乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)
01月27日(土) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の11日目第14公演(12:00)&第15公演(17:00)
01月28日(日) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第2回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト
01月28日(日) [CS] 19:00〜20:00 MTV HD『MTV Unplugged: Erika Ikuta from Nogizaka46』。2017年12月25日(月)に行われた生田絵梨花初ソロライブのディレクターズカット版を放送
01月30日(火) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の14日目第16公演(13:30)&第17公演(18:30)
01月31日1 [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の15日目第18公演(13:30)&第19公演(18:30)
02月01日(木) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の16日目第20公演(18:30)
02月02日(金) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の17日目第21公演(13:30)&第22公演(18:30)
02月03日(土) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第3回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト
02月04日(日) [舞台] 舞台『三人姉妹』in 銀座・博品館劇場の18日目千秋楽第23公演(12:00)&第24公演(17:00)
こんばんは。
道路の雪かきで、手に豆ができたアレチボルトです(笑)。
表面に載ってる雪は良いんですよ、問題は、その下にある氷ですね。
硬いの何のって(笑)。
雪かき用シャベルの先端で突くくらいでは、ビクともしない。
どうにもならないので、ハンマーを持ってきて叩くんだけど、これもイマイチ。
そこで、釘抜き部分の先端を打ち込んでみると、何とか氷の板に少し穴が開く。
ただ、その度に大量の天然かき氷が顔面に飛び散り、しかもコツコツ、コツコツ、本当にコツコツとしか進まない。
まるで、ノミ一本でトンネルを掘っているような気分になってくる。
それでも、徐々に氷の板が剥がれ、アスファルトの黒い地面が広がっていくと、ちょっと嬉しい。
また、水を撒くと、氷の下に浸透して、取れやすくなるなんて発見があったりして、だんだんと夢中になっていく。
結局、4時間ほど叩き続けて、幅2メートル、長さ10メートルに渡って、家の前の道路に貼り付いていた氷を、なんとか片付けることが出来ました。
手に豆ができたのは、シャベルを持ちすぎたからではなく、ハンマーを叩きすぎたからです。
ただ、この作業は途中から、変な充実感と高揚感をもたらすようで、自分で「氷割りハイ」と名付けてしまいました。
降雪から時間が経ち、車で踏み固められた氷ほど、やりがいがあって、高揚感もレベルアップする。
まあ、とにもかくにも、後のビールは間違いなく美味いです(笑)。
さて、AKB48の51枚目シングルが3月14日(水)と発売され、乃木坂と欅坂も次作の噂があれこれ飛び交い、いよいよ春曲の季節に足を踏み入れつつあります。
坂道の新シングルに関しては、個別握手会の応募がまだ始まっていなため、AKB48の後にリリースされる可能性が、現時点では高いかと思います。
一方、AKB48姉妹グループと=LOVEなど関連グループの秋冬シングルは、来週発売されるSTU48「暗闇」以外、CDセールスと楽曲セールスのデータがほぼ出揃いました。
ということで、今日は、AKB48Gの人気動向を、オリコン売り上げ枚数を中心に、少し眺めてみたいと思います。
まず、「本店」であるAKB48ですが、51枚目の注目点は初動ミリオンを達成できるかどうかです。
AKB48は、現在、年4枚のシングルを発売しています。
これらは、6月に「開票」イベントが大々的に行われる『総選挙』の投票券が付いたシングルを(a)として、8月末の(b)シングル、11月の(c)シングル、翌年3月の(d)シングルと、毎年、一定したスケジュールで発売されます。
そして、(a)シングルのCD売り上げ枚数を頂点に、(b)、(c)、(d)と進むほど、セールスが低下傾向を示す「総選挙サイクル」を、何年も繰り返している。
