怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

見せかけな態度は、“心の偽計取引”だ!

2006年01月25日 | Weblog
<1月24日(火)>

Dr.トドーから15:30に電話がくる。声が弾んでいる。何やら怪人クンをキッカケにして御前崎のセメント父ちゃんとの交流がスタートしたようなのだ。へぇ~、それは素晴らしい。凄いことじゃないか!『怪人クンのおかげだよ』と彼は言うが、お礼を言われるようなことはしてないよ。ただお前を、あの日飲み会に誘っただけなんだから。そうなったのはお前という男が、セメント父ちゃんの心に“何か”を響かせたからだよ。おめでとう!でも、こういうのを聞くと嬉しくてたまらないよなぁ。
夕方、16:30頃のこと。うたさんからも電話がある。
『怪人クン、日記更新されてないじゃん』。そういうことだってあるよ。18:30すぎに更新。それからしばらくして早速“あのことば”の意味を調べてみた。

「ライブドア」関連のニュースで何度も耳にした“風説の流布”は、株の専門用語ということではないらしい。ただ、日常会話や小説などのセリフにもまず出てこないから縁のないことばであったことは確か。
簡単に言うと“未確認の噂を流す”ということ。株取引などでは“虚偽の情報を流す”、となる。たくさんの本を読む怪人クンも、知らない日本語はまだまだ山ほどある。知ってるもののほうが少ないだろう。世の中に転がるニュースは新しい発見を与えてくれる。知らなかったことばを一つ覚えたのは収穫だった。ちょっと早いが、今年の流行語大賞にこれがノミネートされるんじゃないか?こちらも出てきそうだ。ホリエモンが“世界一”とともに連呼したあの「時価総額」ということば。これからは、たわいのない会話の中でも友だちなどに向かってジョーク交じりにこういうかもね?
「お前の“時価総額”はいくらだい?」
「うん。今のオレの“時価総額”はねぇ、ぐんぐん上がってるよ。××××円くらいじゃないかな?」
てな具合に、その人の価値を表す時に使われるかも?流行るかなぁ?(笑)

それにしても、毎日流されるニュースとはなんて移り変わりが激しいものだろうか?今騒がれているこの話題だって、また新たに大事件や何かが起これば報道される回数は激減するだろう。当事者や関係者以外のほとんどが無関心となる。よそ事。それが世間というものだ。
職業によっては“稼ぎ時”と“暇な時期”というものある。シーズンとオフシーズンというのもある。でも報道関係、とくにこういった社会ネタ、事件を扱う人たちにはそれがない。息つく暇もないだろう。彼らの口から“暇だよぉ~”というセリフが聞けた時が「世の中平和」ということなのか?

Dr.トドーの「友情(愛情)もお金で買える」というのは結果論で言えばまったくその通りだ。互いにその気持ちが芽生えることも十分にあるからだ。
“出会い”という最初の入口。そのキッカケを与えるというビジネスはいくらでも存在している。男女が参加する「出会いのパーティー」。「結婚紹介所」みたいなのもそうだろう。ネオン街もしかり。ピンク色の薔薇と出会ったのもお金を出して“庭園”という空間に入ったからなのだ。それがあったから今がある。お金が怪人クンと薔薇を引き寄せたことになる。紛れもない事実だ。

これらのビジネスは“愛情を買う”とか“友情を買う”というより、そうなるための“キッカケを買う”ことである。
まず最初にそれがあって結果が生まれる。でも、その過程を飛び越えていきなり“好きになってください”や“(息子の)友だちになってください”とマネーをいくら積まれても相手は本気で振り向かないだろう。その場しのぎの演技、“なったフリ”はするかもしれないが…。入口はどうであれ、「愛」や「友」、さまざまな“情”が湧くか湧かないかはお金ではどうにもならない。相手に対する感情を偽って「好きだ」とか、「お前は友だちだよ」なんてこれっぽっちも思ってないのに態度をしたら…。それでも誰かが救われたなら結果よしとなる。なるが、さも大切な存在であるかのように見せかけたら?これこぞ“心の偽計取引”じゃないか!?

キッカケはキッカケ。そこから先は別の話なのだ。相手次第、自分次第である。
やっぱり男と女の愛情も友情も“ダイレクト”には買えない!これが怪人クンの言いたかったことなのだ。さて、みなさんはどう思う?


※「うたまくら!写真館」。今回は“うたの街”のとある公園(写真)。真っ白だぁ~。