怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

闘魂炎上!

2006年01月04日 | Weblog
<1月3日(火)>

“迷わず行けよ”と言うけれど、“迷ってしまった浅草道中”。闘魂への道はのっけからハプニングの連続だった。
10:13着のひかりで東京に到着。改札を抜け、昨年のイタリア旅行で知り合った「闘魂猪木塾」の仲間である岐阜のつけもの君との待ち合わせ場所に向かう。
時刻は10:30。ほぼ半年振りにその顔を見た。元気そうだね、つけもの君!さぁ、行こうか。向かうは「花やしき」特設会場、“闘魂神社”。
神田で降りて地下鉄銀座線に乗る。そこから浅草駅はそうかからなかった。なぁ~んだ、楽勝じゃん。と書いてはいるが、結構右往左往したのだ。まだまだ。こんなのはハプニングのほんの“入口”にすぎなかった。

2人して地下から地上へ出る。下町風情が眼前に広がる。大通りは歩行者天国になっていた。三箇日のラスト、人々でごった返す商店街。この間、数度「闘魂猪木塾」の“イノキ者”Aさんとメール&電話のやり取りをして浅草駅近くの“マツヤ”前に待ち合わせとなった。ところがこれがとんでもない事態を招くことになる。
「“マツヤ”はどっち方面から上がったらいいですか?」と地上に出る前、駅員に訊いてそのとおりに行ったところに牛飯の“松屋”があった。あれあれ?Aさんがいないぞ?まだ着てないのかなぁ?電話を入れてみる。
「どこにいます?“松屋”前にいるんですけど」。
「違う違う。全然違う場所だよ。そっちじゃなくてこっちだってば」。Aさんのいる場所は大通りを隔てたもう一つの“MATSUYA”。漢字ではなくローマ字の方。デパートのことだったのだ。“マツヤ”違いである。まったく前途多難だなぁ。闘魂への道。結“マツヤ”いかに…なんてな。

ジェットコースターの轟音。キャ~。女性の悲鳴が轟く。「花やしき」を通りすぎ、さらにまっすぐ行くと“闘魂神社”の看板があった。駐車場を特設会場にしたのだ。
入口を入ると、左右には“闘魂ちゃんこ”“闘魂お守り”“闘魂タオル~神社バージョン~”“イノ記”(日記帳)などの商品が並んでいた。正面奥に闘魂の文字が見える。そこがステージになっている。暮れの30日に猪木さんが神社のオープニングセレモニーで使ったという日本刀が置かれていた。その横には発電装置「闘魂パワー」があった。どでかい装置である。最前列には“ミスター・チョッパー”ことハマのフクちゃん。猪木塾でおなじみのUさんもいた。彼は犬まで連れていた。子供同士で来た男の子もいる。怪人クンも最前列を陣取る。司会のおじさんが何やら説明している。
「ただいまアントニオ猪木さんは浅草を練り歩いております。もう少しでこちらへ参ります」。イベント開始が近づくにつれあたりは人人人になった。もう脱出するわけには行かない。この場を離れたら同じところは確保不可能。
その時だ。歓声が上がった。猪木さんの登場だ。壇上に上がると目の前に立っている。見上げる形だ。左には女性司会者がいた。
「元気ですかぁ~!?」第一声はやはりこれだ。その後が笑えた。笑顔交じりにポツリとこう呟いたのだ。
「また来てる…」。12月30日から始まったこのイベントに皆勤参戦しているフクちゃんたちを指して猪木さんがそう言ったのだ。なぜかその時猪木さんは怪人クンのほうにも目を向けて「ンムフフフ」と笑ってくれた。そうなのだ。この、“また来てる”は猪木塾生に対する『よう、元気か?また会ったなぁ』のメッセージでもあったのだ。だから怪人クンへも合図をくれたのである。こういうのがあるからたまらないんだよなぁ。
イベントはトークショー。質問コーナー。闘魂注入ビンタなどが行われた。残念ながら怪人クンへのビンタは今回も夢と終わってしまったが、また次回どこかで。

