怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

“脱・今度”のススメ

2006年01月31日 | Weblog
<1月30日(月)>

いまだ余韻覚めやらず…。すべては御前崎のセメント父ちゃんの“反応力”、“決断力”、“行動力”に感謝したい。
よく友だちや、しばらく会わない知り合いなどにバッタリ出くわすと、こういう会話をすることがある。
「よぉ、久しぶり。元気?今度飲もうよ」。怪人クンも例外じゃない。でも、こういうのって結局実現しない。したためしがないのだ。そこで、みなさんにも言いたい。“脱・今度”のススメである。
もちろん最低限のマナーはある。家庭持ちとか主婦だとか、女性などが相手なら状況にもよる。でも、基本的には男女かまわずこれからこういうシーンに出会ったら、怪人クンは迷わず日を決めることにする。あるいは相手の都合を訊いて「来週中に1回会おう」という。あまり間を空けないのがいい。勢いというか、図々しさも時には必要なのだ。ケータイ番号、メールアドレスは絶対訊いておく。その間何度か連絡も入れる。いつまで経っても実現しない誘い方はやめる。本当に飲みたい相手ならなおさらだ。
今年の年賀状ではそれを書いた相手もいる。1ヵ月経ったが実現していない。よし、2月に入ったらすぐにでも誘ってみよう。
今回、29日のイベントもセメント父ちゃんが動いてくれなかったら“無”で終わっていた。1月21日(土)、「A-WARA」で会ってからたった8日。とんとん拍子で話が決まったのだ。早かったなぁ。経営者とはこういうものなのだ。これに刺激されて前述の“脱・今度”のススメを書いた。セメント父ちゃん、“気づき”をありがとう。

そこには“出会い”が待っていた!
いやぁ~日曜日はホント、楽しい時間を過ごせて嬉しい。会った次の日に、早速セメント夫婦の姪っ子さんが返事をくれた。ありがとう。参加者の方からもコメントをいただいて…。ア・セティさん、鬼っ子さんありがとう。鬼っ子さんってもしや…???
こうしてコメントしてくれたということは、あの瞬間のDr.トドーと怪人クンがどんな形であれ届いたということなのだ。そういった意味では2人で“勝利宣言”してもいいよね?何より怪人クンは、「からだの店」でみなさんと出会えたことに勝利宣言したいなぁ。セメント父ちゃん&母ちゃんそういうことですよね?“ダーッ!”やってもいいですか?(笑)
せっかくの出会いだ。これを1話完結じゃなく、連続ドラマにしていきたい。ということで、あの日だけじゃなく、怪人クンもその1人であるけれど「成功途上人」のみなさん、これからもよろしく!

日曜日に関連した話をもう少し。怪人クンは宗教家でも何でもないが、たまにはこんなことも書いてみようか?
じゃあ、成功ってなんなんだ?成功ってズバリ“幸せ”のことなのだ。心がハッピーになること。たとえば恋愛なら、好きな人と一緒にいられるという幸せ。仕事なら、たくさんお金を稼ぐ、稼げるという幸せがある。自分も潤い、相手も喜ぶ。とくに接客業などには大事なことだ。恋愛も仕事も、常に相手がいることを忘れてはならない。

自分と他者。それぞれに定めたハードルがある。人によってそれは違う。好きな人と食事するだけじゃなく、付き合って結婚する…そこまでにハードルを定めて行動する人。年収5000万円の人、年収1億という目標に向かう人。ハードルとはそれぞれの“価値観”のことでもあるのだ。もちろん、この差額(5000万円)が実力差という場合もある。どちらが幸せか?数字でいったら誰しも後者を指すだろうが、それは己のハードルで考えることである。他者からどうこう言われることじゃないのだ。
年収5000万円の人が1億円欲しくなり、そこを目指そうと思った瞬間、初めてその人自身が行動を起こすはずだ。そのためのヒントをもらいにセミナーなども聴きに行くだろう。自分の中のハードルを変えてみようと思わなければ、誰が何を言ってもその人は動かない。現在(いま)のまま5000万円で十分というなら、それもその人の成功(幸せ)なのだ。
ハードルを変えたくなったら変えればいいのだ。“途上人”とは、ハードルを変えたいと思う人たちのことであり、決して現状に満足していない人たちのことである。だからといって、そうでない人が成功者ではない不幸せ者=弱虫(負け組)ということとは違うのだ。世の中には“年収100万円の成功者”だっているはずである。お金に価値観を置くのか?あるいは別のものにハードルを定めるのか?その人次第ということなのだ。
29日の22時すぎ、「スタメン」(フジテレビ)という番組を見ていたら、おりしも“下流社会”というテーマをやっていた。同タイトルの本が今大人気だという。そういわれる彼らも、今が幸せだと思うならそれもアリなのだ。自身のハードルがそこにあるからだ。結局は自分の人生なんだからね。

ただ、講義の時Dr.トドーも言っていたが、80%はお金で成り立つこの社会。夢の実現も、将来起こりうるもろもろのことも含めて、現実問題としてないよりあったほうがいいことだけは確かなのだ。
それともう一つ、Dr.トドーがいいことを言っていた。夢が叶いその道で仕事もしている。でもなかなか思うような収入がない。そんな彼らが別の仕事で稼ぎ始める。もったいない。あぁ、もったいない。その技術を持っているなら、今はまだその本業で食えないなら、バイトは同じ世界のものでやったほうが絶対いいと。方法は自身で考えれば何とか見つかるとDr.トドーはいうのだ。仮に漫画家の男がそれ1本では食えないからと、運送屋でバイトしてどうする?というのだ。カネは稼げるが、次第にそちらがメインになり、結果流されせっかくの技術が錆びる…というのがその理由。それならまだ編集者とかでバイトして人脈を掴んだ方がよっぽどもいい。“業界”にいたほうが芽が出る近道だからだ。自分をもっとアピールするなら同じ世界、あるいはそれと交わりのある世界で稼げ!と彼はいうのだ。ごもっともである。

月曜日は前日(29日)に出会った人たち、それも女性からこうしてコメントをもらえたことがすべてである。ほかに書くことはない。もう十分だ。きょうはここまで。
あ、あった、あった。書くことが(笑)。長野の腐ったTUBEさん、メールありがとう!