岡田奈々がセンターに起用された51枚目は、(d)シングルに当たり、「総選挙サイクル」において、CDセールスがもっとも低くなる可能性がある。
実際、以下のように、2016年度の売り上げ推移では、(d)シングルである47枚目「シュートサイン」は、初動102.5万枚、累計108.6万枚で、かなり際どいミリオンとなっている。
(表1) 2016、17年度にリリースされたAKB48シングルのオリコン売り上げ枚数
凡例
初動 (累計) 50位以内/200位以内ランクイン回数 @ 発売後経過週 発売日:シングル番号_タイトル
#「累計」は対象期間が01/15(月)〜01/21(日)である2018/01/29付までの数字
144.1万枚 (151.9) 04/14回 @ 86週目 '16/06/01:44a_翼はいらない
117.8万枚 (121.7) 07/25回 @ 73週目 '16/08/31:45b_LOVE TRIP / しあわせを分けなさい
118.0万枚 (122.2) 08/35回 @ 62週目 '16/11/16:46c_ハイテンション
102.5万枚 (108.6) 10/23回 @ 45週目 '17/03/15:47d_シュートサイン
130.6万枚 (139.2) 03/18回 @ 34週目 '17/05/31:48a_願いごとの持ち腐れ
109.0万枚 (112.7) 11/20回 @ 21週目 '17/08/30:49b_#好きなんだ
109.5万枚 (112.2) 07/09回 @ 09週目 '17/11/22:50c_11月のアンクレット
000.0万枚 (000.0) 00/00回 @ 00週目 '18/03/14:51d_タイトル未定
2017年度は、(a)シングルの48枚目「願いごとの持ち腐れ」は初動が130.6万枚と、前年の「翼はいらない」144.1万枚を下回り、(b)シングル49枚目「#好きなんだ」109.0万枚。、(c)シングルの50枚目「11月のアンクレット」109.5万枚も、それぞれ前年同時期より低い売り上げに留まっている。
もし、(d)シングルである51枚目が、昨年の47枚目「シュートサイン」102.5万枚に届かないと、初動ミリオンを逃す危険が大きい。
オリコン売り上げ枚数の推移だけで、51枚目の初動ミリオンが注目点であることが分かります。
ただ、46&48Gの場合、シングルCDの売り上げは、個別握手会を中心とする特典イベントの規模と人気によって決まるので、その内容を調べないと、話が進まない面があります。
そこで、各シングルについて、個別握手会の人気を考えてみました。
(表2) 2016、17年度にリリースされたAKB48シングルの初動効率
凡例
初動/日数 初動/(総部数/100) 初動/参加人数 (日数 総部数 参加人数):シングル番号
#「初動」はオリコン初動売り上げ枚数
#「日数」「総部数」「参加人数」は個別握手会に関する数字
#「祭り」イベントは個別握手会の「日数」に入れている
# AKB48G個別握手会の総部数と参加人数に関しては、以下のサイトを参考にしています
AKB48グループ・坂道シリーズ データ部屋
36.0万枚/日 2.7万枚/百部 0.49万枚/人 (4日 5400部 296人):44a
19.6万枚/日 3.9万枚/百部 0.39万枚/人 (6日 3043部 303人):45b
19.7万枚/日 3.9万枚/百部 0.37万枚/人 (6日 3020部 323人):46c
17.1万枚/日 3.3万枚/百部 0.32万枚/人 (6日 3101部 322人):47d
21.8万枚/日 1.9万枚/百部 0.39万枚/人 (6日 6885部 338人):48a
18.2万枚/日 2.9万枚/百部 0.33万枚/人 (6日 3777部 329人):49b
18.3万枚/日 2.9万枚/百部 0.34万枚/人 (6日 3788部 323人):50c
00.0万枚/日 0.0万枚/百部 0.00万枚/人 (0日 0000部 000人):51d
個別握手会によるCD売り上げ枚数が判明すれば、それを日数、総部数、参加人数で割ることによって、そのイベントの「効率」を知ることが出来ます。
そして、「効率」が高いことは、イベントの人気が高いことを意味し、CDセールスのほとんどを生み出している、コアファンの人数掛ける熱量を推測する手がかりになる。
ただ、残念ながら、日本の調査会社は、個別握手会と店頭販売の売り上げ枚数を「合算」した数字しか出さないので、特典イベントによるCDセールスの実態が掴みづらい。
とはいえ、個別握手会セールスがCD売り上げの中心であるのは間違いなく、上表では、店頭セールスを含む、オリコン初動を分母にして、日数、総部数、参加人数で割った「初動効率」を求めて、比較しています。
