生まれて初めてポステングを経験した。
お知り合いのお手伝い、鎌倉の扇ガ谷地区の、約600件を受け持った。
金、土、日で500件、それぞれ朝は6時半から2時間、夕方は4時半から2時間、
今日は雨が上がるのを待って夕方60件、直ぐ暗くなって、日が暮れるのも早かったです。
残りは明日の朝に配ります。
戸惑ったのは初日だけ、あとは楽しかった!
ご近所なのに全く知らない景色をたくさん見ました。(写真は、人がやっと通れる程の洞門)
扇ガ谷と言う処は、山間の奥まで住居が散在していて、ちょっとした山登りでした。
地図を片手に『こんなところに本当に家があるのかしら』と辿り着いた小体の山の頂に
突然大邸宅があらわれ、やれやれとポストを探しましたが何処にもありません。
仕方ないのですごすご帰りました。おそらく別荘で、おまけに実社会と遮断している・・・、
そんな印象でした。
そうかと思えば、レトロな洋館で、凝ったポストにてこずっていたら、白髪の品の良いおばあさまが出てこられ、
「なにかお届け物?」と声をかけられました。森のようなお庭、ピアノの音も聞こえ、
「魔女の宅急便」にこんなシーンがあったなーと、なんだか楽しくなりました。
大変だと思っていたポスティング、何事も経験してみないとわからないことが多いです。
蛇のように大きなトカゲに遭遇したり、赤とんぼの群れに囲まれたり、虹を見たり、
自然と仲良く出来た不思議な時間でした。
私の夏休みの課題が一つ終わりました。