セミファイナル

＜３月３０日（火）＞

火曜日の板。パソコンのモニターに映る銘柄の８割がたに「↑↑↑」マーク。爽快、上昇そろい踏みを目のあたりにするとつい手を出したくなってしまう。アメリカも連日で上げている。中にはかなり値を下げたチャートもある。それらをいまから拾っておく手もなくはない。
動くもよし。静かにときを待つもよし。
「触るな！　じっとガマンしろ。ここからあせって高波に乗る必要もない。チャンスは必ずやってくる」
現在は後者。自分に言い聞かせるかのように、心の中でつぶやく日々。

３月もあしたで終わりか。きょうがマーチのセミファイナル。
春なのに冬装備で街行く人たち。完全に季節と逆行状態。ここ数日の冷え込みはハンパじゃないもんな。Ｏｈ！　キュート。会社近くの公園。木々のソメイヨシノはいまがピーク。一面を淡いピンクに染めている。
あれよあれよで１５時―――。
結局、日経平均株価は１１０円高の１１０９７円で引けた。終値ベースで１万１０００円台をつけたのは１年半ぶりのこと。うれしいニュースのはずが、複雑だなぁ。
いつもなら上がれば心を躍らすくせに、マーケットから離脱しているときは「とっとと下がれ！」などと己の都合をぶつけてぼやく。
待つ＝休む。「株は心理戦」というけれど、まさしくそのとおり。

夜、フジで放送された『ものまねスペシャル』をちょっとだけ楽しむ。
春や秋、番組改編シーズンはとにかく長い。ゴールデンのバラエティーで４時間以上を割く。そんなもん、ぜんぶ見てられないよ。
内容について少しだけ。
それはシロウトが参加するコーナーだった。ソロで数人が登場。うわ、どの人も歌がめっちゃうまいじゃん。ここまでハイレベルとは驚いた。
中でも、新宿２丁目のニューハーフが見せた中森明菜はもう声が本人そのまま。怪人クンがこれまでに遭遇した明菜芸でもダントツ、最高に似ていた。しかも演じたのが女性じゃなく〝彼〟とはね。あそこまでやられたらムフフ…、「参りました」と言うしかないよ。ホント、世の中には恐ろしいやつがいたもんだ。

寝不足疲れが一気に出たか？　前日Ｇ・ヌマと真夜中の２時近くまで電話。その反動だろう。２３時すぎにはウトウト、横になった途端に爆睡。
あ、なんか入ってる。
彼のメールに気がついたのは３１日、翌朝の７時だった。


※近所の桜（写真）。

真夜中のミッチー～～～♪♪♪

＜３月２９日（月）＞

東京マーケットが間もなく大引け、という時刻だった。
春の雪？　ヒョウ？　かなり大粒だ。でもなんなんだ？　週後半から４月だよ。季節が逆回転したかのようだ。早々にダウンジャケットを片づけてしまった怪人クンは、予想もしない真冬の陽気に薄手のコートで対抗する羽目になった。
夜、『報道ステーション』（テレ朝）のお天気コーナーは２２時４０分過ぎから中継カメラが入った。前髪が風に揺れている。六本木に傘をさした宇賀さんが佇む。
「とても冷たいです」
見てるこっちが震えそうだよ。

スカパーにチャンネルを合わせると、たまたま映画『力道山』をやっていた。何年前の作品？　あったなぁ、そういえば。主演俳優は日本人じゃなく、韓国人（？）らしかった。
そんなときケータイが鳴った。時刻は０時。
『ハイぃ～、めっちゃおもろいやんけぇ～』
ミッドナイトにインチキ関西弁男の登場だ。
『ちょっと聞きたいんやけどな』
用件はあっという間に済むも、ここからが長かった。またしてもミッチー、堀江美都子さんの話題になったからだ。
『ミッチーってマジ、すごいわ。なんたって子供の頃に聴いた歌声はいまもそのまんまやからな』
へぇ、それはすばらしいな。しまった。ほめるんじゃなかった。火に油を注ぐとはこのことか？
『ホンマ、すごいで。声量もぜんぜん衰えてへんしな』
………
………
………
『もう、めっちゃすごいねんて』