まあ、店頭セールスも、全国握手会という特典イベントの魅力で売っており、個別握手会の人気と連動するので、一定の意味を持つ数字だと思います。
とくにポイントとなるのは、100部あたりの売り上げ枚数です。
完売100部ではなく、非完売も含め、投入した総部数の100部あたりの売り上げ枚数で、もちろん完売が多ければ多いほど、数字は高くなります。
(a)シングルは『総選挙』投票券が絡むので、評価が難しいけど、問題なのは、(b)と(c)に関して、2016年度に3.9万枚/百部だった初動効率が、2.9万枚/百部に落ちていることです。
45、46枚目の総部数が3千部に対して、49、50枚目は3千8百部と、増部によって総売上を伸ばそうとしていますが、初動効率がそれを上回るレベルで落ち、オリコン初動も下落してしまった。
AKB48本店の個別握手会は、近年、写メ会やサイン会の要素を取り入れた、多彩なイベントになっており、もはや「握手会」の域を越えています。
しかし、そういった工夫も、8百部の増加に抗して初動効率を維持、上昇させるには至っていないようです。
2016年度の(d)シングルである47枚目は、初動効率が3.3万枚/百部と、46枚目から0.6万枚/百部下がっている。
もし、2017年度の(d)シングル51枚目が、同じ下げ幅で、2.3万枚/百部まで落ちると、総部数が3千8百部なら、オリコン初動は87.4万枚となります。
ミリオンを大きく下回る初動ですが、まあ、そうなった場合でも、90.5万枚だった42枚目「唇にBe My Baby」と同様、追加の握手会が開催され、累計では100万枚を越えてくるとは思います。
ただ、100万枚という目標を達成するために必要な握手会は、総部数も参加人数も、年度ごとに増大し続けている。
しかし、一方で、「効率」も落ち続けていて、AKB48は、出口の見えない物量作戦の泥沼に、深々とはまってしまった感がある。
48Gの人気は、初動効率の推移からも、明らかに低下傾向を示しているのに、次から次へと新グループを立ち上げ、NGT48の2期のように、新しいメンバーを募集するのは、人数と総部数を増やし続けるしか、ミリオン維持の方法が見つからないという事情もあると思います。
次に、各シングルの表題曲について、iTunes Store における配信人気を見ておきましょう。
(表3) 2016、17年度にリリースされたAKB48シングル表題曲の iTunes Store トップソングにおける配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内ランクイン日数; 確認できた最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 曲の配信元が、劇場盤やTypeA、Bなど複数存在する場合は、もっとも順位推移の成績が良いものを載せている
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
00-00-01-02-01 / 13-09-01 (04/27日; 27位):44a_翼はいらない (TypeA)
02-03-01-01-02 / 05-06-02 (09/22日; 07位):45b_LOVE TRIP (TypeA)
02-02-02-00-01 / 28-17-13 (07/65日; 03位):46c_ハイテンション (TypeA)
00-01-02-01-02 / 11-05-12 (06/34日; 18位):47d_シュートサイン (TypeA)
00-01-01-03-03 / 10-14-07 (08/39日; 20位):48a_願いごとの持ち腐れ (TypeA)
00-02-02-00-03 / 03-04-03 (07/17日; 16位):49b_#好きなんだ (TypeA)
00-02-01-00-01 / 07-06-06 (04/23日; 15位):50c_11月のアンクレット (TypeA)
00-00-00-00-00 / 00-00-00 (00/00日; 00位):51d_曲名未定
特典イベントで売るシングルCDの売り上げと、ダウンロード数などの楽曲人気は、全然、別の話です。
かりに、CDセールスが低下していても、楽曲指標が上昇傾向にあれば、今後に期待が持てます。
しかし、AKB48に関しては、2017年度は、16年度よりも配信人気に勢いがない、
2016年度は、「ハイテンション」のように、3位に食い込み、200位圏内に65日ランクインする、ある程度、手応えのある曲がありました。
ところが、17年度に入ると、TOP10入りする表題曲が一つも現れず、圏内ランクインも、今のところ、48枚目の39日が最長で、さすがに寂しい感は否めない。
16年度から17年度にかけて、AKB48においては、CDセールスと楽曲セールスが、同時に下落していると言えます。