※怪人クンの授業が聴きたいんですか?女性陣からそんなことばが出るとは…。みんなでテーブルを囲んで雑談式なら何とかなるとは思いますが、セミナーは…。第一、テーマは「ネオン街」ですよ、おそらく(汗)。恋愛話にしたって、怪人クンは恋戦恋敗(れんせんれんぱい)ですからねぇ。まずいですよぉ。
※29日のセミナーでDr.トドーがホワイトボードに書いた言葉の数々(写真)。授業終了後に撮影。


成功注入!~“ミスターX”が投じた気づきという薬~

2006年01月30日 | Weblog
<1月29日(日)>

御前崎のセメント父ちゃんが動いた。自身が経営する「からだの店」が本日の舞台。
この先、整体の道で生きていこうという弟子たちに意識改革を施そうと、あることを仕掛けたのだ。ショック療法というやつ。普段は接点のない人間が入ると、その場にいつもとは違う“何か”が生まれる。慣れ親しんだ環境にはない緊張感といったらいいのだろうか?外部からの劇薬を注入することで刺激を与える。
今回、“ミスターX”にそれを依頼してきたのだ。一体誰が来るのか?正体は当日までシークレット。妻であるセメント母ちゃんにさえそれを明かさずにいたというのだから、セメント父ちゃんの“プロデューサー力”はやっぱり凄い。徹底的に口を閉ざす。それでいて彼らに対する興味付けはちゃんとやっているのだ。あおりはバッチリなのである。イベントにはコマーシャルが必要だからだ。父ちゃんには、“エンターテイメントとは何か?”ということを改めて学ばせてもらった。
当初、セメント母ちゃんは“ミスターX”が怪人クンじゃないか?と思っていたそうである。それを聞いてセメント父ちゃんは間髪入れずこう返したという。
「怪人クンがさぁ、人前で2時間も『成功哲学』をテーマに講義できると思う?ホワイトボード使って理論を語れるか?一人を相手に、たとえばキャバクラの女のコには話ができるだろうけどさぁ、どう考えてもセミナーは無理でしょ?」
するとセメント母ちゃんも迷うことなく「それもそうね」と頷いたというのだ。トホホ。
まさに水面下でこの企画は進んでいた。この話自体、セメント父ちゃんから“ミスターX”へ直に行ったものなのだ。怪人クンは開催決定になった時点で“ミスターX”から誘われた形なのだ。
秘密―――。そんなわけで、このことについてはきょうのきょうまでブログでも一切触れずにいた。

“ミスターX”との待ち合わせは午前10時。それまで1時間ある。24時間をいかに有効利用するかだ。少しでも余裕があるならと、事務所へ行ってデジカメの充電とブログを仮更新した。かといって本文までは書いている時間はない。それは夜にやればいい。その旨をブログにアップした。ところがだ。何を勘違いしたのか、“ミスターX”から(待ち合わせ場所に着いたぞ)というメールが届く。9:20である。早すぎるよ。まだ事務所だってば!充電もできてないよ。少しの間、彼には待っててもらうことにした。それから20分ほどで電話が来る。充電も完璧にできないまま外へ出た。怪人事務所前で合流。いざ、店のある掛川へと向かった。
地図もなく“ミスターX”の勘のみで車は走る。ようやく150号線が見つかる。そこは一本道。ひたすら走る。辺りを見ても何もない。あるのは畑のみ。もしも怪人クンがこの町に住んでいたら“ネオン街のホームレス”には絶対なっていなかった。いや、なりたくてもなれなかっただろう。この時間でさえ何もないのだ。夜は真っ暗闇必至。
その一角にポツンとお城のような、レンガ造りの大きな建物を発見。ここがセメント父ちゃんの「からだの店」なのだ。訪問時間までにはまだ間がある。時間をつぶそう。

後30分もすればとんでもない薬が13名の人々に注入される。かなりの刺激物に違いない。薬の名は“ミスターX”という人間薬だ。処方箋があるなしは関係ない。薬局に行っても売っていない超貴重な薬なのだ。注入時間は120分。果たしてまだ見ぬこの薬、彼らにとっては劇薬?毒薬?それとも媚薬?オイオイ、性欲を増強させてどうする?いや待てよ。自己改革意欲を掻き立てるということであればこれもアリか?どちらも“欲”なのだから(笑)。いずれにせよ、2時間後には大いなる副作用をもたらすことだけは間違いないだろう。そう、“気づき”という副作用を。それはやがて彼らに成功という“福作用”(幸せ)をもたらすかもしれないのだ。そのヒントを与えることが今回の“ミスターX”に課せられた使命である。彼はかなりの毒舌家だ。もしかしたら拒否反応を示してしまう人も出るかもしれない。あるいは、触発されてすぐにでも行動を起こしてみようと思うかも?そのどちらかだろう。聞いたあと“何も感じなかった”、という人はいないと思う。この毒は中途半端に終わることだけは絶対ない。

12:09。刻、一刻と迫り来る大一番を前に男たちは海を見つめていた。しゃべるわけではないが、怪人クンも同じ気持ちでいた。辺り一面が青く光る。太陽が照りつける。眩しい。季節は冬。風はさすがに冷たいが、ここが“ミスターX”の控え室。ドレッシング・ルームである。彼がこれから上(のぼ)る場所は“教壇”というリングなのだ。最後の調整を終え、気合い一発、“ミスターX”は再び車に乗り込んだ。その助手席に怪人クンも乗り込む。5分足らずで店に着いた。
玄関にはセメント父ちゃんが出迎えてくれた。中へと通される。1階にある小さな部屋で待機。ここでセメント母ちゃんと再会。「怪人クン、オシャレになったわねぇ。帽子も似合うわ」。姪っ子さんともお会いした。“ミスターX”とセメント父ちゃんは打ち合わせ。怪人クンにも出番があるというのだ。アレをやってくれと言われた。わかりました。
時計の針が13時をさした。さぁ、いよいよだ。各部屋を少し案内してもらいながら弟子たちの待つ会場へと入った。セメント父ちゃんを先頭に我々二人が後に続く。温かい拍手で迎えられた。司会進行はセメント父ちゃんが務めた。“ミスターX”のプロフィールが紹介される。続いては男女13名のうちの半分が前へ出て聞く前の意気込み、このセミナーに何を期待しているかなどを順番に語る。それが終わると怪人クンの登場だ。“ミスターX”とセメント父ちゃんを結び付けたということで、立会人という立場でここに呼ばれたことが紹介された。
「では怪人クン、一言お願いします」(セメント父ちゃん)。
マイクがないから何となく手持ち無沙汰。それでもお約束はお約束。
「元気ですかぁ~!?ということで、怪人クンです。きょうは2つ期待してることがあります。1つは彼の話を聞いてみなさんがどう感じるかが知りたい。もう1つは、彼のプロとしての顔、普段は垣間見ることのできないカウンセラーの姿が初めて見れるということを今、凄く楽しみにしております。ということで、Dr.トドー出て来いっ!」
挨拶中は完全に猪木さんが乗り移っていた。口調も猪木さんそのままだったのだ。

ここで初めて“ミスターX”がDr.トドーであったことを書くことができた。前フリがずいぶん長かったかなぁ?
なるほどな。“仕事師”としてのお前の姿、見せてもらったぞ。彼は堂々と仕事をこなしていた。最初は少し硬いかな?という気もしたが、ある瞬間から乗ってきたのがわかった。一語一句、熱心に耳を傾ける弟子たち。時折笑いを交えて話すDr.トドーもさすがだ。自身の体験談やポイントであるところをしっかり強調してしゃべる。中でも力説していたのはこの4つ。

