怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

危機一髪、サザエさん

2008年09月30日 | Weblog
<9月29日(月)>

今度、カラオケするなら真っ先に選ぶのはこの歌だ。
Mr.Childrenの♪『彩り』。おや、♪『HANABI』じゃなくて?
というのも、朝の9時23分、成田に到着したばかりのはなびちゃんから、(たった今無事××××から帰ってきたよ!)とのメールが届いたからなんだよね。こうやっていち早く知らせてくれるんだから、なんともうれしいじゃありませんか!
でもなぜ♪『彩り』かって? 歌詞の中に、「ただいま」と「おかえり」が含まれてるじゃん? それだけのことなんだよ、ムフフ…。
バカヤロー!

それにしても、なんなんだこの冷たさは? 気温が20度を下回った。雨も降っている。寒いはずだ。はなびちゃんが旅をした国と日本は、かなりの温度差があるんじゃない? エロ茶はかつて訪れたことがあるみたいだから詳しいでしょ? そのへんどうなのさ?
話は変わるんだけど、怪人クンもボケたかなぁ? 昼すぎランチに出かけようと事務所を出るまで自宅へ財布を置きっぱなしだったことにまったく気づかず。スタスタと店に入って注文しなくてよかったよ。

♪お魚くわえて街まで出かけたら 財布を忘れて陽気な…ルルル ルルットゥ~

ん? 歌詞合ってる? ま、いいか。
とにもかくにも危機一髪、危うくサザエさんになるとこだったな、うごとっぐ。


※ご存知、桜井和寿(写真)。



続いてのニュースです。

2008年09月29日 | Weblog
<9月28日(日)>

続いてのニュースです。
なんと、「怪人クンがあのバナナダイエットをスタートさせた」という仰天情報が入ってまいりました! メタボ対策とは驚きです。事実なのでしょうか?

マジです!

先日お蝶にその話をすると、「むしろ怪人クンは太らなくちゃいけないのに、プップップ~」と笑われてしまいました。
キッカケは、家族が始めたから付き合う形で…というなんとも単純なことなんです、ハイ。
つい最近までこんな方法があることをまったく知らなかったんだけど、タレントの森公美子さんらしいですね。紹介したのは。番組の企画かなんかで。
朝食はバナナ1本と清涼水をコップに1杯。それをしたら30分間は何も食べてはいけないとのこと。30分経過後は解禁OK。
それからこれも大事なことで、夜寝る前の4時間も食べることを控えるように、と。
怪人クンは、2つを律儀に守っているのでしょうか? 開始から約10日になるけど朝は続いてます。でも夜が…ムフフ…ですね。かまわずムシャムシャやってますよ!
…ダメじゃん。

この日は『RURIKO』(林真理子)の続きを読み、23時の『情熱大陸』(TBS)を見たくらいで、これといった話題もなく日曜日は静かに終わってしまいました。
バナナで髪が生えたらうれしいんだけどなぁ…。


※くしくも今宵の『情熱大陸』は、フライトナースの女性が主役でした。〝ドクター・ヘリ〟『コード・ブルー』(フジテレビ)の世界です。ということは、〝あの曲〟も流れたんでしょうか? やっぱりそこは局が違いますからね(笑)。


リアル

2008年09月28日 | Weblog
<9月27日(土)>

ワインに焼酎。真夜中の2時半まで飲み続けたアルコールが抜け切れていないらしい。午前中いっぱいは、頭も少しばかり重く感じた。声に至っては最悪だ。ガラガラの、なんとも汚いものになっている。浪曲にチャレンジするなら今だ! なんてな。
無性に蕎麦が食べたくなって、事務所近くの専門店へ行くことにした。けど、オープンの時間がわからない。11時半なら開いてるだろう、と適当に決めつけてそこへ向かった。辿り着くとすでに暖簾がかかって「営業中」となっていた。引き戸を開けると2組ほど客がいる。どうやら11時から始まるようだ。せいろうの大盛りを注文。サービスの小ライス付き。これで950円はオトクだ。麺の硬さも、つゆの味も怪人クン好み。
腹ごしらえを済ませたら、さぁ日記に取りかかろうか。ネタはバッチリ。エロ茶とG・ヌマから急遽誘われた話。「2つの突然」だ。
15時前にアップが完了。株の勉強は日曜に回そう。この日はのんびり過ごすつもりで、買い物を楽しむことにした。夕方から「丸井」へGOだ。目指すはA館6階、ドレッシーなメンズフロアをぷらり旅。