私はAKB48Gのファンではないので、今後どうすべきかといった意見を述べるつもりはありません。
ただ、音楽の配布方法が、CDからネットに移りつつある時代、そこまでしてフィジカルの「ミリオン」にこだわるのは、異様な光景だと感じます。
そこに注ぐお金と労力を、楽曲人気の上昇に振り向けた方が、よほど実りが多いんじゃないでしょうか。
次は48姉妹グループで、SKE48から。
AKB48のシングルで行った、オリコン売り上げ、初動効率、配信成績のデータを、次表では、一つにまとめています。
(表4) 2016、17年にリリースされたSKE48シングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
25.7万枚 (36.5) 18/23回 @ 95週目 '16/03/30:19_チキンLINE
25.2万枚 (32.8) 13/23回 @ 75週目 '16/08/17:20_金の愛、銀の愛
27.3万枚 (34.1) 16/20回 @ 27週目 '17/07/19:21_意外にマンゴー
27.9万枚 (29.5) 02/02回 @ 02週目 '18/01/10:22_無意識の色
初動効率
3.7万枚/日 2.7万枚/百部 0.41万枚/人 (7日 956部 63人):19
3.6万枚/日 2.8万枚/百部 0.31万枚/人 (7日 896部 80人):20
3.9万枚/日 2.9万枚/百部 0.40万枚/人 (7日 946部 69人):21
3.5万枚/日 3.1万枚/百部 0.44万枚/人 (8日 911部 63人):22
iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-01-00 / 03-01-07 (00/12日; 40位):20_金の愛、銀の愛 (TypeA)
00-00-00-00-01 / 03-00-01 (00/05日; 47位):21_意外にマンゴー (TypeA)
00-00-00-00-01 / 01-01-02 (01/05日; 45位):22_無意識の色 (Type-A)
2016年以降のSKE48のシングルに関して、CDセールスと個別握手会「初動効率」は、数字的にはほとんど変わりません。
2017年からの2作は、初動がやや上昇しているけど、累計が大きく変動しているわけではなく、初動効率も2.7〜3.1万枚/百部と一定している。
しかし、iTunesトップソングの配信人気では、20枚目表題曲「金の愛、銀の愛」が最高40位、200位圏内12日ランクインの数字を出して以降、21、22枚目ともに勢いを感じない。
CDセールスの安定は、コアファンがコンスタントに存在していることを示すと言いたいんですが、単純に判断できないのは、20枚目と21枚目の発売に、1年近くの間隔があるためです。
SKE48は、2016年に2つのシングルをリリースした後、17年に1つ、18年初めに1つと、頻度が少なく、かつ不定期になっている。
こういう状況では、シングルを出すとき、「待望」「久しぶり」というプレミアが付くので、前作と同じ初動効率が、「人気」の維持を意味するとは限らない。
とくに、配信成績が伸び悩んでいるので、レア感によって数字が維持されている、との疑念を払拭できません。
次は、NMB48です。
(表5) 2016、17年にリリースされたNMB48シングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
23.0万枚 (29.7) 08/20回 @ 91週目 '16/04/27:14_甘噛み姫
30.4万枚 (36.4) 11/17回 @ 77週目 '16/08/03:15_僕はいない
26.7万枚 (32.0) 13/15回 @ 56週目 '16/12/28:16_僕以外の誰か
27.3万枚 (29.4) 04/04回 @ 04週目 '17/12/27:17_ワロタピーポー
初動効率
3.8万枚/日 4.0万枚/百部 0.42万枚/人 (6日 577部 55人):14
3.8万枚/日 5.2万枚/百部 0.48万枚/人 (8日 582部 63人):15 写メ会2日
3.8万枚/日 3.5万枚/百部 0.46万枚/人 (7日 758部 58人):16
3.9万枚/日 3.7万枚/百部 0.57万枚/人 (7日 742部 48人):17
iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-00-00 / 07-05-06 (00/18日; 58位):14_甘噛み姫 (TypeA)
00-00-00-01-02 / 05-08-03 (03/19日; 36位):15_僕はいない (TypeA)
