怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

かぁ、かぁ、会長先生!!!

2009年06月29日 | Weblog
<6月28日(日)>

もう傘はいらない。夕刻の空はところどころに雲を着飾ってはいるものの、力強い青さを見せた。
さぁ、宣言どおり日曜合気に見参だ!
水曜教室と同じ真ん中の体育館。2階の柔道場。

18時40分。おっ、いるいる。男女バランスよく、活気に溢れていた。
いつもなら見学の場合、怪人クンは私服だ。
けど今宵は道着。しかも肩には真っ赤な闘魂タオル。
気分が高ぶっているときのコスチューム。
もしや、そのまま輪に入って練習してしまいそうな勢いだ。
でもそれはできない。日曜の申し込みをしていないのだから反則行為になる。

けどやはり、じっとはしていられなかった。そこでとった行動はなんと!
「か、怪人クンが指導に撤してる!」
上級クラスとは別のエリアで、キャリアの浅い男性2人を付きっきりでコーチした。うち1人はベトナム人。うーん、この団体もワールドワイドだ。
レアな光景だって? いや、普通ですよ。ムフフ…。

練習後、幾人かの指導員がからかうように言う。
「視察に来たんでしょ? どんな女のコがいるかって」
「違うよぉ」
すると今度は会長先生が。
「中学生と高校生の女のコがいつもはいるんだけど、今夜はいないなぁ。お前が来るのを察して休んじゃったんじゃないの?(笑)」
かぁ、かぁ、会長先生まで、なんてことをいうんですかぁぁぁ!!!
オヨヨ。


※日曜日、雨上がりの夕空(写真)。

口加減

2009年06月28日 | Weblog
<6月27日(土)>

各地で真夏日を記録したこの日、18時半から怪人クンは合気道の指導員連絡会に出た。会場は中心街の、いつものブライダルホール。
新・忘年会もそう。この場所は、同団体がイベントを開くうえでは欠かすことのできない〝メッカ〟的存在になっている。
こんなことを言ったら叱られるけど、ぶっちゃけ代わり映えのしない料理には…おっと、その先はやめておくよ。
ビールにワイン、酒を飲みながら連絡事項などが伝えられる。プリントアウトされた報告書類は配られるものの、堅苦しさはあまりない。どちらかといえば、指導員交流会に名称変更してもいいくらいだ。
恒例のスピーチタイムもある。司会を務める師範代の先生から、「みなさん順々にひと言ずつお願いします」の要請だ。丸テーブルは5つ。出席者はざっと30名ほどいるから、それなりの時間を費やす。

数年前の彼を怪人クンはブログ登場時、野球解説者の佐々木主浩氏にたとえたこともあったけど、今思えば失敗したなぁ。現在その雰囲気は微塵もない。
けどまぁいいや。あの頃名付けたとおりに書こう。
トップバッターの大魔神君がマイクを握り言った。
「最近、新人さんが長続きしなくなりましたね。一期(4ヵ月間)で辞めてしまったり、数回来ただけで消えてしまいます」
彼が切り出したテーマのおかげで怪人クンに火がついた。
ぐるり回って怪人クンの出番となった。
「マイクパフォーマンス!」
どこからともなく声が飛ぶ。ムフフ…、アレをやれというの?
残念でした。やらないよ。
ちょっとマジメに言ってみる。
「さきほど、大魔神君からお話がありましたが…」
やるやらないは本人次第。続けなよ、と強制もできない。けど少しでも長く続けてもらうためのキッカケ作りはできるかもしれない。
「雨天中止など、適当にサボることもあります。マイペースではありますが、怪人クンが21年続けてこれたのは、やっぱナバとかちょんまげ、カンフー、Dr.トドーなど多くの友だちと出会えたからだと思うんですよ。ですから、彼らにはこちらからなるべく声をかけてあげる。向こうからは言いにくいでしょうから、なんでもいいんですよ。練習後にスタスタスタ、『元気ですかぁーっ!』でも。『楽しんでますかぁーっ!』でも。スピーキングすることで和ませてあげるというか」
話を聞きながら、みんなも「うん、うん」と頷いている。
ね、怪人クンだってたまにはまともなこと言うんだよ。わかったかいエロ茶? 単なるスケベな巨乳マニアと思ってんだろ? おっぱいは揉むけどさ(笑)。
ナバもナイスだ。
「怪人クンに関連して、相手を名前で呼んであげるというのも大事なことかと思うんです」
いやぁ、すばらしいじゃん。
イベント終了後、ナバに歩み寄った大魔神君。
「ナバさんのひと言、きょうのMVPですよ! 感動しましたボク」
目に涙を浮かべ…てはいなかったけど、かなり興奮気味に話していた。

