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葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

“ 八月や六日九日十五日” の句を頭に天才待望論。

2023-03-12 18:56:21 | 算数+数学

従妹のR子ちゃん(以降、Rちゃん)から

「藤井聡太王将戦7番勝負初防衛(4勝2敗で)すごいです」

と、ニュースが入って来ました。

やはりそうなったか、という感じです。3対3で最終対局か……、という期待もありましたが天才+若さの持つ勢いでしょう。

さて、タイトルの俳句を感慨を持って読む若者がいたら、ある種の天才でしょう。その天才性は日本の歴史を創りつつ、世界史を新しい段階に押しだすものだと期待されます、必ず現れると思えるのです。

各大学の合格発表が、悲喜交々を生み出し、多くの天才候補も己の才能の再評価やら、新展開に心躍る思いを深めていることでしょう、パンデミックとウクライナでの戦争は、彼等彼女らに日本史世界史の21世紀をどう切り拓いていくべきかの意識性を求めています。専門学科に関わりなくすべての学ぶ者に、歴史を拓く者としての意識を当事者感覚にまで高めることが期待されます。

こんな風に「つぶやき」たくなったのは、天才藤井聡太勝利のニュースばかりでなくこの本の、

このページによります、

以前、ある御婦人の話のなかで「うちの娘は歴史が好きで、暇ができると城巡りをしています」と……。確かに歴女とかを紹介する雑誌特集があったりします、それはそれとして一種の歴史感覚です。しかし、求められる歴史感覚とは過去を踏まえた将来への方向感覚です。

小さな子どもが、空間的な方向感覚を持っていて道筋を示されて驚かされることがあります、その時間版が歴史感覚だと言い得るでしょう。自分が生まれ現時点まで生きた経緯・歴史に立って、自分の将来と社会・世界的な方向性が一体的に見える、感覚を強調した別の言い方で「嗅ぎ分ける」とも言えるのです。

その才能は全人的才能で、ある分野に秀でているという水準ではなく全方向性を持った才能ではないでしょうか。


今日は御報告だけ……。

2023-03-11 21:40:15 | 日本共産党のこと。

統一地方選挙、日本共産党はいっせい地方選挙と言います。

【参考】

共産党が「いっせい地方選挙」と呼ぶ理由

共産党が「いっせい地方選挙」と呼ぶ理由

【政治・選挙プラットフォーム政治山】今年の4月には「統一地方選挙」が行われますが、日本共産党ではこれを「いっせい地方選挙」と呼んでいます。なぜ同じ選挙を指すのに、...

政治山

 

葉山町の町議会選挙に向けて演説会があり、行って来ました。

会場に倅も来ていました。

終わった後の後片付けを手伝って、帰った来ました。

今夜は自分の片付け事があるので、ここまでで「お休みなさい」。


あれは一年前……。

2023-03-09 21:51:15 | 非詩的なつぶやき
藤井五冠、名人戦へ一歩……。
  将棋の藤井聡太五冠。名人戦の挑戦権を争うA級への昇級を見事果たしました。 先月、史上最年少で五冠を達成した藤井聡太五冠(19)は、9日、順位戦B級1組の最終戦......
 

これは去年の3月10日の「つぶやき」ですとgooから送られてきたのです。

 

先程こちらを見ていたばかりでしたので、この一年! という思いが強くしました。

【解説】藤井聡太五冠「名人」に挑戦へ 勝てば「最年少記録」更新…前人未踏“八冠独占”への期待高まる

【解説】藤井聡太五冠「名人」に挑戦へ 勝てば「最年少記録」更新…前人未踏“八冠独占”への期待高まる

9日午前0時ごろ、藤井五冠が「名人」への挑戦権を獲得しました。これまでさまざまな最年少記録を塗り替えてきた藤井五冠ですが、「名人」を獲得すれば、またもや記録を塗り...

