ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

猫について学ぼう(後編)

2014-12-08 23:07:22 | 猫の勉強

前回からの続きです。

私が子供の頃に比べると、人と一緒に暮らす猫達の環境は激変しました。主に完全室内飼いになったからです。(外で暮らす猫達の環境も変わったでしょうけれど・・・)
その環境の中で彼らに少しでも幸せな生活を提供できたらいいな、ということで、Happy Catさんで猫についての勉強を始めました。

Happy Catさんの「猫学講座」では、猫についての「動物行動学」「獣医学」「行動分析学」的な知識を学ぶことが出来ます。
そこで、講座で教えて頂いたことを私なりの理解でアウトプットして行きたいと思います。

第1回目は「動物行動学」視点から見た猫のお話しでした。

印象的だったのが、やっぱり猫は単独性の生きものなんだなあ、ということでした。あ、単独性の生きものだと感じるのは、主に犬と比べてなんですけどね。

例えば猫は群れで協力して狩りをする、ということはなく、単独で狩りをし狩った獲物は全て自分で食べます。
また、たった14週齢で”闘争行動”というものが表れるそうで、自分は自分=つまり独り立ちが始まるのだそうです。これは一緒に生まれた仔猫達でも14週で縄張りを持とうとするということになり、人間側が「兄弟姉妹だからね仲いいよね~」と思っていても、実は14週くらいで”多頭飼い”状態になる、^^;ということらしいです。3ヶ月の子猫はもう子猫扱いしない方がいいかもね、なんてお話しもありました。

ではそんな単独性の猫(室内外の猫)に飼い主がしてあげられることはなんだろう?と考えた時、縄張りが重ならない様に猫達のスペースを工夫してあげる事かなあと思いました。

もちろんトイレは分けてあげた方がいいということでしたが、外の猫達の縄張りは上下スペースや時間帯で分かれているそうなので、室内飼いの猫達の為にも(まあ時間はこちらでどうにかできるものではないので^^;)キャットタワーやキャットウォークなどを作ってあげて高いところにも低いところにもその中間にも、出来るだけ猫の為のスペースを作ってあげるのが理想なのかなと思いました。


それから、私が面白いな~と思ったのが、猫の性格についてのお話しでした。
まとめるとこうなります。↓猫の性格は、

 1.友好的な性格は、父猫の遺伝的影響が強い。
 2.母猫、祖母猫の栄養状態も、猫の性格に影響を与える。(栄養状態が悪いと友好的ではなくなる。)
 3.日々の学習による影響がある。

ふと我が家のチニタの事を考えました。
彼はホットカーペットやヒーターの前よりも私の膝の上を選んだりするような、超のつく甘えん坊です。先代のフーラもそういうところがありましたが、チニタの方が表現が大げさ。^^;抱っこの最中に体重を預けてくる強さも仕草も大げさです。そして気分が盛り上がってくると両手で私の首に抱き着いたり、顎や唇を噛んできたりします。超可愛い~~♪
・・・あ、話が逸れました。^^;

でも、彼は生まれてから1年位ずっと野良猫生活をしていたので、私や家族、そして保護して下さったチャーリーママさん以外の人間とは近く接したことがありません。
なので未だに知らない人が怖いんですね。言い換えれば”友好的ではない”訳です。

ここで私が思うのは

”友好的でない猫はかわいくない” ^^;ではなくて、

”友好的でない猫は、もしかすると色んな場面で(猫自身が)生きづらいんじゃないかな?”

ということです。
特に我が家にお客様が来たとき、親戚が来たとき、設備点検の人が来たとき、などに常に緊張を強いられているわけですもんね。

そこで、上記3つの項目の中で自分が関われることは何かな~?と考えてみると、3の”日々の学習による影響”には私自身が関われそうです。つまり、必要以上に怖がらないで済むように私ができることがあるかもしれない、ということ。

とは言え、最近のチニタは、消防設備点検の人が部屋の中に入って来てもパニクッて部屋の中を駆けずり回るという事はなくなって、^^;自分からクローゼットに逃げ込み(ドアは閉まらないようにしていつでも逃げ込めるようにして、くつろげるスペースを作ってあげました。)、そこで食べ物も食べられるし(食べられないほどの緊張状態ではないということ)、点検の人が帰ってしまうと自分からリビングに戻ってくるまでの時間が10分くらい(以前は1時間以上^^;)と、どんどん短くなってきました。まずは知らない人が来ても安心して身を隠せる場所を作ってあげたことが良かったかなと思っています。

こういうのって人だけではないですね。色んなものがチニタにとって大き過ぎるネガティブな刺激にならない様に導く取組みや、また、彼にとって刺激の調整が上手くできる飼い主になりたいなあと思いました。
チニタが
”知らないうちに平気になる”
ことを目標に、無理せず充分時間をかけながら、そして日々の生活を楽しみながら、彼との日々を過ごして行きたいと思います。

* * * * * * *

この日は他にも沢山の事を勉強したのですが、頭の中がまとまったら都度こちらでアウトプットしていきたいと思います。

まだまだ続く猫学講座、これからも楽しみにしています♪


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