00-00-00-00-00 / 03-03-02 (00/08日; 56位):16_僕以外の誰か (TypeA)
00-00-01-01-02 / 02-11-04 (04/21日; 26位):17_ワロタピーポー (Type-A)
NMB48のシングルも、2016、17年を通して、CDセールスに大きな変化はない。
一方、初動効率は、やや落ちている印象がある。
15枚目の5.2万枚/百部は、いわゆる「難波式」写メ会による積み上げですが、16、17枚目で4万枚/百部を切っているのが気になります。
16枚目から個別握手会の総部数を大幅アップしていて、物量作戦に持ち込んでいるのに、初動効率が伸びず、苦しんでいるように見える。
さらに、17枚目では、参加人数を16枚目より10人ほど減らしたようで、レーンの設置において、人気メンバーを重視する少数精鋭主義を加速させたかもしれない。
先日、太田夢莉が一時休養を発表しましたが、若い有望株メンバーに、握手会人気の急速な伸びを求める運営の姿勢が、背後にあったのかもしれないと、ついつい考えてしまいます。
17枚目「ワロタピーポー」は、iTunesトップソングで、最高26位、200位圏内が21日と、かなり良好な配信人気を叩き出しています。
ここには示していませんが、MV再生数も、複数の人気YouTuberが曲に合わせて踊る動画が追い風となり、一定の手応えがあったと思います。
しかし、前作から1年経ってのシングル発売というレア感が数字を押し上げた面はあるかもしれない。
実は、HKT48は、年2シングルという発売ペースを、2016、17年と維持しています。
(表6) 2016、17年にリリースされたHKT48シングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
23.9万枚 (30.5) 14/14回 @ 93週目 '16/04/13:07_74億分の1の君へ
27.0万枚 (34.5) 12/22回 @ 72週目 '16/09/07:08_最高かよ
21.0万枚 (27.5) 09/24回 @ 49週目 '17/02/15:09_バグっていいじゃん
20.0万枚 (25.9) 08/14回 @ 25週目 '17/08/02:10_キスは待つしかないのでしょうか?
初動効率
4.0万枚/日 3.0万枚/百部 0.54万枚/人 (6日 805部 44人):07
4.5万枚/日 3.4万枚/百部 0.51万枚/人 (6日 795部 53人):08
3.5万枚/日 2.6万枚/百部 0.41万枚/人 (6日 801部 51人):09
3.3万枚/日 2.4万枚/百部 0.42万枚/人 (6日 833部 48人):10
iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-01-01 / 01-01-01 (02/05日; 33位):74億分の1の君へ (TypeA)
00-00-01-01-00 / 03-03-06 (02/14日; 29位):最高かよ(TypeB)
00-00-00-00-00 / 02-01-02 (00/05日; 60位):バグっていいじゃん (劇場盤)
00-00-00-00-00 / 02-01-01 (00/04日; 64位):キスは待つしかないのでしょうか? (TypeA)
HKT48のセールスで特徴的なのは、2016年と17年で、明確に数字が低下していることです。
オリコン初動と累計が、2017年に入って、はっきりと落ちている。
また、初動効率も、7枚目3.0万枚/百部、8枚目3.4万枚/百部に対して、9枚目が2.6万枚/百部、10枚目は2.4万枚/百部と下がっています。
さらに、配信人気が同じ動きをしている。
16年の2表題曲はTOP50入りを果たし、それなりに存在感を見せてますが、17年の2表題曲はそれがない。
とくに、松岡はなセンターの「最高かよ」を頂点に、ピークアウトしているように見えます。
実際、オリコン初動と累計、さらに初動効率においても、最高値を出したのは8枚目。
AKB48姉妹グループで、唯一コンスタントにシングルを発売しているHKT48が、本店と同じ「2017年の憂鬱」を経験しているとすれば、SKE48とNMB48に対する評価は、保留せざるを得ない。
リリース間隔を調整することで得られた「人気」なのかどうか、しばらく経たないと見極めが付きません。
ここからは新グループの話。
(表7) NGT48シングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
16.0万枚 (20.8) 1位 15/19回 @ 41週目 '17/04/12:01_青春時計
14.8万枚 (17.9) 2位 07/07回 @ 07週目 '17/12/06:02_世界はどこまで青空なのか?
