男も女も明と暗

＜８月３０日（日）＞

歴史的圧勝。史上空前の大惨敗。男も女も明と暗。
今回の総選挙、こうなることは戦う前からわかりきっていた。とはいえ、民主党は本当に強かった。それとも、自民党があまりにも弱すぎたのか？
過去より未来。〝大物〟と称された人間が次々と沈んだ。
ところで勝因は？　言うまでもない。
「〝何か〟が変わるんじゃないか？」
国民の期待感が勝たせたにほかならない。
さぁ、鳩山民主党よ。本来はこう呼ぶべきなんだよね。なにかと「小沢さん」ってなるけど…。
責任重大だぞ。耳にタコ。訴え続けた「政権交代」は達成した。
高らかに宣言するのは簡単だ。大事なのはそこから先。国民に誓ったからには、約束を１つずつ実現してほしいものだ。
いざ、スタートしてみれば一向に政治が動かない。これまでとおんなじ野党（自民）との〝けなし合い〟。はたまた仲間同士の内輪もめを繰り返すようなら、国民のバッシングはハンパじゃないはず。
頼むぞ、ホントに。
やれんのか！？
とにもかくにも「やってくれ」だ。

一方、見事なまでの斬られっぷり。あそこまでＫＯされれば、さすがの浪曲親分も納得するでしょ。腹くくるでしょ。
けど怪人クンは、麻生さんのあのだみ声が聴けなくなるのはなんとなくさみしい気もする。個人的にはムフフ…、キライじゃなかったからさ。こう言ったらアレだけど、鳩山代表は表情が乏しいから画的（えてき）にはつまんないんだよなぁ。
ま、政治ってそういう問題じゃないんだけどね（笑）。

夜は各局が選挙スペシャル。
でも、これほどまでにワクワクした選挙は過去になかったかもしれない。
やっぱ、真っ向勝負はもおもしろい！


※３１日のネット新聞より（写真）。

幻のチャレンジャー

＜８月２９日（土）＞

まずはお礼から。
金曜日、怪人クンの〝ＳＯＳ〟に対し電話をくれたちょんまげ、カンフー。土曜日はどょっぱいＭＣ。それともうひとり。動こうとしてくれたおハナさん。
みんなありがとう。考えた末、今回その舞台には上がらないことにしました。
「カラオケは楽しむもの」で、競うものじゃない。怪人クンはそう結論づけたのです。

何のことかと申しますと。ぶっちゃけ、某カラオケ選手権の予選大会にマジ出てやろう。そんなことをたくらみましたが。
「よし、これで出陣だ！」と決めた楽曲入手（音源ＣＤ化）に際して、ひとつ、ふたつ、厄介なハードルがありまして。
出場者側が音を調達。この、もっとも重要な部分を自分のみの力で処理できれば何の問題もなかった。しかし、あれこれあるんですよねぇ。
その曲をボックスで歌うことはもちろんできます。ところが、シングルカットされてない。シングルは多くの場合、カラオケ・ヴァージョンがボーナストラックとして入っています。だから審査当日、そのまま持参すれば簡単です。ダウンロード可能サイトもあったけど、ＰＣシステム上ダメでした。
思い切って選曲変更？　いや、やるなら絶対この歌。そこは譲れなかったですね。もう。

夏は去っても日中は残暑が厳しい。総選挙も迫った週末の２日間、おハナさんの店で連ちゃんのカラオケをしながら、怪人クンに心の変化が起こりました。さきほど書いた「　　　」の気持ちに行き着いたのです。出場となればムフフ…、それはそれでおもしろかったと思いますけど。
まさか、優勝なんか狙ってた？
「やる前から負けること考える馬鹿いるかよ！」
あ、またアントニオ猪木さんのパクリだ（笑）。
幻のチャレンジャーが〝たられば〟言ってもしょうがないけど。でも、思うことは大事ですよね。
誰かの後押しで出場再燃？　バカヤロー！
ないよ、ない。ダハハハハ。


※２９日開催、安倍川の花火（写真）。
※ちなみに同選手権は、予選出場費３千円。決勝に進むとさらに５千円がかかりますが、優勝賞金１０万円。準優勝５万円。３位は３万円がもらえます。

