ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

”犬が楽しい時”の表現って? ~CDS秋ヶ瀬公園お散歩トレーニング-33回目-

2014-10-05 17:43:16 | ルビーとのトレーニング

10/2(木)、チャーリードッグスクールの秋ヶ瀬公園お散歩トレーニングに参加させて頂きました。

参加者は9組10頭でした。(全員の方の写真撮れませんでした。すみません~!)
ワンコさん連れでは初めて散トレに参加される方もいて、私も自分が初参加した時のことを思い出しながらちょっとドキドキ。^^;

この日私は以下の2点を気を付けながら歩きました。 

1.他の参加ペアの方々と充分な距離を保ちながら、でもにこやかに穏やかに歩く事。

先日の座学で”細かく考える事が大切”と教えて頂いたので、ちょっと細かく書いてみようと思います。^^;

”充分な距離”という意味は、相手のワンコさんの「クリティカルディスタンス」を侵さないようにすることを意味しているのかなと思います。
”退路”が約束されていないと不安になって吠えや攻撃に転ずる可能性が高くなるワンコさんもいると夏の座学で教えていたので、”充分に距離をとること”を意識してみました。

充分に距離をとって歩いていると、時々前を歩くわんこさんが振り返ってこちらを見つめていたりすることがあります。
そんな時にはさりげなくまばたきや横を向くシグナルを返してワンコさんと会話する様に勤めました。

2.リードワークを意識すること。

ルビーは、散トレ参加当初は、この場所と時間がとっても楽し過ぎて私のことを置き去りにしてビューーーーーン!!と走りだしていく子でしたが、5年目になろうという現在、ほとんどわたしのすぐ横を歩くようになりました。
ですので、ルビーのリードは短く持ち、且つ短いけれども張れない状態でナスカンを立たせ、ルビーがノーリードで歩いている感覚を持てるようにする、
というのを大切にしながら歩きました。

* * * * * * * * *

いつも基礎トレなどをやる広場につくと、少しだけまったりしました。
でも陽射しが思いのほか暑かったのですぐにまた移動。
前半結構長くみんなで同じ方角を向いて歩きました。

確かチャーリーママさんが自己紹介の後のお話しの中で、
「前の人を追い越す時は自分のワンコさんの名前を呼びながら追い越しましょう」
とおっしゃった気がします。

なので私はまず「ルビー♪」と名前を呼んで彼女とコンタクトを取ってから
「追い越しま~す♪」
と言って他の参加ペアさんを追い越す、ということを心掛けました。

こうすると、自分の犬が追い越すペアの方へ向かって行ったりして相手(犬)の安全だと思う距離を侵さないですむなあと思いました。

この日参加したペアの方々は程良い距離を保ち、自分のワンコさんと穏やかにコンタクトを取りながら歩いていたような気がします。
沢山の木に囲まれた森だからというのも手伝って、犬+人間の集団が一つの世界を作りながらゆったりと移動している、そんな空気を感じました。

その後、自己紹介をやった広場のすぐ近くでまたみんなで円になりました。

さっきの広場の時とは比べ物にならないほどの小さな輪でした。

チャーリーママさんは
「仲間と同じ方角を向いて一緒に歩いていると自然と落ち着いてこうなるんですよね」
というような事をおっしゃっていたと思います。

これは、距離が必要な犬を我慢させて近づけて無理やり作った小さな輪ではないんですよね。
”自然とこうなる”のが大切で、この”自然と”というのは犬達が大切にしている”距離”というものを飼い主が尊重してあげて、それによって犬が安心感を持ち、安心感を得た犬が距離というものをさほど気にしなくなる、それが”自然と距離が縮まる”という事なのかなと思いました。

広場では、「犬が楽しくなるハンドラーの動き」を教えて頂きました。
これ、まだ後期散トレが開催されていない場所もあるのでネタバレはしないようにしますが、個人的には
「また新しいことを知ってしまった!」
という感じの驚きでした。(笑)