〝突然〟はこうも続くものなのか?
それはとあるショップの店員にYシャツの相談をしていたときのことだった。
ジーンズの左ポケットが振動したのに気づく。最初のうちは「メールだな」と取らずにいた。あれ、まだ揺れを感じるぞ。数秒経ってもブルっている。それが電話とわかったときには切れていた。店内のざわめきに着うたがかき消されてしまう。こうなるとマナーモードとおんなじだ。
履歴を見る。着信は16時12分。その名前に「オヨヨ」と驚くも、署長ではなく〝まさか〟のお蝶からだった。彼女のほうから、というのはメールも含め滅多にあることじゃない。どうしたんだろう? かけなおしてみた。
『もしもし…』
かなりの鼻声。風邪をひいているようだ。ラーメンでもいいからと同伴の誘いだった。怪人クンは即OKの返事をした。行きたい、と素直に思ったからだ。
「ケジメをつけた男が今さら彼女に会ってどうする?」
もしかすると、中にはそういう意見があるかもしれない。
「怪人クンは〝ネオン街のホームレス〟に帰ったんだろ? でも結局お蝶かよ…」というさ。
意味が違うかもしれないけど、たとえば内田恭子を浮かべてほしい。数年前、フジテレビを退社してフリーのアナとなった彼女が現在も古巣中心で活動するように、怪人クンがこうしてお蝶を旅することもあるわけで。
恋愛感情は心にしまった。だからといって、2人の歴史は変わらず続くよ。

ひらめき、思いつきでそれをした。秋の心地いい風を感じながら、待ち合わせの場所にノーネクタイではあるけれど怪人クンは普段着ることのない黒のスーツ姿で出かけた。ラーメン食べるならスーツでしょ、ってことでね(笑)。
「どうしちゃったの?」と言いながら19時15分、現れたお蝶。
「じゃあ行きますか!」
怪人クンも力が抜けたぶん、会話はリズムにのっていた。
実は、2年前のちょうどこの時期、同じように向かい合ってラーメンを食べたことがあった。
「憶えてるか?」
彼女に訊くと、「憶えてるよ」との返事。
お蝶は続けた。
「あのときは怪人クンのお母さんが…」
う~ん、そうなんだよ。思い出すなぁ。

ところで、怪人クンは存在自体が自由人であるからして、今後もいろんな店を旅するけどね。それはお蝶にも伝えてある。そんなこと、わざわざ言わなくてもいいんだろうけど(苦笑)。
逆にそれを話すことで彼女を不愉快にさせてしまうかもしれない。けど、嘘もつきたくないしコソコソもイヤなんだよなぁ。この街は小宇宙。店は違えどキャバ嬢同士、情報網はすさまじい。どこかであのコと誰かがつながっている。ましてや、お蝶はこのブログも読んでくれている。ごまかすことなんかできないよ、ムフフ…。
だから今宵、お蝶には〝はなびちゃん〟の存在も口にした。出会いのカタチ、彼女がどこの誰かもぜんぶ。
お蝶にはやっぱり〝怪人クンの現在(いま)〟、過去じゃなくリアルをできる限りわかっていてほしいと願いながら…。


※本文のものとは違いますが、その昔どこかのラーメン(写真)。


HANABIのない部屋

2008年09月27日 | Weblog
<9月26日(金)>

突然は意表を突いてやってくる―――。怪人クンに2つの急遽が舞い込んだ。まずは昼すぎ。
きのうエロ茶に焼鳥をオファーしたところさっそくのメール。
(いきなりだけど今夜はいかが?)との連絡があった。もちろんOKだ。フライデーはいつものパブに顔を出すだけだから、スケジュールはどうにでもなる。そしたらエロ茶が(わたしもそこへ行きたい)と言い出した。じゃあおいでよ。
このパブ、もともとは6月に開かれた「日本酒の会」が導いた出会い。ママも参加者の一人だった。その会にはエロ茶もいて、互いに面識がある。
あれから4ヵ月。エロ茶がいっしょとなればママも喜ぶに違いない。
昼間はあんなに暑いのに、夜は完璧秋の風だ。焼鳥屋から歩くこと数分、店に到着したのは20時20分。
「あら、まぁ。エロちゃんいらっしゃい。お久しぶり!」
サプライズゲスト、エロ茶の登場にママの顔もほころびっぱなしだ。
開店間もないはずなのに、店内は早くも満席に。エロ茶と怪人クンはカウンターでソニンの雰囲気を持つバイト(20歳)のコとおしゃべりを楽しんだ。ソファー席ではサラリーマンの団体がワイワイガヤガヤやっている。音が止まることはない。カラオケもひっきりなしだ。
バイトは2名いる。もうひとりの女のコがこの日めでたく人間四半世紀。25歳のバースデーを迎え、「おめでとう」とみんなに祝ってもらっていた。

