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『破戒』(1948)

2021年01月01日 | 邦画(クラシック)
『破戒』(1948)
監督:木下惠介
出演者: 池部良宇野重吉、桂木洋子、山内明、小沢栄太郎

【作品概要】
 差別の問題を真正面から取り上げた島崎藤村の同名小説を、池部良と高峰秀子の主演で映画化。当初は東宝で製作が進んでいたが、争議のため製作が中止、松竹が引き継ぐ形となった。監督は木下恵介。  瀬川丑松は千曲川のほとりにある学校で教鞭を取っていたが、自分が被差別の出身者であることを隠して生きていた。父の「決して身分を明かしてはならない」という教えを守り、丑松は親友や思いを寄せる女性にさえ、事実を打ち明けられずにいた。代議士の高柳が丑松と同じ被差別出身の妻をめとり、丑松に「お互いに秘密を守ろう」と言ってきたが、丑松は「そんな女は知らない」と突っぱねてしまう。
allcinema ONLINE(外部リンク)より

【感想レビュー】
もう、もう、もう本当に池部良さんが、終始、超絶イケメンなんですね…

あの髪型は…本当に1948年なのか!?
2021年を迎えた今日、街を歩いていても、あぁ、現代のイケメンな青年ですね、っていう感じで通用する感じなのですが…
池部さん、30歳の頃ですね。
いやはや、そのお美しさは神がかかっております。

そして桂木洋子さんが可愛いらしくて
お琴のシーンがとっても素敵です。

また、けっこうエモーショナルな音楽がずっとバックにかかっていて、メロドラマ感が凄いです。
これはむしろ楽しむところ…?
お芝居なのか、はたまたそういう演出なのかは分からないですが、大袈裟な感じはあるものの、音楽の雰囲気とマッチしているので、調和しています

内容は、自由と平等、偏見と差別という重厚な社会問題を描いているのですが、葛藤する主人公:丑松に寄り添う友人や想い人の存在が温かく、ラストも爽やかで希望が感じられました




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