怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

聞いてくださいオヨヨ殿

2008年07月31日 | Weblog
<7月30日(水)>

聞いてくださいオヨヨ殿。
L字に曲がった白いソファー。怪人クンの右隣りで、あのコがめずらしく「ムッ」とした表情を見せています。制限時間120分。残るはあと5分となったとき。
「ほかの店行くなんてぇ~!」
今宵、ドレスのお蝶に叱られてしまいました。外は雨模様。しかし、窓のない店内には、濡れ音が届くはずもありません。
きのうのことがいけなかったみたいです。むしゃくしゃとか、何があったわけでもないけど無性に飲みたくなってぷらり、未知の空間、扉を開いた怪人クン。しかも、8月に入ったらいっしょに行こうと約束してた場所だったので、余計にね…。

ブログを通じて日々上場。マイ・ライフの公開をいまさら後悔はしていません。あれこれと隠さず書いてしまうのが怪人クンなのです。この正直さ、馬鹿さ加減が仇となり…オヨヨ。じゃなくて、ムフフ。
会いたいときにお蝶はいない。いつも会えるわけじゃない。う~ん、せつないなぁ。すべてをわかって惚れてる男の、片想いゆえの宿命ってやつでしょうね。
でも、うれしかったですねぇ。お蝶が怪人クンに「イヤなものはイヤ」と意思表示してくれたことが。遠慮なのか、やさしさなのか? 彼女は抑えてしまうところがあるから。
お蝶、これからもどんどんその調子でぶつけていいぞ。ぜんぶ出しちゃってくれよ。
オヨヨ殿、こんなことを言う怪人クンはとことんバカヤローなのでしょうか?


※またまた花火(写真)。


光の激突、怪人クンVSミラーボール

2008年07月30日 | Weblog
<7月29日(火)>

モヤモヤとか何があったわけでもない。けど、無性に飲みたくなって今宵街に出た。
柔らかい風。おかげで、蒸し暑さをいっとき忘れた。
南の方角へ進む。たぎる冒険心。どうせなら初めての店がいい。そうだ、このところ気になっていたあそこにしよう。
ネオンの激戦区からはちょっとばかり外れている。とある場所を目指す。穴場的スポットと呼べるかも?
雑居ビルの前に立つ。未知のキャバクラ。怪人クンが狙いを定めたアルファベットの名前は3階にあった。よし行くぞ。
エレベーターが開くと入口が2つ。ん? 何も書かれてないけど、これはどっちを開ければいいんだ? 中からミュージックが響いてくるものの、1~2分躊躇してしまう。そのとき自動ドアが開いて、ヒゲの男が歩み寄ってきた。
おや、このコワモテ顔見覚えがあるぞ? ドン・キホーテのあたりでよく目にする。女のコに声をかけ、キャッチしている光景を何度ととらえた。向こうも怪人クンをわかっていたのか、あいさつのときに言われた。
「あの界隈、たまに歩いてますよね?」と。しばらくして彼がここの店長ということも判明。
ブラウンを基調にしている店内は思ったよりも広くない。けど別空間もある。奥のVIPルームではカラオケができるようになっている。
怪人クンが来店したのは20時50分頃。それから20分も経たない間にお客でいっぱになった。人気店なんだね。

60分の間に3人、いずれも美人系の嬢が付いた。顔立ちが派手なコばかり。ノリも悪くない。
今回、怪人クンの通された席は頭上にキラキラ、ミラーボール。前、左横、右横に鏡がある。自分自身に見つめられながら飲むというのは落ち着かないものだね、ムフフ…。
ベージュのハットをかぶっていた怪人クンは、彼女たちに言ってしまった。
「しかし、さっきからそこのすだれみたいなミラーボールがまぶしくて、まぶしくて」
「この席に座るお客さんたちも言ってますよ。『まぶしいね』って」
「やっぱり、おんなじこと思うんだね」
「そうですね」
ヒラヒラのミラーボール。さて、そろそろあれを出そうか?
「けどあの光には負けねぇよ。ほらっ!」
帽子の下から出てきたそれを目撃して叫ぶ嬢。とくに3人目の彼女は、パンパン手まで叩いて大爆笑だ。
「キャー、まぶしぃぃぃ~~~」
オイ、オイ、オイ!!!
光の激突、怪人クンVSミラーボール。
どうやらこの勝負、彼女のジャッジは決着つかずのドローに終わったようだ。