～　３０分経過　～

『歌もそうやけど、昔の写真おぬし見たことある？』
なんとなくくらいは。
『今度見てみ、めっちゃかわいかったでしかしぃ～』
さよか。

～　６０分経過　～

『声量なんて、あの当時のまんまやで』
さよか。

～　９０分経過　～

彼がミッチーについて語るとムフフ…、収拾がつかなくなる。
『たまらんで、ボク』（はぁと）
………
………
………
『さぁ、歌いますよ！』
彼の瞳が少女マンガのようにキラキラ星を輝かせている光景が浮かんできた。
そろそろ怪人クンは眠りにつきたい。深夜２時まであと…。

『困っちゃうわ、ボク。行きたいんよ、ボイストレーニング。ミッチーに教わることできたら、そらたまらんで。けどな、さすがに東京やからな。遠いわな』
グ～。
グ～。
グ～。
『もしもし、怪人クン？　もしも～～～～～し！』
………
………
………
『ほな寝るとしよか』
………
………
………
『ミッチー～～～♪♪♪』
真夜中のＧ・ヌマ宅。彼女のポスターに向かって雄たけびをあげたことなど、すでに夢の中の怪人クンにわかるはずがなかった―――。


※堀江美都子オフィシャルブログ。
※Ｇ・ヌマよ、おぬしもコメント欄に投稿してみたらどうだ？　１つの記事に対してそれほどは書かれてないぞ。このくらいならミッチー先生がぜんぶのコメに目をとおしてくれるんじゃないか？　行け、モジモジしないでＧ・ヌマアタ～ック！
※いがらしゆみこ原作『キャンディ・キャンディ』（写真）。アニメ主題歌を歌うはもちろん…。

なりふりかまわずデブは…食う

＜３月２８日（日）＞

たまにはそんな夜もいいな…。のんびりと、土曜日は何もなく翌日の合気道ランチイベントを迎えるつもりでいた。
と、そこへ怪しげな関西弁男から電話。急遽２２時からカラオケに。冷たい中をチャリンコで登場は「めっちゃおもろいやんけぇ～」のＧ・ヌマだ。
週末の街は賑わいを見せていた。カラオケ店の受付も人でごった返している。
部屋が空くまで１５分待ち。その間、おっ、何事だ？　救急隊員を案内する男性従業員の姿があった。Ｇ・ヌマと怪人クンの推理がはじまる。
「男女のもつれで、どっちかが刺されたとか？」と怪人クンが言えば、「従業員の対応や落ち着いた表情からすると事件性はないやろ。警察もおらへんし。案外ありがちなパターンちゃうか？　酒の飲みすぎ、急性アルコール中毒といったとこやな」
周りのお客も事態をさほど気にしていない様子。しばらくして担架を抱えた隊員の姿。横たわる女性は真っ青で、目を閉じたままピクリともしない。Ｇ・ヌマの読みが当たったみたいだ。怪人クンたちの目の前を通過。
「運ばれ女性は２０代後半から３０代やな。連れの男性は２人。ともに５０代と見た」
３人のカンケイを勝手に探るＧ・ヌマ。コラコラ、他人の不幸で暇つぶしすな！

ここからは日曜の話。
冬と間違うくらいに冷えびえしている。三寒四温というけれど、これじゃあ「寒、寒、寒★寒、寒、寒、寒」。♪カン、カン、カン、カン…ゴングの音色だよ。
午前中青空。昼のニュース。天気コーナーは「この先雨に変わる地域もあるでしょう」なんて言ってる。ぜんぜんそんな気配はないよ。傘を持たずに出た。
このほど、ロボコン０点の企画は「未成年者のため」をコンセプトに考えられた。Ｕ２０も楽しめる合気道のイベントは、夏のバーベキューくらいだ。「それはかわいそう」と彼が発案。
デパートの８階。食堂街にあるイタリアンの店。天井にはシャンデリアも吊るされ、高級感漂う雰囲気。坊やったら、またずいぶんとアダルトなチョイスをしたもんだ。
通されたのはいちばん奥のスペース。壁は１面ベージュのレンガ。
白いクロスの細長テーブルを挟んで、椅子が向き合う形で５つずつ配置されていた。セットの数で参加者は１０名とわかった。うち女子高生が２名とハタチになったばかりの女のコ。残りは大人。カンフー夫人のあっぴー以外は野郎ども。
きょう初めて訪れたけど、店内の貼り紙には「４月４日で閉店」となっていた。ふーん、どこも大変なんだな。そればかりじゃない。会場近くの某有名ファミレス店がなくなっていたのは正直「オヨヨ」だ。

