『軍旗はためく下に』(1972)
深作欣二監督、富樫勝男 :丹波哲郎さん、妻サキエ: 左幸子さん、娘トモ子: 藤田弓子さん出演。

【作品概要】
戦闘シーンを再現することに主眼をおいた“戦記もの”という形でなく、戦後すでに二十六年もたってしまった現在の時点にドラマの主軸を据えて、今、なお残る悲惨な戦争の傷あとと共に戦争を見つめ直すという意図のもとに製作された反戦映画。(Movie Walkerより)
【感想レビュー】@theater
『第3回死刑映画週間 国家は人を殺す』の特集に行ってきました。
日程がなかなか合わなかったのですが、この作品を観れて良かったです。
かなり人が入っていました!
丹波哲郎さん…凄い…
。
戦中のシーンはモノクロで、戦後はカラーなのです。
丹波さんは、モノクロシーンのご登場なのですが、存在感が際立ってました。。心臓を鷲掴みされました…
。
左幸子さんの執念の演じ方も凄かった…。
沖縄が返還された年に公開された映画です。当時は、戦後26年でしたが、戦後69年の現在、戦争を実際に知る人口は減っていく一方…。そして今尚、南の島で眠る遺骨は無数にあります。
男性だらけの過酷な南の戦線。極限で人間らしさを保つって、何だろうか。そんな事、出来るのだろうか。
月並みですけど、命の軽い時代…。軍法会議にもかけられず、簡単に死刑にされる理不尽さ。
執行の直前、日本の方角に向かって頭を垂れる者、泣き崩れる者…。
心中に去来する想いは何だっただろうか…。
妻のサキエは、日本の為に闘ったお父ちゃんが、どうして靖国神社で昭和天皇のご参拝を受けられないのか…と嘆きますが、執行に至るまでの状況を知る者の話を聞いた後は、お父ちゃんにとって、そんな事は嬉しい事でもないのだと悟ったのが印象的でした。
深作欣二監督、富樫勝男 :丹波哲郎さん、妻サキエ: 左幸子さん、娘トモ子: 藤田弓子さん出演。

【作品概要】
戦闘シーンを再現することに主眼をおいた“戦記もの”という形でなく、戦後すでに二十六年もたってしまった現在の時点にドラマの主軸を据えて、今、なお残る悲惨な戦争の傷あとと共に戦争を見つめ直すという意図のもとに製作された反戦映画。(Movie Walkerより)
【感想レビュー】@theater
『第3回死刑映画週間 国家は人を殺す』の特集に行ってきました。
日程がなかなか合わなかったのですが、この作品を観れて良かったです。
かなり人が入っていました!
丹波哲郎さん…凄い…

戦中のシーンはモノクロで、戦後はカラーなのです。
丹波さんは、モノクロシーンのご登場なのですが、存在感が際立ってました。。心臓を鷲掴みされました…

左幸子さんの執念の演じ方も凄かった…。
沖縄が返還された年に公開された映画です。当時は、戦後26年でしたが、戦後69年の現在、戦争を実際に知る人口は減っていく一方…。そして今尚、南の島で眠る遺骨は無数にあります。
男性だらけの過酷な南の戦線。極限で人間らしさを保つって、何だろうか。そんな事、出来るのだろうか。
月並みですけど、命の軽い時代…。軍法会議にもかけられず、簡単に死刑にされる理不尽さ。
執行の直前、日本の方角に向かって頭を垂れる者、泣き崩れる者…。
心中に去来する想いは何だっただろうか…。
妻のサキエは、日本の為に闘ったお父ちゃんが、どうして靖国神社で昭和天皇のご参拝を受けられないのか…と嘆きますが、執行に至るまでの状況を知る者の話を聞いた後は、お父ちゃんにとって、そんな事は嬉しい事でもないのだと悟ったのが印象的でした。
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