読売テレビニュース

 

将棋の数あるタイトルのなかで「名人」は格が違うと思います。

「タイトル戦の序列は契約金の額による」ようで竜王戦が1位、名人戦が2位とのことですが……、

 

棋戦 (将棋) - Wikipedia

 

何よりお金が大事という人間界では、金将を王将の上に置きたいのでしょう。その点カエル界では価値観が違うので、あくまでも名人が一位です。

そう言えば、去年の3月10日から「つぶやき」を長期に渡って休みました、藤井少年の天才ぶりに目を眩ませられたのです。

彼の天才ぶりは将棋に限らないのです、勝負に明け暮れる将棋界に入っているのでそこが目立つだけで、将棋の才は天才能の一部でしょう。


今夜はこれだけ……

2023-03-09 21:07:15 | 本のひと言

この本は一昨日から読みだしていたのですが、今夜中に読み終えたいので……、「つぶやき」は明日にします。

それにもう一つ、従妹のR子ちゃん(旧名 R先生)から手紙が届きまして、内容は「原子核の結合エネルギーについての初歩的な事柄」についてとかです。

日本の原発の再稼働とかウクライナのチョルノービリ原発とか、何より目前の戦争が核戦争の危機を有していること。このすべてのことの基本に「原子核の結合エネルギーについての初歩的な事柄」があるのです。そして私の「学校時代(小学校〜高校)」に、このことを学んだ記憶がありません。自習しなければなりません、それも必修科目です。

それでは、今夜はここまで、お休みなさい。


戦争と平和と『戦争と平和』

2023-03-08 22:42:00 | 本のひと言

「夜の終わりの午前3時」と言いますから昨夜というより今朝の始め、3時半頃までこの文庫を広げていました、

トルストイの『戦争と平和』です、この文庫本は旧版で全8冊です。

3日の「つぶやき」のYouTubeに、ウクライナの人々が、今後トルストイを読まないと言っている、と。

それを聴きながら、この作品を持っていることを思い出しましたが、直ぐ手に取れる場所にはなく本棚のどこだったか? と思いつついて昨日「掘り出した」のでした。かなり以前古本屋の棚にセットで幾ら、と出ていて「何時か読む本」として買っておいてその「何時か」が「今だ」として出て来たのです。

私たちの世代が旧漢字に接した最後の世代でしょう。こんなページからはじまっています。

旧字のまま文字写しをしておきます、

解 題

 『戰争と平和』が量に於ても質に於ても、はたまた取材の範園に於ても、世界文學中ホーマーの『イリアッド』と比肩するに足る一大叙事詩である事は、今さら異議をさし挟む餘地もない既定の事實である。この作は千八百五年から千八百二十年に亙る、ロシヤ歴史上重要な時期を再現したもので、ボロヂノの戰、ナポレオンのモスクワ占領、モスクワの炎上、フランス軍の退却など、ロシャ國民にとって忘れることのできない記憶すべき大事件が、極めて詳細に描寫されているのみならず、アレクサンドル一世、ナポレオンの二皇帝のほか、幾多の史上人物が物語の舞臺面に現われて、讀者の眼前に活躍するなど、スケールの雄大なことは真に匹儔を見出すことができないほどである。しかし、『戰争と平和』は單にいわゆる歷史小説であるのみならず、波瀾と變化に富んだ傳奇小説であり、甘美な戀愛小説であると同時に、人生最深最奥の問題に解答を與える思想小説でもあり、その構成の複雑多端なこと世界の文學中他に比類なく、大トルストイの藝術的創造の頂點を形作るものである。
 トルストイがこの創作に着手したのは、彼がモスクワの醫師ベルスの娘ソフィヤ・アンドレーヴナと結婚して、自家の領地ヤースナヤ・ポリャーナに新家庭を作り、この上もない幸福と、輝かしい希望と、明るい平静な心境を楽しんでいた千八百六十四年、即ち、文豪が三十六歳の時であった。静かな田園の風光、若く美しい賢明貞淑な妻、充ち足りた生活、長い放浪と模索の後に

 

21世紀の「戦争」の推移を見つつ、19世紀の「戦争」を読みすすめてみます。「戦争と平和」を考え抜き平和を生み出さなければなりません。


啓蟄や……

2023-03-07 20:11:50 | kaeruの五七五

啓蟄、昨日の3月6日のことと言うより、6日から次の二十四節気の春分(3月21日)前日までの15日間のことです。

 

啓蟄(けいちつ)とは虫が出やすくなる季節?二十四節気 暦のある生活

「啓蟄」とは二十四節気の中にある言葉の一つで、春の訪れを表すものです。同じ二十四節気の中の「立春」を一年の始まりとした旧暦にもとづいているもので、古くから日本で...