①無気力
②無反応
③無計画
④無行動

Dr.トドー曰く、無は死を意味する。ここからは何も生まれない。ホワイトボードに書かれたこの文字だけはセミナーが終わっても消えることはなかった。実にたくさんの薬を注入したがここではスペースの都合上割愛する。もしあれば、Dr.トドーにここのコメント欄で補足してもらおうか?
驚いたことに、このセミナーには静岡県の人だけじゃなく、東京や神奈川など他県からも参加者がいたことだ。終了後、半分の参加者が感想を述べた。
あ、そうだ。これは書いておかないと。セメント父ちゃんも罪な人だ。
「このセミナーにはカワイイ女のコが多いよ」ということを聞かされていたが、とんでもないですよぉ!みな超ハイレベルじゃないですか!ソックリ大賞に出たらおそらく優勝間違いなしでしょう。“伊東美咲”まで呼んじゃって…。まいったなぁ。完全に反則です(笑)。怪人クンが講師ならあれじゃぁ集中できませんよぉ!Dr.トドーはよく乱れずできたよなぁ。感心した。セメント父ちゃん、もし怪人クンが何かのイベントで講師になったら、お願いですから最前列に美女軍団は揃えないでください!ムラつきます。
いかんいかん。あらぬ方向へ話が行ってしまった。
数名の方たちと名刺交換させていただいた。

Dr.トドーは何らかの“気づき”を与えた。がしかし、彼はそのキッカケを作ったにすぎない。仕事もプライベートでも、何事もやるかやらないかは己次第なのである。他者はどんなに優しい人でも、成功の扉は開けてはくれない。恋愛も同じだ。キーを差し込むのは自分なのだから…。薬の“福作用”は自力で効かせるしかないのだ!


※18時すぎ。夕食は焼津のデパートでオムライス専門店へ入りました。ビーフストロガノフなんたらかんたらという名前のものを注文。デミグラスソースの激うま味でした。一緒にアイスコーヒーを飲んだため、静岡までの帰り道は“トイレ男”に変身。実はデパートでも2回ほどおしっこへ。
※Dr.トドーがトイレ男の新ネームを考案。名付けて“便器マン”。そして怪人クンがこのセリフを提案。便器マンの常套句。「便器ですかぁ~!?便器があればいつでもできる!バカヤロー!」きょうもどこかで便器マン。ムフフフ…。
※なぜ28日の新年会のエロ茶の写真が幽霊写真だったかといいますと、レンズに油らしきものが付着していたからです。自宅で掃除したら綺麗に写りました。これで木曜日は“道着姿”のエロ茶をカシャッ!
※大仕事を前に、海を見つめる男の背中(写真)。Dr.トドーの背中です。


エロメガネの女(仮)

2006年01月29日 | Weblog
<1月28日(土)>

大一番を前にすると必ず立ち寄るところがある。それがスポーツクラブだ。肉体を刺激するための作業に入る。
朝の10時にオープンとなるその場所に10:20くらいに到着。着替えてマシーンスペースへ移動。ウエートトレを中心にやる。完治とはいかないが、水曜日に痛めた背中の具合はもう大丈夫そうだ。
ところで、一体何が大一番なのか?すべては明日のブログに書く。

18:30から、某ブライダル会場で合気道教室の新年会に参加した。6つの教室が一同に会したのだ。普段はなかなか会えない人たちとも顔を合わせる。こういう時間はホント貴重だ。
今回のイベント、例年と違っていたことが一つある。この日の参加者は60名。男性6割、女性4割といったところ。6個に別れた丸テーブルに10名ずつが座る形だ。座席は抽選で決まるという。自由席の場合はどうしても仲間内で固まりがちだが、この形式はそれをさせない。たとえば“イモ”軍団同士で座ってしまうこともないわけだ。いいことである。せっかくのパーティーだ。この機会にしかしゃべれない人と交流を持ったほうがいいだろう。怪人クンは誰の横に座るんだろうなぁ?どうせなら綺麗な女性の横がいいなぁ。結果は…ナバだった。彼が左隣に来たのだ。右隣はおばさんのベテラン指導員だった。思わず、「なぁ~んだ、このテーブルには女性がいないじゃないか」とぼやいてしまった。その女性指導員から頭を小突かれたことは言うまでもない。今宵も怪人クンの減らず口は健在である。
それにしてもだ。ナバと並ぶなんてなぁ。ここまでくると運命以上のものを感じる。会長先生も「お前たちはホント、腐れ縁だなぁ」と言っていた。18年の男の友情は、男女間でいう愛情をも凌駕しているんじゃないだろうか?この引きの強さはただ事じゃないらしい。だからといって、野郎二人がどうこうということじゃないよ。断じてそういう関係じゃないから。怪しまないようにね(笑)。

エロ茶のいたテーブルはなかなか女性が多かった。途中で遊びに行く。しかし彼女はすぐにほかのテーブルへお酌に歩く。逃げるな、コラッ!
宴の途中、カンフーとあっぴーが壇上へ上がり結婚報告をして、ナバも長女誕生を参加者に報告。怪人クンも何かしたい。何でもいいから壇上へ上がりたい。エロ茶を捕まえて「偽装結婚報告でいいから一緒に上がらない?“このたび私たち結婚しました。でも明日別れるんです”って言えばいいからさぁ」とわけのわからないことを提案する怪人クン。エロ茶の答えは当然ノーだ。しょっぱいなぁ。女優になれよ。仕方なくナバを壇上に上げてエロ茶の代わりをさせた。こうなると、もう単なるやけっぱちである。一同の反応は…わずかな笑いが漏れるだけ。酒を飲んでいたのだ。酔っ払いの戯言にしか聞こえなかったらしい。まぁいいだろう。楽しければ何でもいいのだ。思いつきの人生、こんなもんさ。ダッハッハ。
2時間で1次会は終わった。結局のところ、怪人クンは何がやりたかったのだろうか?自分自身でも謎のままである。こんな時、エロ茶はいつも犠牲者なのだ。合掌。


※怪人クンが言うのもなんですが、よく見るとエロ茶っていい女ですねぇ。エロメガネに思わずドッキンドッキン。怪人クン&エロ茶禁断の2ショット(写真)。なぜかモザイク、いやスモークが焚かれたような感じに写ってしまいました。エロ茶が拒否反応を示してるんでしょうか?
※1月29日(日)20:40、本文を追加しました。エロ茶繋がりだし、タイトルはこのままでいいでしょう。
※『怪人クン☆cafe』主要登場人物ガイド。こちら2つを載せておきます。
2004年12月29日更新2005年11月1日更新


