怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

今宵に乾杯!

2006年01月22日 | Weblog
<1月21日(土)>

メガロポリス東京―――。この日は終日雪景色に見舞われたという。ピーク時には積雪が9センチにもなったそうである。一方、“怪人クンの町”はというと、確かに寒いが軽い雨模様止まり。静岡県内でも雪に見舞われている箇所はあるものの、ここはそうなる気配すらない。同じ県内、同じ日本でこうも違うものなのか?
夕方うたさんから電話がある。彼はしきりに『寒いよぉ。ウチから出れないよぉ。出たくないよぉ。怪人クンねぇ、雪をナメたらいかんぜよ。ホントだよ』と言っていた。10分ちょっと話し込む。一連のホリエモン問題などにも触れた。電話が終わると待ち合わせの場所へと向かう。

18:50、「ミスタードーナッツ」前で彼ら3人と会う。今宵は19時から野郎4人の飲み会なのだ。メンバーは御前崎のセメント父ちゃんしょっぱいMC、Dr.トドー、怪人クンである。着くとDr.トドーの姿があった。ケータイに目線を落としている。彼はその太い指で誰かにメールを打っていた。しょっぱいMCもすでに来ているというのだがいない。どうやら、隣の薬局で何かを買っているらしい。とその時、店から出て来た。少し小さく映るトレードマークのメガネがだんだん大きく見えてくる。こちらへ向かって走ってくるのだ。彼はキャップを被っていた。
“MCスタイル”。メガネとキャップ。光る汗。それプラス小太り。この姿にある男の影がダブる。昨年放送されたフジテレビのドラマ。話題を呼んだ「電車男」に登場したあの“阪神男”といえば解っていただけると思う。その彼に見えたのだ(笑)。
この頃、ほとんど雨は降っていなかったが、帰りが心配というので彼は100円ショップへ傘を買いに走った。その間にセメント父ちゃんが現れた。Dr.トドーとは初対面となる。お互いに挨拶を交わしていた。しょっぱいMCが戻ったところで「A-WARA」に向かった。
おなじみ、白い暖簾をくぐりガラガラガラ、戸を開くと「いらっしゃい」。まずはかなぴーの登場だ。この時間、店にお客は誰も来ていなかった。静かである。続いて大将の「いらっしゃい!」の声が入口突き当たり奥の厨房から響いてきた。“与作部屋”の右隣、少し広めの個室へと案内された。車で来たセメント父ちゃんはノンアルコール。3人は“とりあえずビール”である。乾杯!
席に着いて改めてセメント父ちゃんとDr.トドーが挨拶を交わす。しょっぱいMCとDr.トドーは昨年8月以来2度目となる。最初の出会いは怪人クンの『BOCO-BOCO会』だ。
飲み物はもちろん、食べ物もたらふくいただいた。揚げ物や串物、豆腐に刺身、サラダに茶漬けなどとにかくいろいろと注文した。始めのうちは注文をDr.トドーに任せていたのだが、この男、次から次へとこってりしたものばかりを選ぶのだ。胃袋の造りが常人とは違うのか?その光景を見ていたセメント父ちゃんが「あっさりしたものも頼もうよ」と言った時は笑ってしまった。

他の部屋からも人の声が聴こえてくる。注文が飛び交っている。いつの間にか各部屋も埋まったようだ。“与作音”も左隣の部屋から聴こえてきた。
野郎4人の会話も弾んだ。それぞれの人生論、ビジネス論、お金論、プロデュース論とさまざまだ。みな一人ひとりが順番に話題の中心になった。セメント父ちゃんのこの辺の“イベント力”の上手さは絶妙だ。さすがである。簡単には真似できるもんじゃない。もしこの場を怪人クンが仕切っていたら、間違いなく自分話で終わっていただろう。何事も一方通行はダメだ。早くそこから脱出しないとなぁ…。
途中、“安定”ということについて話題になった。これはセメント父ちゃんから出た一言である。
「“安定”っていうことばがあるよね。これって世間的にはすごくいい意味として使われてるでしょ?安定した生活とか、安定した仕事とか、安定した会社とか。でもさぁ、漢字に直してごらん。実にしょっぱいよね。だってさぁ“安く定まる”って書くんだよ(苦笑)」。一同は大うけしていた。確かにそうだ。安く定まってどうする!である。小さくまとまってるというか、保守的というか、何だか夢のない響きだよなぁ。それにしてもセメント父ちゃん、上手いこと言うなぁ。
話は架橋へ。しょっぱいMCが話題の中心になった時は彼に対して「もっと自分をアウトプットした方がいい。もしオレが君をプロデュースするとしたら×××だ。“来年は世の中××だ!”と宣言させたいなぁ」(セメント父ちゃん)。MCよ、さぁどうする?

今回嬉しかったことが2つある。一つはDr.トドーが怪人クンになる前の怪人クン、つまりは本名時代の怪人クンは彼の視界にまったく入っていなかった。無関心。圏外。どうでもいい存在だった。ところが、この3年で彼の中に怪人クンが意識されてきたというのだ。だから一緒に飲むようにもなった。その言葉を聞いていたセメント父ちゃんも「やったじゃん、怪人クン!凄いよ。彼の中に君がインプットされたんだよ」と笑顔で言ってくれた。
もう一つはこれだ。0時。セメント父ちゃんと別れて3人でもう一軒バーへ行った。その帰り。深夜2時すぎのことだ。ポツリとDr.トドーが言ったことば何ともいえない。
「今夜は来てよかったよ。実にいい時間だった。セメント父ちゃんは凄い人だね。ホント会えてよかったよ」。この一言が聞けただけで大満足である。飲み会は大成功だ。
このブログを通じて、怪人クンが二人の出会いに少しでも力になれたことが嬉しいのだ。出会いって素晴らしい!


※「A-WARA」の個室。赤い障子(写真)。






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