怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

怪人、変身!

2006年01月23日 | Weblog
<1月22日(日)>

まずはこちらの話題から。21日(土)に届いた新乃介氏からのコメント。
「語感は違うかもしれないが、嫉妬もヤキモチも同じ意味じゃないの?」という指摘について。
結論からいうと、どちらも意味的には “同じ”ということがわかった。ちなみに、怪人オフィスにあった「新明解国語辞典」によると次のように書かれている。

【嫉妬】…自分より下であると思っていた者が、自分より多くのものを持っていたと気づいた時の、ムラムラした妬みの気持ち。
【ヤキモチ】…①網にのせてあぶった餅。②~をやく=ねたむ。嫉妬する。

2つを文字で見てみると、漢字とひらがな(あるいはカタカナ)という視覚的違いを感じる。これだけでもかなり違う気がしてくる。漢字は硬い印象を与え、ひらがなやカタカナはマイルド感を漂わせる。次に、声に出した時、それぞれの単語が音として入ってくる。聴覚だ。ここにも違いがある。
辞書で調べた“ヤキモチ”の①番を見てほしい。怪人クンの頭にあったヤキモチ=“嫉妬よりかわいい”というイメージの正体はこれなのだ。
正月に食べる餅は柔らかくて伸びがある。ふにゃふにゃしてるから押したり引っ張ったりすると形も変わる。すなわち、気に食わない相手でも許せる段階ということ。しかし、餅は時間が経つと硬くなるでしょ?形(気持ち)もどんどん後戻りできなくなっていく。これぞまさしく、柔らかかった餅(ヤキモチ)が硬い餅(嫉妬)に変わった瞬間。さっきまではそうではなかった。でももう遅い。許せないところまで来てしまった…ということなのだ。新乃介氏のいうとおり語感の違いである。日本語はこれだから面白い。ついでなのでこれも調べてみた。
【ねたむ(妬む)】…他人の幸運、長所をうらやんで、幸福な生活の邪魔をしたく思うこと。
この気持ちを簡単にいうと、相手を今ある場所から“引きずり下ろしたい”ということなのだ。最初は10だったものが50や100、それ以上にエスカレートしていく。どんなことをしても絶対に味合わせてやる!手段は選ばない、となるのだ。恋愛や社会的地位、あらゆるものを己以下にさせたい。奪ってしまいたい。地獄に堕ちろ!と念じる。こうなるともう病的だ。何かに憑(つ)かれたようにそれに執着する。怖いなぁ、まったく。

日曜日―――。9時ちょっと前に目覚める。10時すぎからスポーツジムでトレーニング。前日の酒と寝不足を解消するには体を動かすことだ。汗が出る。酒が抜けていくように感じた。これもイメージなのか?署長にメールするが(外出中のため会えないよ。オヨヨ)という返事。仕方ないな。街で帽子を見たかったが、13時すぎからパソコンの前でインターネットをやったり日記を書いていたら夕方になってしまった。きょう、帽子は諦めた。明日以降だ。
最近ふと思う。これまでは空間的遊びにお金を費やしてきたが、もう少し物欲に走ってもいいかなぁ、と。確かに飲みに行って楽しむのもいいが、キャバクラを一歩出れば形は何も残らない。“舞台”は幻影となるだけ。そこにあった時間と空間が怪人クンを満足させてくれたにすぎない。別にそれが悪いと言ってるんじゃない。でも、それだけじゃなんかつまらない。金を払ったあとに何かが形となって手元にある喜び。ここから遠ざかってしまっている自分にちょっぴり飽きてきた。だから物が買いたくなる。欲しくなる。これからは今まで以上にそれをやる。
今年のテーマ、“出会いの旅”は他者(ひと)だけじゃなく、形のある物とも出会う旅をする。このことを付け加えたい。見た目に関しても、もっと怪人クンをデザインしたくなったのだ。怪人、変身!


※うたさんありがとう!深夜(正確には0:26)彼から電話がありました。PCに数枚の写真をメールで送ったというのです。本日(23日)会社へ来てみると…。東京の雪景色もありました。
さて、どれから載せましょうか?「うたまくら!写真館」緊急復活第1弾はこちら。“イヌダルマ”(写真)。