※次はぜひ、太陽に闘いを挑んでみたいと思います(写真)。


花火になりたかった男

2008年07月29日 | Weblog
<7月28日(月)>

網戸の間から程よい風が吹く。熱帯夜とは違いベタつきもない。体が楽だよなぁ。
けれども、やっぱり夏の暑苦しさからはどうあがいても逃れることができないようだ。
時刻は20時半。せっかくのリラックスムードが一転。その声を聴いた途端、左耳から熱風を感じた。電話越し、すねた口調で男は言った。
『ズルイよ怪人クン。そういう話はブログでのあと出しじゃなくて事前に教えてくれないとさ、グヘヘヘ』
声の主はまたしてもヤツだ。今なお伝説は生きている。どしょっぱいMCが日記のメインを飾ると、おもしろい具合にアクセス数が低下する。
一方、DOWNの反対はご存知UP。アメリカではイチロー選手が記録をぐんぐん積み重ねて日米通算3000本安打目前だ。上昇と下降。真逆の人生。
けどなんなんだ? どしょ男は最近やけに出まくるなぁ。これも原油高騰のあおりか? なわけないか(笑)。オイル価格は一時期より落ち着いてはいるけどね。
いずれにしても露出は女性の肌に限るよ、ムフフ…。
おっと、あまり話題をそらしても間延びするだけだ。

ところで、どしょっぱいMCのクレームとは何なのか?
『イモたちで安倍川花火大会に行ったの? しかもエロ茶さんが来たらしいじゃん、グヘヘヘ。どうしてひと言、オレに声かけてくれないかなぁ? わかってたら手挙げたのにさ』
そんなこと、怪人クンに言われたって知るかよ。ちょんまげからイベントの前日に誘いを受けて、こっちはメンバーだって当日把握したんだから。彼女の参加もそのとき知ったんだよ。
そうか、なるほどな。お前はエロ茶の花火になりたかったんだな? よし。次回何かのイベントがあって、彼女も出席することになれば声かけるよ。そうなったらいいか、鬼嫁ごまかしても出てこいよ(笑)。辿り着いた先には、はち切れんばかりの巨乳が待ってるからなぁ。ダッハッハ。


※安倍川の花火より(写真)。どうです、映画のポスターになりそうな1枚でしょ?


合気多チャンネル時代…消滅

2008年07月28日 | Weblog
<7月27日(日)>

ここで臨時ニュースを申し上げます。
来期の合気道、怪人クンは水曜教室との独占契約を結んだ模様です。一部で噂されていた日&水ダブル参戦は消滅。
「8月からはそれをするんだ」とあれだけ意気込んでいただけに、なんとも不可解でなりません。
今回のことにつきまして、さっそくアナリストのご意見をうかがったところ…。
「何も驚く必要はありません。思ったとおりです。結局ね、怪人クンという男に合気多チャンネル時代は永遠に来ないんですよ。いつだってアナログ放送どまり。そのくせ、女性に関してだけはスカパー並みに気が多いんだよね。バンバン契約重ねちゃってさ。大丈夫なの? 見切れねぇだろう、って」(ちょんまげ)
いやぁ、すばらしい解析をするなぁ。ホント、長老は侮れない。
続いてはこちらの方。
「ぼ、ぼ、ボクには関係ないですよ。つまらない話題を振らないでください。ノーコメントです」(ロボコン)
もうひとり。合気ネタといえば、この人にもぜひ聞いてみたかったんですが。Dr.トドー氏は多忙を極め、残念ながら言葉をいただけませんでした。最近の稽古、怪人クンが出るとDr.トドーが休み。彼が顔を出すと怪人クンがいない、というすれ違いが続いているとか。