場所を移動して２次会。外は雨。ホントだ、予報が当たった。横断歩道を走れば到着。
無事大役を果たしたロボコン０点は、学生たちとどこかへ消えた。ここからＤｒ．トドーの奥さん、トド夫人が加わった。
彼女のオーダーはパスタ。さっきもパスタを食べたはずのカンフー、Ｄｒ．トドーも再びパスタを頼んでいた。ラーメンはたまに聞くけど、パスタのハシゴってめずらしいと思うんだけど？　普通にあり？
要するに、なりふりかまわずデブは…食う。そういうことか、ムフフ…。腹さえ満たせばオイルのリレーもなんだってＯＫだと。やるねぇ。
ところで。
え、そうなの？　Ｄｒ．トドー夫妻が今年２月に入籍したことをこの日、初めて知った。おめでとう。なら二人をお祝いしないとな。彼が怪人クンに〝おねだり〟したのはなんと…？？？
お前がかまわないと言うなら、よしわかった。怪人クンがそういう形でプレゼントさせてもらおう。ちょっとめずらしいケースではあるけどな（笑）。４月になったら夫妻でスケジュールを作れ。怪人クンと３人で〝社長〟のとこへ行こう。
一足お先に、カンフー夫妻にもあるモノをプレゼントした。あっぴーがそれを見て「超カワイイ！」と喜んでくれた。彼らには年越し、そのほかもろもろで毎年お世話になっている。もちろんナバ家にも考えている。ちょんまげよ、そのうちお前のところにもな。もうしばらく待っててくれ。

そういえばカンフーに「絶品ハンバーグ連れてってよ」とお願いされた。
彼は少し前のブログ、ブギーのロベ氏が作る味の話題を読んで気になったようだ。
「怪人クンが『いっしょに行く女性を募集。野郎はテメェで行け！』って書いてたけど、食べてみたいからさ」
いいよ、行こうか。じゃあそのときはカンフー、女装して来い！（笑）


※ランチの店（写真）。

女社長・お蝶

＜３月２６日（金）＞

雨が続いた。風は強いけれど、きょうはようやく晴れ模様。事務所近くの桜は満開になりつつある。
オープンして１週間。この日の夜、初めて女社長・お蝶のセレクトショップにお邪魔した。その時間、シックな色合いのドレスラインのワンピを着こなした彼女はレジに立ちお客さんの応対中。怪人クンに気づくとニコリ、「いらっしゃい」の言葉をくれた。
出会った頃から「アタシ会話が苦手なんだよ」とか言いつつ、どうしてどうして。ちゃんとトークしてたで、しかしぃ～。
あ、また使ってしまった。どうも最近〝Ｇ語〟に汚染されてるなぁ、怪人クンは…。

ノリのいい音楽が耳に響く。店内にはイケメン（？）の男性客も。カノジョへのおみやげか？　壁床は白く、ところどころに赤。紅白の明るいトーン。
アイテムを見せてもらう。「誰かにプレゼントしたいなぁ」と感じずにはいられないモノがズラリ。お蝶のセンスはお世辞抜きでいい！　もし怪人クンが女のコに生まれていたら？　ムフフ…、このブランドを愛用してたに違いない。
彼女がマザーでもあることから、メンズも含めたキッズの服やキャップなんかも置いていた。合気道の稽古など車で送ってもらったり、普段何かとお世話になってるイモ軍団の子供たちに今度感謝の気持ちじゃないけど買ってってあげよう。
「キミたちのお父さんお母さん、怪人クンをサポートしてくれてありがとう！」ってね。
ナバ家、ちょんまげ家、Ｄｒ．トドー家。みなお蝶の子供と同じ年頃の息子、娘がいる。一斉にはできないから、順々にね。
おハナさんともこりんへのおみやげをお蝶にチョイスしてもらった。何をあげたかはヒ・ミ・ツ！　手渡すと２人ともすごく喜んでくれた。
「ありがとう」
やっぱ人の笑顔って、いいね！

