怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

ネオン街100人組手の旅

2005年06月30日 | Weblog
梅雨明けを待たずして“怪人クンの夏”が終わった…。
だからといって、これをネガティブに考える必要はない。ポジティブに考えてみればいいのだ。

終わり―――。つまりそれは“始まり”である。これからいくらでも新しい“何か”が始まるということなのだ。確か、つい先日の『民話日記』にもターザンさんがそんなこと書いてたような気がしたなぁ?

怪人クンには怪人クンの道がある。時間がある。フィールドがある。ムーミンもまたしかりである。彼女は彼女の道を行けばいいのだ。交わることはなかったが、別に遺恨が生まれたわけでもないのだから、怪人クンが“旅人”となって彷徨ってるうちにまた笑い合って話すこともあるだろう。

“丸腰”となった怪人クンが、“ネオン街のホームレス”としてこれから掲げるテーマは何か?ズバリ、原点回帰である。“一期一会の旅”を楽しむ。自由人として“宇宙”を彷徨うのだ。そう、あの寅さんのように…。

今、ここに宣言しよう。怪人クンは『ネオン街100人組手の旅』に出る!
どんなルールでも受けて立つ!ジャンルは問わない。キャバでも、泡でも、どこでも誰とでも闘う用意はある。
キャバ嬢たちよ、怪人クンの笑いの話術にビビッて逃げるなよ!手加減はしないぞ。ンムフフフ…。元気全開で行くからな。そのかわり、キャバ嬢たちも遠慮はいらないよ。“敵”である怪人クンに失礼のねぇように挑んでこいよ。会話と会話のぶつかり合いをしようじゃない。60分か90分か知らないが、魂のキャッチボールを楽しもうよ。

闘魂、燃え尽きるまで…。
いつ、なんどき、誰の挑戦でも受ける!
いつ、なんどき、誰にでも挑戦する!
それが“ネオン街のホームレス”怪人クンのロマンである。


※ちょんまげは傷心の怪人クンを気遣ってか、「よく出てきたなぁ」と稽古中声をかけてくれました。ありがとう。でももう大丈夫だ!
※“イモ”たちの故郷(ふるさと)へ1年ぶりの“里帰り”。
怪人クンの町にある老舗のやきいも屋さん。この店、全国ネットでも何度かTVで紹介されています。
かつては合気道の稽古が終わると毎週、毎週、水曜21時に訪れては23時過ぎまで女将さんである“お母さん”を交えて語り合ったものです。お母さんが体調を崩してから舞台があっぴー邸へと移りました。この日は22時までという短い時間ではありましたが、大将である旦那さん、女将さんのご好意でそれが復活!昨年の7月以来です。懐かしい空間で楽しいひとときを過ごせることができました。お父さん、お母さんありがとう!
ちなみに、女将さんも合気道の仲間。大先輩なのです。“イモ”軍団という呼び名も、チーム名I.M.O(アイ・エム・オー)も、このグループが集まっていた場所がこの“やきいも屋”というところから由来しているのです。
※店にあるメニュー。もちろんこれはメイン商品ですね(写真)。他に“おでん”、この季節は“かき氷”が大人気です。




飛んで火に入る夜の虫

2005年06月29日 | Weblog
「書く」ことがライフワークな男。「書く」ために街を彷徨い、ネタを探してるんじゃないの?と思わせるほど、一心不乱にそれをする。それは誰のため?何のため?人を楽しませるため?驚かせるため?笑わせるため?
男は不敵な笑みを浮かべながら言った。
「ンムフフフ、それはね…自分自身が“呼吸”するためだよ。『書く』ことは息をすること。生きるためにはやめることのできないものなんだよ」。
この男にとって、「書く」ことをやめる=死を意味することと同じなのだ。
そんな男が、ある葛藤に悩み、苦しみ、もがきながらも一つの結論を出した。

これは『.ある男と“夜の女”の会話』。リアルなフィクション的物語である―――。

6月がもうすぐ終わろうとしているある日の朝。ジュワァ~と、熱い空気が部屋に立ち込める。汗がほとばしる。
カチャカチャカチャ。ケータイのボタンを指で叩く。

男…「キミは“書かれる”ことはやっぱイヤ?どうなの?もし、そうならキミのことはもう書かない。キミが“別にいいよ”というなら書く」。
数時間後。
女…『あなたはいつも自分本位。私のことなど全然思いやってくれないのね?』
その言葉は “書かないで”を意味するものと男は判断した。信頼を崩すまでの、ある一線を越えた部分はもう書けない…。

いつものように男は「書く」作業を始めようとしたが、思考回路が止まったままピタリとも動かない。もう、きょうは無理だ…。

それにしてもだ。男の中にある疑問が浮かぶ。女はなぜ、いつもメールで大事なことを言ってくるのか?30分でもいいじゃないか?会えないものかと。

あの日もそうだった。男が告白しようとした時も『店でしようよ。その話は…』と女。普通は逆だと思うのだが。

この日も男は言った。
「この話はメールでする話じゃないんだ。会って、眼を見て話したいことなんだ」。
女からのメールが届く。
『時間がないんだよね。同伴しない場合は出勤時間が早まるのウチの店。昼間の仕事が残業になることもあるし。だから会えないわ』。

