鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

老舗

2014年08月31日 | 日記

浅黄色、縹色、・・・、

さて、この千代紙の色は何と呼ばれるのか?

日本の千代紙が海外のお土産に喜ばれていると聞く。

私も頼まれて何度か買いに行ったことがある。

その意匠、色彩の素晴らしさにいつも目を奪われる。

私が使うのは鎌倉の和紙専門店「社頭」というお店、小町通リにある。

鎌倉の昔ながらの「専門店」の代表格だ。

そんな鎌倉の老舗が、この数年次々姿を消している。

昔は、わざわざ鎌倉に来て買うべきものがあったのに・・・、

そんな声も聞こえて来る、さみしい。

ファストファッションの台頭、国産の原材料費の高騰、そして、後継者不足も挙げられる。

観光地で長年お店を続けるのは、大変な苦労があることと思います。

いえ、お商売そのものが大変なのです。

「継続は力」と言えなくなるご時世では寂しすぎます。

経済、少しは上向きになってきているのでしょうか?

私のような弱々小企業に実感は、まるでありません。


鎌倉社頭 鎌倉市小町2-7-26  (0467)22-2601 鎌倉駅東口から徒歩5分
コメント
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