初動効率
03.2万枚/日 04.1万枚/百部 0.64万枚/人 (5日 388部 25人):01
02.5万枚/日 03.6万枚/百部 0.62万枚/人 (6日 418部 24人):02
iTunes Store トップソング順位帯分布
00-02-01-04-00 / 06-01-02 (07/016日; 14位):01_青春時計
00-00-00-00-00 / 03-02-02 (00/007日; 53位):02_世界はどこまで青空なのか?
NGT48は枚数云々ではなく、2枚目「世界はどこまで青空なのか?」において、オリコン1位を逃したことが、かなり厳しい。
発売週に、韓流の男性アイドル「防弾少年」が1位となり、彼らがメディアの注目を集める一方、NGTの2枚目に触れた記事は少なかった。
音楽番組や歌謡祭への出演が限られる中、「オリコン1位」の宣伝力は、未だに効果があると思いますが、それを利用できるまで、初動を伸ばせなかった。
2期を入れるのは、人数を増やて握手会セールスを伸ばし、オリコン1位に返り咲くのが一つの理由かもしれない。
しかし、iTunesトップソングの順位推移やMV再生数においても、「世界はどこまで青空なのか?」は「青春時計」に届いていません。
デビューしたての新人アイドルで、知名度の低い状態でリリースする1曲目はともかく、前作のプロモーションという土台のある2曲目において、フィジカルと楽曲の両面で「人気」を落とすと、先行きが不透明になってしまう。
グループの立ち上げに際して、十分な計算がなされたのか?と問いかけたくなりますが、NGT48の2期は、新潟市長が絡み、当然、税金は投入されるのでしょう。
地元の方がどう考えているかは分かりませんが、貴重な血税ですから、もっと有効な使途があるんじゃないか、とは思います。
これでAKB48Gの現状は、紹介できたと思います。
ただ、「=LOVE」と「ラストアイドル」という、新しいグループが誕生し、いずれも秋元康氏が関わったアイドルなので、一応、データを載せておきます。
(表8) =LOVEとラストアイドルのシングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
1.9万枚 (2.7) 8位 04/08回 @ 19週目 '17/09/06:01_=LOVE
4.0万枚 (5.0) 3位 06/07回 @ 07週目 '17/12/06:02_僕らの制服クリスマス
4.3万枚 (5.4) 4位 05/05回 @ 05週目 '17/12/20:01_バンドワゴン
iTunes Store トップソング順位帯分布
00-00-00-01-01 / 01-01-01 (02/05日; 39位):01_=LOVE
00-00-00-00-00 / 03-02-00 (00/05日; 51位):02_僕らの制服クリスマス
00-01-00-01-00 / 03-04-02 (02/11日; 19位):01_バンドワゴン
=LOVEは、シングルCDの売り上げ枚数が、デビュー1枚目が初動1.9万枚に対して、2枚目は4.0万枚。
累計枚数も伸びていて、一見、順調に見えます。
しかし、配信人気では、「=LOVE」が最高39位に対して、2枚目「僕らの制服クリスマス」はTOP50に入っていない。
少なくとも、2作目で飛躍したとは言えない。
ラストアイドルの「バンドワゴン」は、CDセールス、楽曲セールス、ともに良い数字だと思います。
ただ、NGT48と=LOVEが教えるように、二つ目で勢いを加速できなければ、新人効果で終わって、グループへの期待感は萎んでいく。
例のオーディション番組を続けて「第2章」を始めるようですが、視聴者はもっと刺激的な展開を求める筈で、音楽アイドルとして軌道に乗せていくのは、なかなか難しいでしょう。
最後に、坂道のデータを出しておきます。