以上、雲行き不安定なサンデーにミクロなお話をお届けしました。
なお、本日の日記は妄想と現実の狭間で構成されています。


※安倍川の花火(写真)。


さぁ、どうでしょう? ~コメント復活待望論~

2008年07月27日 | Weblog
<7月26日(土)>

夜空に咲き乱れる花火。時折風がイジワルして、白煙の中にすっぽり隠れてしまう。今年のそいつは何かとシャイだった。
18時前から駿河大橋近くの土手でビール片手に夏を味わう。イモ軍団が7人集結。うち女性はエロ茶とふりかけ姫。事前にスーパーで買出しした飲み物、食料、それらを広げて楽しんだ。
ドカーン、ドカーン、ヒュー、ドカーン、19時から本格的に打ちあがって、そのたびに歓声があがる。周りを見ればおんなじようなグループばかり。ビニールシートにどっしりと腰を落ち着けては、光の方向に視線を投げている。遠くに見える新幹線の頭上でまた鮮やかに咲いた。

風がピタリと止まってうちわを仰ぐ。もう体は汗でベタベタだ。
途中、このブログの話題になった。口火を切ったのはロボコンか、それともエロ茶だったかもしれない。すでにかなりのビールでいい気持ちの怪人クン。そのあたり、記憶は曖昧だ。
電撃閉鎖から1ヵ月。待望論急浮上。彼らがこぞってコメント欄の復活はないのか、と訴えてきた。
「やっぱ、あれがないと読者としては。リアルタイムがベストですけど、たとえ承認制でもないよりは…」(ロボコン)
「あったほうがおもしろいよ」(エロ茶)
ちょんまげは相変わらず容赦ない。
「怪人クンは叩かれてこそ価値がある。あのブログにコメントがなかったら、ただの日記だよ。結局ね」
どこかの掲示板レベルならないほうがマシ、という意見もある。人それぞれ、いろんな見方があるようだ。そういえば、どしょっぱいMCにも先日の焼鳥屋で言われたよ。
「怪人クンのことだから、なんの予告もなしにある日突然復活させてたりしてね? グヘヘヘ」と。
さぁ、どうでしょう? ムフフ…。


※安倍川の花火(写真)。ケータイで撮影。


油ギッシュな奇行師

2008年07月26日 | Weblog
<7月25日(金)>

〝裏ネタ〟というのも大げさだけど。実をいうと、木曜日の焼鳥屋ではこんな一幕があった。
どしょっぱいくせに、グヘヘヘな男はなかなかやることが大胆だ。今でも怪人クンとうたまくら氏にはかつてのような関係に戻ってほしい、という希望が彼なりにはあるようで。
「オレのケータイにはね、うたまくら氏の番号もアドレスも残ってるんだよ、グヘヘヘ」
何が言いたいのか最初はわからなかった。でも、そのうち読めてきた。
「今から連絡してみようか、グヘヘヘ」
怪人クンの目の前で強行するのか? この男、油ギッシュな奇行師だな。良くも悪くも〝KY〟だ。
「いい? かけるよ、グヘヘヘ」
いちいち怪人クンに断る必要はないさ。やりたきゃやれよ。
「ホントにいいの? 押すよ、グヘヘヘ」
しつこいなぁ。やるんならさっさとやれ!
再度念押ししてくる。と、次の瞬間あっさりボタンをプッシュしている。
「あ、つながった。出ないぞ? おっ、転送の合図だ」
何も言わずそのまま切るものと思ったらどしょっぱいMC、律儀にもメッセージを吹き込みはじめた。
「え~、静岡一揆塾でお世話になったどしょ…」
その後どしょっぱいMCから何も言ってこないところをみると、うたまくら氏からコールはなかったみたいだ。おそらくかかってはこないだろうな。
現在彼がどこで何をしているのか? 見事なまでに聞かない。どちらにしても、お前さんが元気でいるならそれでいいや、ムフフ…。