それと、
犬がワー!っと大はしゃぎしている時、人間は”楽しそう”という風に解釈することが多いと思いますが、実はただ興奮しているだけ、ということも往々にしてあるようです。(追記:もちろん、楽しい興奮が悪いわけではありません。)
チャーリーママさんが教えて下さる「犬が楽しくなるハンドラーの動き」は、”穏やかな楽しさ”(というか”静かに楽しむ”?)というようなものを犬の中に宿らせる動きです。

私は散トレに参加し続けていくことで初めて、犬はそういう楽しさというものを持っているということに気付かされました。
それまでは多分
「興奮している」を「楽しんでいる」だと勘違いしていた部分が沢山あったと思います。
でも、散トレやお散歩会で一緒に歩いているルビーは、最初の頃のようにはっちゃけなくても十分楽しそう。
尾は大体いつも地面と平行でボディランゲージはとっても穏やかですが、表情は生き生きして軽く弾むように歩きます。
そんな様子をいつも”ルビーのルンタッタ♪”と表現しているのですけどね。^^;

でも不思議なのは、そこまでルンタッタじゃなくでも^^;ただ二人で同じ方向を向いて淡々と歩いているだけで十分満たされた感のあるお散歩も結構あるということです。
この”満たされた感”、私の独りよがりじゃないといいんですけど。^^;

あ、それから、この日教えて頂いた「犬がついて行きたくなるハンドラーの動き」の中に、犬のボディランゲージを使った動きがあったのですが、これも個人的には「そうだったのか!」と目からウロコでした。

この日、CDSの基礎トレ3項目をデモして下さったのは、
神奈川県から片道72kmもの道のりを運転してきて下さったchoco.ちゃん&samiさん♪(「名前を呼んでおやつ3バージョン」)
そして「マグネット」をララちゃん&ジャムラ母さん♪
「オンリードのおいで」をボンボン&大山さん♪

でした。

みんな生き生きとして可愛かった!
「私やったわ!((ぼくやったぜ!))」
って、思ったかなあ。思ったよね~きっと☆

デモをするペアの方々を見ていていつも思い出すのは、私が初めてデモにチャレンジした時チャーリーママさんが、

「みんなの前でデモをすることは飼い主さんだけではなく犬の自信にもなる」

と、言ってくださったこと。
ルビーの自信にもつながるんだ!と知った時、喜びが体の底から湧きあがってきたのを覚えています。

社会化って、広い意味では犬が生きて行くこの世界で色んな事が平気になることだと思いますが、その為には自信ってとっても大切だと思うようになりました。

私は初めてチャーリーママさんのブログを読んだときに、
「外でおやつが食べられるということはその子の自信にうながる」
と書いてあってびっくりしたことをずっと憶えています。

でも自分の事を考えてもそう。
緊張したり気分が高ぶっている時は食べ物を食べたいと思えない自分がいることを知っています。
それと同じなんですよね。

そういう意味でも、私はルビーの”自信”というものを大切にしながら、これからも継続した社会化に取り組んで行きたいと思いました。

* * * * * * * *

トレーニングの後はみんなでまったり青空ランチ♪
楽しかった☆

久々の散トレ、不思議なくらい自然とみんなが距離をとって穏やかに歩くシーンが多くて、とっても満たされて帰ってきました。多分ルビーも同じだと思います。
最後は駐車場でおやつのオバチャンからいつも通り美味しいのもらえたしね~☆.。.:*・゜

犬の学びは人の学び、を実感する今日この頃。
まだまだな自分を発見しても変わる勇気があれば大丈夫だと思えます。
散トレ後期、始まりましたがまた改めて頑張ろうと思いました!

いつも遠くからお越し下さるチャーリーママさん、そしてご一緒したお仲間さん、楽しいひと時をありがとうございました。
また来月も宜しくお願い致します!


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