おハナさんの店にはおなじみの面々。某団体職員のモチオ氏、なぜかベロベロ。
おっと、出ました。フナコシ君！　黒いスーツがパンパンだ。
彼のリクエストでエロ茶に電話。出ないな。しばらくしてコールバックがあった。帰ったばかりで、息を切らしている感じだ。代わったフナコシ君、得意の下ネタ連発。
再度怪人クンがケータイを握った。エロ茶はさっき以上にスタミナをロスしている様子。完全に声が死んでいた。いやぁ～ホント、帰宅早々申し訳ない。
さてさて、ひょんなことから怪人クンＶＳもこりんのアームレスリング、腕相撲対決が実現。
１回戦…○もこりん
２回戦…○もこりん
３回戦…○もこりん
うわぁ、もこりん強ぇ～～～！！！　競り合う場面もなく一方的に腕がテーブルについた。怪人クン、女性にまさかの３連敗。
「ちゃんと食べてる？　怪人クン、筋肉ないでしょ？　細いもんね」
言われ放題だ。
「アタシは剣道やってたからね」と余裕のもこりん。
そうだったな。じゃあもう一度だけやるか？
「いいよ」
せぇーの！

♪カン、カン、カン、カン

「な、なにいまの！？」
彼女のバランスが一気に崩れた。
「メチャメチャ強いじゃん、怪人クン」
ナメたらいかんぜよ！　ダッハッハッハ。さっきまでパワー・ゼロにしてたのさ。


※お蝶のセレクトショップ「ＬＯＶＥ　ＰＡＴＴＹ」のロゴです（写真）。

怒りの巨乳ドロップキック

＜３月２５日（木）＞

待て！　待て！　待て！　待てぇぇぇ～～～！
「出ましたエロ茶、怒りの巨乳ドロップキックだぁ～！」
この日アップした写真がインパクトのありすぎで、日記タイトルを見た人には「いかにも」と誤解をまねきやすいレイアウトだったかもしれないなぁ。
「だうもちゅいまちぇーん」
まぁでも、夜、彼女から届いたメールはニコニコマーク付きだったけどね。
ヒヤヒヤさせたお詫びといってはあれだけど、今度おっぱい揉むからさ。ムフフ…。

雨、風ともに強く、公園の桜も濡れていた。
『報道ステーション』（テレ朝）の冒頭はケータイ事情を特集。ドコモが４月１日に発売するスマートフォンのイベント映像が流れるとそこには…。
あっ、猪木さんだ。
くしくも古舘伊知郎さんの番組にアントニオ猪木さんが〝出演〟する形となった。二人のリンクは昭和のプロレスファンからすると、なんともいえない気持ちになる。
１９８０年代、猪木さんの名勝負を実況したのがほかならぬ古舘さんだった。独特の名調子、「お～っと！」のフレーズはいまでも怪人クンの耳にこびりついて離れない。
その頃、放送席のマイクを置いてすでに１０年が経過していた古舘さんが、９８年４・４の猪木引退試合を特別実況。
「きょうばかりはこのテーマソングが、ブルースに聴こえてならない！」
声を張りあげ、現役最後の花道を行く猪木さんを描写した古舘さん。懐かしいなぁ。

ところで、ケータイはもはやパソコン化したというけどホントだよ。半年サイクルで新機種が続々投入されるけど、これ以上何が進化するというの？
夕飯はブギーで絶品ハンバーグ。たまたまカウンター席に居合わせた女性客は、ケータイ端末の仕事をしているといった。話があれこれ盛り上がり、彼女に上記の質問を思わずぶつけてしまったよ（笑）。