親バカ大集合~もう一つの公園散歩~

2006年01月28日 | Weblog
<1月27日(金)>

わが子が一番!他人から「けっ、不細工だよなぁ。変な顔」と陰口で言われようとも、子供を持つ親たちはこう言い切るに違いない。“子育て1年生”の夫婦ならなおさらである。とくに母親は、出産という大偉業を経験する。自身のお腹を痛めるのだ。“子供は自分の分身”と思っても何の不思議はない。こういうことは比べるものじゃないが、その気持ちは男親の比ではないだろう。男親はどう逆立ちしたって出産は不可能。性転換手術をしてもダメだ。
どちらの親も、わが子には全身全霊の愛情を傾ける。かけがえのない宝物なのだから当然だ。

そんな親バカたちが集う“もう一つの公園散歩”。それが「育児ブログ」である。
わが家にいながら“公園デビュー”ができるのだからこんな便利なものはない、と利用者は年々増加する一方のようだ。始めたキッカケはいろいろあるだろう。わが子が大きくなった時、「お前は何年か前までこんなだったんだよ」と見せてあげたい。未来のために、という親。片や、こういう人も少なくないだろう。“喜びを分かち合う”ための手段。旦那のいない時間、ひとりで子供と遊びながらも、誰かと同じテーマで語りたい。できるだけ早く、多くの人たちとともに…。
“どう、ウチの子大きくなったでしょ?かわいいでしょ?ねぇ、見て見て!”といわれても、血の繋がりがない人間には他人事でしかない。だが、ここに集う人たちにはそれが理解してもらえる。こんなに楽しく、心強い味方はいない。
主婦同士が、パソコンから発信する情報は「わが子の成長記録」。互いの体験談や報告を文字や写真で公開する。自分たちの日常を余すところなくオープンにすることで、会ったこともない“仲間たち”が子供の成長を自慢し合うのだ。私も入れて!こっちも読んで、と互いのブログにコメントを寄せ合う。いつのまにかそこは、“子育て”というキーワード繋がりの巨大なネットワークが形成されているのだ。どんどん輪が広がっていく。

ブログのアクセス数は、何をテーマに書くかによって決まるといっても過言じゃない。個人の単なる日記に比べたら、この“育児”というジャンルは人気コンテンツといえる。1日だけでも膨大なアクセス数があると思うのだ。怪人クンのブログより遥かに多いはずである。
“パパバカ”で知られる我が友、しょっぱいMCは子供をテーマにブログを書いている。写真はいつも長男のものばかりだ。たまには自分中心のブログを書いてみたら?と木曜日にメールしたところ、(とんでもない。そんなのはムリだ!暇がない)とキッパリ。こう言い切ってしまうところがまたしょっぱい男なのだ。ウソでもいいから「時間を見つけて書いてみるよ」とリップサービスしてほしいよなぁ。“プロレス”しようよ。あぁ、どしょっぱい。まぁ、それはいいとして。
実は彼の奥さんも「育児ブログ」を書いているのだ。ぶっちゃけ言ってしまうと、怪人クンにとってこのジャンルは今のところまったく興味がないものなのだ。交わらない世界である。それもそのはず。他人様(ひとさま)の子供に感情移入なんてできないよ。ましてや、怪人クンは結婚未経験の独身で、子持ちじゃないんだから難しいよ。ただ、MC夫人がどんな文章を書くのか興味があったので見せてもらっただけなのだ。
なるほど、しょっぱいMCの言うとおり、彼女のほうが読みやすい文章を書く。柔らかい感じがする。さすがは女性である。彼のはどこか硬さがある。他者の文章をどうこう言えるほどじゃないが、これが怪人クンなりの感想だ。

「育児ブログ」、恐るべし!MC夫人のブログを見て驚いた。そこには毎日のように10個近くものコメントが寄せられているのだ。なんとも凄い話である。“ジャンルの団結力”というか、主婦魂&子育て魂を感じる。怪人クンなんて、多くても3~4個だよ。
その裏で、彼らには危険意識がまったく見えないことに気づく。ネットにわが子の写真と本名を堂々と載せているのだ。まさにこの世は犯罪地獄。そう考えると、無防備もいいところだ。個人情報を丸出ししていることになるからだ。だからといって、やる前からそんなことをいちいち気にしていたら何もできない。彼女たちの“見せたい願望”は、そんなものなどお構いなしなのだ。
とにもかくにも、今のところはまったく交わることのない世界、それが子育て。子供を持ってみないことにはこの気持ち、絶対理解できないだろうなぁ。自分が主役!じゃないと気がすまない怪人クンにはなおさらである。

金曜21時。「横丁のバー」“嘆きの店主”の店は超満員7名札止め。ついてないよなぁ。さぁ、どうしよう?“妖怪酒場”で壊れてみようか?それもいいけど、今宵のところはやめておこう。そんなこんなで“ネコの足跡”で軽く1杯。ネコママは久しぶりの和服姿。MUROちゃんはおなじみ白のブラウス。ギター片手に洋楽を歌う♪ムムム~のおじさんはセーター姿。
服いえば、この日の夕方も怪人クンは洋服を買ってしまったのだ。この2日間でファッションに10万円近くを遣ったことになる。買わないと流行がどう代わっても買わないが、一度買い出すと次々買ってしまうのだ。怪人クンは凝り性というか、両極端なのである。
その時、いくつかのデパートとブティックに入った。今年の3月で幕を閉じる某老舗デパートは完全なる死に体だった。かつての栄華はまるでない。空気は澱み切り、抜け殻状態。終焉が迫っているのだから仕方のないことかもしれないが、その光景はあまりにも寂しすぎた。幽霊屋敷と化していたのだ。長きに亘り“怪人クンの街”をリードしてきた某老舗百貨店。ここに、一つの時代は完全に終わりを告げようとしている…。


※怪人クンが最も多く顔を合わす仲間、“イモ”軍団。その中のナバ&メグ夫妻にも、つい最近長女が誕生。娘ということで、とくに男親であるナバは子ぼんのうになるんでしょうかねぇ?そのうち、「オレも『育児ブログ』を始めちゃったよ!タイトルはこれさ。『ナーバパパの子日記』だよ。見てね!」なんてこともあり得るかも?どう、書いてみたら?(笑)
※この日、“ネコの足跡”で出されたお通し。ネコママ作、ロールキャベツ(写真)。
※明日(1月29日)は、都合により日記の更新が大幅に遅れそうです。たぶん夜の予定です。ご了承ください。