まだまだ宴は終わらない。けれども、エロ茶は22時のシンデレラ。住まいが熱海のため、どうしても新幹線の時間に左右されてしまう。21時半にはおさらばしてJRの駅へ向かわないといけない。彼女が帰ってから、怪人クンはマイクを握り5曲を歌った。
あ、そうだ。これはぜひ書いておきたい。待ち合わせた19時にエロ茶が現れて怪人クンは思わず「おっと!」と叫んでしまった。顔からなにから、彼女が一回りスリムになっていたからだ。自慢の巨乳、230センチ(?)のダイナマイト・バストが、どう見ても90数センチにしか感じない。いったいエロ茶に何があったの? 流行(はやり)のバナナダイエットにでもチャレンジしたのか?

続く急遽。今度は同級生のG・ヌマだ。彼にも前日、カラオケ・デスマッチのオファーを出していた。実現はまだ先だろうと思ったら、なんと(30分後に会おう)という返事が送られてきた。ママの店で歌の順番待ちをしていたときだった。幸い残り2曲で回ってくる。これならG・ヌマとの合流には十分間に合う。
23時半、「お待たせやなぁ、先生」とインチキ関西弁の小太り男が登場。彼は何かにつけ怪人クンを「先生」と呼んだ。
シダックスは先週末も来ている。この時間、1階フロントは待ち客でつながっていた。担当者にメンバーズカードを提示して「3時間」を告げると、入室と退室時間が書かれた伝票を渡された。
うれしいことは重なるものだ。エレベーターの前で女性の2人組といっしょになった。片方のコが目にまぶしい鮮やかな赤のワンピを着ていたので、怪人クンは思わず声をかけてしまった。
「刺激的な色ですね」
「ありがとうございます」
微笑む彼女たち。
「これからカラオケですか?」
「ハイ」
「ウチらもなんですよ」
「なにを訊いてんねん。ここはボックスやがな。誰だって歌いに来たに決まってるやないか」
G・ヌマが突っ込む。彼女たちも「アハハ」となった。ドアが開き乗り込んでエレベーターが上昇を始める。
「お部屋は何階ですか?」
また怪人クン。
「4階です」
律儀な彼女たち。
「ウチらは5階なんですよ」
「やかましい。すんませんなぁ、ホンマに」
苦笑いのG・ヌマが2人に詫びる。
♪チン。音がしてドアが開き彼女たちが1つ階下のフロアで降りた。
「どうも!」とあいさつしてお別れ。
一期一会。いやぁ、今夜のハイライトはこのシーンだね、ムフフ…。

真夜中というのにG・ヌマはピザやから揚げ、ポテトなど脂っこいものばかりを注文していた。太るぞ。もう手遅れか(笑)。
『あと10分です』とインターホンで告げられる。タイムアップは2時半。180分の間、何十曲歌ったのかな? さすがに声が出ないよ。
でもなぜなんだ? 通されたルームのデンモクにはミスチルの♪『HANABI』がインプットされていなかった。そんな馬鹿な。前回、Dr.トドーと入ったところにはしっかりあったぞ。
オイッ、シダックス! どうなってんだぁ~!? よりにもよって、♪『HANBI』のない部屋をあてがうとはけしからん!


※怪人クンのハンチングとストールを身につけて、男G・ヌマ怪しく見参!(写真)


エンジョイしていらっしゃいませ!

2008年09月26日 | Weblog
<9月25日(木)>

そっちの空気、風の香り、食の味、空の機嫌はどうですか?
この日記を書いている頃、日本からおおよそ5時間のフライトで辿り着く国に彼女はいる。時差はわずか2時間しかない。
旅立つ朝、成田のはなびちゃんから(無事生還することを祈っててね)といった可愛らしいメールが届いた。思う存分エンジョイしていらっしゃいませ!

さてさて、やってきました巨乳の秋。
そういえば、ずいぶんとエロ茶を誘ってなかったなぁ。まだまだ胸元がオープンしてる季節だし、たまには声をかけてみるか。
「オイ、焼鳥でもいかが?」
くしくも彼女の住む熱海って、夏の間は毎週のように花火が上がってたんだよなぁ、ムフフ…。


※10・11のWOWOW、サザンファンは絶対に見逃せませんよ!(写真)


彼らは来たのか?