(表9) 乃木坂46シングル、直近5シングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
72.8万枚 (086.3) 12/59回 @ 78週目 2016/07/27:15_裸足でSummer
82.8万枚 (097.3) 14/47回 @ 63週目 2016/11/09:16_サヨナラの意味
87.5万枚 (103.3) 17/44回 @ 44週目 2017/03/22:17_インフルエンサー
88.0万枚 (105.9) 17/24回 @ 24週目 2017/08/09:18_逃げ水
85.1万枚 (104.5) 15/15回 @ 15週目 2017/10/11:19_いつかできるから今日できる
初動効率
12.1万枚/日 09.6万枚/百部 2.08万枚/人 (6日 760部 35人):15
13.8万枚/日 10.5万枚/百部 2.36万枚/人 (6日 790部 35人):16
14.6万枚/日 09.9万枚/百部 2.08万枚/人 (6日 880部 42人):17
14.7万枚/日 09.5万枚/百部 2.10万枚/人 (6日 930部 42人):18
14.2万枚/日 09.2万枚/百部 2.18万枚/人 (6日 920部 39人):19
iTunes Store トップソング順位帯分布
05-09-05-04-03 / 13-18-21 (26/078日; 8位):15_裸足でSummer
07-09-14-18-22 / 53-39-10 (70/172日; 3位):16_サヨナラの意味
13-12-19-18-13 / 63-66-64 (75/268日; 4位):17_インフルエンサー
08-02-06-05-02 / 24-31-22 (23/100日; 4位):18_逃げ水
14-11-02-06-02 / 28-33-20 (35/116日; 3位):19_いつかできるから今日できる
以上は乃木坂ですが、欅坂も。
(表10) 欅坂46シングルの全シングルのセールス分析
# それぞれの表記法は(表1)、(表2)、(表3)と同じ
# 配信開始から2018/01/24(水)までのデータ
オリコン売り上げ
26.2万枚 (43.6) 33/94回 @ 94週目 2016/04/06:01_サイレントマジョリティー
32.3万枚 (44.3) 29/76回 @ 76週目 2016/08/10:02_世界には愛しかない
44.2万枚 (61.1) 21/59回 @ 60週目 2016/11/30:03_二人セゾン
63.3万枚 (77.4) 17/42回 @ 42週目 2017/04/05:04_不協和音
64.3万枚 (80.4) 13/13回 @ 13週目 2017/10/25:05_風に吹かれても
初動効率
05.2万枚/日 07.8万枚/百部 1.25万枚/人 (5日 336部 21人):01
06.5万枚/日 07.7万枚/百部 1.01万枚/人 (5日 422部 32人):02
07.4万枚/日 07.3万枚/百部 1.38万枚/人 (6日 603部 32人):03
10.5万枚/日 09.3万枚/百部 1.98万枚/人 (6日 677部 32人):04
10.7万枚/日 09.8万枚/百部 2.01万枚/人 (6日 659部 32人):05
iTunes Store トップソング順位帯分布
47-40-48-59-89 / 291-84-01 (283/659日; 1位):01_サイレントマジョリティー
06-02-04-01-01 / 29-67-33 (14/143日; 3位):02_世界には愛しかない
12-16-22-19-09 / 69-57-44 (78/248日; 2位):03_二人セゾン
20-11-08-09-14 / 67-52-49 (62/230日; 1位):04_不協和音