ケバカワイイ

2006年01月27日 | Weblog
<1月26日(木)>

昨年、大ブレイクした「電車男」。彼はご存知“オタク”と言われる世界から飛び出たヒーローである。アキバ系人間はどうしても“キモイ”というレッテルをはられる。萌え~とかの流行り言葉も“流行ってるから使う”ことはあっても、世間の大多数からは理解されにくい。「大の大人が、バカじゃね~の」と鼻で笑われる。
そんな時、あの「電車男」が出現したことによって“オタク”や“アキバ系”は社会に渦を巻き起こした。エルメスという“別世界”にいた彼女もGETすることに成功。こうして彼は単なるキモイ男から“キモカッコイイ男”になった。市民権ならぬ“オタク権”をも掴んだのだ。
女性にも救世主が現れた。“エロカワイイ女”、歌姫・倖田來未である。同世代の女性たちが彼女のファッションを真似、街を闊歩する。そんな光景を東京などに行くとよく見かけたものだ。

ネオン街の世界はどうだ?嬢たちを“別世界の人種”と見ているような女性たちはただ一言、「ケバイね」と表現する。吐き捨てる。この業界は人気商売だ。だから売れてナンボ、目立ったもん勝ちというところがある。派手な化粧、派手なファッションは自分をアピールする手段なのだ。地味で存在感がない女性では稼ぐことも難しい。自分をさらけ出すことができない者には向かない仕事といえる。彼女たちがケバイ?上等だよ。いいじゃないかどうだって。彼女たちには彼女たちの世界があるんだから。
“ケバカワイイ”キャバ嬢、出て来い!
怪人クンは待ち望む。夜のスーパー・アイドルを。こんな女性が続々と現れてくれることを…。
身も心もダサい男、ダサい女は相手にされないぞ。これからの時代、男は“キモカッコよく”、女は“ケバカワいく”行けなのだ!


※19時すぎから「丸井」で買い物。服を2点ほど買ってしまいました。“自分をデザインする”と宣言した怪人クン、どうなりますか?
※消息不明の“ダシ男”からメールが。(いいダシ求めて幾星霜。きょうはアフリカ、明日はインド。今は大西洋横断中…)。うそつけ(笑)。この男、一度消えるとまったく連絡が来なくなります。別名、“忘れた頃のダシ男”。
※「丸井」前(写真)。


美人はく奪

2006年01月26日 | Weblog
<1月25日(水)>

最近、怪人クンがよく行く某地方銀行のフロア担当員が若い女性になった。
14時すぎのことである。この日も彼女は立っていた。黒いスーツにパンツスタイル。髪はショート。耳も出ている。スラ~ッとしてて背が高い。170cmはありそうだ。しかもさっぱり顔。まだ会話したことはないから、ATMなどの操作でも尋ねるフリをしてキッカケでも作ってみようか?ムフフフ…。ベテランのおばさんフロア担当もまだしぶとく居座っているが、やっぱり若い方がいいよ。絶対いいよ!

この銀行も、昨年秋口から受付カード制を導入。これにより、こちらの意思に関係なく担当窓口へ行かざるを得なくなった。それまでは融資などを除いて、他の業務は×番窓口が●●係ということにはなっていても、あまり関係なくどの窓口でも受付けてくれていた。
そういうことだから、怪人クンなんかは笑顔がカワイイ女性、雰囲気がよさそうな女性のところに行ってお願いしていたものだ。一目見て、いかにも暗そうで、無愛想な表情の行員には頼まない。徹底的に敬遠した。それも今は不可能になってしまった。あ~ぁ、つまんないなぁ。仕事中の、一服の清涼剤を銀行の都合で奪わないでくれよ!(怒)
窓口業務に携わる人たちは直にお客とふれあうのだ。だから、あらゆる部分で“美人”じゃないとね。笑顔も態度も雰囲気も…。好感が持てるということ。女性に限らず男性もそうだよ。彼らの場合は美人とは言わないから、なんて言ったらいいのかなぁ?
窓口は銀行の“顔”である。だったら、そこには“接客美人”を置け!なのだ。“最前線”にブスは置くな!ブスは下がれ!そういう連中は2列目以降の業務に異動させろ、と言いたい。後方部隊で十分だ。これって銀行の品位にかかわる問題だと思うのだ。全然大げさなことじゃないぞ。
銀行とドコモショップの違いはあるが、きのうの『天才日記』(1/25更新分)でターザン山本さん!が言うようにあのような受付システムは、お客側にそれほどメリットを与えていないように思う。待ち時間だって以前と大して変わってないし…。怪人クンにしてみたらあんなもの、“美人はく奪”である。嬉しくもなんともない。ただのデメリットでしかないのだ。


※怪人クン危うし!“己トーナメント”早くも棄権か!?
ついに週2稽古も途絶える…。25日の19時を少し回った頃。合気道水曜教室での話。練習中、背中を痛めてしまいました。誰の技を食らったというわけでもなく、自爆というのがまたしょっぱい。今年こそ、負傷欠場だけは避けたかったのですが。何かというと欠場とは、まるで清原みたいですねぇ。
そんな怪人クンの緊急事態にズバッと参上!Dr.トドーの応急処置を受け何とか動いておりますが、本日(26日)の“木曜劇場”は欠場することにしました。“道着カフェ”のアイドル、エロ茶を激写してこのブログに載せようと思ったのですが、またまたお預けです。来週にも復帰します。
※今回の負傷、Dr.トドーの診断によると、怪人クンの準備運動不足が原因ということでした。柔軟をちょちょちょい~っとやっただけで動いたのはまずかったみたいですねぇ(汗)。オレ(私)は大丈夫!という過信は禁物。みなさんも、体を動かす前はストレッチを入念に行いましょう。
※ボビー・オロゴン乱闘事件もそうですが、またまた変な事件がありましたね。詳細はコチラをどうぞ。怪しい57歳男。
※「うたまくら!写真館」。これにて最終回。また何かがあれば送ってもらいましょう。1月3日(火)、浅草「花やしき」の“闘魂神社”にて。マイクを持つ猪木さんに目がいってしまいますが、写真右下に注目。この後頭部に見覚えはありませんか?(写真)。





見せかけな態度は、“心の偽計取引”だ!

2006年01月25日 | Weblog
<1月24日(火)>

Dr.トドーから15:30に電話がくる。声が弾んでいる。何やら怪人クンをキッカケにして御前崎のセメント父ちゃんとの交流がスタートしたようなのだ。へぇ~、それは素晴らしい。凄いことじゃないか!『怪人クンのおかげだよ』と彼は言うが、お礼を言われるようなことはしてないよ。ただお前を、あの日飲み会に誘っただけなんだから。そうなったのはお前という男が、セメント父ちゃんの心に“何か”を響かせたからだよ。おめでとう!でも、こういうのを聞くと嬉しくてたまらないよなぁ。
夕方、16:30頃のこと。うたさんからも電話がある。
『怪人クン、日記更新されてないじゃん』。そういうことだってあるよ。18:30すぎに更新。それからしばらくして早速“あのことば”の意味を調べてみた。

