ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

AKB48「願いごとの持ち腐れ」MV再生数は「箱推し」減少と大アイドル時代終焉を意味するか? [16May17]

2017-05-16 01:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント)

05月18日(木) [TV_地デ] 22:54〜23:00 フジテレビ系『My first baito』

05月19日(金) [TV_地デ] 25:34〜26:37 ABC朝日放送『芸能人だって旅したい!芸能界旅サークル8 〜やった!初夏だ!美食だ!絶景だ!ぜいたく京都&アクティブ富士の旅〜』に、秋元真夏が出演

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重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



AKB48の「ハイテンション」MVが、公開202日目(D)、経過時間201.5日(d)で、1千万再生を達成しました。

昨年の秋、「サヨナラの意味」MVの4日後に公開され、ともにフルバージョンである上に、それぞれ、橋本奈々未と島崎遥香の「卒業」シングルであるため、どちらがより速く再生数を伸ばすか、注目が集まった時期がありました。

そして、期待通り、なかなかのデッドヒートが展開することになる(笑)。

後発の「ハイテンション」は、12月初め、「サヨナラの意味」を、累計再生数で一度抜きますが、新年に入って、島崎遥香が「卒業」したことで、伸びの勢いが弱まり、2月初め、橋本奈々未の「卒業」ライブが迫りつつある中、乃木坂が再逆転を果たします。

その後は、「サヨナラの意味」MVが、1万回/日以上のスピード差を維持しながら、再生数を積み上げ、約1ヶ月早い、公開158D、経過時間157.2dで、1千万回に到達しました。


次の表は、「ハイテンション」MVの1千万再生を、乃木坂と欅坂のMVと比べたものです。

(表1) MV1千万再生に要した日数に関する、AKB48「ハイテンション」と乃木坂欅坂表題曲の比較

凡例
1.0千万回 @ MV公開日を1Dとする達成日の日付 日単位(d)で表した、公開から達成までの経過時間 (+0回から1千万回までの経過時間*その間における再生回数の平均増加速度) 曲名

# すべてフルバージョンMV
#「公開から達成までの経過時間」と「+0回から1千万回までの経過時間」は同じ
#「+0回から1千万回までの経過時間」と「その間における再生回数の平均増加速度」を掛けると1千万回になる
# 乃木坂と欅坂は、それぞれ、より速く1千万回に届いたMVを、上から順に並べている

1.0千万回 @ 202D 201.5d (+201.5d*05.0万回/日) ハイテンション
# (公開) 2016/10/25(火)05:00 〜 (1千万回到達) 2017/05/14(日)16:23

1.0千万回 @ 062D 060.9d (+060.9d*16.4万回/日) インフルエンサー
1.0千万回 @ 158D 157.2d (+157.2d*06.4万回/日) サヨナラの意味
1.0千万回 @ 250D 248.6d (+248.6d*04.0万回/日) 裸足でSummer

1.0千万回 @ 034D 032.6d (+032.6d*30.7万回/日) 不協和音
1.0千万回 @ 048D 047.1d (+047.1d*21.2万回/日) サイレントマジョリティー
1.0千万回 @ 065D 064.1d (+064.1d*15.6万回/日) 二人セゾン
1.0千万回 @ 195D 193.8d (+193.8d*05.2万回/日) 世界には愛しかない


乃木坂と比べると、「ハイテンション」MVは、「裸足でSummer」より速いペース、「インフルエンサー」「サヨナラの意味」より遅いペースで、1千万再生を達成したことになる。

一方、欅坂の場合は、もっとも遅い「世界には愛しかない」MVが193.8dと、「ハイテンション」より短い期間で、1千万回に届いています。

しかし、AKB48のMVで、近年、1千万回を越えた作品は、おそらく「365日の紙飛行機」のみで、久しぶりの快挙じゃないでしょうか。


「ハイテンション」MV再生数の大台到達は、島崎遥香の高い人気を示す出来事だと思いますが、それは彼女の「卒業」シングルであって、ぱるるは、もうAKB48にいないという点が切ない。

そして、島崎遥香だけでなく、小嶋陽菜も「卒業」した後、48枚目シングルとしてリリースされる最新曲「願いごとの持ち腐れ」は、5月2日(火)から、フルとショート、両方のMVが公開されています。