男は確信した。確かに女には女の事情がある。しかしだ、女には自分のフィールドから出てくる気持ちははじめからなかったのだと…。

男はまた返した。
「分かったよ。キミに会うには店に行くしかないんだね?キミは嬢でオレは客。ここからは抜けられないみたいだね。でも、この関係がお互いにとって一番いいことなんだよ。じゃぁ、そうしよう。これがキミが一番望んでいたことなんだよね?」

この日、女から返信が来ることはなかった。
女は認めたのだ.。どこまで行っても男を客としてしか見ていなかったことを。見れなかったことを…。そこに“1ミリの傾き”はあったかもしれないが、それはあくまで『男』としての傾きではなく、『いい人・いい客』止まりの傾き。それ以上にはなれなかったのだ。こればかりは仕方のないことである。

もう、答えは出た。男は“旅”に出ることを決めた。もう迷わない。惑わされない。男は自由な道を行く…。
~END~

おっ、怪人クンがマイクを持ったぞ。
「オイオイオイオイ、怪人クンブログが打ち切りだって?試合放棄だって?トドの新番組だって?やめるなんて一言も言ってねぇぞ!怪人クンが『恋遊記』を書くのをやめる時は死ぬ時だ!誰が“自殺”なんかするかよ!」

じゃ、落ち着いたところで怪人クンにこの「物語」を読んでのコメントをもらうとしよう。

「う~ん。答えは最初から出てたよね。主人公の男も鈍いよなぁ。『話を店で聞く』って女が言ったんだよ。もうここで答え出てんだよ。この恋の結末が。女もさぁ女だよなぁ。こんな大事な話を店で言う馬鹿がどこにいんの?ボーイにも他の客にも聞こえるかもしれないじゃん。いつでも助けを求められるんだから安心だよな、その方が。それにさぁ、場所が店だもん。仕事中に口説かれたって女からすりゃぁ、内心『あ、またこの男も他の男とおんなじかぁ~』だよ。時間が来れば見送った後に、『ウザイねぇ今の客。しつこいったらありゃしない』なんてボーイとか、他の嬢と話してるよ。まぁそれでも男は楽しめたならいいんじゃないの?その時間をさぁ。あとね、またプロレスに例えて悪いんだけどさぁ、この図式ってねランバージャック・デスマッチだよ。店というリングから場外(プライベート空間)に嬢を誘い込もうとすると、リング下にいるセコンド陣、つまりボーイたちや他の嬢の視線がまた彼と彼女をリングに引き上げる。お客は永遠に店というリングから出ることができず、嬢を口説こうにも、嬢本人のガードとセコンド陣に阻まれるっていうね(笑)。まぁ、唯一、同伴が二人きりになれる“場外”だけど、その時間も結局は店にカウントされてるんだよ。同伴料がある以上はランバージャックの一部さ。まぁ、エキシビション・マッチってとこだな(笑)」。
※場外試合禁止ルール=ランバージャック・デスマッチ。

怪人クンは“熱しやすく、燃えやすい”タイプの人間である。その代わり、答えも早い。結論も早い。ダメだ、と思えばすぐに引く。それは決して、燃え方が弱いからではない。いつまで引っ張っても同じと感じたらそうするだけのことなのだ。

ローマへ向かうバスの中。アントニオ猪木が言った言葉だ。
「オレの前世はなんだと思う?」
「なんですか?」怪人クンが尋ねる。
「ネコ!」と猪木さん。
「???」怪人クンは首をかしげる。
「マタタビに出る!ダッハッハ~」猪木さんは笑った。

そうだ。それでいいんだ。また旅に出よう。怪人クンはどこまでいっても“ネオン街のホームレス”なのだ。
また恋におちるかも知れない。同じあやまちを繰り返すかもしれない。どうぞ、その時は『馬鹿なヤツだ』と笑ってください。
所詮、ネオン街を彷徨う男たちはみな、“飛んで火に入る夜の虫”なのさ。


※上野の西郷さん(写真)。


打ち砕かれた“魔球”

2005年06月28日 | Weblog
“ミスター”が帰って来る!長嶋さんの“復帰”が決まった。この日、ネット新聞でそれを知る。
野球ファンが待ちに待った瞬間がついにやってくる。舞台は7・3東京ドーム。もちろん、「背番号3」にちなんでこの日付を選んだものである。
“お帰りなさい!ミスター”。きっと明日のスポーツ紙の1面にはこんな見出しが躍るんだろうなぁ。今から想像がつく。

日記とは何か?これは怪人クンの「分身」ともいえるもの。この『恋遊記』を通じて怪人クンのありのまま、“日常”を多くのみなさんに発信してきた。日記を怪人クンが投げる(書く)。読者のみなさんがそれを打つ(読む。コメントを返す)。そこにはさまざまなドラマが生まれる。名勝負も生まれる。