金曜日は行きつけのカラオケパブで焼酎数杯。ママもバイトの女性2人も浴衣だった。あしたはイモ軍団と安倍川の花火。このクソ暑さにも『ROOKIES』(TBS)の熱血にも負けず、夏を楽しむぞ!


※炎天下の大井競馬場(写真)。2005年のものです。


暴走パパ

2008年07月25日 | Weblog
<7月24日(木)>

グビ、グビ、グヘェ~。流し込んだビールが湿った体を生き返らせる。ネオン街のど真ん中、行きつけの焼鳥屋で語り合う野郎2人。怪人クンとどしょっぱいMC。この場所、今ではすっかり密会の聖地と化している。
木曜日、しかも給料前。街を行く人の数は多くない。店内もチラホラ客がいるだけ。
座った席の真横が厨房。白い煙が時折隠す。ガラス越し、焼き方を担当していたのは女性だった。初めての光景、小さなサプライズにムフフ…、頬をゆるめる怪人クンがいた。
30度を超える猛暑が続く。夜になっても蒸し暑さで汗が滴る。それでも、怪人クンと目の前の男に夏バテの心配はいらなさそうだ。注文したものを次々平らげる。木製の串入れが、みるみる埋まっていった。アルコールもお替りを重ねる。19時のスタートからペースが落ちることはなく、口も止まらない。

「ところで、お前の子供は上が男の子で下が女の子か?」
「そうだよ、グヘヘヘ」
「何歳になるんだ?」
「なになに? やけに質問するねぇ、ウチの子についてさ。グヘヘヘ」
きのうの電話で、「あした飲むか?」と誘ったのは怪人クンのほう。だったら、彼をできるだけ饒舌へと導いてあげるための方法だって考えるよ。
けど、やっぱり子供の話題に触れたのは失敗だったようだな。その目が爛々と輝いて、あのいやらしい笑い方をする。上機嫌に拍車をかけた男は、グラスを一気に空にして再び笑い出す。完全にネタを誤ったらしい。なんたって相手は親バカ日本代表メンバーの一人。会員番号一桁のツワモノ。暴走パパ。
「グヘヘヘ、どうしちゃったの? 怪人クンも子供ほしくなったんじゃないの?」
「そんなんじゃねぇよ」
「照れなくったっていいじゃん、グヘヘヘ」
油ギッシュな額をキラキラ光らせて、さらに調子づくどしょっぱいMC。一瞬ケータイに手がかかる。ヤバイ、伝家の宝刀を抜くつもりだぞ。写メ写メ攻撃が始まりそうだ。こうなるとしつこいんだよなぁ。
ねぇ、カワイイでしょ、グヘヘヘ。ほら見て、カワイイでしょウチの子、グヘヘヘ…。ディスプレイをチラ見すれば、そこはわが子美術館。やられたほうはたまらない。披露は疲労だ。
彼の十八番(オハコ)、見て見て攻撃だけは何がなんでも阻止しないとね。じゃないと、あとあと大変なことになる。

…恐れ入りますが、これより先どしょっぱいMCの独壇場となりまして文字化不可能。日記をこのあたりでストップさせていただきます。


※焼鳥屋(写真)。


存在無効のファウルマン

2008年07月24日 | Weblog
<7月23日(水)>

なんということだ? Dr.トドーからのメールでその事実を知った。あと10分もすれば23時という時刻。あまりの蒸し暑さに、部屋の冷房をオンにしたばかりだった。
(合気来いよぉ、このバカチンがぁ! 今期の出席数、怪人クンは1回しかカウントされてないぞ)
今宵は休んでしまった。「は」の部分を「も」に変えたほうがいいかな? けど、全14回のうち6回は出てるはずだよ。指導員も生徒も、出席簿は自分でスタンプを押すようになっている。怪人クンは練習に行っても、たいていの場合押し忘れてしまう。オフィシャル記録として扱われない幻の男、存在無効のファウルマンだ。おいおい、自慢するとこじゃないだろ、そこは。ムフフ…。 