しかし、公開後1週間を眺めると、再生数の伸びは、過去に例を見ないほど、厳しい数字になっています。

(表2) AKB48Gシングル表題曲のフルバージョンMV再生回数の公開3週(w)までの推移

凡例
[シングル番号] 公開3週後(3w終了時点)での累計再生回数 (1wでの積み上げ再生回数 / 2w / 3w) CD発売日から見たMV公開日時 曲名 [MV形態]

#「シングル番号」において、「A45」はAKB48の45枚目シングル表題曲、「G01」はNGT48の1枚目シングル表題曲
#「1w」は、公開日時から1週間後までの1週間。例えば、05/02(火)10:00公開なら05/09(火)10:00までの期間。以降同様に「2w」「3w」を定義
#「積み上げ再生回数」は「万回」単位
# 「CD発売日から見たMV公開日時」は、CD発売日の午前0時を原点として数えたMV公開日時

[A45] 222.7万回 (136.4 / 053.8 / 032.6) 28.1日前 LOVE TRIP [full ver.]
[A46] 309.2万回 (195.3 / 065.8 / 048.1) 21.8日前 ハイテンション [full ver.]
[A48] 000.0万回 (041.8 / 000.0 / 000.0) 28.6日前 願いごとの持ち腐れ [full ver.]

[G01] 070.9万回 (043.5 / 015.1 / 012.2) 25.6日前 青春時計 [full ver.]


「願いごとの持ち腐れ」フルバージョンMVは、CD発売の28.6日前に公開され、再生数の1週目(w)積み上げは41.8万回。

CD発売との関係性において、ほぼ同時期に公開された「LOVE TRIP」MVの1w積み上げが136.4万回なので、3分の1以下です。

また、1週間遅く公開された「ハイテンション」MVは、1w積み上げが195.3万回と、「願いごとの持ち腐れ」の4.5倍以上の勢いで伸びている。

NGT48「青春時計」は、デビュー曲ということから、最近のAKB48姉妹グループとしては珍しく、フルバージョンMVを公開していますが、1wの積み上げが43.5万回で、「願いごとの持ち腐れ」とほぼ同じ水準です。


「願いごとの持ち腐れ」MVは、廃校になる小学校を舞台にした、ドキュメンタリー仕立ての作品で、YouTubeにおいて、再生数を稼ぐ観点からすると、なかなか歌が始まらないという、ウィークポイントがある。

そこに配慮したのか、同時公開されたショートバージョンMVでは、スタートとほぼ同時に曲が流れる構成になっています。

ただ、ショートの再生数も、今のところ、芳しくない。

(表3) AKB48Gシングル表題曲のショートバージョンMV再生回数の公開3週(w)までの推移

凡例
[シングル番号] 公開3週後(3w終了時点)での累計再生回数 (1wでの積み上げ再生回数 / 2w / 3w) CD発売日から見たMV公開日時 曲名 [MV形態]

#「シングル番号」において、「A」はAKB48、「H」はHKT48、「N」はNMB48で、続く番号のシングル表題曲を示している
#「S02」のみ、SKE48の2ndアルバム「革命の丘」リード曲

[A44] 054.3万回 (038.1 / 009.1 / 007.1) 32.6日前 翼はいらない [short ver.]
[A47] 057.9万回 (033.9 / 015.0 / 009.1) 22.6日前 シュートサイン [short ver.]
[A48] 000.0万回 (016.4 / 000.0 / 000.0) 28.6日前 願いごとの持ち腐れ [short ver.]

[H09] 028.1万回 (016.8 / 006.7 / 004.5) 12.6日前 バグっていいじゃん [short ver.]
[S02] 014.7万回 (010.3 / 002.2 / 002.2) 20.7日前 夏よ、急げ! [special edit ver.]
[N16] 040.6万回 (027.4 / 008.3 / 004.9) 23.3日前 僕以外の誰か [short ver.]