2008年09月25日 | Weblog
<9月24日(水)>

このところイモのフルメンバーが顔をそろえることはなかなかない。ナバ、カンフー、ちょんまげ、Dr.トドー。彼らは来たのか?
そんなことを書いておきながら、麻生内閣が誕生した今宵合気道の練習には行かなかった。雨も降っていなければ、風だって涼しげでキモチイのにね。
合気は2週出たら1週休む―――。どうやら、怪人クンにはこのペースがいちばんいいのかもしれないな(笑)。

そういえば、TBSで放送されていた『COUNT DOWN TV』の15周年記念ライブでミスチルが♪『HANABI』を熱唱すると、aikoまで♪『花火』を披露。怪人クンをそんなに挑発しないでくれよ、ムフフ…。


※飛行機雲でしょうか? 夕焼け空(写真)。


オキニ召すまま

2008年09月24日 | Weblog
<9月23日(火・祝)>

暑いといってもそこは秋。頬を伝う風が明らかに夏のものとは違っている。
見上げれば青と白のコントラスト。きょうもいい天気。
13時、〝オヨヨ〟の署長と久々のドトール劇場。先週末1つ年齢(とし)を重ねた彼は、いくつになっても「オヨヨ、オヨヨ」。これにだけは不変のようだ。
署長に会わなかった間、怪人クンにはさまざまな出来事が起こった。それらを一気にしゃべりまくる。例の決断については、「ようやくおぬしは矢吹丈になれたんだよ、オヨヨ。『燃えたぜ。燃え尽きたぜ。真っ白になぁ…』ってセリフさ。完全燃焼できたんだ。よかったじゃないか、オヨヨ」
そのとおりだぁ~。

偉大なる伝説。決して消え去ることのない大切な思い出をハートのアルバムにしまいこんだら、あとは前を見て歩き出すだけだ。
このところブログに登場するメッセ★フレンド〝はなびちゃん〟の話題になった。オキニ召すまま、というか現在(いま)の加減がちょうどいい。
彼女の存在を知ったのは2ヵ月前。PC画面の向こうで微笑んでいたフォト。綴られたダイアリー。それまでは単なる一読者でしかなかった。けれども、怪人クンがあの日送ったメールで文字交流がスタート。2度の対面を果たしている。
でもなぜ〝はなびちゃん〟なのか? ネーミングの謎を解き明かすと署長は、「なるほどそういうことか、オヨヨ」とつぶやき眼を細めた。
ヒントは過去の中にある。みなさんもムフフ…、もう一回『ムフフ日記』を振り返ってみてください。


※今年の夏、安倍川の花火(写真)。



RURIKO

2008年09月23日 | Weblog
<9月22日(月)>

最近、小説を読むことをしなかった。時間さえあれば株の本に集中していたからだ。
たまには数字なんか忘れて、気分転換を図ったほうがいいよね。
先週のビストロ(SMAP×SMAP)に女優・浅丘ルリ子がゲスト出演。そのとき、彼女の半生を林真理子が『RURIKO』(角川書店)という作品に仕上げた話題がのぼっていた。
「僕も読ませていただきました」と稲垣吾郎。彼のひと言が浅丘ルリ子をさらに饒舌にさせた。もてなす側が、迎える人間についてあらかじめ知識を蓄えておくことはマナーの1つでもある。仕事に限らず、友だち関係でもそれは必要なことだと感じる。
たとえば出産したばかりの仲間に会ったなら、「どうその後は? 母子ともに順調?」とか尋ねてあげる。短くてもいい。簡単でかまわない。相手が自分に関心を抱いてくれてるんだ、とわかるだけでうれしいものだ。

たまたまその本が怪人クンの手元に回ってきたので読むことにした。こういう機会でもなければ出会わなかった1冊といえるから。
あしたは「秋分の日」で祝日。普段なら「それぇ!」とばかりにネオン街へ繰り出すところだけど、今宵はしなかった。株のほうも何かと芳しくない状態にある。仕込んだ銘柄が上がったらまた旅をするよ。
ムフフ…、そんなこんなで〝お楽しみ〟は週末までお預けを食らいそうな気配だ。
あっ、はなびちゃんにメールしよう!


※『RURIKO』(写真)。



でも男って

2008年09月22日 | Weblog
<9月21日(日)>

己にケジメをつけるため、今さらながら〝それ〟をした怪人クン。
とっくに答えが出ていたものを、この期に及んで踏み切る必要があったのか? すべては自分が選んだこと。悔いはない。何の話? 細かく書かなくても読みとっていただけると思う。
先週の土曜日、怪人クンがそこに至った真意を知ったDr.トドーも今回ばかりは納得していた。以前の彼なら、「その程度であきらめるのか? 怪人クンは中途半端なんだよ!」となったかもしれない。けど、そうは言わなかった。
この日の夜、ジャンクボさんから電話があった。
『決断するのが遅すぎるよ』
ムフフ…、ちょっぴり叱られてしまった。彼のくれたアドバイスというか、言葉はごもっともだ。これからはそうするよ。サンキュー。

人は同じ過ちを繰り返す―――

これはDr.トドーが、かつてことあるごと怪人クンに使ったフレーズだ。でも男って××だから。
ということで秋の夜長、パソコンからアクセスいただいている方はこの曲を聴いてください。
サザンオールスターズ ♪『ごめんよ僕が馬鹿だった』
どうぞ!


