを提出していました。
あまりにも大量なんで、混乱の元凶となった。。。(ー_ー)!!
そして、最終日のアンマンのローマンシアターにも韓国人のおばさん5人ぐらいがいて、ダンスしていました。
周りには、ヨルダン人の人垣ができていました。。。
韓国の人は舞台で踊っていて、私はローマンシアターの上に座ってそれを見てた。
たぶん、あれは「カンナム スタイル」(だっけ?はやったやつ)を踊ってったんだな。
太ったおばさんが一人踊って、仲間の4人ぐらいが手をたたいて盛り上げている。
ひととおり踊って満足したのか、その場そ去っていきまいした。
韓国の人はなんでヨルダンという外国の観光地で、合唱したり,「カンナム スタイル」を踊るの?
恥ずかしくないのかしら。。。
いや~すごいな。さすが韓国の人々。
1時間ぐらい走っただろうか?結構距離ありました。
ダヒデ門の前に到着。
日本人の青年がいたので、一緒に入る。
入るとメディナの中だった。
かれは宿をまだ決めておらず、すこし一緒に歩いてお別れ。
私は、インペリアルホテルを目指す。
写真はインペリアルホテルの外観と入口の階段、部屋です。

エルサレムでは、旧市街の中で泊まりかかった。
観光は旧市街だから移動の時間も節約できるしね。
当日キャンセルした去年の旅行計画では、エッケ・ホモという教会のホステルのドミトリーに泊まろうと考えていた。
メールして予約もしていた。
今回も聞いてみたけど、一泊30$で一泊だけだと+5$、夕食は+12$とのことだった。
ここはドミトリーのわりには高いのだが、仕切りがあると書いた旅行記があった。
しかし”New Inperial Hotel”がBooking.com から予約できることがわかり、早い時期に予約しました。
旧市街にあって、歴史がある中下級ホテルです。
私の好みのホテルぽい。
歴史のある建物を利用した、その当時の面影が残っている、ちょっとボロい感じのホテルが好みなのです。
そういうホテルはそれほど高くない。
ボロいから。

入口はちょっとわかりにくいけど、ヤッフォ門を出てすぐ,ダヒデの塔の真ん前です。
迷いません。普通は。。。
私はひどい方向音痴なので、最初は迷った。
ここにしてよかった~~~
旧市街を歩きましたが、結局エッケ・ホモはどこにあるのかわからず。
エッケ・ホモのホステルにしてたら、確実に迷うでしょう。
このホテル、私の中ではかなりの高評価。
もろ私の好み!
今は安ホテルですが、かなり歴史のあるホテルで、昔は要人も宿泊したそうです。
部屋は古くて暗くてベッドが一つと作り付けの机があるだけだけど、シャワーはそれなりにきれいでした。
そして、入口の階段やレセプション,ロビーなどは古いものが古いまま残っています。
そして、朝食もなかな種類があってよかった。
朝食込で70$でした。
カードはだめなのかな?ドルでの支払いはOKでした。
エルサレムの旧市街のホテルからしたら、安いほうだと思います。
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