怪人クンが投げる球(日記)は“魔球”となって人々の心をくすぐる。渦を巻き起こす。されど、時にそれはとんでもない悪送球にもなる。デッドボールとなって飛んでくる。花形、左門、オズマ…。バッター(読者)である“ライバル”たちは怒りの形相でマウンドの怪人クンを睨み返す。
『どこ投げてんだ!バカヤロー!さっさと引っ込め!』観客席(ブログ閲覧者)からは避難轟々、容赦ない野次が飛ぶ。

観客を沸かせるために、読者を楽しませるために、何より書き手である自分自身の足跡を刻むために書き続けた日記。投げ続けてきた怪人クン魔球。
今、その“魔球”は無残にも打ち砕かれた。
相手のバットに当たるはずの魔球が当たらない。消えるはずの魔球が消えない。落ちるはずの魔球が落ちない…。
こんなへなちょこボールでは人々の心には届かない。投げていても楽しくない。そんなもの投げれば即、スタンド行きだ。

もうきょう(6/28)は、これ以上日記が書けない。書きたくない。
今の怪人クンは、まさに“リアル・星飛雄馬”だ。
“新魔球”ができるまで、しばらく“物書き頭”を旅に出す…。怪人クン、お前は何処へ消えようというのだ?

夕陽に消えた怪人クンが、朝日を浴びて帰ってくることは果たしてあるのだろうか…?
男だったら帰ってくるさ。ネオンの星が輝く限り…。


※矢吹丈は『泪橋』。怪人クンは『パンダ橋』(写真)。


炎のファイター

2005年06月27日 | Weblog
あれがムーミンの“結論”なのか?よくよく読み返してみると、彼女はまだ一度も『ごめんなさい』とは言っていないのだ。確かに結論を言ったと書いてはあったが、“イエス”なのか“ノー”なのかはまだ一言も言ってないのだ。この“結論”とは『今はまだ怪人クンへの気持ちが100%じゃないの…』という段階なのだ。ゼロではなく、風向きは確かにこちらに向いている、というものなのだ。土曜朝のメールを勝手に「ノー」と思い込み、早トチリしたのは怪人クンの方なのだ。諦めるのはまだ早いぞ!

15時、署長とドトールでお茶をする。「行くか、引くか、決めるのは怪人クンだ」と署長。この時、いろいろ言ったが怪人クンの中ではどっちを選ぶかすでに答えは決まっていたのだ。
一気呵成、勢いも大事だが、こういう時はワンクッション置くのも大事。気持ちを落ち着かせるためには必要なことだ。きょう1日は沈黙を守ろう。月曜日にムーミンへまたメールしよう。まだ諦めてないことを言おう。そう考えていた…。
ところがだ。恋というやつは1分、1秒も休んではいけないようである。予想を裏切って、仕掛けてきたのはムーミンの方だった。スカパーで放送された「PRIDE」の生中継を見ていた17:30のことである。

『何で怪人クンは、そんなに簡単に諦めちゃうの?それだから「好き」って言われても“本気じゃないんだ…”って思われちゃうの!そんな中途半端だから“わかんない”って思っちゃうの!』
な、何だとぉ!明日動こうなんて考えは甘かったな。このメールは怪人クンの闘魂にとんでもない火をつけた。ムーミンの“挑発”が火種になったのも事実だが、このまま引くつもりがなかったのも事実。

明日送るつもりのメールを急遽送った。それは怪人クンが今彼女に言える、最大級の誠意を込めた言葉だった。それなのにムーミンは…。
『私が言ったからだよね?それは怪人クンの本当の気持ちじゃないんじゃない?』
はぁ?何言ってんだ?さすがに、これにはカチン!ときた。

「怪人クンの気持ちを軽く考えすぎだよ。侵害だ。人の気持ちはそんなに軽いもんじゃないよ。ムーミンに言われたから?冗談じゃないよ!馬鹿にするな!」
怒りのメールを返信した。それから1時間後、再びムーミンからの返信が届いた。
『前に、私のこと好きでもないのに告白してきた人がいたの。それがトラウマになってるのかも…?』
そういうことだったのか。彼女の心の奥底にある、“つっかえ棒”は一筋縄では取れそうもないな。でも、怪人クンは決意した。「一緒に踏み出してみようよ。その一歩を」。
ムーミンを待つことに決めたのだ。
でももう今までの“待ち方”はしない。“夜の画廊”にはもう行かない。「お客さん」は卒業だ。彼女の“オンステージ”(嬢の時間)へはもう上がらない。これからは“外”で待つ。店外で会う。ムーミンの“バックステージ”(嬢じゃない時間)に怪人クンは現れる。そこで彼女を待ち続けるのだ。それを彼女に伝えた。

怪人クンは“心のマイク”を掴み、独り叫んだ。
「ムーミン、ちょっと待て!まだ終わってねぇぞ、アンタと怪人クンは。よぉ~く聞け!半年でも、1年でも怪人クンは待ってるから出て来い!ムーミンの好きな時、好きな場所、いつでも来い!」
怪人クンに、“燃える闘魂”が乗り移った瞬間である。

一度は降りようとした“恋のリング”。ムーミンを諦め、この恋の“ファイター”を退こうとも考えた。でもそれは一瞬だけ。今、再び怪人クンの闘魂に火がついた。
いいか、ムーミン!知らないよ?怪人クンはしつこいよ?とことん追いかけるよ?アンタが振り向くまで…。絶対、振り向かせてみせる!
時間はかかってもいい。怪人クンはもう一度“炎のファイター”になる!

