鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

大晦日に

2014年12月31日 | 日記

暮れの主婦の忙しさと言ったら…、

一応、私も主婦の端くれ。

お煮しめも、黒豆も煮て、玄関の飾りつけも終えました。

 
幼いころのお正月を迎える日々は、

子供心にも弾むものがあった。

大家族でもないのに、母は樽で白菜を漬け込んでいた。

毎年決まった方からおおきな新巻きサケが送られてくるのを、

正直とまどっていた。

障子を張り替え、布団の綿を入れ替え、家族の晴れ着を揃え、

元日の朝はお正月のお膳が整えられる。昔の主婦はさらりとこなしていた。

何でもできた。

暦の変わった元日の朝は子供心にも、改まった特別な空気を感じた。

それにしても、暮れもお正月も母は真っ白な割烹着姿で働きずくめだった。

私は母の十分の一の主婦…、

「いいのよ、仕事持っているんだから」

そんな声が聞こえる、

勝手に思う、ありがとうおかあさん。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お煮しめ | トップ | 2014年という年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事