先週の富士登山競争の雨、この度の奥武蔵ウルトラマラソンも雨、どうやら雨男になってしまいました。今年の夏は晴れを期待しない方が良いのかも知れませんね。
奥武蔵ウルトラマラソンは私にとって１０回目となります、完走すれば記念メダルが貰えます、また１０回完走者は次回からゼッケンの色がグリーンになります。このゼッケンを付けて走るのが長年の目標でした。今年は遂に王手を掛けました。
コースは急な坂ばかりです。
真夏でしかも急な坂ばかりを７７ｋ走るのですから随分変わり者の集まりでしょうか。
今大会のエントリー者数は１０９２名、そのうち何と女性は２３３名、更に昨年データですが完走率は９０.６％ですから驚きですね。（エントリー数は毎年増加してます）
今回も何時ものとおり地元の仲間（ＹＴさん、ＮＴさん）と出かけました。
ＹＴさんはトライアスロンの自転車練習中転倒し鎖骨を骨折、完治しないにもかかわらず出場。
ＮＴさんは８月末、立山登山マラニックに参加すとの事、彼もまた一風変った大会が好きのようです。
天気は曇り、スタート会場周辺の山々はガスっていました、気温は２３度位でしょうか、この時期として走るには良い条件です。
朝７時スタート、制限時間は１２時間ありますのでそれ程がつがつと先を急ぐ事もありません、後半バテないようにした方が賢明です。
間もなく雨がポツリポツリ、冬と違い雨がとても心地よく感じられました。
１８ｋ地点（鎌北湖）からこのコース最大の登りとなります、皆息絶え絶えですが未だ前半ですからそれ程差はひらきません。
登り切ると今度は下りとなります、下りは体全体にガタガタ衝撃を与えかなり応えます。
４６ｋの折り返し地点ではビキニのギャルがお出迎えですが今年は雨でビニールカッパを着込んでいますのでいまいち盛り上がりません。
これからゴールに向け下りとなりますが部分的には登り下りしながら下っていく事になります。
５０ｋ地点はユニシス・ハムクラブの合宿場所となっています、クラブの人達が応援してくれました、元職場の人にも会う事が出来ました、メールで通過予定時間を連絡しておきましたので無事会えてホッとしました。
この辺りからランナーの間隔もまばらになってきます、またガスで視界が極端に悪くなっていますので前後にランナーの姿が見えなくなりこの道で大丈夫だろうかと不安になる事さえあります。
時折雨が激しくなり道は川のような状態、水の中を走る処もありました。
７０ｋからコース最大の下りが容赦なく続きます、こんな坂をよく上ってきたものだとつくづく思います、もう惰性で下るのみでした。
時計を確認すると前回と同じ時間でゴールできそう、もうエイドステーションに立ち止まらず必死でゴールしました。
記録は８時間２４分２６秒（前回との差は+３秒）
おかげさまでメダルをゲット出来ました。