怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

11月19日 先生は生徒を守らない

2015-11-19 08:02:34 | 学校に対して


▲今日の朝日新聞


昨日6時半に家を出て静岡地裁に判決を聞きに行った。

昨日は娘の月命日でもあるので、娘の祭壇に娘が好んだお菓子を供えて。

いつもの月命日。

しかし昨日判決ということでマスコミの取材が多かった。

出掛ける前の朝の6時にも静岡のSBSテレビの取材に答える主人。

夏にまた入院した私は最悪の体調の中、主人に連れられ静岡地裁に。

「今日は起訴されたD氏の裁判だから、判決にナーバスにならなくてもいいよね。」と二人で言っていた。




静岡地裁に到着すると、地裁前はマスコミで一杯だった。

いつも通り裁判所の控室に通された私達。

その前に主人は歩いて法廷に入るところを撮影されていた。


判事さんの事務官は傍聴席が一杯なので部屋の外で待っていると伝えられた。


判決はD氏の禁固1年半。執行猶予3年。

学校はD氏の指示した通りボート訓練を行っただけで過失はないというものだった。


学校の過失も判決に組み込まれることを望んでいた私には、判決の最後に裁判長が私達両親に言ってくれた「頑張って生きなさい。」を空しく聴いていた。



この判決ではまた学校現場で第2の花菜がうまれてしまうのに・・・・・




*****
両親だけのたった二人の戦いだと静岡のマスコミの中に乗り込んだ私達。

事故当時の豊橋支部のマスコミの方々に異動になっても力強く支えられた。

そして当時の事故のあった細江署の刑事さんや静岡県警の刑事さん達が判決後マスコミの取材に離してもらえない主人を一緒に待っていてくれた。




今主人は豊橋市教育委員会に、学校事故で子どもを失った遺族のまとめた書籍の寄贈に行っている。


遺族の思いは、学校現場で生徒の尊い命が奪われることがないこと