2次会は近くの居酒屋。会長先生以下、10名ほどが集まった。
来期、8月から日曜教室移籍を決めた怪人クンの横にはカンフー。
彼がポツリ。
「けどおっさん」
カンフーは怪人クンをたまにそう呼ぶ。
「あなた一部の女性から印象悪いらしいよ」
わかってる。それはロボコンから聞いていた。
あれは昨年、日曜教室の忘年会だったか? 目の前に座った女性にバンバン話を振ったことが少々問題になったらしい。面識もほとんどない人間から、あれこれ話かけられて彼女は面食らってしまったようだ。
なるほどな。要するにあれだ。手加減ならぬ、怪人クンはもうちょい口加減したほうがいいと。
そういうことのようだ。
知るかよ。そんなの、いちいち気にしてられるかい!
目の前に女性がいたらしゃべるだろ? しかも飲み会なんだよ? 無口のまま目を合わせるほうが不気味だろ。
カンフーは「おっさん、押しが強いから。でもオレは好きだよ。うらやましいなぁ、とさえ思うもん。おっさんのそういうとこが」
彼ばかりじゃない。ちょんまげも激励をくれた。ありがとよ。

でも大丈夫。心配ご無用。
とくに相手が女性なら、印象悪いくらいのほうが最初はちょうどいい。「↑」でスタートして、あとあと「↓」になるよりはぜんぜんいい。
今期申し込んでないから稽古はできないけど、あしたさっそく日曜教室の練習を見学に行くつもりだ。
長続きしますように。できるかぎり新人のハートをほぐしてしんぜよう!
女のコ優先。
当然でしょう(笑)。


※二次会の居酒屋(写真)。


死亡のテロップ

2009年06月27日 | Weblog
<6月26日(金)>

33年前のきょう、1976年の「6・26」といえばハイッ、何の日?
ムフフ…、怪人クンと同じことを思ったあなたはさすがです。
ところで。
朝イチでテレビをつけるといきなり、「マイケル・ジャクソンが心肺停止に陥った模様です」の報。間もなくして、それは死亡のテロップに変わった。
フジテレビは素早かった。19時から2時間枠で緊急特番を放送。小倉智昭さんをはじめとする『とくダネ!』のメンバーがスタジオに集結。
さすがは世界のマイケル。日本のトップ俳優、歌手、スポーツ選手が亡くなっても滅多にやらない即日スペシャル。海の向こうの出来事を彼ら以上に扱った。
そういえば、きのう25日に怪人クンが見た夕日。道行く人をオレンジに染めた光は、マイケル最期の暗示だったのか?
なわけあるかいっ。

なんとも現金なもので。キャッシュが入った途端、おもしろいようにネオン街も人で溢れる。
金曜21時すぎ、おハナさんはフルハウスで入れず。続いて、なじみのキャバは「30分以上お待ちいただくことになります」で怪人クン回れ右。
人数>回数。1人10回より一度に4人。団体の前ではときとして、常連もあっけなく弾かれてしまうことがある。稼げるときに稼ぐ。情より無情。売上の決断は非情なり。
なぁにタイミングが悪かっただけさ。また来よう。

そんなこんなで向かった先は、とある雑居ビルの6階。忘れた頃に訪れるパブ・ラウンジだ。
実は今宵、この場所で〝ステキな出会い〟があったんだけど…。
それについてはまた書くかもしれないし、このままノーブログかもしれない。


※マイケル・ジャクソン(写真)。


青畳時間が変わります!

2009年06月25日 | Weblog
<6月24日(水)>

朝から雨。しばらくすると、空がだんだん明るくなった。降りが弱まるのを待って午前中、銀行へ向かった。
おかげで、ほぼ濡れずにすんだ。物事はタイミング。早すぎても遅すぎてもダメ。株もそう。出会いにも同じことがいえる。
昼頃にはすっかり晴れて、雨の心配はなくなっていた。

1週間は早い。きょうは合気道教室。けれども行かずに終わってしまった。
ところで。
怪人クンはズバリ、来期から日曜教室への移籍を考えている。
理由はいくつかある。

●水曜同様、会長先生が指揮をとる。
●ちょんまげ、Dr.トドーと接触できる。近頃ご無沙汰だったちょんまげ節、あの「結局ね」が聞ける。
彼らは現在、水曜には来ていない。
●ナバ、カンフーはこちらにも顔を出す。だから、変更しても今までどおり会うことができる。
●女性が多い。とにかく多い。年齢も中学生から熟女まで。百花繚乱とはまさにこのことだ。
●新・忘年会など、教室の飲み会が開催される。水曜は一度もやったことがない。

