『神田川淫乱戦争(R-18 35mm)』 (1983)
監督:黒沢清
主演:麻生うさぎ、美野真琴、岸野萌圓、沢木ミミ、森太津也、周防正行、黒沢清
【作品概要】
神田川を挟んだ向かいの家のマザコン少年を救うため、あきことまさみが走る!自主映画で名を馳せた黒沢清の商業映画デビュー作。ゴダール的演出によるピンク映画であり、助監督に水谷俊之、周防正行、塩田明彦が名を連ねた歴史的作品。(シネマヴェーラHPより)
【感想レビュー】@theater
二週間ほど前に行ったのですが…やっとUP。黒沢清監督特集。
意外に面白かった…!です。またしてもサッと事前に作品チェックをしただけでスケジュールを組んで観たので、ここまでいわゆる男女の絡みが多いとは思わなかったのもあってちょっと面食らいましたが…
川を挟んでスクリーンに向かって左側のマンション?の住人の女とその女友達。精神的に鬱々としている様子はなく、かといって空虚というような闇は皆無。ただただ、求められるままに恋人と肉体関係をもつ日々を送っている。暗いというわけでもないし空っぽというのとも違う感じ。なんだろう。面白いことは求めていそうな感じ
どなたかのレビューに“ノンポリ”とあって、あぁなるほどとしっくりきたのですが。
また女性の描き方に、男性が感じる女性の怖さを感じたりしました。。
いいムードだったのに、次の瞬間には笑うことができたり、怒ることができたりする気分屋っぽい感じとか。
そして、青年のマンションはスクリーンに向かって右側。過度な受験勉強を母親に押し付けられる青年。権威絶対主義的な窮屈な感じ。青年がフルートを道化師のような動きで吹く。この動きがまたじわじわと効いてきます。そいで母と近親相姦になるのですが…。あれよあれよとトンデモナイ方向に展開していくストーリー
あらゆる絡みのシーンは、もういいだろう、次のシーン早く来て…と思うほどに毎度少しずつ長く…、そして冷静に思ったのが、モザイク無しでも決して大事なところが見えないような密着度や角度がもはや凄い技でありました。
(にも関わらずラストのモザイクには笑ってしまったが…!)
全体的には、何だか意味があるようで無いような感じもあり、そこが面白かったです
監督:黒沢清
主演:麻生うさぎ、美野真琴、岸野萌圓、沢木ミミ、森太津也、周防正行、黒沢清
【作品概要】
神田川を挟んだ向かいの家のマザコン少年を救うため、あきことまさみが走る!自主映画で名を馳せた黒沢清の商業映画デビュー作。ゴダール的演出によるピンク映画であり、助監督に水谷俊之、周防正行、塩田明彦が名を連ねた歴史的作品。(シネマヴェーラHPより)
【感想レビュー】@theater
二週間ほど前に行ったのですが…やっとUP。黒沢清監督特集。
意外に面白かった…!です。またしてもサッと事前に作品チェックをしただけでスケジュールを組んで観たので、ここまでいわゆる男女の絡みが多いとは思わなかったのもあってちょっと面食らいましたが…
川を挟んでスクリーンに向かって左側のマンション?の住人の女とその女友達。精神的に鬱々としている様子はなく、かといって空虚というような闇は皆無。ただただ、求められるままに恋人と肉体関係をもつ日々を送っている。暗いというわけでもないし空っぽというのとも違う感じ。なんだろう。面白いことは求めていそうな感じ
どなたかのレビューに“ノンポリ”とあって、あぁなるほどとしっくりきたのですが。
また女性の描き方に、男性が感じる女性の怖さを感じたりしました。。
いいムードだったのに、次の瞬間には笑うことができたり、怒ることができたりする気分屋っぽい感じとか。
そして、青年のマンションはスクリーンに向かって右側。過度な受験勉強を母親に押し付けられる青年。権威絶対主義的な窮屈な感じ。青年がフルートを道化師のような動きで吹く。この動きがまたじわじわと効いてきます。そいで母と近親相姦になるのですが…。あれよあれよとトンデモナイ方向に展開していくストーリー
あらゆる絡みのシーンは、もういいだろう、次のシーン早く来て…と思うほどに毎度少しずつ長く…、そして冷静に思ったのが、モザイク無しでも決して大事なところが見えないような密着度や角度がもはや凄い技でありました。
(にも関わらずラストのモザイクには笑ってしまったが…!)
全体的には、何だか意味があるようで無いような感じもあり、そこが面白かったです