ルビーとのお散歩。
匂い嗅ぎの為に立ち止まるルビーを待って、そしてまた二人で歩き出す、を繰り返すお散歩。
2人で木々の間を空気に溶け込むように歩いているだけで満たされている自分がいます。
横についている時は無心で歩いているかの様に見えるルビー。
でも実際は好きな匂いを探してるかもしれないし、これは〇〇君の匂いで、これは〇〇ちゃんの匂い、あそこからストレス臭がするからよけて通ろう・・・とか、脳ミソフルに活動させいるに違いない。全部推測ですけど。^^;
でもなんというか満足げ。すくなくとも不幸ではなさそう。
というか幸せそう。
過去とか未来とか、そういうものに囚われてるのは人間だけなんだろうなあ。(と、とあるお仲間さんの強くて優しい思いの詰まった記事を読ませていただいて改めて思いました。)
犬達は(猫達も)今この瞬間を生きる事に集中していて、その時幸せであれば幸せ、なんだなあと。
それ言ったら条件付けの話はどうなるんだ?
と言われそうですが、そういう事ではなくて。^^;
辺縁系に残ったネガティブな記憶が瞬時に甦る、ということはもちろんあって、それでその度にパニックになってしまう個体もいるでしょうけれど、だからと言って犬は
「あの時お母さんは僕の気持ちをわかってくれなかった」
とか
「あの時こうしてくれたらよかったのに」
とか、私達飼い主を恨んだりしない。
過去にネガティブな経験をしてしまっても、それを人にせいにしない。
だから再び飼い主と一緒に良い記憶への塗り替えができる。
・・・今が幸せならそれでよい。今が幸せであることが、幸せ。
そういう純粋な生きものなんだなあと、お散歩している最中によく考えます。
純粋な生きものと生活していると、純粋さを対呈示されてこちらまでその貴重な感覚を体験できるような、そんな感じ。
でも、未来を考える事のできるニンゲンの良いところは、いずれ犬達に訪れる最期の時の為に、彼らをサポートできる”大丈夫な自分”を準備する事ができること。
その為の日々の学びだなあとつくづく感じる秋のお散歩です。
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