4つ目はとくに重要だ。怪人クンの合気に対するモチベーションをMAXに上げるチカラがある。やっぱさ、ムフフ…。女性がいなくちゃねぇ。
ぶっちゃけ、その部分で水曜はさみしすぎる。
あ、これも動機の1つだ。

●日曜は行きつけのキャバが休み。

そんなこんなで決定的。8月から怪人クンの青畳時間が変わります!


※日・水曜の稽古が行われている柔道場(写真)。


おもしろくなってまいりました

2009年06月24日 | Weblog
<6月23日(火)>

日が落ちても蒸し暑さが残る。なにせ、日中の気温は真夏日。それもうなずける。
夕メシは事務所近くの中華料理店。
ん、かゆいぞ。見れば、汗ばんだ右腕の間接部分が大きく盛り上がっていた。
「げっ、かに食われてやんの」
怪人クンの生き血がそんなにうまいか? 腫れあがった箇所にツメでX(ばってん)マークをつけた。これって、ホントにかゆみがおさまるのかなぁ? 
運ばれてきたチャーハンとギョウザをいただきながら、見上げる形でテレビに視線を移すと流れてきたのは、あっと驚くニュースだった。
次期衆院選挙にあの男を担ぎ出そうと、自民党の古賀誠選対委員長が23日、宮崎へ飛んだ。白羽の矢が立ったのはほかでもない。東国原英夫宮崎県知事だった。

けどこの男、タダモノじゃないよなぁ。「自民党総裁候補」を条件としてブチあげたのだから。まさかの爆弾要求に、そりゃ古賀氏も即答を避けるよ。
けれども、政治家なら誰だって頂点を極めたいと思うもの。口では遠慮がちに言ったとしても内心は…やっぱりオレが(わたしが)イチバン。
今回のことについて、マイクを向けられた永田町の先生方の反応は?
「アホらしい」と一笑にふす議員もいた。
マジなら、ぜひチャレンジしてもらいたいと思うけどね、ムフフ…。
まぁでも、誰かがコメントしてたけど。実際のところはどうなんだろう?
ジョークじゃない気がするなぁ。本心でありながらも丁重なお断り的意味合い、と怪人クンも感じている。
とはいえ万が一、彼が自民党総裁になる日が来たらまさに〝CHANGE〟だ!
う~ん、早くたけしさんのコメントを聞いてみたい。
「おもしろくなってまいりました」
なんて、得意な調子で言うのかな?

あ、そうだ。もうひとつ書いておこう。怪人クンに、なんともうれしい話題が飛び込んできた。
ネットでそれを知ったんだけど、アントニオ猪木さんが来年プロレス人生50年目を迎える。それを記念して、全国47都道府県を回ってのトークライブをやるというじゃないか。皮切りは2010年2月19日の東京・中野サンプラザ。
ってことはあれだ。怪人クンの街にも〝燃える闘魂〟が?
いつ? うわっ、いつぅぅぅ???
絶対行きます! 行きますともぉぉぉ!!!


※東国原英夫宮崎県知事(写真)。



妄想銀座

2009年06月23日 | Weblog
<6月22日(月)>

窓の向こうに映る景色。遠くのほうに建築途中のビルディングが、てっぺんを靄に覆われた形でそびえている。別の角度に目をやれば、山の頂も白いベールに包まれていた。朝から部屋全体が湿っぽい。
自宅だけじゃない。事務所に着いてからも、空気はそれを引きずっていた。
相場が開いて1時間ほどでまとまった雨模様になった。
某社を2週間ほどホールドした状態。怪人クンの持ち株はこの日、小さく呼吸するだけでいわゆるもみ合いを続けるにとどまった。

19時前、どしょっぱいMCから電話があった。
曲は耳に届いたものの、着うたが鳴ったときケータイはちょっぴり離れた場所に置いてあったためとることができず、直後にかけなおした。すると彼。
『ごめん、バスに乗っちゃったから切るよ、グヘヘヘ』
周りを気遣ったのだろう。もそもそっと言った。
けどお前よぉ。どうせなら、バスを降りてからかけてこいよ。1度で済むだろうが。
どしょっぱいなぁ。