この闘い、いつ決着がつくのか…。ムーミンが落ちるのか?怪人クンがギブアップしてしまうのか?
果てしなき恋のデスマッチ。時間無制限のマラソンマッチが今、火蓋を切った!


※ターちゃんさんの言うとおり。まだ終わってませんね、この“闘い”は!
※ただ上り続けるのみ!上野公園の階段(写真)。この後ろ姿は、うたさんです。


急ぎすぎた男

2005年06月26日 | Weblog
“リアル電車男”はターザンさんだけではない!この怪人クンも、である。
多くの読者たちの、熱い声援を背に受けて挑んだこの恋。“最後の悪あがき”に挑もうとしたその矢先、“答え”は突然やってきた。

土曜日朝の9時過ぎ。♪ムーミンイントロヴァージョンが鳴る。彼女からのメールだ。日記を読んでその返事を返してきたのだ。

『出会ってから間もない告白だったから最初は半信半疑だったけど、それでも怪人クンの誠実さ、真剣さが日に日に伝わったよ』。
なかなかこちらの“真剣さ”が伝わらなかったが、ようやくムーミンの心に届いたようだ。よし!いいぞ!読みながら心が弾む。続きを読む。

『私は確かに恋に臆病になってるよ。一歩が踏み出せない…。「真剣さが伝わらない」という、あなたを傷つけるような言葉にも引かずぶつかってきてくれた怪人クンを信じてその一歩を踏み出そうと思ったけど…』
けど?『けど』と来ればその後に続く言葉は…。弾む心が一瞬のうちに暗転していく。

『やっぱり怪人クンはそこまで私のことを好きなのか、疑問に感じました。今まで付き合った人たちは6ヵ月でも、1年でも待ってくれたから付き合ったけど、こんなに早く結論を求められると…』。
これが彼女の結論、“答え”だったのだ。
怪人クンは“相手の気持ちを”置き忘れていたのだ。自分の気持ちだけをぶつけてしまった。アチャ~である。

急ぎすぎた男と、踏み出せなかった女―――。
クロスすることができなかった二人。

時すでに遅し。後の祭りだが、怪人クンの疑問をぶつけてみた。怪人クンはムーミンにとって“一人の男”だったのか?“お客さん”だったのか?

やはり、こんな大事な話をメールで終わらせてはならない。会って話をしなければ。
怪人クンは最後の “悪あがき”に出た。
「こういうのはメールじゃなくて、眼を見て言葉を聞きたい。日曜日に会って話さない?もちろん場所は店じゃないよ。怪人クンは行かないから」。
するとすぐに返信が来た。
『出会いは店だったから、「お客さん」だったけど、私は “一人の男”として結論を言ったよ』とムーミン。
そのあとに続く言葉が衝撃的だった。

『ゴメン。日曜日は同伴なんだ…』。
この言葉で怪人クンは我に返った。上手い表現が見つからないが、波が一瞬にして引けたような感覚に陥ったのだ。
お客である男たちは、“彼女たちの時間”が『自分だけに与えられた特別なもの』であると勘違いしてしまうものなのだ。でもそれはムーミンに限らず、嬢たちに虜になった男たちすべての者に与えられた“平等の時間”だったのだ。
以前、“画廊のホリエモン”が言った言葉を思い出す。
『お客様は“平等”なんです…』。

そうだったんだよ。ムーミンは怪人クンが恋する一人の女性であるとともに、お客さんたちの、“みんなのムーミン”だったのだ。この感覚、全然忘れてた。

ターザンさんがよく言う「三角関係」論がある。そこに登場するのは、自分と、愛する女性と、その女性を好きな他者(もう一人の男=ライバル)。
キャバクラという世界もまさにこれなのだ。怪人クンと、ムーミンと、見えない相手(他の指名客)。怪人クンはこの“見えない相手”との三角関係を築いていたのだ。これぞ、まさに“リアル・ファントム・オブ・オペラ”(オペラ座の怪人)じゃないか!(笑)
怪人クンはこの恋で『電車男』と『オペラ座の怪人』の2役をこなしていたわけである。