「ライブドア」関連のニュースで何度も耳にした“風説の流布”は、株の専門用語ということではないらしい。ただ、日常会話や小説などのセリフにもまず出てこないから縁のないことばであったことは確か。
簡単に言うと“未確認の噂を流す”ということ。株取引などでは“虚偽の情報を流す”、となる。たくさんの本を読む怪人クンも、知らない日本語はまだまだ山ほどある。知ってるもののほうが少ないだろう。世の中に転がるニュースは新しい発見を与えてくれる。知らなかったことばを一つ覚えたのは収穫だった。ちょっと早いが、今年の流行語大賞にこれがノミネートされるんじゃないか?こちらも出てきそうだ。ホリエモンが“世界一”とともに連呼したあの「時価総額」ということば。これからは、たわいのない会話の中でも友だちなどに向かってジョーク交じりにこういうかもね?
「お前の“時価総額”はいくらだい?」
「うん。今のオレの“時価総額”はねぇ、ぐんぐん上がってるよ。××××円くらいじゃないかな?」
てな具合に、その人の価値を表す時に使われるかも?流行るかなぁ?(笑)

それにしても、毎日流されるニュースとはなんて移り変わりが激しいものだろうか?今騒がれているこの話題だって、また新たに大事件や何かが起これば報道される回数は激減するだろう。当事者や関係者以外のほとんどが無関心となる。よそ事。それが世間というものだ。
職業によっては“稼ぎ時”と“暇な時期”というものある。シーズンとオフシーズンというのもある。でも報道関係、とくにこういった社会ネタ、事件を扱う人たちにはそれがない。息つく暇もないだろう。彼らの口から“暇だよぉ~”というセリフが聞けた時が「世の中平和」ということなのか?

Dr.トドーの「友情(愛情)もお金で買える」というのは結果論で言えばまったくその通りだ。互いにその気持ちが芽生えることも十分にあるからだ。
“出会い”という最初の入口。そのキッカケを与えるというビジネスはいくらでも存在している。男女が参加する「出会いのパーティー」。「結婚紹介所」みたいなのもそうだろう。ネオン街もしかり。ピンク色の薔薇と出会ったのもお金を出して“庭園”という空間に入ったからなのだ。それがあったから今がある。お金が怪人クンと薔薇を引き寄せたことになる。紛れもない事実だ。

これらのビジネスは“愛情を買う”とか“友情を買う”というより、そうなるための“キッカケを買う”ことである。
まず最初にそれがあって結果が生まれる。でも、その過程を飛び越えていきなり“好きになってください”や“(息子の)友だちになってください”とマネーをいくら積まれても相手は本気で振り向かないだろう。その場しのぎの演技、“なったフリ”はするかもしれないが…。入口はどうであれ、「愛」や「友」、さまざまな“情”が湧くか湧かないかはお金ではどうにもならない。相手に対する感情を偽って「好きだ」とか、「お前は友だちだよ」なんてこれっぽっちも思ってないのに態度をしたら…。それでも誰かが救われたなら結果よしとなる。なるが、さも大切な存在であるかのように見せかけたら?これこぞ“心の偽計取引”じゃないか!?

キッカケはキッカケ。そこから先は別の話なのだ。相手次第、自分次第である。
やっぱり男と女の愛情も友情も“ダイレクト”には買えない!これが怪人クンの言いたかったことなのだ。さて、みなさんはどう思う?


※「うたまくら!写真館」。今回は“うたの街”のとある公園(写真)。真っ白だぁ~。


怪人クン、大ヒール宣言!

2006年01月24日 | Weblog
<1月23日(月)>

容疑者・堀江貴文―――。
23日(月)の19時すぎ、テレビにテロップが流れた。やっぱりか?ついに来たか?呆気なかったなぁ…。IT業界の寵児(ちょうじ)といわれ続けたあのホリエモンが逮捕された。容疑は証券取引法違反。“偽計取引”。赤字決算をさも黒字のように見せかけること。読んで字の如し、偽り計上する取引。まぁ、こちらは言葉的に理解できる。片や、“風説の流布”といわれても、頭の中は「?」マークが飛び交うだけ。株をやらないのだから、これまでまったく縁もない。“ライブドア・ショック”と騒がれたこの事件があるまでは、聞いたこともない言葉だった。証券取引法の第何条かを調べれば書いてあるらしいが、それをしていないのだ。いまだに意味が解らない。これを書き終わったらすぐにでもネットで調べてみよう。

一報が流れた時間、怪人クンはウチにいた。居間にあるテレビのチャンネルは日本テレビを点けていたが、即NHKに切り替える。普段なら絶対と言っていいほどに合わせることがない局だ。でもねぇ~、ここってねぇ~、早くってねぇ~、確実でねぇ~、正確に事実を伝えるからねぇ~…。ヤラセもある。不祥事が続いたことも忘れている。それでも脳内に染み付いたアルファベット3文字のブランド・イメージは先行する。怪人クンも含め、人間なんて現金なものである。この時はまだ“見込み”の段階だった。それからすぐに“逮捕”という報道に変わった。
今度は自分の部屋に行きテレビを点ける。スカパーにはニュースの専門チャンネルがいくつもある。「JNNニュースバード」「朝日ニュースター」などをこまめに切り替える。朝日ニュースターには小宮悦子さんが出ていた。それを見る。そのうち、民放のテレビ朝日もぶっ続けでこのニュースを流した。他局もゴールデンタイムのレギュラー番組をすっ飛ばし「報道特番」に切り替わる。唯一、フジテレビはマイペースで通常枠を流している。フジと「ライブドア」といえば何かと因縁がある会社。ケンカもしたが、提携などもした仲だ。いくら“バラエティーのフジ”でも出遅れはまずいだろう?こんな時でもあえて静観の構えか?「HEY!HEY!HEY!」(20時~)「西遊記」(21時~)「SMAP×SMAP」(22時~)をやってる場合じゃないだろうに?それとも、敬遠したいと思ったか?まぁ、“わが道を行く”のもいいだろう。
23:30の「ニュースジャパン」ではしっかり取り上げていた。世間の関心度も高いビッグニュースなのだ。敬遠などするはずもない。上記3番組に加え「あいのり」(23時~)もそうだが、これらはどれも高視聴率を弾き出しているのだ。簡単には飛ばせない事情もあるのだろう。
話は前後する。21時頃からだったか、テレ朝に古舘伊知郎氏が登場すると、ほとんど換えずここをメインに見ることにした。
上空からの映像。カメラがホリエモンを乗せた車を捕える。地検から拘置所へと移送される瞬間である。縦に伸びる1本の管。赤く染まる首都高はまるで血液だ。その中を走る車は限りない数の栄養分や菌。混在するそれらが動くさまに見えた。

そろそろ本題に入る。一体この地球上にブログというものがどれだけ存在するのか知らないが、おそらくこんなこと誰も書かないだろう。ならば、この怪人クンが書こうじゃないか!
もしかすると、きょうの日記は全読者から大ブーイングを食らうかもしれない。“その考え、おかしくない?”と言われるかもしれない。でも仕方がない。書きたいと思ったんだから。今の、この気持ちを抑えて差しさわりのない“なんちゃら話”を書くつもりはさらさらない。ズバリ本音を書く。