17-27-26-15-06 / 01-00-00 (91/092日; 1位):05_風に吹かれても
欅坂は、初動効率を見ても、成長速度が大き過ぎる。
圧倒的な楽曲人気を背景に、J-POPにおける存在感を急速に伸ばしていった。
ここに来て、平手友梨奈への過剰な一極集中は深刻な問題を生んでいますが、発炎筒事件翌日も握手会を続けようとしたり、てちの体調を心配する声が溢れる中、それは「アーティストの苦悩」と述べたり、紅白ステージであれだけのことが起こりながら、元日早々に欅坂武道館ライブを発表するなど、運営の迷走・暴走が続き、今のところ、解決策は見えないままです。
私は、欅坂武道館の中止決定はやむを得ないことで、むしろ、平手友梨奈を始めとするメンバーの体調を十分見極めないまま、それを発表してしまったことが問題だと思います。
紅白すら乗り切れない欅坂運営が、大箱の単独ライブをトラブルなしで乗り切れるとは、到底思えない。
内村光良とのコラボで、エンターテイメントとは程遠い、悲惨な出来事が起こり、世間の批判を浴び、NHK会長は「安全面」を記者に語っている。
もう一度、ライブで1人でもメンバーが倒れたら、さらに風当たりは強くなり、以降のコンサート開催はより困難になっていく。
そもそも12月初めの段階で、平手友梨奈があれほど調子を崩していたのだから、年明けしばらくはゆっくりさせるのが当然で、1月末に大型ライブを入れること自体がどうかしています。
紅白直後、医者に診せなかったため、平手友梨奈の怪我は「労災」にすらならず、「どこで怪我したのかは不明」という、茶番がまかり通っています。
欅坂ファンであれば、少なくとも、てちがどこで怪我をしたのか、運営に詰め寄るのが当然と思っていたけど、現実には、何一つ説明をしない運営の「判断」を無条件で擁護する声もあって、正直、ショックを受けました。
武道館3daysの発表時期を含め、欅坂運営は多くの過ちを犯しているのに、大晦日で起こったことに対する説明と謝罪すら、メンバーブログに頼っているのは、あり得ない態度です。
メンバーがこれほど努力して、良いステージを披露してきたのに、今、平手友梨奈は大怪我で動けず、それでも武道館ライブをやりたいと言った菅井友香の当たり前の願いは、運営に却下されて、叶わなかった。
大人に振り回され、自身の感情と意欲を翻弄されているメンバーの姿を見て、欅坂運営には、今回、本当に心底失望しました。
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// 最近のツイート抜粋
アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント
「オーマイジャンプ 」第2話は、今回主役の生駒里奈のガチ「ナルト」好きが効いて、想像以上に入れるドラマだった。伊藤淳史、斉木しげる、佐藤仁美、寺脇康文が側にいるのは本当に心強い。また、出演者の力量を計算した配役と脚本は、さすがプロの制作。生駒ちゃんは、色々なノウハウを学べると思う
18:27 - 2018年1月20日
「オーマイジャンプ 」での生駒里奈の演技で感心したのは、以前、聞き取りづらい印象のあった滑舌が飛躍的に良くなったこと。小さい声での台詞も喋れている。やはり舞台経験を重ねたことが大きい。役の本質を掴むセンスは桁外れなので、発声周りのスキルが向上すれば、出演機会が大幅に増えると思う
19:23 - 2018年1月20日
20th選抜発表は、1月28日(日)深夜の次回『乃木坂工事中』ではないらしく、4年連続の1月発表を崩すようです。CD発売は例年通り3月21日(水)、個握応募開始は2月半ばの可能性が高いけど、選抜発表はリリース3週間前という極端な例もあり、運営の考え方次第。現段階では多分2月中、くらいしか言えない笑
14:38 - 2018年1月22日
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