娘の生きた証を残したい
そして同じような事故をなくしたい
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昨日もそして今日も、働いている同級生は、後日も娘の誕生日にわが家に来る予約を入れてくれている。
事故が起き、私は彼女らが月命日もわが家に来てくれると思っていた。
しかし彼女らにとっては自分が選んだ誕生日が一番だった。
決して事故が起きた日ではなく・・・
命日は、多くの大人が来た。
▲命日に届いた花
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事故が起き、学校は死んだ娘よりも残った同級生のケアに大変だった。
娘の死を匂わすことを、極力避けていた。
寄贈した文庫の上に事故のことを記したプレートを設置して欲しいとお願いした時も、
彼らが卒業するまで校長室の生徒の目にふれる場には置けない と言われた。
同級生の心のケアと言われると強くお願いできない・・・
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次に浜名湖で開催されていた娘を弔うイベント「菜の花キャンドル」を中学のグランドで開催してほしい とお願いした。
しかし、
その時の校長からは
「地域の自治会に認めてもらわないと」
「浜名湖のイベントに行けない同級生に、近くなったといって参加できる訳がない。」
と断られてしまった。
同級生達にメールして近くの公園なら参加してもらえるかときいた。
「この日だったら部活も終わっているし大丈夫」
と力強い答えが帰ってきた。
▼菜の花キャンドル
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次に娘のことをを書いた絵本を作った。
娘が生きた証になりますようにと。
二度とこのような事故が起きませんようにと。
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学校が起こした事故。
私は在校生ではなく、先生達に事故のプレートを見てもらいたい。
教師の起こした生徒の命を
ないがしろにした事故だから。
ないがしろにした事故だから。