怪人クンも彼女の言葉を受け止め、潔く(?)引く決意をした。日曜日、会えないなら仕方がない。それをメールで伝える。これに対してムーミンは。

『これからも怪人クンとは仲良くしたいよ!』。ありがとう。素直に嬉しいよ。
「やっぱり怪人クンは“ネオン街のホームレス”だからさ、落ち着いたら『お客さん』として“夜の画廊”にフリー参戦することもあるかもしれないよ?ネタもたくさん転がってるかもしれないし。もちろんまたムーミンを指名することもあるよ。ムーミンは怪人クンの妹、あるいは友だちだな(笑)」。
最後の部分は気持ちの切り替えを込めての言葉だった。

数時間後、ムーミンからメールが届く。
『私のこと、どう思ってるの?』
この一言だけが書かれていた。ん?どういう意味だ?怪人クンは「NO」という“答え”をもらったのだ。いつまでもこの恋の“ファイター”ではいられないだろ?怪人クンは敗れたのだから。一歩引いた立場にならないと。違う?だとしたら、ムーミンの“恋愛サポーター”になるしかないだろ?その意味で今後は“お兄ちゃん”であり“友だち”だと言ったのだ。

それとも彼女は、“ネオン街のホームレス”として、「お客さん」として来るならフリーで来ないで私に来てよ!と言いたかったのか?どっちのことを言ってるのか?わからないよ。

これも誤解しないでくれ。こうして書いてはいるが、これは怪人クンの“日常”を書いているだけ。彼女のことを日記のネタと思ったことがあるわけがない。彼女への恋心は怪人クンではなく本名の●●●としてぶつかってきた。彼女も怪人クンのことは本名で呼んでいたのだから。
“ネタ”という言葉に反応して、日記に書かれたことをいまさら言うなら、彼女は最初から『恋遊記』など読むわけがない。だとすると、この言葉の意味は二つのうちのどちらかだ。『私が怪人クンの妹?友だち?』『私以外の人に入るの?』

それにしても、怪人クンも単純である。馬鹿正直にこう返信した。
「大好きだよ。今でも付き合いたいと思ってる…」と。
でも、である。
ここに来て『私のこと、どう思ってるの?』なんて言われると、このまま待ち続けたなら、まだ望みあるの?と思ってしまうのだが…。これって、おかしいだろうか?
“謎”の言葉は一体どこに向けられたものなのだろうか?

退こうとした矢先のこの一言。怪人クンの心はまた激しく揺れ始めた…。


※夕方、7月8日(金)開催のターザンギャルド設立パーティーの案内状が届きました。送り主の住所は博多。同社本店からでした。そこには3人の名前が。
代表取締役社長 ボンソワール夫人。取締役 ターザン山本!。同じく、取締役 うたまくら。と上から順に書かれています。往復はがきに「出席」と書いて早速ポストへ。
改めて、おめでとうございます。当日は楽しみにしてますよ!
※再び“迷路”に迷い込んだ、ということで。イタリアの地下鉄のホーム(写真)。地上へ這い上がることはできるのでしょうか?


挑め!最後の(?)悪あがき

2005年06月25日 | Weblog
能登の出張を終えたキドから『明日(金曜)飲まない?』というメールが届いたのは木曜日。彼とも久しく飲んでない。よし、行こうじゃないか。

金曜18:30の街。スーツ姿の男たちが目に付く。今夜は人で溢れそうだなぁ。
向かった店はかつて1度だけ、“イモ”たちと行ったことがあるオシャレな居酒屋。ナバ&メグの披露宴前日に行った店、と言えば“イモ”たちには分かるはずだ。

まだ早いのか?客は少ない。二人はカウンターに通された。メニューを見る。面白いものがたくさんあるなぁ。へぇ~、どんなものなんだろう?インテリアはもちろんだが、食器一つ一つも凝っている。カップルで来るにはいい穴場かもしれない。

怪人クンのイタリア話を炸裂させる。これを話し始めると止まらなくなるのだ。独演会である。笑いながら聞くキド。しばらくイタリアモードが続いた。
彼もブログを読んでくれているので怪人クンの“今”を知っている。怪人クンの恋話になる。

場所を変えて続きを話す。
♪ムムム~。ムムム~。すっかりお馴染みとなったこの歌声。どこの店かは書かなくても分かるだろう。今宵も背で聞きながらのトークとなった。

キドが言う。
「答えを出すのは怪人クンの方だよ。彼女たちからは答えは言わないよ。言えないよ。嬢なんだから。相手は大事な『客』なんだから」。
怪人クンが店に通う以上は、どう転んでも客なのだ。今のままではズルズルズルズルこれが繰り返されるだけ。一人の男としてぶつかるなら客をやめるしかない。それでも彼女が会ってくれるというなら道は続く。客でもなく、嬢でもなく、一人の男と、一人の女としてのドラマが始まる。そうなれば時間はかかるかもしれないが可能性もあるだろう。
反対に、『そっかぁ…。来ないならもう会えないね』と言われたならそれまでだ。客以上でも客以下でもないということなのだ。すべてが店から抜け出していないということだからだ。
とにかく、“店”という空間を抜け出さない限り、この恋に先はない!
彼女に言ってみよう。電話でもなく、メールでもなく、言うなら会って話したい。でもその舞台を店にするのはもうイヤだ。