夜は読書に終始した。石田衣良著『波のうえの魔術師』(文春文庫)だ。
本といえば、いまだ筆談の彼女の1冊にめぐり会えないでいる。ネット注文すればわけないかもしれないけど、それはしたくない。あくまでバッタリ見つけたい。
そんなわけで、怪人クンの妄想銀座はなおも続いている。
なんたってムフフ…、想うだけならタダだからさ。



合わせ鏡の同伴模様

2009年06月21日 | Weblog
<6月20日(土)>

まだこの時間、雨は降っていなかった。
〝オヨヨ〟の署長の誘いで19時、居酒屋「赤から」の鍋。夏に汗してつつくのもなかなかいいもんだ。
店内奥に20名ほど女性の団体。同窓会といったところか。笑い声が止むことはない。
一方、怪人クンたちの右横の席には男女のカップル。対照的に二人のボリュームは小さい。
時折男はニヤニヤと、向かいの女をケータイに収める。照れるように女が言う。
「楽しそうだね」
距離が近すぎて、盗み聞きするつもりはなくても会話が入ってくる。

しばらくするとそのカップルは席を立ちレジに進んだようだった。
グラスと食器に空気を残した席を見る。直後に署長の推理が始まった。
「あの二人はオヨヨ、同伴だな」
「どうしてわかる?」
「女だ。ぷんぷん匂ったぞ、オヨヨ」
なるほど、冒険者の勘というわけか。

座り位置。怪人クンは男と、署長は女と対角線。並びでは視界から外れても、斜めはちょっと目線が動くだけで映ってしまうもの。

今にして思えば署長の推理は、「たしかに嬢と同伴する客だったかも」という気になっている。
すると怪人クンも、それをしていた当時は周りから同じふうに映っていたのかな?
合わせ鏡の同伴模様。
なんだかかつての自分に対面したようで、この日記を書きながら「ムフフ…」と苦笑いを浮かべてしまった。


※食べ終えた鍋(写真)。

さすらいのプロレスラー

2009年06月20日 | Weblog
<6月19日(金)>

予報のとおり、日中は暑かった。着ていたシャツが地肌にピタッ、汗で張りついてくる。
ところで今宵の街といえば、なんとも閑散としている。熱が感じられなかった。給料日前だからか? それにしたってさびしすぎる。
21時を回った頃、スクランブル交差点付近でなじみの黒服が声をかけてきた。ブルガリア人(たしかそう…)の彼は、日本語がうまい。なかなかのイケメンだ。
「どちらへお出かけですか?」
ブルちゃんは笑顔交じりに訊いてくる。
「ムフフ…、いいところだよ」
「そうなんですか?」
しばし立ち話。

ブルちゃんと知り合ったのは1年ほど前。とあるキャバクラだった。
最近になって彼は店を移った。
怪人クンの街、夜のメインストリートは至近距離にキャバが密集している。ゆえに、古巣のオーナーともバッタリ。円満ならともかく、飛んでしまったときは気まずくないのかな?
それでも、。
嬢もボーイも同じ業界を転々とする。その光景は新日本から全日本へ。はたまたノアへ―――。
さすらいのプロレスラーに通ずるものがあるように思えた。
働く側の心情。環境や人間関係は言うまでもない。待遇、より条件のいいほうへ。己を買ってくれるなら裏切りも辞さない。いつだってサバイバル。
一方で遊ぶ側は。
代わり映えしない顔ぶれでいつまでも、というのが店のマイナスを生むこともある。スナックとは異なり、キャバはかぎりなくアイドル業。冒険者でありたいお客は実に飽きっぽい生き物だ。落ち着きの中にも、新しい風を期待する。
商売って難しいなぁ。

今夜は行かないけど、ブルちゃんにせっかく会ったのだからやっぱりたずねた。
「どう? バッチリそろってる? 〝なんちゃって柴咲コウ〟でしょ? グミでしょ? オスカルでしょ? それから…」
怪人クンが接したことのある嬢の名を片っ端から挙げてみた。
するとブルちゃんは目を大きく開いて言う。
「今おっしゃった名前、ぜんぶいますよ。なにせ今晩は14人体制ですから。なんでしたら新しいコつけますし」
タイムアップまで90分。フルメンバーを順に呼んでもらうとして、ひとり当たり6分40秒のトークを楽しむもよし。あるいはVIPルームに席を取り、怪人クンが1人につき1曲、彼女たちを前に計14曲を歌う。そういう遊びもできるわけだ。
バリエーションは尽きないな。
って、マジでやる気か? なわけねぇだろ。
適当に雑談を切り上げるとその足で金曜恒例、おハナさんの店へ向かったのだった。


