怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

己~ONORE~

2006年01月12日 | Weblog
<1月11日(水)>

ブログは日記なのか?はたまた、怪人クンが読者へ発信するエンターテイメントの世界なのか?
もしこの場が“怪人マスク”を脱いだ●●●という本名としての日記なら何も悩む必要はない。単なる「自分日記」でいい。だが、“怪人クン”を1つのキャラクターとして考えてみると、前者のそれとはやっぱり違うんじゃないか、と思ったりもするのだ。
所詮は同一人物なのだから、そんなことをわざわざ考えることじゃないのかもしれないが、“怪人クン”という存在はもはや自分自身でもコントロールできないところまで来ているような気がしてならないのだ。親しみを込めてこう呼ぶとかいう、ごくごく一般的の“ニックネーム”という領域を完全に超えて、怪人クンという“一個人”になった感がある。言ってみれば“同人性独立自我”。思いつきのままに新語を造ってみたが、どうだろうか?まさしくそこにいるのはもう一人の己。合わせ鏡でもない。生まれながらに付いていた名前からの独り立ち。巣立ち。これは決して自惚れで言ってるんじゃない。
ぶっちゃけ、この現象を楽しんでいる怪人クンもいれば、迷路に迷い込みもがき苦しんでいる怪人クンもいたりする。一人二役。2つの人生を同時進行しているような錯覚にも陥ることもある。“独立”といっても、まだまだ離れ切れていない部分もある。それだから他者との摩擦、ハプニングが起こるのだ。怪人クンの発言と、●●●(本名)の発言がごちゃごちゃに混ざり合うことで、周りの人たちを混乱させバッシングの火種となる。それでも、毎日の“二重生活”をプラス思考に捉えるなら、1粒で2度美味しいみたいな…他者より2倍の楽しみを味わっていることになるのだ。

怪人クンには、このテーマで語り合ってみたい人間が何人かいる。“燃える闘魂”アントニオ猪木さん。“無冠の天才”ターザン山本!さん。この2人はもちろんだが、それ以外では…。たとえばこの人、明石家さんまさんだ。
ご存知、彼は超一流のお笑いタレントである。ここまでになるとタレントというより、存在そのものがエンターテイメントになっている。“職業・明石家さんま”なのだ。“24時間さんまちゃん”である。これは猪木さんとターザンさんのお二人にも当てはまることだ。
そんな明石家さんまさんにも当たり前だが、杉本高文という本名がある。しかしだ。行く先々で彼はまず間違いなくこう呼ばれるだろう。「さんま(ちゃん)」と。“エンターティナー・明石家さんま”はそれを演じ切る。そんな彼に対して世間は「杉本」とか「高文」とは呼んだりしない。いつでもどこでも“さんま”である。
“オレは一体誰なんだ!?本当の自分はどこにいるんだ!?”
“果たして、今のオレはどっちなんだ!?さんまなのか?高文なのか?”
彼に一度訊いてみたい。“あなたもこういう部分で悩んだり、考えたりすることってあるのですか?”と。その時彼は言うだろう。
「ヒィヤァ~ホ」。
独特の雄たけびで笑い飛ばすに違いない。

ステージこそ違うが、ここまできたら怪人クンも目指すところは彼らのような領域まで行ってやろうか!と思ったりもする。
じゃぁ、怪人クンはこのブログをどちらと考えるの?
この部分については結構悩む。これから先も●●●(本名)と混在した時間の中の、“怪人クンとしての日常”の話題を書くだけでいいのか?それとも、怪人クンとしての違った“何か”を綴lって行くほうがいいのか?ここで己の魂と魂がぶつかる。一度書き始めたものを消して、最初から書き直すこともある。一体誰を、あるいは何を一番に考えて書いたらいいのだろうか?と。
読者からありがたい声も届く。
「(あんなことは)書くな!」とか「もっと視点を変えて、~~について書いてよ」とかアドバイス的なものや要望をもらったりする。時には「オレが載ってなかったよ」なんてものもあるから、いやはや大変だ(笑)。

このブログは日記とエンタメが融合しているものである。怪人クンはそう思って書いている。表現なども、多少面白おかしく書くことはある。でも嘘はない。毎日がノンフィクションだ。
登場人物のネーミング。これなんかエンタメそのものじゃないか?ここ以外、“昆布つゆ男”なんて聞かないでしょ?あなたの周りにいないでしょ?テレビのニュースで“ミスター・チョッパー”なんて政治家も聞いたことないよね?みな“怪人クンワールド”の中の話なのだ。
誰のために書いてるの?誰のためでもない。結論は1つしかないのだ。怪人クンが書きたいものを書きたいように書く。それだけなのだ。

昨年の大晦日、「PRIDE男祭り」のタイトルは“頂~ITADAKI~”だった。きょうの、このブログは自分がどこにあるか?誰のために書くか?ということをテーマに書いてみた。
ということで、迷わずタイトルはこれにする。“己~ONORE~”。


※今回のブログ、合気道のことや他にも書こうと思ったこともあったのですが…。
※この日は、午前中からメールや電話がたくさんありました。うたさん、御前崎のセメント父ちゃん、その他いろいろ。20:30に練習が終わると一度帰宅してシャワーを浴び、22時からとあるキャバクラで90分。付いた嬢との会話もネタにしようと思ったのですが…。
※チョッパー氏と政治家は一切関係ありません。彼は“イノキ者”です。
※さて、写真ですが。昨年うたさんと行ったことのある“トンテキ”の店。1・4、アメ横で撮影。