８月の神様

＜８月２７日（木）＞

あの人が来た！　夏の終わり、たしかにその人は清水の地に立っていた。
このほど人生の大勝負に打って出たひとりの男を応援するため、〝燃える闘魂〟が夕暮れの港町に降臨ダァーッ！
いでたちはグレーのスーツ。目を引くのはやっぱりアレ。広い肩の上から垂れた真っ赤なマフラー。
「元気ですかーっ！？」
マイク片手に第一声。
それにしてもすごいなぁ。ほんの数十分前まで閑散としていたＪＲの駅前が、振り返ってみれば人、人、人。ケータイが一斉に闘魂を狙う。

踏み出せば、その一足が道となる―――。

行かなければ味わえなかった。スピーチの直前、まさかのサプライズ。男とともに猪木さんが聴衆に握手をして回る。怪人クンも、運よく最前列をＧＥＴしていたおかげでこんなやりとりができた。
手を差し出しながら、時計回りで近づく闘魂。いよいよ怪人クンの番だ。
目が合った。
「どうも、ご無沙汰してます」
大きな声で挨拶だ。すると猪木さんの表情が驚きに変わって。
「あ、なんだ」
闘魂スマイルが怪人クンに向けられ、猪木さんが話しかけてくれた。
「どこから来たの？」
「静岡です」
「へぇ、こっちなんだ？」
「ハイ」
「××××頼むな！」
最後の言葉にもう一度「ハイ！」だ。
『ＧＥＮＫｉ塾』のイベントを除けば、お会いするのは決まって東京。だから怪人クンも関東圏の人間と思われていたかも。実はムフフ…、静岡なんですよぉ。

今回の情報をくれたのはどしょっぱいＭＣ。１９時前、彼と合流してとあるホールへ。こちらにも猪木さんが登場。大歓声を浴びていた。
けどきょうは、昼間も〝猪木さん〟と遭遇したんだよな。
声で。
おなじみのテーマ曲がケータイから流れたのは１４時過ぎのこと。ディスプレイに目をやれば「アントキの猪木」の文字。
おっ、電話してくるなんてめずらしいなぁ。
え、怪人クンに送りたいものがある？　でも本名も住所もわからない？
ダハハハ。
『下の名前は知ってたんですが、名字が。以前もらった名刺には〝怪人クン〟、番号、アドレスしか書かれてないんで…（笑）』
だってアントキさん、〝ネオン街のホームレス〟ですよ。住所が載ってたらおかしいでしょ？
なんてね。
８月の神様。８月のＩＮＯＫＩ。残暑に負けないくらい、熱い１日だったよ！


※初秋の波止場（写真）。

満を持して１０・４

＜８月２６日（水）＞

出る。出ない。
出る。出ない。
いや、出たい。
できることならチャレンジしてみたい。

けれども、肝心なことがぁぁぁ～～～！！！
そこへ辿り着くためのもっとも重要な問題が現在、己ひとりではどうにもならない状況にある。本気で一歩踏み出すと決めたとき、場合によってはムフフ…。おハナさん、ちょんまげ、カンフー、Ｄｒ．トドー、ナバ、キド。彼らの力を借りることになると思う。その際はお願いしますよ。詳細は改めて連絡します。
蝉の声はほぼ消えた。日中、日差しだけは強いけどもう完全に秋だなぁ。朝と夜の風はなんともさわやか。

とにかく、リミットの９月１８日までにそれさえクリアできれば１０・４、怪人クンが満を持して××××の〝リング〟に上がるぞ。
ダァーッ！


※街角でカシャッ（写真）。

あの人が来る？

＜８月２４日（月）＞

（××××………）
月曜昼に届いたメール。
何、あの人が来る？
どしょっぱいＭＣも「グヘヘヘ」だけかと思えば、たまにとんでもないビッグニュースを怪人クンに運んでくれるからしゃらくさい。
ありがとな。
きょうのところはムフフ…、これ以上書かないでおく。