猪木さんが退場するとうたさんが怪人クンを見つけてこちらへやってきた。彼にも猪木塾の仲間を紹介した。うたさんとは18時に立石で会う約束をして別れた。
控え室前で猪木さんが出てくるのをみんなで待つ。まだ時間があるようだ。猪木事務所のマネージャーさんにも話しかけてみた。
「怪人クンといいます。熱海の猪木塾では猪木さんに変な質問してしまいました(笑)」。マネージャーさんは「いやいや、いいですよぉ」と笑顔で答えてくれた。とても気さくな方だった。猪木さんのお兄さんとも話をさせていただいた。
40分以上待ったかな?猪木さんが出てきた。一斉にみんなが握手を求める。怪人クンが手を出すと満面の笑みでぎゅっと握り返してくれた。「熱海ではありがとうございました」。この言葉に「うん」と頷く猪木さん。その瞬間猪木さんの手の力が強まった。
終了後は“闘魂ちゃんこ”をいただく。会場には生徒会長M氏も来ていた。懐かしいなぁ、って1ヵ月ぶりだ(笑)。少し話をする。神社をバックに彼と2ショットも撮った。
Aさん、フクちゃん、つけもの君とお茶をする。楽しい時間その第1幕はこうして終わった。

昼は猪木さんの闘魂に触れた怪人クンには、この日第2幕があった。夜はターザン山本!さん、その仲間たちと炎上。ターザンさんのウチでちゃんこパーティーがあったのだ。18:30~23時まで炎上時間をすごしたのだが、詳しくは明日書く。
実はこのパーティーが終わったあと、真夜中のことである。怪人クンにとんでもないハプニングが待ち受けていたのだが、それについても明日話す。

さてさて、話は変わるが…。
新年早々、波紋と波乱が渦巻いている。
人間誰しも心に仕舞いこんでいる言葉や態度がある。このブログには怪人クンの “現実に起こった出来事”と“心の声”(本音や感情)が書かれる場合がある。だから時として『(現実に)やってることと(ブログに)書いてることが違うじゃねぇか!』となるのだ。
言ってみれば“心の声”は、誰もいないところでひとり“あの野郎、この野郎”みたいに呟いたり愚痴ったりするようなもの。現実の世界ではみなそれを隠して上手く“大人の付合い”、“大人の対応”をもって接している。表(現実)に裏(心の声)のままのことをしたら人間関係まで破壊されてしまうことにもなる。それが面倒だから当たり障りのない関係を保とうとするのだ。
今、現実の声を“表”と表現し心の声を“裏”と言ったが、実はこれこそ反対だったりするのだ。これが“しがらみ”というやつである。

ブログに書かれていることはその“しがらみ”も何もかも度外視しての怪人クンの独り言(裏。実は表)でもあるのだ。この言葉を“いつものいいわけ”ととる人もいるだろうが、少なくとも怪人クンの中にはそういう意識はない。
ここは書きたいことを書く場所。吐き出したいものを吐き出す場所。遠慮なくそれができる唯一の場所だと思って毎日書いている。だから“世間”から見れば発言の一つ一つに「いい大人が」とも思ったり「小学生」とも呆れることもあるだろう。自身の人間年齢などまったく気にせず書いているのだからなおさらである。
誰かに遠慮したり、コメントに恐れたりしてそれができなくなった時、このブログは幕引きとなる。普通なら他者の心は誰も覗けない。怪人クンという“人間”をよく見せよう、いい人と思われようとかも考えていない。常識で考えたら、文章に出てくるものは反発ことばのオンパレードなのだ。それを気にしていたら最初から“心の声”を公開などしていない。“どうぞ、よかったら覗いてみてください”なのである。だから他者が『そんなことをここに書く必要ないじゃないか?』と言っても書いてしまうのだ。
例の問題に関してはここまで来てしまった以上、“けじめ”だけはつけないわけにはいかなくなった。その後は1つのテーマを持って合気道を続けていくが、もうこれ以上“あれ”についてはここで書かないほうがいいだろう。ことばより態度である。


※闘魂神社(写真)。