以前ムーミンが言った言葉を思い出す。まだ、恋心を抱く前の、出会って間もない頃のことだ。
『来る、来ないを決まるのは怪人クンだよ』。
実にさばさばした答えである。でも確かにそうなのだ。店に行くも行かぬも決めるのは嬢でなく客の側。来ればその時間は客として相手をする。嬢として当然のことである。

嬢たちは「惚れられてナンボの世界」に身を置いている。口説かれることに慣れている。麻痺している。でも、これは彼女たちのせいではない。彼女たちをもてはやす男たちがそうしてしまったのだ。
男たちからのラブコールは日常茶飯事。だから知らず知らずのうちに相手を傷つけず、離さずの“かわすテクニック”(逃げのテクニック)も覚えてしまった。これが抜群に上手いのだ。こんな彼女たちの魔術にハマってしまった男たちは懲りずにまた通ってしまうのだ。疑恋迷路に迷い込んでどんどんもがいていく。
この迷路、一度迷い込むと抜け出すことは不可能に近い。

そんな彼女たちも人間である。ミクロの確率ではあるが、客に惚れることもあるのだ。“1ミリの奇跡”と人は言う。
ムーミンは怪人クンを客としてではなく、一人の男として見てくれているのだろうか?この部分だけは、どうしても不安になる。“ネオン街のホームレス”として旅をしすぎたからなのか?もう性(さが)だなこれは…。疑恋病だ(笑)。
でも、これってムーミンのことをどこか信じ切っていない怪人クンがいる、と思われても仕方ない発言である。
こういうことも今冷静になって考えてみると、彼女が言う『怪人クンの本気度がイマイチ伝わらないの…』に繋がるんだろうなぁ。

展開はかなり厳しい。いや、もしかしたら…『ワン、ツー、スリー』カンカンカンカン。もう完全にマットを3つ叩かれたのかもしれない。
『カッコ悪いよ、いつまでも』。そんな声も聞こえてくる。それでも、怪人クンは最後の(?)“悪あがき”を挑む!


※キドといった店の一部(写真)。ケータイで撮影。


今こそ帰れ!

2005年06月24日 | Weblog
『ケータイ止められちゃってて、連絡できなかったの。ごめんなさい…』。
バカヤロー!!!まったく人騒がせな話である。ムーミンから3日ぶりにメールが来たのは19:20頃のことだった。
怪人クンは恋におちた。気持ちも伝えた。待つ身である。すべての鍵はムーミンが握っているのだ。いまだに彼女からの“答え”はない。
もう十分待っただろう。ここに来て、分岐点を迎えたような気がする。今宵、直接会って話すしかないな。

ある“覚悟”を胸に怪人クンは“夜の画廊”に向かった。
この日更新した『恋遊記』をケータイから見るムーミン。ここには怪人クンの“本音”が余すところなくさらけ出されているのだ。怪人クンの想いをぶつけている。何らかの結論を彼女はくれるだろう。そう思っていた。

告白してからどれだけの時間が経ったのだろうか?彼女に怪人クンは届いているのか?
常識を超えた“非常識”。こんなf大事な話を店ですることはタブーである。解ってはいたが、今は仕方ない。更新分までの日記を読み終わった彼女が呟くように言った。
「怪人クンの“本気度”がイマイチ、まだ伝わってこないの…」。
言葉を続ける。
「どうしてそんなに答えを急ぐの?」ムーミンは言う。
「不安だからさ。待ってる側にとったら合格発表を待つ受験生と同じようなものだよ?いけるかなぁ?ダメなのかなぁ?…この状態がずっと続くわけだよ?身体にもよくないよ。ましてや、怪人クンの告白に、いつまでに答えをくれるのかも分からない。半年後?1年後?期限なんてないんだから。そりゃ、怪人クンじゃなくったって答えを急ぐさ」。首をかしげながら聞き入るムーミン。
「逃げてるよね?ムーミン」。
「…」。
「じゃぁ、何で怪人クンにハッキリした言葉が言えないのかって聞かれると…分からないの。なぜなのかが…」。
「それって一番簡単な答え方だよね。楽だよそれは。いくらにも取れるんだから」。容赦はしない。怪人クンはハッキリと言った。

何も進んでいない。“あの日”のままだ。これ以上、どうすればいいのだろうか?八方ふさがりだ。しばらく考えた。すると、あることに気付く。

そうだよ。そうなんだよ!ムーミンは人を好きになることも、人から好かれることも、“恋愛する”ということに臆病になってるんだ。逃げてるんだ。これじゃぁ、相手が怪人クンでも他の人が相手でも“答え”はいつまで経ったってもらえるはずがないよ。永遠に今のままだ。
いや、待て。怪人クンに対しては彼女はもう“答え”を出しているのだ。真剣に気持ちを伝えた“あの日”に…。その時の言葉を思い出してみろ。
『本気度が伝わらないの。分からないの』=「NO」なのだ。ここで結果は出ていたのである。