※タバコをふかす大仏仮面(写真)。おハナさんの店にはホント、いろんなお客さんがやってきます。


ハゲメン

2009年06月19日 | Weblog
<6月18日(木)>

「♪砂まじりのあなたに会えて、それでもいいとなぐさめていた…腰つき」
サザン、和田アキ子、松山千春。うーん、3曲同時は奥が深い。

怪人クンだけじゃない。合気道仲間には、キャバ遊びを楽しむ男がほかにもいる。
水曜日、その彼が言っていた。
「メールは大事だよ。オレはさ、アドレス交換したらまずは一度、間(ま)を空けないで出すようにしてるけど、問題はそのあとだね」
ふむふむ。
「こっちが送ればレスがある…。それじゃあ継続指名はしないよね。彼女の側から先に届くようなことがあれば、予告もなしにふらっと会いに行くんだけどさ」
ムフフ…、考えることはおんなじだ。要するに、なんでもないときこそのメッセージがカワイイんだ、と。そういう小さい風に男たちはなびく。心動かされる。
飛び込み営業をするならなおさらだ。普段からの積み重ねが「OK!」につながる。
そのためにも、ある程度マメにコンタクトしておかないとね。放置しといて都合のいいときだけ「来てよ」じゃダメさ。これまでも何度と書いてきたけど、ひとりの人間を振り向かすのって大変なことだよ。
女のコの顔やスタイルが抜群でも、それだけじゃお客さんを呼べるとはかぎらない。
そう、歌がうまいだけでは曲がヒットしないのといっしょ。伝わる〝何か〟があってこそ聴いてもらえる。買ってもらえる。来てもらえる。
ハートだよ。

ところで、キャバ嬢たちも芸がないよな。
イケメン? みんなしてそんなオトコばかりを追っかけて。いつまでも古いねぇ。
これからは、ハゲメンの時代よ!
ダッハッハ。
木曜日、夕立は一瞬だった。あしたの金曜はどうやら暑くなるみたいだ。


3曲まとめてお聴きください

2009年06月18日 | Weblog
<6月17日(水)>

朝方怪しげな雲がのぞいていた空は、次第に青さを広げていった。
きょうは水曜日。このまま天気がもつのなら1ヵ月ぶり、道着に袖をとおしてみようか。
時計の針はくるくる回り、あれよあれよと夜―――。
このぶんなら心配はなさそう。
よし、合気道へ行こう。
涼しげな風を体に受けながら、真ん中の体育館に着いたのは19時20分。
「おっ、めずらしいのが来たな」
すでに汗を流していたナバとカンフーに言われてしまった。

生徒数はまばら。おかげで、青畳が広々使える。思いきり投げたり飛ばされたりできるのはうれしい。反面、さみしさもある。週の谷間はみな忙しいようだ。会長先生も不在。代わって今夜は師範代のH氏が指揮をとった。
グループに分かれ持ち技、突き技、後ろ技といつものメニューをこなしていく。
怪人クンの復帰戦はいきなりナバとロボコン。なんともキツイ相手を選んでしまった。
「どりゃあ!」
「へっ!」
「ほぇ~」
ナバの技を食らうたび、怪人クンの体(たい)は見事に宙を舞い道場に響き渡るような声が出た。
「賑やかいなぁ、まったく…」
苦笑いを浮かべるロボコン。

15分ほどでメンバーをチェンジ。続いての練習はなんと!
滅多にやらないプログラム。かかり稽古が始まった。
「それぇ~!」
突いてくる者、背後から抱きつく者。4~5人が容赦なく、怪人クンめがけて一斉に攻撃を加えてくる。時代劇の立ち回りを髣髴させるようなシーンが、それぞれの輪で展開された。
このかかり稽古。別の言い方をすると、3曲いっしょに流れ出したカラオケをひとりで歌うようなもの。Aという曲を歌いながら、BやCもこなすわけだから簡単じゃないよね(笑)。
そうだおハナさん! おもしろいことを思いついたよ。今度店でチャレンジしてみようか?
「3曲まとめてお聴きください」
メドレーじゃないよ。サザンと和田アキ子、松山千春を同時に歌うの。
どや?
店にマイクとデンモクは2個あっても、カラオケマシンが1台しかないんだからムリな相談かもね? ムフフ…。


※朝の空はこんな感じでした(写真)。