秋刀魚を頂かないうちに11月になってしまった。
「秋刀魚」は、いかにもそのすがたをあらわしたあて字だ。
幼い頃、母からうちわを手渡され七輪でサンマを焼いた記憶がある。
猫の額ほどの庭で、どう体の位置を変えても、煙が自分の顔に向かってくるので閉口した。
でも、あんなに美味しいさんまにはそのあと出会っていない。
秋刀魚は炭焼きに限る。
どうもグリルのサンマはいまいちで、この数年は、かば焼きにしてしまうことが多い。
ここまで書いて、サンマの調理法をこの二つしか知らないことに気づいた。
情けない、明日サンマを買い何か煮物を作ってみよう。
ピカピカのオリジナル料理と行きましょう。