怪人クン、もう敗北宣言しろ!お前の負けだ。怪人クンは、ムーミンにとっては“それまでの男”なんだよ。この恋は結ばれないよ。
ムーミンにとっては怪人クンもやっぱり「お客さん」なんだよ。少なくても今のままでは永遠にね…。会う場所はいつも店。デートは「同伴」。その域から抜け出したことがあるかい?ないだろ?
怪人クンよ、お前の“真の姿”に今こそ帰れ!お前は“ネオン街のホームレス”だろ?お前には「常宿」など似合わないんだよ…。
“もう一人の怪人クン”が怪人クンにささやく。

話は前後する。
18時。怪人クンののっぴきならない状況にまず電話をくれたのはうたさんだった。彼はズバリ本音を言った。ありがたい。
その10分後、あの男からも電話がある。
『♪こんぶ こんぶ こんぶつゆ こんぶをぎょうさんつこうてるの』
ケータイ越しに鼻歌を歌いながら男は言った。『オレ、今夜は“昆布な気分”なんだ。だから今夜のオレは署長じゃなく、“昆布つゆ男”だ』。“昆布な気分”?一体どんな気分なんだ?意味不明だが、まぁいいだろう。こういうものはあまり深く考えてもしょうがない。人間は誰しも多重人格な部分があるのだ。
『仕事が早めに終わるんだ。一杯どうだい?』
そう言って彼と横丁「合気先生の店」で飲んだ。とことん語り合ったのだ。“昆布つゆ男”の男気、ありがたく頂戴する。

さぁ、どうする?怪人クンよ。引くか待ち続けるか…。この先はお前次第だ!
すでに怪人クンの答えは、出たらしい…。



※友だちというのは、ホントありがたいですね。電話をくれたうたさんも、飲みに誘ってくれた“昆布つゆ男”、またまたメールをくれたしょっぱいMCも。改めてありがとう!
※写真がないのでイタリア編復活!ミラノのショッピングモールの屋根(写真)。


飛ばされた!?怪人

2005年06月23日 | Weblog
たった、たったの二日間である。されど、それは長い長い二日間なのだ。
あのメロディーがぴたりと鳴らなくなった。♪ムーミンのイントロヴァージョン。メールをしても返事はない。なぜだ?なぜなんだぁぁぁ???
『私のことが本気で好きなら、メールくらい待てるでしょ?』
ムーミンは決してこんなことを言うコではない。でも、である。不安定な怪人クンには、『そういうメッセージなのかな?』と、いらぬ錯覚に陥ってしまう。これはムーミか与えた怪人クンへの“試練”なのか?ネガテイブな妄想はどんどん膨らむばかり…。
“信じて、待つ”心を忘れかけた怪人。

ネオン街は嬢の方から飛んでいくのが“常識”である。
えっ!?まさか!飛ばされたのは怪人クンの方だったのか!?そんなことはあるはずがない。
来るものが来ない。こんな時、人間は不安になる。とてつもなく弱くなる。
楽しさと苦しさが同居する。これが恋である。付き合う前、片想いの時でも、付き合ってから、恋愛中でもそれは同じ。
ムーミンにメールを出せば大抵その日か、翌日には返信がきた。こちらが送らなくても向こうからもいっぱい来た。なのに二日もそれがない。このまま二度と来ないなんてことはないだろうなぁ?ケータイを見つめては“封筒マーク”を探す。けど、ない…。

水曜20時ちょっと前、“夜の画廊”へ行く。予告などせず突然行くのだ。
ボーイが「もうすぐ来ると思うんですが…。ただし、女のコが付いた時点からカウントが始まりますので」。60分しか時間はない。この日の怪人クンの財布には90分闘える“スタミナ”(お金)がなかったのだ。だったらどこかで時間をつぶして再登場、という体力も風邪のため、ない。会うなら今!この日はそれしかチャンスはなかった。瞬時に頭で考える。21時までにどれだけムーミンが付けるのか?彼女がもし20:30頃の出勤になればたったの30分しか会えない。だったら今夜のところは日を改めた方がよさそうだな…。決まった。
「また来るよ。今週はまだ日があるし。怪人クンが来たことだけ伝えて」。そうボーイに告げてウチへ戻った。

あれから1時間。時計の針は21時を回っていた。野球中継のため10分遅れで『赤い疑惑』(TBS)の放送が始まる。ケータイは鳴らずじまい…。
『さっき店に来てくれたの?』…ムーミンからのメールはこの日も来ることがなかった。
ボーイは伝えてくれなかったのだろうか?それはまずないだろう。だとしたら…。一体、何が起こったというのか!?怪人クンの頭には妄想言葉が次々飛び回っている。

『燃えたぜ、真っ白になぁ…』
『怪人クン、危ない!危なぁ~い!』
『いやぁ~、これは危ないなぁ。怪人クンには起ってもらいたいですねぇ』
『落日の怪人は見たくないぞ!』

ネガテイブな言葉をかき消すように、いつまでも怪人クンを励ます“怪人コール”が頭の中で繰り返されていた…。


※夜、G・ヌマ、署長、しょっぱいMCからメールが。しょっpしMCは『怪人クンの恋を温かく見守りたいと思います』というメッセージをくれました。まだこの時は、きょうの日記がこのような内容になることを彼らは知る由もなかったのです(笑)。
※まぁ、また♪ムーミンイントロヴァージョンが鳴ることを待ってますよ。ただ単に忙しい、のかもしれませんからね。ンムフフフ…。
※見てくださいよ。心の動揺が隠せないのか?トドの写真がこんなにブレてしまいました。


ネオン街行脚に“再放送”はいらない!