※「顔はダメ！」（エロ茶・談）
そんなわけで、こうなりました（撮影Ｇ・ヌマ、写真）。３・１３の１コマ。

エロ茶ＤＸ

＜３月２４日（水）＞

正直苦手でありんす。怪人クンには、カメラセンスというものがまるっきしなさそうだ。
巨乳ライブの３・１３は、ケータイで写メを撮りまくった。保存した画像を「こんな感じ」と言って見せると、Ｇ・ヌマに何度も指摘された。
「オレはええで。そやかてなんやねん、これ。エロ茶がぜんぜんかわいく写ってへんやん。おぬし、ひどいでしかしぃ～」
たしかに彼の言うとおりだ。けど、ひとつだけいいわけをさせてもらえば、怪人クンの前髪が視界をさえぎってシャッターチャンスを微妙に狂わすんだよな。
後日、それらを転送。するとまたしてもダメ出し…。
（アカン、こらぁアカンわ。おぬし、被写体に対する愛がまったくあらへんで）
愛ねぇ、ムフフ…。

この雨は桜を４月早々の祭りへといざなうかもしれないな。それにしたって寒すぎる。強烈な冷えはまるで冬だ。
気温とは反対に、ここにきて株式市場は高値警戒感にある。海の向こう、アメリカも盛り上がっている。日経平均がバロメーター。２４日の東京、終値は１０８１５円。怪人クンの考える〝買いどき〟とは１０００円以上の開き。上昇ムードを好感、以前は波に乗り遅れまいと参戦したものだ。
上がったらやがては下がる。「休むも相場」。有名な格言の意味をようやく怪人クンなりに理解したつもりだ。いつ〝そのとき〟がおとずれてもいいように、資金をキープしておく。弱小個人投資家がマーケットで負けないためには、突撃のタイミングが明暗を左右する。ちなみに「負けない」とは、利益を出す。あるいは最小限の損で食い止める。大損しないことをさす。
資金力に余裕のある人間は、ぶっちゃけどこからでも攻め込むことができる。こちとら彼らのようにはいかないから、慎重にならざるをえない。
ここは逆方向へ舵をとる。多くの投資家が飛び込むなら、あえて触らない。じっと１ヵ月？　もしかしたら半年先か？　怪人クンはときを待つ。

とうとう今夜はＧ・ヌマからのメールも途絶えた。『闘魂スポーツ』もひさしく送られてこない。覆面ジャーナリストが発行、記事の９８．３パーセントがエロ茶がらみ。折り込み広告も上から下までエロ茶だ。一部を紹介しよう。
エロ茶マート、エロ茶不動産、エロ茶金融、エロ茶フーズ、エロ茶製菓、エロ茶酒造…などなど。
巨乳にはじまり巨乳に終わる。まさにエロ茶ＤＸマガジン。それもネタ切れ休刊か？
４・２８、ビッグマッチの第２弾が控えているというのに盛り上がりに欠けるなぁ。
ネタがないなら作ればいい。制作者側にそういう発想はないのか？　どんな小さなことでもリリースする。己を鼓舞して相手をも挑発。
覆面ジャーナリストに告ぐ。いまこそ、魂見せてみぃやぁ～！


※本文とはいっさい関係ありませんが。「ＤＸ」から連想するものは、そうだなぁ…。やっぱマツコ・デラックスでしょうかね？（写真）

新たなリングはラジオ

＜３月２３日（火）＞

まさか。〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さんがラジオのパーソナリティーを務めることになろうとは！
まったくもって予測不能。でも、なんとなく見えてくる部分もある。だってさ、アレは言うでしょ。絶対。
どう考えてもオープニングは、「元気ですかぁーっ！？」だよね、ムフフ…。
けどＣｈ８４７、横浜のＦＭ電波は怪人クンの事務所や自宅では受信できない。う～ん、残念。聴いてみたかった。
放送はいつ？　４月４日？　１２年前、７万人の東京ドームで猪木さんが引退試合をやった日だ。
ときは流れて、新たなリングはラジオ。始まりの４・４―――。
番組を聴いた方はぜひ、感想をよろしく！