LOVEGREEN(ラブグリーン)

 

この頃です、カエルが冬眠から覚めるのは、

実際そうなのか、冬眠明けから目覚めた蛙を見たことがないのです。上の写真のように葉っぱにつかまりながら出てくるのでしょうか、一度は見たいものです。

           啓蟄やただ一疋の青蛙       原 石鼎

啓蟄の期間中に日中の日の出てる時間が一日の半分12時間をこえる日が、

 

3月17日です。

この表は葉山町(町役場)の日付 日出 日没 日長 を表示していますが、17日にわずか12秒ですが24時間の半分をこえます。

これから一日一日毎に昼間が長くなります。

    永き日や欠伸うつして別れ行く  夏目 漱石

この句について高浜虚子の一文、

全文は、

高浜虚子 漱石氏と私

をクリックして下さい。


今夜はこれです。

2023-03-06 15:24:45 | 「がん」を読む

今夜のテレビ時間は我が家はこれです、(「しんぶん赤旗」3/6)

 夫のがんをきっかけにお互い本音で向き合う、関係を再構築していく夫婦の物語——と書くと穏やかで和やかな印象になりますが、 実際のところ相当に切ないドラマです。 個人的にも父をがんで亡くしたのでひどく身につまされます。作・吉澤智子。 演出・一木正恵。

 中学の体育教師・松本拓哉(生田斗真)は箱根駅伝にも出場した地元の人気者。一方、音楽事務所でマネジャ—をしている妻・咲良(多部未華子)は30代半ば、子どもが欲しいと願っています。 

    ある日、拓哉は肺がんと診断されます。肝臓にも転移し、治療しなければ余命半年。治療しても完治は見込めないと医師(山中崇)は告げます...…。


 「俺の命より子どもづくりのリミットの方が気になっているんじゃないか」など、余裕の無いセリフが痛い。医師の「一番大切なものは何ですか」の問いかけが響きます。患者会の会話はドキュメンタリーと思われ、ひと味違う説得力。また、がんの痛みに苦しむ場面がほぼ無いのが救いで、全編に流れる音楽も癒やしの手助けに。タイトルの「幸運」の意味とは何か、心が揺さぶられる90分です。(和田肇)

これが終わっても、23時までは引き続き「幸運なひと」で、


葬儀を通じて……。

2023-03-05 22:07:14 | 非詩的なつぶやき

義兄の葬儀を終わって帰宅したら、かなり疲れていたようで横になって寝こんでしまい夜食寸前に目が覚めました。

義兄は7人兄弟姉妹の2番目で享年86歳、7人のなかで最初の葬儀だということで参列者は兄弟姉妹とその連れ合いがほとんどでした。というのも60歳代から後半の日常は入院しているか、病院通いか自宅治療だったようです。自然と近隣との付き合いも元の職場関係とも縁遠くなって、訃報を伝える先もごく限られていたのでしょう。

年があけた頃妻が「兄さんの調子がいいようですから、会いに行きましょう」と言われ、暖かくなったらと話あっていたのでしたが……。

今日は義兄からみたら姻族の甥に当たる我が家の長男も同行しました。義兄の3人の子供は結婚したのが次男だけで、長男長女が未婚のまま。お互い高齢期に向かうなかで生活に活気をもたらすのは、子供の頃の記憶を共有している仲である従兄弟同士の交流もそのひとつかと思います。それがまた心身の健康にも繋がるでしょう。

残された義姉は、子供3人ながら孫が一人、人口減の日本社会の断面にも見えてきます。50歳代の甥姪と言葉を交わしながら、彼等の親世代で超高齢期最中の爺婆世代の私たちが、高齢期超高齢期に向かう彼等の生活に彩りを添えさせられる役割を果たせないか、季節の春を迎えるなかで人生四季の最終期にどう彩り豊かにするか知恵を出すのも我が身の若さを保つ手立てでしょう、と葬儀場を背に鎌倉街道を歩きつつ考えてきました。