夕方、めずらしく御前崎のセメント父ちゃんから電話があった。
『涼しくなったらまた静岡に行くよ』
楽しみにしてます。しばらくの間、雑談。Dr.トドー、どしょっぱいMCの話題も出た。ん? どしょ男の話はどっちだっけ? したかもしれないし、しなかったかもしれない。まぁ、どっちでもいいか(笑)。
その昔、一度だけセメント父ちゃんのゴージャスなマイホームに泊まらせてもらったことがある。青いパノラマ。ロケーションは抜群だ。自宅のまん前、道路を隔てると海が広がっていた。ゆえに、サーフィンなんかは当たり前。大海原を我が庭にして日々を過ごすセメント父ちゃん。いいですねぇ。
『今の季節は最高だよ』と言っていた。でも台風の時期は大変だ。天国と地獄を味わう。人間だって長所もあれば短所もある。自然も同じ。すべてをひっくるめて付き合っていく。セメント父ちゃんは、心底そんな御前崎に惚れ込んでいる。
2時間後、引力にでも引き寄せられたか? 『グヘヘヘ』と、偶然にもどしょっぱいMCから連絡が入った。彼は怪人クンのブログを読んで、縦型デジカメ情報をくれた。わざわざありがとう。
『サンヨーの、◎■×△(※聞いた名前を忘れしてしまいました)が縦型だよ、グヘヘヘ』
せっかく教えてくれたのにね。

ゲッ、しまった! 合気水曜教室は今回がラスト。閉校式だったのか。そういえば、怪人クンはいまだ来期の申し込みをしていない。まさに崖っぷち。このままでは登録抹消のピーンチだ!


※こちらは熱海の…(写真)。


三つ子の魂、ハゲまで

2008年07月23日 | Weblog
<7月22日(火)>

あれから3日が経つ。火曜日になっても症状は変わらない。痛みを堪えながらの歩行が続いている。
合気道バーベキューに履いていったサンダルが合わなかったようだ。当日の朝、真ん中の体育館に向かう途中から違和感があった。イベントが終わり夕方ウチヘで脱いでみると右足裏、土踏まずの箇所でぱっくり。マメがはでていた。
顔に似合わず、怪人クンの皮膚がデリケートすぎたのか? 現在も絆創膏を貼りカバーはしているものの、地面に足をつける瞬間と、立ち上がって踏み出そうとするときがたまらない。けど、シューズを履けばそれがクッションになって、ある程度の距離は動ける。
「海の日」もヤマダ電気へデジカメを見に行った。やっぱりあれは持っていたほうがいい。というか、ないと不便だ。街で、飲み屋で、いつなんどきとっておきのシーンに出くわすかもしれないんだし。
なぁ~んて、話がやたら大げさだけどさ、ムフフ…。
ブログ用のショットをケータイで確保することはできても、画像のグレードはどうしたって劣る。
残念なことに、怪人クンが「これだ!」と思うもの、使いやすそうなカメラはそう簡単に見つからなかった。問題はシャツターボタンの位置にある。横向きに構えた場合、通常は右上にスイッチがくる。右手の指でプッシュ。それはちょっと、なんだよね。
SDカードは放置中。1週間ほど乾かして様子を見ながら、データが無事かを確かめるつもりだ。でも、本体はおそらくご臨終と思う。