三寒四温？　陽気がまた冷たくなった。雨もおちた。来月早々、静岡は大きな祭りがある。その頃まで桜がもってくれればいいけど。
そういえば、３月末からの１年間フジの『めざましテレビ』は桑田佳祐さんの登場だ。月～金は桑田ソングで朝を迎えることになる。こちらも楽しみだ。
深夜、Ｇ・ヌマからメールが届いた。しかし、怪人クンにはちんぷんかんぷんな内容。アニソン初級者にとってはあまりにマニアックすぎて、日記になんか書けやしないよ。
ダメだこりゃ。♪パフ　パフ　パフ～


※現役時代の象徴でした。真紅の闘魂タオルに染め抜かれた〝Ａ．ＩＮＯＫＩ〟の文字（写真）。ちなみに、こちらホンモノではありません。

髪ングアウト

＜３月２２日（月・祝）＞

隠す必要もないから書く。髪ングアウトするよ。
次に怪人クンがねらうは、市川海老蔵だ。春夏秋冬、これからは彼をイメージしたヘアスタイルでいく。できれば「ＥＸＩＬＥのＴＡＫＡＨＩＲＯか福山雅治みたいにして！」と、あだむすファミリーにはお願いするつもりでいたけどムフフ…、わずかに量が足りなかった。おしいなぁ～。
鏡の前で軌道修正を決意。４月になったらやってもらう。

事務所近くの公園。淡いピンクのソメイヨシノは、その蕾を日に日に大きく広げはじめている。中には、だいぶ形の整ったものも見える。
夜、Ｇ・ヌマとメールをやりとり。この男、堀江美都子さんへのメロメロぶりはハンパじゃない。相手が男だ女だは関係なく、そういう存在って必要なのかもしれないな。怪人クンにとっては、やっぱりアントニオ猪木さん。
ところで、彼に海老蔵宣言をするとこんな返事がきた。
（スタイルを変えたかて、おぬしに小林真央ちゃん級の相手が現れる可能性は…ＺＥＲＯ～）
じゃあかぁしい！


※市川海老蔵さん（写真）。

ひとりセンチ

＜３月２１日（日・祝 ）＞

中国から黄砂が舞い込み、突風が吹き荒れた日曜。道路脇の自転車はドミノ倒しにでもあったかのよう。何台もが気持ちよさそうに添い寝していた。
早くもＶｏ．２。「巨乳だョ！　３人集合」の開催が決まった。４・２８だ。エロ茶は前回に引き続き静岡に泊まる。おハナさんにも連絡して、席を取っておいてもらわないとな。

そんな中、同じ轍は踏まないとばかりＧ・ヌマが３・１３の敗因を改めて語った。
スクロール・ザ・メッセージ。圧巻の長文を簡単にまとめるとこうなる。
（まずあれや。エロ茶は何より怪人クンの原作に忠実やったよな。あの晩言うてたやんか？）
そういえば、彼女…。
「わたし、白地に紺のストライプ模様の服でコーディネートしてみたよ、よっ、よっ、よっ…」
回想シーン、エロ茶の声はエコーがかかった状態で甦る。
（ボクなんか見てみい。体型からしてちゃうで）
彼はビッグマッチに備えて山ごもり。アントニオ猪木の言葉を借りれば、「敵さんに失礼のねぇように」と体を作ってきた。初遭遇の彼女に敬意を表し１５ｋｇも減量。
けれども、それが裏目に出てしまった。
（そりゃ勝てへんよ。キャラを変えてしもうたらアカンわ。役者としても失格や。すでに勝負は着いてたようなもんやで）
メールの文字がため息交じり。
（なにやっとるんやろな、ボク…）
あぁ、ひとりセンチ。