「願いごとの持ち腐れ」と同じく、昨年の『総選挙』投票券付きシングルである「翼はいらない」は、ショートの表題曲MVを、CD発売の32.6日前に公開して、1wで38.1万回を積み上げている。

ショートバージョンとはいえ、オリコン初動が140万枚を越えるシングルとしては、「なぜ?」と言いたくなるほど低い数字ですが、「願いごとの持ち腐れ」ショートの1w積み上げは、その半分を割り込む16.4万回です。

また、前作「シュートサイン」の33.9万回と比べても、半分程度しかない。


48枚目表題曲である「願いごとの持ち腐れ」に関しては、まだ新曲キャンペーンが本格的に始まっていないので、今後、MV再生数の伸びが加速する可能性はあります。

しかし、公開直後は、通常、もっとも注目を集める時期であって、1週目を遥かに越える数字を、2週目、3週目で叩き出すケースは、極めて稀という見方もある。

知名度が圧倒的に優っているAKB48の表題曲MVが、姉妹グループの作品と、ほぼ同じ水準の再生数増加速度で推移しているのは、かなりシビアな状況だと思います。


島崎遥香と小嶋陽菜の「卒業」を契機に、AKB48のファンが、まとまってグループを離れた懸念がある。

さらに、『総選挙』投票券付きシングルは、Billboard JAPAN Hot100「ルックアップ」が1位を逃す確率が高く、ライトファンを、遠ざけてしまう作用があるのかもしれない。

人気メンバー2人の「卒業」直後と『総選挙』直前という条件の重なったことが、「願いごとの持ち腐れ」MVの苦戦を招いている可能性は否定できません。


48枚目表題曲のMV再生数が伸び悩み、「箱推し」のライトファンが減少している節がある一方、先日公開された、カップリング曲MVの再生数からは、少数のトップメンバーに対する人気が、依然、健在であることが伝わってきます。

(表4) AKB48「願いごとの持ち腐れ」カップリング曲MV再生回数の公開3日(d)までの推移

凡例
公開後3日間に渡る再生回数平均増加速度 (3日目終了時点における累計再生回数) CD発売日から見たMV公開日時 曲名 [MV形態]

# 計測対象の3日間は、MVが公開された05/11(木)10:00から05/14(日)10:00まで

9.9万回/日 (29.6) イマパラ [short ver.]
6.0万回/日 (17.9) あの頃の五百円玉 [short ver.]
5.4万回/日 (16.1) 点滅フェロモン [short ver.]
4.9万回/日 (14.7) 前触れ [short ver.]


「イマパラ」は指原莉乃、「あの頃の五百円玉」は山本彩、「点滅フェロモン」は松井珠理奈、「前触れ」は渡辺麻友が、それぞれ中心となって担当する曲で、MVにおいても、4人がとくにフィーチャーされている。

「願いごとの持ち腐れ」ショートの再生数は、最初の1週間で16.4万回でしたが、上表の通り、トップメンバーを主軸に据えたカップリング曲のMV4作品は、3日間で、そのレベルに達するか、越えており、公開1週目(w)の積み上げが、表題曲を抜くのは、ほぼ確実です。

表題曲も、カップリング曲も、MVが公開されて日が浅く、人気の動向を見極めるには、今しばらく、推移を見守る必要があります。

ただ、ここ数シングルを見ていると、AKB48は、少数のトップメンバーに対するコアファン人気が、グループ全体に対するライトファン人気を飛び越し始めているんじゃないか、そんな風に考えたくなります。


AKB48の最新表題曲MVが、再生数の伸び悩みに直面しているのは、乃木坂にとって、他人事ではない。

グループの発信するJ-POPソングが、多くの人々を惹き付けたからこそ、モーニング娘。やAKB48は、人気アイドルとして、一定の社会的存在感を持つことになった。

しかし、グループアイドルが、音楽ユニットとして、魅力的な楽曲を提供出来なくなれば、大人数でチームを組む意義が失われ、一つの時代が終焉を迎える可能性がある。

AKB48の最盛期が過ぎつつある中、乃木坂がヒットを飛ばせるかどうか、あるいは欅坂がさらにヒットを続けられるかどうかは、グループアイドルの時代が、今後も続くかどうかを左右する重要な分岐点だと思います。


とくに、知名度と注目度が高まりつつある乃木坂は、ヒットを出しやすい時期に入っていて、トップメンバーの「卒業」を考えても、ここ1年くらいが勝負どころじゃないでしょうか。

しかも、NHK紅白歌合戦に2年連続で出場し、テレビ、ラジオ、雑誌、ネットなど、さまざまなメディアによる露出量が急激に増えている今、いよいよ音楽的なヒットの好条件が揃ってきた感がある。

ということで、次は、17枚目表題曲「インフルエンサー」に関して、楽曲指標の最新動向を見ていきます。

(表5) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂直近4シングル表題曲の配信後経過週で揃えた順位帯推移