さぁ~てと、ここからは怪人クン、大ヒール(悪役)宣言だ!
そんなにホリエモンが悪いのか?「ライブドア」はいけないことをしたのだろうか?
これは、彼らを擁護するために言ってるんじゃない。一連の逮捕劇も怪人クンから言わせればただ運が悪かっただけなのだ。だってそうだろう?人間にはみんな欲がある。あれだけの富と名声を掴んだら世界も変わる。麻痺もするさ。カネ!カネ!カネ!マネー!マネー!マネー!そう思ったからこうなったのだ。そもそも、この世にカネなんてものがなかったらありえなかった話である。
もしあなたが大金を、ビッグ・マネーを動かすような世界にいたら?怪人クンもなったかも?きっとあなただってホリエモンと同じことを思うだろう?彼はそれだけのものを手にしたからさらに上へ、と思ったのだ。
もっと金持ちになりたい。もっといい暮らしをしたい。もっとカッコいい服を着て、車に乗って、美味いものを食べて…。誰もが抱く当たり前の気持ちである。じゃぁ、そのためには何が必要?やっぱりカネだよ、カネ。カネさえあればVIPな待遇も受ける。周りからもちやほやされる。利用もされるが、そんなことは気にもしないだろう。愛がなくても男はいい女と付き合える。他者の心だって買えてしまうのだ。まだあるぞ。政治家だってカネでなれる時代だ。総理にだってなれるだろう。選挙に出るためには莫大な資金力が要るからだ。まずはそこからスタートするのだ。親が子をいい学校に入れたい。これもカネがなければ無理な話。小さい頃に描いた夢、何かの店を開きたい。これも叶えてくれるものはカネ。病気したってカネは必要だ。老後だってカネが要る。すべてカネ。挙げるだけでもきりがない。
とくに男に対しては経済力が問われる。それが世間の“常識”となってるじゃないか?カネとは関係なく、美貌だけでVIP待遇されるのは女性だけだ。いくらカッコイイ男でも中身(カネ)がなかったら、ディズニーランドやディズニーシーも貸切にはできないだろう。彼女とのデートに、自身のバースデーパーティーに“夢の国”を独り占め…。金持ちならそれができてしまうのだ。
“世の中カネだよ!”と自身のブログで言ったという宮内容疑者(ライブドア取締役)は正しいのだ。間違ってない。カネはいくらあっても生きてく上において困ることはない。面倒なことがあるとしたら、せいぜい財産分与で争う時くらいだろう。

もう一度言うぞ。“世”はカネだよ。つくずくそう思う。ただし、一部を除いて“人”は違うよ。カネで動かないよ。親が注ぐ無償の愛情。人情。友情はカネじゃない。いくら積んでも買えないよ。友情は友情でも、“うわべの友情”ならこれまたカネで買えちゃかもしれないけどね。ありえない話じゃない。親の歪んだ愛情で「引きこもりのわが子と友だちになってくれませんか?100万円払います」なんて友情ビジネスがネットに載るかもしれないのだ。でもそれはホントの友だちじゃない。これもそう。1日は24時間という法則もどうにもできない。
「10億円払えば“1日30時間”を与えます」なんてことも不可能だ。
ホリエモンも「ライブドア」も悪くないといった意味。犯人は誰か?カネなのだ。マネーである。
怪人クンが言いたかったのは、世の中の仕組みがそうさせてしまったということ。“これが現実だよ”、ということである。その罠に彼らはハマってしまっただけなのだ…。


※本日の「うたまくら!写真館」は、とある駅の時刻表(写真)。“海神”と書いて“カイジン”と読む。こういう名前の駅があるそうです。



怪人、変身!

2006年01月23日 | Weblog
<1月22日(日)>

まずはこちらの話題から。21日(土)に届いた新乃介氏からのコメント。
「語感は違うかもしれないが、嫉妬もヤキモチも同じ意味じゃないの?」という指摘について。
結論からいうと、どちらも意味的には “同じ”ということがわかった。ちなみに、怪人オフィスにあった「新明解国語辞典」によると次のように書かれている。

【嫉妬】…自分より下であると思っていた者が、自分より多くのものを持っていたと気づいた時の、ムラムラした妬みの気持ち。
【ヤキモチ】…①網にのせてあぶった餅。②~をやく=ねたむ。嫉妬する。

2つを文字で見てみると、漢字とひらがな(あるいはカタカナ)という視覚的違いを感じる。これだけでもかなり違う気がしてくる。漢字は硬い印象を与え、ひらがなやカタカナはマイルド感を漂わせる。次に、声に出した時、それぞれの単語が音として入ってくる。聴覚だ。ここにも違いがある。
辞書で調べた“ヤキモチ”の①番を見てほしい。怪人クンの頭にあったヤキモチ=“嫉妬よりかわいい”というイメージの正体はこれなのだ。
正月に食べる餅は柔らかくて伸びがある。ふにゃふにゃしてるから押したり引っ張ったりすると形も変わる。すなわち、気に食わない相手でも許せる段階ということ。しかし、餅は時間が経つと硬くなるでしょ?形(気持ち)もどんどん後戻りできなくなっていく。これぞまさしく、柔らかかった餅(ヤキモチ)が硬い餅(嫉妬)に変わった瞬間。さっきまではそうではなかった。でももう遅い。許せないところまで来てしまった…ということなのだ。新乃介氏のいうとおり語感の違いである。日本語はこれだから面白い。ついでなのでこれも調べてみた。
【ねたむ(妬む)】…他人の幸運、長所をうらやんで、幸福な生活の邪魔をしたく思うこと。
この気持ちを簡単にいうと、相手を今ある場所から“引きずり下ろしたい”ということなのだ。最初は10だったものが50や100、それ以上にエスカレートしていく。どんなことをしても絶対に味合わせてやる!手段は選ばない、となるのだ。恋愛や社会的地位、あらゆるものを己以下にさせたい。奪ってしまいたい。地獄に堕ちろ!と念じる。こうなるともう病的だ。何かに憑(つ)かれたようにそれに執着する。怖いなぁ、まったく。

日曜日―――。9時ちょっと前に目覚める。10時すぎからスポーツジムでトレーニング。前日の酒と寝不足を解消するには体を動かすことだ。汗が出る。酒が抜けていくように感じた。これもイメージなのか?署長にメールするが(外出中のため会えないよ。オヨヨ)という返事。仕方ないな。街で帽子を見たかったが、13時すぎからパソコンの前でインターネットをやったり日記を書いていたら夕方になってしまった。きょう、帽子は諦めた。明日以降だ。
最近ふと思う。これまでは空間的遊びにお金を費やしてきたが、もう少し物欲に走ってもいいかなぁ、と。確かに飲みに行って楽しむのもいいが、キャバクラを一歩出れば形は何も残らない。“舞台”は幻影となるだけ。そこにあった時間と空間が怪人クンを満足させてくれたにすぎない。別にそれが悪いと言ってるんじゃない。でも、それだけじゃなんかつまらない。金を払ったあとに何かが形となって手元にある喜び。ここから遠ざかってしまっている自分にちょっぴり飽きてきた。だから物が買いたくなる。欲しくなる。これからは今まで以上にそれをやる。
今年のテーマ、“出会いの旅”は他者(ひと)だけじゃなく、形のある物とも出会う旅をする。このことを付け加えたい。見た目に関しても、もっと怪人クンをデザインしたくなったのだ。怪人、変身!


