<8月30日(水)>
朝から怪人クンの怒りは沸点に達していた。仕事の話なので詳しくは書かないが、あまりに理不尽な相手の対応に爆発寸前だったのだ。嘘つきは大嫌いである。
人間関係は、言葉や態度一つでいくらでも変化する。構築は難しいが、破壊は実に簡単だ。そうならないよう、互いを気遣う。約束を守る。人と人は信頼で成り立つもの。それはプライベートも仕事も同じ。
そんなさなか、うたさんから電話がある。13時のことだ。思わずキツイ口調で言ってしまう。
「ちょっと今、仕事でムカついてるから短めにして!」
このままだと、マジうたさんにも何かをぶつけてしまうかも?なるべく柔らかく会話した。5分ほどで切る。これ以上は危険だ。温厚を装う自信がない。
昼間は気温と怒りが混ざり合って、汗が吹き出そうになる。1日中暑かった。
結局、問題は解決しないまま夜を迎えた。おかげで合気道に顔を出したのは20:15。終了までわずか15分しかない。
2階の柔道場へ上がる前、体育館入口受付のところに置かれてある指導員名簿にスタンプを押した。咄嗟にナバの欄を見る。今宵、印は押されていなかった。ガクッ。彼が欠席とわかって、とても残念な気持ちになる。ところがだ。同時にうれしくもなった。ひょんなことから面白い発見をしたことで、以心伝心を感じたのだ。何が起こったかというと…。
今期の水曜教室は今回で4回目。8月9日から30日の怪人クンとナバのスタンプは呼吸を合わせたかのように、綺麗にソッポを向き合っていたのだ。○が出席、×が欠席。
ナバ………9日×。16日○。23日○。30日×。
怪人クン…9日○。16日×。23日×。30日○。
ご覧のとおり、ナバの出席簿は怪人クンが来れば来ない。来なければ来る、となっている。逆説的でありながらも、2人は見事なまでに心が通じ合っているのだ。うれしいじゃないか。とは言うものの…。一体、いつになったら○と○がピタリそろうのだろうか?
会いたい人に会えない。この状況、何かとダブらない?ムフフフ…。ふと、怪人クンと『母をたずねて三千里』の少年・マルコがオーバーラップしたのだ。叶わぬ願い。今期、合気道の旅は『ナバをたずねて三千里』というテーマで進んでいく!モチベーションは〝ナバとの再会〟。これである。次週、2人はついに!?
道場―――。見学する怪人クン。20人ちょっとか?みな、気持ちよさそうに体を動かしている。「ハッハッハッハ」。ちょんまげがこちらに気づいて笑い出す。おや?あっぴーとカンフーがいないぞ?珍しいなぁ。え、もう終わり?あっという間に20:30。挨拶をして解散。ここに足を運んだだけでも、ちょっぴりだが気分転換になった。
21時前、体育館を後にした。ひとり歩いて帰る。このまま飲みに行っちゃおうかなぁ?お蝶の顔が浮かぶもすぐさまかき消した。この問題が解決するまではお預けだ。ズルズル引っ張るつもりはない。そんなのは御免こうむりたい。よし、あした決着つけてやる!
※21時に届いたうたさんからのメールによると、この日〝カイジンクン〟という馬がレースに出て10着だったそうです。何頭で走ったかは訊いていません。彼のメールは漢数字の〝十〟と着順が書かれていたので、(数字の棒が1本余分だよ!)と返信。
※こんな画像が添付されてきました(写真)。
朝から怪人クンの怒りは沸点に達していた。仕事の話なので詳しくは書かないが、あまりに理不尽な相手の対応に爆発寸前だったのだ。嘘つきは大嫌いである。
人間関係は、言葉や態度一つでいくらでも変化する。構築は難しいが、破壊は実に簡単だ。そうならないよう、互いを気遣う。約束を守る。人と人は信頼で成り立つもの。それはプライベートも仕事も同じ。
そんなさなか、うたさんから電話がある。13時のことだ。思わずキツイ口調で言ってしまう。
「ちょっと今、仕事でムカついてるから短めにして!」
このままだと、マジうたさんにも何かをぶつけてしまうかも?なるべく柔らかく会話した。5分ほどで切る。これ以上は危険だ。温厚を装う自信がない。
昼間は気温と怒りが混ざり合って、汗が吹き出そうになる。1日中暑かった。
結局、問題は解決しないまま夜を迎えた。おかげで合気道に顔を出したのは20:15。終了までわずか15分しかない。
2階の柔道場へ上がる前、体育館入口受付のところに置かれてある指導員名簿にスタンプを押した。咄嗟にナバの欄を見る。今宵、印は押されていなかった。ガクッ。彼が欠席とわかって、とても残念な気持ちになる。ところがだ。同時にうれしくもなった。ひょんなことから面白い発見をしたことで、以心伝心を感じたのだ。何が起こったかというと…。
今期の水曜教室は今回で4回目。8月9日から30日の怪人クンとナバのスタンプは呼吸を合わせたかのように、綺麗にソッポを向き合っていたのだ。○が出席、×が欠席。
ナバ………9日×。16日○。23日○。30日×。
怪人クン…9日○。16日×。23日×。30日○。
ご覧のとおり、ナバの出席簿は怪人クンが来れば来ない。来なければ来る、となっている。逆説的でありながらも、2人は見事なまでに心が通じ合っているのだ。うれしいじゃないか。とは言うものの…。一体、いつになったら○と○がピタリそろうのだろうか?
会いたい人に会えない。この状況、何かとダブらない?ムフフフ…。ふと、怪人クンと『母をたずねて三千里』の少年・マルコがオーバーラップしたのだ。叶わぬ願い。今期、合気道の旅は『ナバをたずねて三千里』というテーマで進んでいく!モチベーションは〝ナバとの再会〟。これである。次週、2人はついに!?
道場―――。見学する怪人クン。20人ちょっとか?みな、気持ちよさそうに体を動かしている。「ハッハッハッハ」。ちょんまげがこちらに気づいて笑い出す。おや?あっぴーとカンフーがいないぞ?珍しいなぁ。え、もう終わり?あっという間に20:30。挨拶をして解散。ここに足を運んだだけでも、ちょっぴりだが気分転換になった。
21時前、体育館を後にした。ひとり歩いて帰る。このまま飲みに行っちゃおうかなぁ?お蝶の顔が浮かぶもすぐさまかき消した。この問題が解決するまではお預けだ。ズルズル引っ張るつもりはない。そんなのは御免こうむりたい。よし、あした決着つけてやる!
※21時に届いたうたさんからのメールによると、この日〝カイジンクン〟という馬がレースに出て10着だったそうです。何頭で走ったかは訊いていません。彼のメールは漢数字の〝十〟と着順が書かれていたので、(数字の棒が1本余分だよ!)と返信。
※こんな画像が添付されてきました(写真)。