ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

古典的条件付けと”アハ体験”

2013-10-28 15:16:58 | 犬の勉強
 
古典的条件付けをベースにしたトレーニングって、行動ではなく感情に働きかけるトレーニングです。
だから飼い主側も、”行動”でなく”状態”で犬に教える事/伝えること(=対呈示)が大切になってくるのだと思うのですが。
 
この”状態”(感情・空気・雰囲気の様な人間の目には見えにくい非言語メッセージ)で教えるトレーニングは、「外から見てると何やってるんだかわからない」とか、「一見何にもやっていない様に見える」、という方がいるであろう事は想像できます。だってやっぱり外からだけ見てわかる様なトレーニングではないので。^^;
だからその”何をやっているのかわからない”という部分を勉強して何をやっているのか分かるようになる事がやっぱり大切なのかな。
 
また、この”状態”というものはその人の感情に左右されるものだから、そこを突かれると^^;自分の未熟さを指摘されている様で居心地が悪くなるから忌避したい、という事になる人も少なくないのかなと思います。私もそうなので。^^;
 
でも
「忌避したい・・・けど言われている事は正しい・・・(>_<)」
となった時に、正しい事を言われて自分が傷つくってことは自分が直さなくてはいけない事があるんだろうな~。
という感じで乗り越えた先に面白い体験が待っていたりします。
 
それがアハ体験なのですが。
 
私もえっちらおっちら小さな(でも深い^^;)つまづきを地道に乗り越えつつ、また勉強しながら5年間過ごしてきました。(追記:3年間でした。^^;CDSで学び初めて3年なので。)
未熟ながら自分なりに色々知識が蓄えられ
私自身、
「わかったぞ~♪」
と思う事が沢山。
でも後から後からまた新しく気付くことがあって
以前だったら
「まだわかってなかったよ~(>_<)」
となっていたのですが、、、、
今ではそういうがっかりする気持ちよりも
「(ま~た)わかったぞ!」
っていうひらめきの様な感覚が強いです。
 
これって”アハ体験”だと思うんですよね。
 
このアハ体験、日々の積み重ねや、それからどういう導き方をされたかで凄く違うと思うのです。
自分で考えて自分で答えに辿り着くような導き方をされるとアハ体験をする事ができると思います。
そしてこのアハ体験って自信につながるんですよね。
だから飼い主さんはそういう”アハ体験”をさせてくれるトレーナーさんにの元で勉強する事をお薦めします。
 
「そうじゃなくてこうでしょう?(だからダメなのよ)」
「いついつまでに(理解してるかしていないかはどうでもいいので)出来る様にして来てくださいね。」
「一日〇回、必ずこれをしなさい」
「ワンコさんはOKなのに飼い主さんがダメね」
 
の様な、飼い主さんを凹ましたり身動き取れなくなったりするような指導をするトレーナーさんではなく、飼い主さん自身が考えて、たとえ間違ったり失敗したりても自分で考えて行動できる心の柔軟性を保ったまま自ら答えを探し当てる、その過程を応援してくれるトレーナーさんに巡り合えますように。
そういう経験を自分がすると、それと同じことを犬にもしてあげればいいんだ!ってなると思います。
 
でも犬と人間は違うでしょ?ってなるかもしれませんが、
古典的条件付けは、犬にも人間にも共通の”脳の原始的な部分(大脳辺縁系)”に働きかけるものだから(ですよね?)、自分が体験した古典的条件付けの過程は、犬にとっても同じように起きるのではないかなと想像できます。
 
ただ、人間だったら、数少ない成功体験からも、その成功体験を何度も脳内再生させてイメトレして、自分を自分で励まし自信をつける、という事を意図的にできるけれど、犬は「ボク今のこの成功体験を何度も脳内再生させてイメトレしなくちゃ」とはならない訳で。^^;
だから、実際の成功体験を積み重ねること、そしてそれによって自信を付けさせてあげる事、怖い事があっても嫌な事があっても大したことじゃないと思わせる事が大切なのかな、と思いました。
その為にも、犬の傍には安定した、自信のある飼い主さんを、という事かな~と。
 
以上、私のアハ体験の詳細^^;でした。(え!これ全部がアハだったの?!^^;)
ひとこと”アハ体験”と言っても、その内容って膨大だったりするのでアウトプットするのって疲れますね。こういう時、言語って不便だな~と思ったりします。^^;
 
 
 
 
 
 
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