いざ、いざい、いざ！
怪しげな朝の空も青く変わって、ついでに東京マーケットも上がり、元気ですよぉーっ！


※本日（８月２５日）、一部の報道にて〝その答え〟が明かされてしまいました（笑）。

ちょっと待った！

＜８月２２日（土）＞

ナバから誘われていたイベントに怪人クンも参加した。
スタートは１８時半。場所は街中のそば屋。途中、偶然顔を合わせたちょんまげと向かった。
入口はなかなか凝った造り。怪しげな洞窟に探検でも行くかのごとき雰囲気。少しカーブした階段を下りると、和を基調とした落ち着きのある空間が広がった。
通された奥の座敷は、２テーブルに分かれてセッテイングされていた。会には３０人弱が集まるらしい。そばだけじゃなく、鍋も出るの？
おっ、早いな。すでにエロ茶とナバの姿があった。
「ところで今夜はなんの集まり？」
出席したのはいいけれど、肝心の趣旨をまったく理解していない怪人クンはたずねた。
「８月９日に行われた『合気合同演武』の打ち上げだよ」
ナバの説明でようやくわかった。でもそれ、怪人クンは出てないよ。
ムフフ…、ま、いっか。
会長先生をはじめ、連盟関係にある別団体師範や生徒さんも数人顔を見せていた。カンフーもおひさだ。
ん？　女性はわずかに３人か。しかも独身はエロ茶のみ。そんなこんなで今宵、新たな出会いがあるとしたら男だけか。
司会者が飲み放題であることを告げる。
「揉み放題？」
脳が条件反射して、巨乳・エロ茶の胸元に眼をやった。
横、あるいは前方。ビールをひっきりなしに注がれた。空けては投入を繰り返された。
それにしてもよく冷えたビールだ。こうでなくっちゃね。

結局、深夜１時まで３軒をハシゴ。日中の蒸し暑さはもはやない。当たり前か。
そういえば、怪人クンの周りにも結構株取引をしてる人がいるなぁ。ある人は先月、相場デビューしたばかり。
「知り合いに薦められて××という銘柄を買ったよ」
ふーん。ちょっと待った！
選択方法も本人の自由。あなたが納得してそうしたならいいけど、正直こういうやり方は賛成しない。なぜなら、儲かったときはラッキー。反対に損をしたらどう？
口には出さなくても、「あいつのせいで××万円も消えちまったぜ…」という気持ちが沸かないともかぎらない。アドバイスする側も銘柄ズバリをいうんじゃなく、せめて業種程度にしておくほうがいいかもね。
やっぱ、それもノーだ。
「わかんないなぁ」
訊かれてもこれがイチバン。比較的「安全」とされる株にだって〝絶対〟はないんだもん。
取引をする本人が長期目的か、短期か。自身でプランを練り、ルールを決め、すべてを自己責任で行う。「カネの切れ目が縁の切れ目」じゃないけど、相手との関係をおかしくしないためにもね。親しければなおさらだ。


※ナバがソバ（写真）。

青い秘密

＜８月２１日（金）＞

蒸し暑さの中、回る風車が扇風機代わり。公園の幼子は仮面ライダー変身ボルトに夢中だ。
「ママ、１本入れて」
「ニューボルト、ありがとう」
ナイトスポット。男の要求に笑顔で応じる酒場の女性経営者。
とあるお宅。テレビをつければ深夜の『すぼると』。
そして「世界陸上ベルリン」。
世の中は今、ボルトが溢れている―――。

それはさておき。今宵、１つの知識が怪人クンに加わった。
熱を抑える。おなじみの赤レンガ色に比べ視覚的に落ち着く。短く感じる。
今回「世界陸上ベルリン」で使用されているブルートラック、青い秘密の謎が解けた。ほう、そんな理由があったんだ。
これについては開催当初から「どうしてかなぁ？」と引っかかっていたけど、やっとスッキリしたよ。


※テレビ画面より（写真）。

小悪魔の罠？

＜８月１９日（水）＞

よし、そろそろ合気道の時間だ。
おっと、怪人クンは今期から日曜に移籍したんだっけな。あ、そうだった。真ん中の体育館は地震による破損で開講は未定だったんだ。長年の習慣とは、いやはや恐ろしい。

のんびり、部屋でテレビを見ていたときだ。怪人クンの脳裏に、秋風が運んだ女たちへの疑惑。
「きのうまで普通にメールや電話をしていたキャパ嬢が、なぜに突然シカトのマネをするのだろうか？」
引退を決意したなら納得もいく。けど彼女たちは変わらずその場所にいる。
もしや、これも小悪魔の罠？
店に足を運ばせるための作戦？
〝じらしの術〟を仕掛けることで、男たちをおびき出す？
「どうしたんだ？ 連絡したのにレスくれないじゃんか」
理由（わけ）を追及するお客。女のコは投げかけられた言葉をたしかめながら、心の中でしてやったりのスマイル。だとしたら敵さんも〝あっぱれ〟だぜ。