2005年06月22日 | Weblog
ネオン街行脚で知り合った数々の嬢たち。その足跡として刻まれたもの。
ケータイのメモリーに詰まっているデータのことである。放っておくとどんどん増えていく。言ってみればこれは“ネオン街のホームレス”の闘いの軌跡である。60分や90分というわずかな遭遇。たった一度の遭遇でも名刺をもらえば“礼儀”として登録してきた。“宇宙”を彷徨い続ければ増えて当然だ。

勘違いされても困るが、“足跡”をコレクションとして集めているわけではない。怪人クンにはそういった“収集”の趣味もない。気が付いたら溜まっていた、ということだ。

“イモ”からも、ムーミンからも、誰一人からメールも電話も来ない静かな、静かな火曜日の夜。
淋しさのあまり(?)ケータイをいじる。1日のうちに誰からもメールが来ないとついついこちらから出してしまうのだ。
ディスプレーをスクロールする。ある嬢の名前が眼に止まる。もう半年くらいは行ってないなぁ。ふと、“天竺の女医”にメールを出してみた。すると…。
『送信できませんでした。あて先を確認してください』
飛んだか…。嬢たちのほとんどはこうして何も言わずにフェードアウトしていく。驚きもなかった。

怪人クンにもう “闘いの軌跡”は必要ないな。すべては過去だ。怪人クンのネオン街行脚に“再放送”はいらない。一期一会で十分なのだ。また偶然会ったなら、その時は『久しぶり!』と会話すればいいのだ。

必要なのは現在(いま)だけだ。ムーミンとの“連続ドラマ”だけがあればいい。


※6月8日(水)、日本へ帰国した直後うたさんと上野公園へ。そこで見つけた看板(写真)。イタリア写真が続いたため、かなりのタイムラグがあります(笑)。


私だけに見せて

2005年06月21日 | Weblog
どうやら“イモ”たちの興味は怪人クンの心を虜にしたムーミンにあるようだ。
エロ茶が言った。「イタリアの話しよりもムーミンさんがどんな人なのか知りたいわぁ~。エロ茶にだけそっと見せてくれないかしら?写真。女性として興味あるわぁ~」。
ムフフフ…甘ぁ~い!残念ながらデジカメの中にムーミンの写真はないよ。PCに全部移しちゃったから。

月曜の夜、7名で串揚げの店に行った。ちょんまげの音頭で、カンフー、トド、エロ茶、メサコ、ナバ、怪人クンが集まった。バイキング形式で揚げ物をチョイスして自身で揚げる。ジュー~。この音がまたいいのだ。そんな席でエロ茶は東海林のり子張りの“芸能レポーター”攻撃で攻め立ててきた。「そうだそうだ。見せろ!見せろ!」トドも野次馬根性丸出しで呼応する。「ホント、がんばれよ」とちょんまげからの檄が飛ぶ。
「怪人クンは優しい男なんだよね。ただねぇ、お前はねぇ、お笑いに自分を持ってっちゃうんだよね。“怪人クン”というキャラにホントの自分を隠しちゃうところがあるというかさ。照れ隠しでもあるんだろうけど、ハッキリ言って、逃げてるところがあるよ。もっとさぁ、マジになるところはマジに行った方がいいと思うんだけどなぁ…だからムーミンからも答えをもらえないんじゃないの?」ちょんまげが“分析”する。
怪人クンは、怪人クンを演じてるつもりはないんだけどなぁ。“本来の自分”をどこかに隠してるように映るのかな?

2時間食べ放題、飲み放題の店を出るとダーツバーへと向かった。エロ茶は“攻め逃げ”だけして、さっさと熱海へ帰って行った。入れ替わるようにメグが合流。
“301”などのゲームを楽しむ。ナバに破れ悔しがるカンフー。
超マイナー組、ド下手4人衆の低レベルな闘い。かなりの長期戦だ。ちょんまげ、メサコ、トド、怪人クンでどん尻争いが展開された。

23時を過ぎるとお開きになった。外で飲むのはやっぱり楽しい。
それにしても、エロ茶は…(笑)。
怪人クンにムーミン写真公開を要求するなら、エロ茶のカレシ写真公開を怪人クンも要求する!でも、怪人クンは男に興味ないから見なくてもいいや。ダハハハハ。


※ジュー~。もう揚がったかな?串揚げ中(写真)。