さて、Ｇ・ヌマは２連敗を阻止すべくダイエットの逆、デブエットを敢行するのか？
似合ってるよ、うん。いいと思うよ、ヘアスタイル。あか抜けて。髪にパーマを施したことは怪人クンも賛成だ。
しかしな、スリムな茂木健一郎と化したおぬしなどムフフ…。女優魂の塊、エロ茶の敵ではないぞ。それだけは立会人兼レフェリーの怪人クンが断言しておく。１００パーセント返り討ちだ！


※脳科学者の茂木健一郎さん（写真）。
※透明感溢れる堀江美都子さんの歌声をどうぞ。

ボクのアイドル

＜３月２０日（土）＞

ついにセレクトショップオープン。お蝶、おめでとう！
３連休の初日は晴れたり曇ったり。風が強くハンチングを時折手で押さえながら歩を進めた。
１９時。怪人クン、今宵の夕食はブギー。まずはノンアルコール。ピリ辛ジンジャエールを流し込んでから、味わったハンバーグに呆然。
「な、なんじゃこのうまさは！」
ロベ氏、めちゃめちゃ衝撃だったよ。やわらかな肉はもちろん、赤ワインのソースが絶品。ライスのみならず、パンまで追加オーダーしてソースを堪能させてもらった。怪人クンがそこまでするのは非常にめずらしいことだ。
「ご馳走してほしい」という女性は早い者勝ち、怪人クンに連絡を！
男だけどいいか？　テメェで行って来い。

ぷわぁ。食いすぎた。これ以上は酒もギブ。２１時前には家路に向かっていた。
しばらくしてＧ・ヌマから電話がある。最近は相手に関係なく、メールでのやりとりしかしていない。
彼がアニメソング界の女王、堀江美都子さんの大ファンであることは知っていた。
もしいま彼女が前にいて会話できる状態だったなら？
『アカンで。ボク、言葉なんて出えへんで』とケータイ越しに照れまくっている。
このおっさん、なにうぶってんねん（笑）。
Ｇ・ヌマに以前、ふと「怪人クンはボイストレーニング通ってみたらええんとちゃう？」などと言われたことを思い出し…。
「じゃあさ、怪人クンがミッチー（※マニアはこう呼ぶらしい）の教室に通う、ってのはどう？　行こうかな、マジで」
すると耳元から届くＧ・ヌマの声が、薔薇の花びらを広げたかのようなつややかさを増した。
『ええな、それ！　オレは絶対ムリやけど、緊張しまくると思うねん。直々に教わるなんてそんなもん、たまらんで、しかしぃ～。おぬしならええかもしれんで』
ミッチーは音楽教室を開いている。
ここまでくると怪人クンお得意の妄想劇場だ。話はどんどん夢物語へ。
「レッスンが終了した直後、おぬしのとこに電話入れるとしよう。それでな」
『ほう？』
「ミッチー先生をお呼びして、『先生、ちょっと電話口に出てもらっていいですか？』となるよ」
『それからどしたの？』
ムフフ…。
「先生がおぬしに言うよ。『Ｇ・ヌマ君も、さぁ、歌いますよ！』ってな」
『なんであのミッチーが、ボクら中学の体育女教師ばりのセリフ発するねん。いっしょにせんといてや、もう！　怒るで』
しかしＧ・ヌマのデレデレぶり、ミッチーＬＯＶＥはハンパじゃなかった。彼にとって、堀江美都子さんは永遠に「ボクのアイドル」なんだよな。

途中、Ｄ．トドーからキャッチホン。きょうは電話の多い日だ。
アントニオ猪木さんの「元気ですかぁー！？」じゃないけど、彼の第一声を先読みすれば１００パーセント、ハズレなし。間違いなく怪人クンに対してはそれで攻めてくる。
だったら、同じことを怪人クンのほうから言ってしまえばいい。これぞ、必殺デブロック。またの名をトド・ストップ。
「早くキャバクラ行けよぉ！」
さすがのＤ．トドーもアドリブを効かすことができなかったのか？
『な、なんだと？　オレがキャバ行くのか？　バカヤロー！』
まだまだだな、お前も（笑）。
このあと再びＧ・ヌマが相手。気がつくと日付が変わっていた…。


※ロベ氏の八バーグ（写真）。