え、考えすぎだって？ かもね、ムフフ…。
怪人クンは悪魔になりたくなんかないんだよ。ホントはね、どんな相手にもやさしい気持ちでいたいのさ。


※Ｓｕｐｅｒｆｌｙ（写真）のヒット曲もタイトルが…ですね。

怪人クンの恨み節

＜８月１８日（火）＞

さぁみなさん、怪人クンの恨み節、オヨヨ節の時間ですよぉー。

ちょっとくらいカワイイからって…、テメーらぁ～、いい加減にしろっ！
上から目線の嬢。放置嬢。要はシカト嬢だな。どいつもこいつも、人をバカにしやがって。返事くらいよこせよ。
お客ばかりじゃなく、キャバ嬢というジャンルそのものを彼女たち自身がナメてる。質をどんどん落としてる。
今度のキミも、メールしてから１週間なしのつぶて。まったく失礼なヤツだ。
普段からの何気ないプチコミニュケーション（プチコミ）が、いかに大切かをぜんぜん理解していない。店で交わす会話は、こうした仕込みの延長線上にあるもの。文字や声でするやりとりはＮＥＸＴのためのネタ帳。連続指名へのチケットだ。
怪人クンはそう考えている。

わかった。もういい。おしまいだ。秋の訪れとともに、こうして一輪のひまわりはあっけなく枯れた。
この街には、もはや連続ドラマを楽しめるキャバ嬢はいないのか？　さみしいね。
けど、あきらめるのは早いぞ。小宇宙にだって星は無数に輝いている。その中から新たに「キミだ！」という存在を探せばいい。必ず見つけてみせる。
だからって、恋を求めに行くんじゃない。相手にオトコがいたって、同棲していようとそんなことはどうでもいい。
知り合って間もなく、ひまわりのブログを見せてもらった。そこには赤裸々にカレシとの日常が綴られていたけど「ふーん」程度で、それを理由に指名を取り消そうとは思わなかった。会えば心地よいトークを時間内は楽しめたからだ。
とにもかくにも、返事は最低限のマナー。これができないヤツは容赦なく切る。

夜、部屋の窓から気持ちのいい秋風が入ってきた。
ケータイが鳴ったのは２０時。どしょっぱいＭＣからだった。
『グヘヘヘ、怪人クンの暴走日記はおもしろいね』
ありがとう。
『たしかにそうだよね。東京と違って静岡は狭いし、女のコにばかり気を遣ってそのたび店を替えてたら怪人クンの行く場所がなくなっちゃうもんね、グヘヘヘ』
だろ？　
そろそろ〝恨み節〟のキーを止めよう。〝怨み〟は憎しみを意味する。それとは違う。純粋に不満だから、書き方はこっちで正しいようだ。う～ん、日本語って難しい。


※♪『怨み節』（写真）

うん、いい質問だね

＜８月１７日（月）＞

「ブログにさんざんキャバ嬢への不満をぶつけておきながら、なぜに怪人クンは懲りもせずキャバクラへ行くんですか？」
うん、いい質問だね。
たしかに矛盾してるよな。おカネを払って楽しむ世界で、愚痴を残業の如く持って帰って来るとは大バカ野郎もいいところだ。そんなの、ますますストレスを溜めるばかりで最悪じゃねぇか。何のために遊びに行くんだ？
ねぇ？　ホント、自分でも怪人クンに訊きたいよ。
けど怪人クンの場合、そのすべてが店じゃなくて、メールという嬢たちとの〝場外戦〟で怒りを爆発させている。発端は主に２つ。

●上目線のレス。
●たかが数行のメールに何日かかってんだ！（タイムラグに対してのイライラ）

ふーん。我ながらムフフ…、めんどくせぇ男だなぁ。
最近になって思ったんだけど、怪人クンはどうやらあの、キャバクラの空気感が好きみたいだ。もちろんそこにいる女のコもだよ。彼女たちがいなかったらそりゃ、いかないよ（笑）。
ま、これからもあれこれ書いては遊びにも行くんだろうなぁ。
病気は治らない、ってことでしょうかね？

夏は消えたのか？　一気に朝晩が涼しくなった。布団を蹴飛ばしながら寝るのは、そろそろやめたほうがいいかも？
げっ、つまらないことを思い出してしまった。この日は日経平均株価が３００円を超える大暴落。資金があれば。くそぉ。残念ながらそれはない。こんなときは仕方なく、じっとガマンの男でいよう。


※なんと、合気道の教室が休講になるのは真ん中の体育館だけというではありませんか。東も西も、南も北も通常どおり。天災による事故だから誰にも文句は言えないけど、日曜と水曜の生徒は気の毒だなぁ。復旧までほかの教室へ参加してもいいとかの対処はないのかなぁ？　関係者の方、詳細を待ちましょう。
※いま怪人クンが歌いたい曲は、コブクロ（写真）の♪『ＳＴＡＹ』です。