KADOMIUMTANK ソフビブログ

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アキバ戦記28妖怪学園天国

2012年11月22日 | 日記


ごびさた。ここんとこ仕事にしぼられてました。
日曜日に電話が来て1日で「やれ!」という急な仕事が入って
1年に何回も使わないチカラを発揮して納期を守ったのですっかり
へにょへにょでござる。
そんなときでも仕事の納品帰りにアキバをゆらゆら漂うと何か猥雑で煩悩交じりの
この街が特有に放つユルイエナジーを補給すると特に根拠もないが
再び明日に向かって走ることができそうな、そんなキモチに突き動かされるのだった。



てなわけでサンガッツいちみやさんがショーケースの限定品販売を
セッティング中で店頭がにぎわう夕刻のOne-up.アキバZONE店に
おじゃましてきたのだった。夕飯時のいっちゃん忙しいときに現れるなんて
わたしぬらりひょんみたいですね。



このイベント前の前日セッティング時、てんちょさんや
スタッフさんも出てきてメーカーさんとショーケースに並べたできたてホヤホヤの
製品やカスタムを眺めながら、色々とソフビに関する四方山話が咲くこの時間帯が
たまらなくいい雰囲気に店頭を包むのだった。
ホビー誌の編集さんもいらして掲載用のお写真を撮られてました。今回このあたりは
反応どうですかね~?とか、作る側も明日の開店時の反応がもっとも楽しみな
わくわくする時間帯というか、モチベーションが上がる場面Death.
というわけで明日からOne-up.AKIBAカルチャーズZONE店「サンガッツ妖怪学園天国」
が開幕Death.





今回の目玉、サンガッツたぬき!
一応妖怪系のソフビに区分される模様。頭にハッパが載ってるのでドロンと
変身前というところですか。なお、たぬきはこの画像に映ってるだけしか製作してない
一種のワンオフだそうなので、そこんとこよろしく!との話でした。



そして今回の目玉その2、デザフェス2日目も評判のうちに完売した松茸和尚BLACK!
One-up.てんちょさん「いろんなバージョンが出せそうですね。なごみ目とか」
通りすがりのソフビ好きなお兄さん「オリジナル?ほんとにこんな妖怪がいるんですか?」
いちみやさん「この表情がおちゃめすぎるのでエッと思うでしょうが、
これが昔の妖怪画にホントにあるキャラなんですよ」











サンガッツさんの萌え系オリジナル妖怪少女キャラソフビ新作。メドウサ?ゴーゴン?
好みの学校の制服カラーにカスタムしても楽しそう。妖怪学園天国のタイトルらしく
このボディもリリースされたら妖怪少女たちの制服姿によるスクールライフをリアルに
ジオラマ化できますね。

いちみやさん「ドリームロケットさんがコブラ人間をリリースしたんですが、
来年が巳年だからなんでしょうか。いや蛇モチーフのソフビを製品化したのは
たまたまなのか」
タコ「無意識でたまたま巳年のタイミングになったという感じではないでしょうか」
いちみやさん「本人も製作時は来年の干支を意識して出したわけじゃないのだろうか~
うーん:」





ブロッパスガチャ。もうほとんど回されつくした感じで、底のほうに
少ーし残ってました。最近ソフビ関係のメーカーさんはデザフェス以降、
ガチャづいてますな。しかし恐怖の軟体怪獣ブロッパスも朝は定時に会社に出て
社訓とか唱えたり、怖いけど面倒見のいい上司(キャラは当然ラオウ)に
業績グラフをつきつけられオラーしっかりやらんかいとハッパかけられ
月曜の営業会議に出席して早く終わんないかな~とか
考えたりするのか。何か自分たちに身近な存在に見えてきます。
係長はディアボロあたり?営業にピンクのスーツ、ジュラルミンのケースは
半自営業ノリですね。
80年代の深夜バラエティの司会者みたいなスーツカラー。
真夜中だから何やってもモーマンタイとばかりに平気でお茶の間に向かって
放送禁止用語連発したり○●■×を画面に映し出したりしてた麗しくも
ワイルドでサベージだった
バブリーならではTVが発狂していた時代に思わず思いを馳せられるものがあります。
いや、かつて不夜城にして魔界都市・新宿に連なる大久保のラブホテル跡を
借りきってモンドな展示会を展開していた
ブロッパスブランドにこそそんな猥雑さは似つかわしいというか。

そしてサラリーマンブロッパスもいきなり退職して華麗な転業とばかりに
自営業でいきなりタコ焼き屋とかに華々しく転進したいとか思いつつ、
いやいやこのゼロ成長のあぶく銭を獲得する抜け道もほとんどない、
せちがらい時代にサラリーマンのほうが収入も安定して
気楽な稼業かもしれんよ。。。とあれやこれやと白昼の公園の
ベンチでお弁当食べながら自分の身の上についてあれこれ逡巡したりもするんかも。

そんなサラリーマンブロッパスのバックストーリーが浮かんでくる
ガチャではある。タコ怪獣なのでバッグを提げたにょろにょろした手に
どこか商人(アキンド)の苦労がにじみ出ているというか。。。
スーツの彩色感覚が「ミナミの帝王」とか、ハデな大阪ノリなのも楽しいですね。
パチサミでの歌舞伎町カラーとかも以前あったので
東京のコマ劇場跡前でもこのスタイルは十分通じるかもしれない。

さぁ、明日もガンバロウと思ったら連休でした!