鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

病院の帰りに

2019年06月29日 | 日記

病院に病人を見舞った後、私は私の行動に一つの癖があることに気が付いた。

父の時も母の時もそうだったその癖とは・・・、

病院を後にして、私はいつもバス1駅2駅、時間にして2、30分歩くことです。

昨日もバス2駅、たくさんの荷物もあるのに、疲れていたのに歩いた。

元気な人達の居る雑踏を歩きたくなるのだ。元気な人たちの中に居たいのだ。

本能なのかもしれない。元気な人は、仕事をし、例えば飲み、食べ、唄い、スポーツジムに行き

やがて家族のもとに帰っていく。

「家族」がない人もいる。家族に属していても「ひとり」な人もいる。

人の在り様は千差万別で、選ぶスタイルは自由だ、何処までも自由だ。

私は目の前で倒れた人がいたら、体力があれば起こしてあげる。

その人が息も絶え絶えならなおさらだ。子育てもそうだが、介護なんて、

こうでなければいけないなんて無い。それぞれの向きあい方でいいのだ。

怒りは、生きるエネルギー。                              

「許せない」と思う人は、いまは許せなくていいの。

私のような歳になると「許せない」ことがあっても、してくれなかったことを恨むのではなく、

してくれたことに感謝して、出来ることをする・・・、だけです。

 

 

 

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