凡例
配信後経過週(W)
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 対象週の期間

インフルエンサー
サヨナラの意味
裸足でSummer
ハルジオンが咲く頃

# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「W」は、配信開始日を含む「月曜〜日曜」まとまりの1週を「01W」と置き、翌週を「02W」、翌々週「03W」と順に名付けたもの
#「対象週の期間」は「インフルエンサー」が2017年、それ以外は2016年を省略
#「インフルエンサー」のデータは「09W」が最新

07W
0-0-0-0-0 / 5-2-0 [0] : 04/24(月)30(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 12/12(月)18(日)
0-0-0-0-0 / 3-4-0 [0] : 08/29(月)04(日)
0-0-0-0-0 / 0-6-1 [0] : 05/02(月)08(日)
08W
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 05/01(月)07(日)← GirlsAward 2017 S/S
0-0-0-3-0 / 4-0-0 [0] : 12/19(月)25(日)← Mステ SUPER LIVE
0-0-0-0-0 / 1-5-1 [0] : 09/05(月)11(日)
0-0-0-0-0 / 0-1-3 [3] : 05/09(月)15(日)
09W
0-0-0-0-0 / 4-3-0 [0] : 05/08(月)14(日)
0-0-2-2-3 / 0-0-0 [0] : 12/26(月)01(日)← NHK紅白歌合戦
0-0-0-0-0 / 0-1-4 [2] : 09/12(月)18(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 05/16(月)22(日)
10W
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 05/15(月)21(日)
0-2-2-3-0 / 0-0-0 [0] : 01/02(月)08(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [5] : 09/19(月)25(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 05/23(月)29(日)


「インフルエンサー」は、配信7週目(W)に、101〜150位の順位帯まで下がったものの、8Wにおいて、『GirlsAward 2017 Spring/Summer』でのメンバー出演とパフォーマンス披露によって盛り返し、9Wに至っても、150位以内に留まっています。

ただ、前作「サヨナラの意味」は、8Wにテレビ朝日『MUSIC STATION SUPER LIVE 2017』、9WはNHK紅白歌合戦と、2週続けて、超大型の音楽祭で披露され、順位を一気に上昇させました。

この勢いは、10W以降も維持され、「サヨナラの意味」は、歴代でもっとも長い、172日という、200位以内ランクイン日数を叩き出すことになる。


「インフルエンサー」は、「裸足でSummer」と「ハルジオンが咲く頃」と比べると、明らかに好調な順位推移を見せています。

しかし、2年連続の紅白出場を起爆剤にして、「サイレントマジョリティー」の背中が見えるくらいまで(笑)、上位へ食い込み、しばらくキープするとこまでは至っていない。

今の情勢では、「インフルエンサー」の200位以内ランクイン日数が、「サヨナラの意味」の172日を越えるのは、難しいと思います。

(表6) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂欅坂の直近4シングル表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)

乃木坂
09-06-11-08-02 / 20-05-00 [000] (061/061日; 4位) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [022] (172/194日; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-16-12 [232] (067/299日; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [367] (051/418日; 5位) ハルジオンが咲く頃

欅坂
14-04-02-03-11 / 06-00-00 [000] (040/040日; 1位) 不協和音
12-16-22-19-09 / 62-19-05 [002] (164/166日; 2位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 29-67-33 [135] (143/278日; 3位) 世界には愛しかない
47-40-42-50-69 / 140-16-00 [00] (404/404日; 1位) サイレントマジョリティー


春シングルは、大型音楽祭があまりない時期に、新曲キャンペーンが行われるので、上位への食い込みやランクイン日数を伸ばしずらい面があるかもしれません。

しかし、「サイレントマジョリティー」は、同じ春ジングルで、しかも、リリース前年、欅坂に紅白出場という起爆剤があったわけではなく、音楽的にはゼロの状況からスタートしている。

2016年4月6日(水)の欅坂と2017年3月22日(水)の乃木坂を比べると、ヒットを生み出す条件として、乃木坂は欅坂より多くのアドバンテージを持っていたと思います。

それを考えると、「インフルエンサー」の iTunes Store トップソング成績が、「サイレントマジョリティー」を視界に捉えられないのは残念だし、前作「サヨナラの意味」を、かなり下回っていることには、物足りなさを感じます。


2017年最初のシングルである「インフルエンサー」には、表題曲のトップソングにおける成績に加え、「Special Edition」のトップアルバム200位以内へのランクイン日数を、どこまで伸ばせるかが、もう一つのポイントでした。