怪人クンのデジカメ、水没により他界した機種はパナソニックの「D-snap」。たしか2004年の発売で、浜崎あゆみがCMキャラクターを務めていた。「D-snap」はめずらしく縦型仕様で、ボタンが本体中央部に配置されていた。メーカー各社は熾烈な競争を繰り返している。1000万画素を超えるものが登場している現在、それはたったの200万画素しかなかったけど、薄さも手伝ってデニムのポケットにすっぽり。収納性からなにから怪人クンには最高に使いやすいデジカメだった。
ヤマダでは偶然、ファミリーで買い物に来ていたナバたちと遭遇。奥さんのメグ、2歳の長女とも会話した。この子は、どういうわけか怪人クンを「ハゲのおじちゃん」としてインプットしている。ナバとメグ、両親そろって「ほーら、ハゲのおじちゃんいたねぇ」と子供に言っている。娘はますますニコニコ顔。怪人クンにイノセントな表情で「ハゲのおじちゃん」と言葉を投げてくる。
そうかと思えば、子供は飽きっぽい。3分もすると、さっきの笑顔はどこへやら。「あっち行って」を連発。怪人クンが顔を近づければ近づけるほど、手で払おうとする。

ふと思った。この先5年後、10年後、20年後…。この子が成長して怪人クンと対面しても「ハゲのおじちゃん」と言うんだろうなぁ。
「ハゲのおじちゃん、お年玉ちょうだい」
「ハゲのおじちゃん、オモチャ買って」
「ハゲのおじちゃん、ご飯連れてって」
でも仕方ないよ。2歳の女の子にそう呼ばせるよう教育したのはナバでもメグでもなく、この怪人クンなのだから。イモのイベントで会ったりするとメグは嘆いていたよなぁ。
「その言葉だけは、ウチの子に教えてほしくなかったよ~~~」と。
しかし手遅れだよ。「三つ子の魂、ハゲまで」だからね(笑)。


※2005年の合気バーベキューより。肉体の一部。アロハはDr.トドーの残骸(写真)。


盗まれる男

2008年07月22日 | Weblog
<7月21日(月・祝)>

「海の日」。その名のとおり海水浴日和となった3連休の最終日、〝オヨヨ〟の署長と昼にドトールでお茶をした。彼は『キャバなやつら!』(文芸社)では準主役のポジションにいる。7月はじめの「出版パーティー」で、出席者のみんなに配ったおみやげを署長にも渡したくて怪人クンが呼び出した。
東の方向へ直進すると駿府公園に突き当たるその店舗は、入口右奥のエリアが喫煙コーナーになっている。注文したアイスコーヒーを持ちながら進んでいくと、ずんぐり体系の横顔が見えた。彼はヘビースモーカー。時折アイスティーをすすっては、やっぱりタバコをふかしていた。忘れないうちにと、怪人クンが紙袋を手渡す。
「オヨヨ」
署長の口から〝ありがとう〟の言葉を聞いた。

1時間近くの雑談でテーマになったのは〝粋 〟(いき)。
たとえばどういった人間がそうで、反対にそうじゃないのか。結局、思いやりとさりげない気遣いのできる人はカッコイイ。逆はみっともない。情けない。どしょっぱい。哀れ。そんな感じで話はまとまった。
一流といわれる人物は、それが自然と身についている。常に他者を惹きつけるオーラがある。行動をとる。計らいをする。だから、どんな小さなしぐさであっても盗みたくなるんだよね。「それ、いただきます! ムフフ…」ってさ。
「この先5年、10年、20年、歳を重ねれば重ねるほどにそういう大人でありたいよなぁ。少しでも近づきたいね。〝盗まれる男〟に」
怪人クンがつぶやくと、署長も「オヨヨ」と頷いていた。
人生にはいろんな出会いがあるけど、「情」や「義理」って果たしたり貫くものじゃなく、ときには捨てるものなのかもしれないね。感謝の気持ちさえ忘れなければむしろ、アリだな…。