※桑田佳祐(写真)。



太陽の下の直談判

2008年09月21日 | Weblog
<9月20日(土)>

台風13号は月光仮面の如く足早にとおり過ぎたようで、朝から強烈な日差し。
Dr.トドーと行く〝サシ歌〟の前に日記を書いてしまおうか。サッ、サッ、サ、もうほとんどやっつけだ。
たかがカラオケ。されど歌。あれはボイス格闘技。それなりのエネルギーが消耗されるわけだから、腹に何かを入れておいたほうがいいな。そこで11時45分になった頃、事務所からわずか数メートルのラーメン店、まずさがイチバンの「OSOMATSU」に立ち寄った。いつ食ってもあかんなぁ。相変わらず麺にコシはなく、スープも存在感に乏しい。
「ならカネ払ってまで味わうなよ」
ごもっとも。けど、早くて安い。急ぎの場合は便利なのさ。

約束の13時に間に合うよう事務所を出た。目指すは中心街のシダックス。しばらく歩いて到着だ。
見渡せばあちこちにキャバやパブの名前が並んでいる。シダックスのすぐ横も飲食店ビル。ふと看板を眺めていると「あのう」、シワシワ顔のメガネ男に声をかけられた。名も告げず、いきなり彼は言い放つ。
「お願いがあるんですけど…」
太陽の下で宗教の勧誘か? 見知らぬお方にそう言われれば誰だって構えてしまう。しかしよく見ると、どこかで会ったことがあるような気がしてきた。とにかくお願いとやらを「なんでしょう?」と訊いてみる。
「コメント欄を復活してくれませんか?」
このひと言でようやく気づいた。
「あ、もしかしてノース氏ですか?」
「そうです。お久しぶりです。ノースです」
「どうも」
言わずもがな、『ムフフ日記』史上最多のカキコを誇る人物。
怪人クンは女性ならインプットも早いのに、こと男となると(笑)。曖昧な記憶が彼の容姿をぼんやりなものにしていた。無理もないよ。昨年の春に1度だけ会っただけだもん。某公園で開いたイモ軍団の花見に、突如彼が現れて3分間の遭遇だったし。
でもなぜ彼はこの時間、怪人クンがここにいることをキャッチできたの?
そういえば、あのときも花見について事前に「今度こんなイベントをどこどこでやるんだ」とブログに書いたけど。まさか、カラオケのネタを手がかりに待ち伏せ? コメント欄再開を直談判するためだけにわざわざ?
だとしたら、ある意味すごいというか、怖いというか、見上げた根性、執念だね。このブログに寄せてくれるあなたの期待はありがたく受け止めます。熱意もすばらしいけど、残念ながら今のところ復活は考えていません。

Dr.トドーの都合でスタートは15時に変更。あとからトド夫人も加わって2時間の熱唱。彼は18時からまた仕事へ戻るというハードなスケジュール。
一方の怪人クンは? ムフフ…。今宵、ドカーンと秋の花火を打ち上げに。なんてね。
普段は文字での交流を楽しんでいるはなびちゃんと2度目のご対面。
「元気ですかぁ~ッ!?」
「元気ですよぉ~、アハハ」
ホントによく笑うコだ。そんな彼女は誰似かな? わずかに目線を下へ向ければ、角度によっては北乃きい。分け目とかヘアスタイルがそれを感じさせるのかも?
途中、イノキ者Aさんから電話があった。
「ごめん、今〝時間の街(ほし)〟で楽しくやってるとこだからあとでかけなおすよ」
彼も察しがついたようで、『のちほど』という言葉を残しただけだった。
22時半、「じゃあまたメッセで!」と軽くあいさつを終え外へ出る。夜空がかすんで降りそな気配。思ったとおりだ。ポツリと一滴雨しずく。
数時間後―――。
めまぐるしかった〝きょう〟という1日は、こうして〝きのう〟に移り変わっていった。


※Dr.トドーが来るとばかり思っていた矢先、目の前に現れた男はなんと! 彼を見た途端の怪人クンは心の中でこのくらい驚いてたんじゃないでしょうか?(写真)
あまりにも突然で、表情にこそ出しませんでしたけどね。