怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

3月26日  真実が知りたい <第1回公判>

2015-03-27 07:07:59 | 学校に対して
裁判は11時から。
検事からマスコミも来るので10時半には来るようにと言われていた。

豊橋から車で3時間かかる静岡地方裁判所。
朝7時に花菜の学校を代表してボートの宣誓をしている暗い表情の写真を持って家を出ていた。

10時半に静岡地方裁判所に到着すると、



多くのマスコミが来ていた。



到着したら私達を案内するからと電話で検事に言われていたので
もう検事や関係の職員が待っていた。

裁判まで個室に通され本日の裁判の説明を受けていた。

数日前検事から
「D氏の弁護士が無罪を主張すると言っているが西野さんご存知ですか?」と電話を受けていたので
「あの件はよかったみたいです。」と言われた。

検事:どんな判決を望みますか?
私:主人もそうですが、適正な判断を望みます。

検事:これから月1回の回数で裁判が進んでいきます。
同じボートに乗ったK先生も呼んでいます。

私:海難審判の時もK先生がこたえてました。
  皆が真剣に事故の真相を知ろうとしているのにK先生はその気がない答弁で残念でした。。


H弁護士にD氏の起訴された原因について訊けとうちの弁護士に言われ連絡をとっていた私達。

 
「この事故は私が花菜さんにもらった仕事だ、」と言いきるH弁護士。

海難審判の時怒りで泣いたH弁護士。


第1回公判は10分で終わると検事から説明があった。

中学校長への「不起訴不服申し立て」をうちの弁護士に3回も相談している。(4回目は4月になってから)

出航判断ミス・乗船者名簿の不提出・自主艇について学校の罪を相談している。



*****

検事は私達に今日の裁判について説明しながら
D氏のH弁護士が今裁判所のどこにいるかを気に掛けていた。

そして私達に
「取り込まれる怖れがあるのでH弁護士と接触しないように。」と言った。



*****





D氏が業務上過失致死を認める形で裁判が始まった。


H弁護士:「滞留水が問題ですか?」  と。


車イスで主人の隣に座る私は


             真実が知りたい


と思うばかりだった。


そしてそのことが


           娘の生きた証になると


主人は「これが始まりだ」と言った。

                
                           5年待った私達遺族。