しかし、「インフルエンサー」は、トップアルバムにおいて、最近、2週間以上、200位圏外に去っていて、以下のように、40日ランクインで止まっています。

(表7) iTunes Store トップアルバムにおける、乃木坂欅坂の直近4シングルの配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) タイトル

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# ランキング対象の配信源はすべて、歌入りシングル収録曲を網羅した「Special Edition」

10-03-01-03-03 / 07-09-04 [021] (040/061日; 1位) インフルエンサー
11-02-01-02-03 / 13-07-16 [139] (055/194日; 2位) サヨナラの意味
13-01-00-04-00 / 10-11-05 [255] (044/299日; 2位) 裸足でSummer
07-02-02-02-03 / 07-04-02 [389] (029/418日; 1位) ハルジオンが咲く頃

09-03-01-02-04 / 14-05-02 [000] (040/040日; 1位) 不協和音
04-03-05-03-09 / 53-39-28 [022] (144/166日; 1位) 二人セゾン
06-04-03-00-04 / 28-45-43 [145] (133/278日; 2位) 世界には愛しかない
09-05-06-02-13 / 65-71-77 [156] (248/404日; 1位) サイレントマジョリティー


アイドルの楽曲で、圏外に一度去ったものが、その後、長期の再ランクインを果たすケースは稀なので、「インフルエンサー」の「Special Edition」は、トップアルバム200位以内へのランクイン日数に関して、「サヨナラの意味」」よりは少なく、「裸足でSummer」と同じくらいの数字に落ち着きそうです。

欅坂が3シングル連続で達成している、100日以上のランクインを、17枚目に期待していたんですが、このままだと、実現はかなり厳しい。

トップアルバムは、複数曲をまとめた配信パッケージの一括ダウンロード数で順位を付けているので、上位に長く滞在するアーティストは、表題曲やリード曲だけでなく、収録曲全体、さらには音楽の方向性そのものが支持されている可能性がある。


18枚目以降、乃木坂シングルの「Special Edition」が、トップアルバムのランクイン日数を伸ばすには、グループの目指す音楽を、提示できるかどうかが鍵になると思います。

ある程度、コンセプトや方向性を定めなければ、期待感の膨らむ余地すらなくなってしまう。

欅坂の音楽的成功は、センター、衣装、振り付け師を固定して、発信するイメージを分かりやすく示したことが大きく、トップアルバムのランクイン日数が長いのは、多くの人が、個々の楽曲だけでなく、表現されている世界観にも興味を抱いているからじゃないでしょうか。


最後に、「サイレントマジョリティー」MVの再生数が、程なく6千万回に届きそうなので、これまでの推移と予想を載せておきます。

(表8)「サイレントマジョリティー」MV再生回数の1千万刻みの大台到達推移と予想される6千万到達日時

凡例
到達した累計再生回数 @ MV公開日を1Dとする達成日の日付 日単位(d)で表した、公開から達成までの経過時間 (+1千万回少ない累計再生回数から対象とする再生回数までの経過時間*その間における再生回数の平均増加速度) 曲名

# MVはフルバージョン
# この表では、「公開から達成までの経過時間」と「+1千万回少ない…までの経過時間」が異なる
#「+1千万回少ない…までの経過時間」と「その間における再生回数の平均増加速度」を掛けると1千万回になる

0.0千万回 @ 001D 000.0d (公開起点) 2016/03/16(水)12:00
1.0千万回 @ 048D 047.1d (+047.1d*21.2万回/日) 2016/05/02(月)14:26
2.0千万回 @ 122D 120.6d (+073.5d*13.6万回/日) 2016/07/15(金)03:32
3.0千万回 @ 227D 226.4d (+105.8d*09.5万回/日) 2016/10/28(金)21:59
4.0千万回 @ 303D 301.6d (+075.2d*13.3万回/日) 2017/01/12(木)03:33
5.0千万回 @ 356D 354.7d (+053.1d*18.8万回/日) 2017/03/06(月)05:48
(予想) 今後、平均12.0万回/日で進んだ場合
6.0千万回 @ 430D 428.6d (+073.8d*13.5万回/日) 2017/05/19(金)01:32


上表(予想)で仮定した平均12.0万回/日は、割と控えめな数字なので、遅くとも、今週末には、6千万再生を達成すると思います。


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