鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

ブログ 「こんきも」

2021年01月26日 | 日記

お知り合いのお医者様のブログ「こんきも」こんな気持ちでいられたらの略ですが、数日更新がなかったので心配してしまいました。

今日、更新されていて、ほっとしました。

ブログの中に「命を戴く」というフレーズがありました。

私も昨日、お米の話を書きました。当たり前に口にしている魚も、肉も、野菜も、命を戴いているのです。

自分の体の血肉は、まぎれもなく食物が育んでくれています。

あのブランド米がいいの悪いの、牛肉のランクがどうのこうのなんて、申し訳なくなります。

コロナ下、悪いことばかりじゃありません.

「食物」に心からの感謝の念が、自然の恵みに感謝です。
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海辺の町で

2021年01月25日 | 日記

鎌倉という町に住んで25年がたった。

浅草の蔵前で生まれ育ち、横浜には18歳で越してきて、結婚してしばらくして鎌倉に。

改めて言うのもなんですが、この町は小体な山と海に囲まれた、美しい町です。

東京駅から55分、横浜まで25分のアクセスもちょうどいいのです。

日比谷の劇場や映画館にも、日本橋の百貨店への買い物にも横須賀線が、さっと連れてってくれる。

自然に恵まれたこの地で、里山を歩き、海辺を歩き、気が向けばバスも利用して逗子、葉山まで足を延ばす。町のあちこちに美味しいお店が。

家庭的な定食屋さんを見つけお昼をして、ケーキ屋さんでお土産を買って、退
屈を知りません。コロナ下、不自由なことも沢山ありますが、歩く、歩く。

三密を避け、単独行動、そうなんです、歩いて体調管理をしています。今日は1万1千歩でした。

チョット少なめ、午前中、工房ワークがっちりありましたから。

あまり数字にこだわるのやめましょう、アスリートではないのですから。

身体と相談して・・・、いい塩梅で。


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農作業

2021年01月24日 | 日記
昨日「春になったら農作業をしたい」なんてノー天気なことを書いた私。

農作業は、暑い日寒い日、関係なく手をかけなければいけないのに・・・、

この半年、山野草を育てていて、ことごとくだめにしてしまった、プランター
で育てていたのですが、うまくいかなかった。

で「農作業!」と自分で突っ込む。

本腰を入れる気もないのに、憧れだけなのに、作物作りをやたらしてみたい。

いや、憧れじゃない、鎌倉に越してきたばかりのころ、広い庭の家でしたので
畑を作りました。土づくりから始めて、やさいを5、6種類、花を四季折々に
咲かせていました。雑草取りは本当に大変だったが、楽しかったです。

雨が降ればグングンと草木は伸び、カラカラの夏はホースで水を体中浴びながら、小さな虹を作った。娘と転がるように土と戯れた。

今度やるときは、誰かに弟子入りしてきっちり、本格的にやろうと思いながら25年がたってしまった。もう、足腰、きついですよね。

今玄関には、パンジーとかんざし草の鉢植えが、手のかからない花です。

部屋のポトスが、エアコンの影響で元気がありません、気がかりです。

「自然」を人工的な環境の中で育てているわけです、ごめんなさいね。





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生きるぼくら

2021年01月23日 | 日記
昨日のブログに夕焼けの記事を書いて、このところ私は「自然」にやたら心が
向かっていることに気が付いた。

夕方、戸塚の催事場にメンテナンスに行ったとき、文庫本売り場で1冊のタイトルが目に入った。「生きるぼくら」著者は、あの「楽園のカンバス」の原田マハだ。買い求め、一気に読んだ。

いじめと、両親の離婚から引きこもりになった24歳の青年が、お米作りを通して再生していく…、と、簡単に書いたらそんな話なのだが、登場人物がみんなかっこいい大人で、八ヶ岳を望む蓼科で繰り広げられるドラマに、涙を何度もぬぐった私。

その蓼科に住む祖母は、昔ながらの製法で、お米作をしている。あるきっかけ
で、その地を訪れた主人公は、祖母が認知症になっていることを知る。

地域の人たちのあたたかな人柄の描写も心地よく、何よりもお米作りの細やかな,まるで神にささげる如くに作業する稲作そのものに、改めて感謝の念を深くした。

日々、何気なくいただくお米に「ありがとう」と素直に言いたい気持ちだ。

認知症の母を7、8年通いの看護をした私だが、今でも時折「あれでよかったのか」、こうすればよかったかも…、と思うことがある。

いや、愛する人に、その時できることを精一杯やってきた、でいいと思うようにする。きっと母もわかってくれていたと思う。

話を戻しましょう。「生きるぼくら」ステキな1冊です。

お米はもちろん、きゅりや茄子、カボチャしか作った事のない私が、春になったら「農作業したい!」と思ってしまうほど魅力的な自然の中の暮らし。

綾なす人間関係もミステリーじみていて、読みごたえがあります、是非。

   「生きるぼくら」 原田マハ  徳間文庫
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大丈夫

2021年01月22日 | 日記

夕焼けを見た、おとといの空です。

ふと立ち止まり、自分が今ここに在ることの不思議、を思った。

大丈夫です、病んでる訳ではありません。きれいな夕暮れだっただけです。

私が雑踏で立ち止まっていても、人は無表情に通り過ぎていきます。

この不安定な日常、変わりなく陽が昇り陽が沈む。

仕事も忙しいし、食事も美味しいし、よく眠れるし、よく歩いています。

これ以上の何を望む・・・、今はそんな気持ちです。

陽は昇り、日が沈む。

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