※うたさんありがとう!深夜(正確には0:26)彼から電話がありました。PCに数枚の写真をメールで送ったというのです。本日(23日)会社へ来てみると…。東京の雪景色もありました。
さて、どれから載せましょうか?「うたまくら!写真館」緊急復活第1弾はこちら。“イヌダルマ”(写真)。


今宵に乾杯!

2006年01月22日 | Weblog
<1月21日(土)>

メガロポリス東京―――。この日は終日雪景色に見舞われたという。ピーク時には積雪が9センチにもなったそうである。一方、“怪人クンの町”はというと、確かに寒いが軽い雨模様止まり。静岡県内でも雪に見舞われている箇所はあるものの、ここはそうなる気配すらない。同じ県内、同じ日本でこうも違うものなのか?
夕方うたさんから電話がある。彼はしきりに『寒いよぉ。ウチから出れないよぉ。出たくないよぉ。怪人クンねぇ、雪をナメたらいかんぜよ。ホントだよ』と言っていた。10分ちょっと話し込む。一連のホリエモン問題などにも触れた。電話が終わると待ち合わせの場所へと向かう。

18:50、「ミスタードーナッツ」前で彼ら3人と会う。今宵は19時から野郎4人の飲み会なのだ。メンバーは御前崎のセメント父ちゃんしょっぱいMC、Dr.トドー、怪人クンである。着くとDr.トドーの姿があった。ケータイに目線を落としている。彼はその太い指で誰かにメールを打っていた。しょっぱいMCもすでに来ているというのだがいない。どうやら、隣の薬局で何かを買っているらしい。とその時、店から出て来た。少し小さく映るトレードマークのメガネがだんだん大きく見えてくる。こちらへ向かって走ってくるのだ。彼はキャップを被っていた。
“MCスタイル”。メガネとキャップ。光る汗。それプラス小太り。この姿にある男の影がダブる。昨年放送されたフジテレビのドラマ。話題を呼んだ「電車男」に登場したあの“阪神男”といえば解っていただけると思う。その彼に見えたのだ(笑)。
この頃、ほとんど雨は降っていなかったが、帰りが心配というので彼は100円ショップへ傘を買いに走った。その間にセメント父ちゃんが現れた。Dr.トドーとは初対面となる。お互いに挨拶を交わしていた。しょっぱいMCが戻ったところで「A-WARA」に向かった。
おなじみ、白い暖簾をくぐりガラガラガラ、戸を開くと「いらっしゃい」。まずはかなぴーの登場だ。この時間、店にお客は誰も来ていなかった。静かである。続いて大将の「いらっしゃい!」の声が入口突き当たり奥の厨房から響いてきた。“与作部屋”の右隣、少し広めの個室へと案内された。車で来たセメント父ちゃんはノンアルコール。3人は“とりあえずビール”である。乾杯!
席に着いて改めてセメント父ちゃんとDr.トドーが挨拶を交わす。しょっぱいMCとDr.トドーは昨年8月以来2度目となる。最初の出会いは怪人クンの『BOCO-BOCO会』だ。
飲み物はもちろん、食べ物もたらふくいただいた。揚げ物や串物、豆腐に刺身、サラダに茶漬けなどとにかくいろいろと注文した。始めのうちは注文をDr.トドーに任せていたのだが、この男、次から次へとこってりしたものばかりを選ぶのだ。胃袋の造りが常人とは違うのか?その光景を見ていたセメント父ちゃんが「あっさりしたものも頼もうよ」と言った時は笑ってしまった。

他の部屋からも人の声が聴こえてくる。注文が飛び交っている。いつの間にか各部屋も埋まったようだ。“与作音”も左隣の部屋から聴こえてきた。
野郎4人の会話も弾んだ。それぞれの人生論、ビジネス論、お金論、プロデュース論とさまざまだ。みな一人ひとりが順番に話題の中心になった。セメント父ちゃんのこの辺の“イベント力”の上手さは絶妙だ。さすがである。簡単には真似できるもんじゃない。もしこの場を怪人クンが仕切っていたら、間違いなく自分話で終わっていただろう。何事も一方通行はダメだ。早くそこから脱出しないとなぁ…。
途中、“安定”ということについて話題になった。これはセメント父ちゃんから出た一言である。
「“安定”っていうことばがあるよね。これって世間的にはすごくいい意味として使われてるでしょ?安定した生活とか、安定した仕事とか、安定した会社とか。でもさぁ、漢字に直してごらん。実にしょっぱいよね。だってさぁ“安く定まる”って書くんだよ(苦笑)」。一同は大うけしていた。確かにそうだ。安く定まってどうする!である。小さくまとまってるというか、保守的というか、何だか夢のない響きだよなぁ。それにしてもセメント父ちゃん、上手いこと言うなぁ。
話は架橋へ。しょっぱいMCが話題の中心になった時は彼に対して「もっと自分をアウトプットした方がいい。もしオレが君をプロデュースするとしたら×××だ。“来年は世の中××だ!”と宣言させたいなぁ」(セメント父ちゃん)。MCよ、さぁどうする?

今回嬉しかったことが2つある。一つはDr.トドーが怪人クンになる前の怪人クン、つまりは本名時代の怪人クンは彼の視界にまったく入っていなかった。無関心。圏外。どうでもいい存在だった。ところが、この3年で彼の中に怪人クンが意識されてきたというのだ。だから一緒に飲むようにもなった。その言葉を聞いていたセメント父ちゃんも「やったじゃん、怪人クン!凄いよ。彼の中に君がインプットされたんだよ」と笑顔で言ってくれた。
もう一つはこれだ。0時。セメント父ちゃんと別れて3人でもう一軒バーへ行った。その帰り。深夜2時すぎのことだ。ポツリとDr.トドーが言ったことば何ともいえない。
「今夜は来てよかったよ。実にいい時間だった。セメント父ちゃんは凄い人だね。ホント会えてよかったよ」。この一言が聞けただけで大満足である。飲み会は大成功だ。
このブログを通じて、怪人クンが二人の出会いに少しでも力になれたことが嬉しいのだ。出会いって素晴らしい!


※「A-WARA」の個室。赤い障子(写真)。