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☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『二十四の瞳』(1954)

2014年03月28日 | 邦画(クラシック)
『二十四の瞳』(1954)

監督:木下惠介
大石久子:高峰秀子
大石久子の夫:天本英世
久子の子大吉:八代敏之
久子の子八津:木下尚寅
久子の母:夏川静江
分教場の男先生:笠智衆

【作品概要】
『二十四の瞳』(にじゅうしの ひとみ)は、1954年(昭和29年)に公開された松竹大船撮影所製作、木下惠介監督・脚本、高峰秀子主演による日本映画である。昭和29年度芸術祭参加作品。

日本が第二次世界大戦を突き進んだ歴史のうねりに、否応なく飲み込まれていく女性教師と生徒たちの苦難と悲劇を通して、戦争の悲壮さを描いた作品である。戦前、戦中の小豆島が舞台。
1952年(昭和27年)に発表された壺井栄の小説『二十四の瞳』が原作であり、この2年後映画が公開された。なお、1987年(昭和62年)、朝間義隆監督により再度映画化された。(Wikipediaより)

【感想レビュー】
涙でぐちゃぐちゃに…

戦前、戦中の18年間を描いているので、戦争の影がじわじわと小豆島に迫ってくる様子が骨太に描かれています。
デジタルリマスター版でしたが、分かりづらい箇所もたくさんありました
それでも、モノクロのフィルムに映える、太陽を浴びた田舎の白っぽい農道。瀬戸内海のキラキラと輝く水面。
子ども達の表情など、カラーで観るよりも想像力を掻き立てられ、鮮やかに感じました
そして、貧しい暮らしぶりも裕福な暮らしぶりも、ありのままに描かれ、翻弄される子ども達と向き合う先生にグッときました。
ものを言いにくい時代。教師は何を教えたら良いのか…。それでも、戦争はよくない、戦争で死んで欲しくないと言ってしまう先生。分からない事を分かったふりはしない強さに痺れました。




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