孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

軍鶏日記vo.46

2006-08-09 13:12:09 | シャモニー 2006
3/18 出発の朝 8日目

5:50起床。
昨日あらかたパッキングが終わっていたので朝バタバタすることはなかった、よかった。

6:30 チェックアウトを済ませて朝食だ、カフェオレとクロワッサンの生活ともお別れか、、、

7:00 バスに乗り込む。
パスポートと航空券を確認して出発、このあとメルキュール、アルピナ、モンブランとホテルを廻りシャモニーの町を出発していく。

他のホテルも見ておこう(仕事)とお客さんが乗り込んでいる時間を利用してホテルのフロント周りとレストランを覘き雰囲気を覚える。
やっぱ4星のモンブランはいいホテルだね、高級ないい空気が漂っていいたよ。


シャモニーを出発してしばらくすると後ろの席にいたスーパーモンブランに参加していたオヤジに話し掛けられる


オヤジ>>皆さんは凄いね、どっかのクラブなの?元気いっぱいで羨ましい

Karl>>はぁ、(心の声で)そりゃあそうでしょ、まだまだ仕事も遊びもバリバリですから、あなたと違って

オヤジ>>このグループのホームページとかあるの?

Karl>>はぁ、(心の声で)あるっちゃあるけど何すんだよ

オヤジ>>いやね、今度是非ご一緒させてもらいたいなって思って。

Karl>>はぁ、(心の声で)無理です、かなり即答。おっさんとは一緒に滑りませんから

オヤジ>>今度はどこに滑りに行くか決まってんの?

Karl>>はぁ、(心の声で)決まってねーよ、決まってても言わねーよ

オヤジ>>決まったら連絡してよ、ね?

Karl>>はぁ、(心の声で)「ね?」じゃねーんだよ「ね?」じゃ



このオヤジ、到着日にバスのドア閉めろって言ったおばちゃんの連れです。
誰かがスキー上手だって言ってたけどノーサンキューです。


「カオル企画」の2定義に反することと、実はじじぃもばばぁも厳禁です


軍鶏日記vol.45

2006-08-05 02:45:31 | シャモニー 2006
最後の晩餐

19:30からの夕食に間に合わせるようにみんな大忙しである。
おれは先ずレンタルスキーを返さなくっちゃ。スネルスポーツへダッシュ!


町中でモントルーへ行ったタケバヤシさん(仮名)と出会う、充実した一日だったみたいですね、あとで話を聞かせて下さい。

お土産のTシャツを買ったり、せいこさん(仮名)、つかちゃん(仮名)がヘリーハンセンで全品半額のセールで大激戦をしてるって聞いて駆けつけてみたり、大忙しの夕刻だった。





19:30 最後の晩餐。
大忙しだったね、買い物は無事に済んだ?

乾杯の発声をさせてもらう「カンパーイ!」
結局だれもおれをスミスさんとは呼んでくれなかった、そのかわりにおれの菌、「カオル菌」が大流行してしまった。

Karlはもちろんのことバレーブランシュで大変だったナカタニさん(仮名)、いつも通りビールが飲めなかったつかちゃん(仮名)、鼻水が止まらないまっきー(仮名)、帰国日(翌朝)にはくっしー(仮名)も発症したとか。
おれも1ヶ月くらいこのままでした、しんどかった~


一緒に食卓を囲み、笑顔一杯で楽しく笑いながらする食事は格別だ。
不安一杯だったけど滑り切ったせいこさん(仮名)、知らないひとだらけの中へ放り込まれて大変だったでしょつばきちゃん(仮名)、熱はもう大丈夫?ナカタニさん(仮名)、ビデオ撮影ありがとうございました。トモさん(仮名)。


最後にみんなから楽しかったよとお礼の手ぬぐいをもらいました。
カエルの手ぬぐい、大事に使わせてもらいます、ありがとう。

翌朝の出発は7:00、パッキングも済んでいないので遅くならないうちに部屋へ戻ることにする。


ツエルマットのマヨ(仮名)から電話が入る。
ツアーが成功したこと明日からツエルマットに行くことを話す。
ツエルマットには明日マスナガのじーちゃん(仮名)が来るらしくマヨ(仮名)とKarlと3人で夕食を食べるのを楽しみにしてくれているらしい、おれも楽しみです。


<マヨ(仮名)にそっくり!某官房長官>


23:00頃までパッキングをし、タケバヤシさん(仮名)と話しながら床に着く1:00。
これで空爆も最後かと思うと寂しいな、、、おやすみなさい。



軍鶏日記vol.44

2006-08-03 23:03:56 | シャモニー 2006
ほたるのひかり

さあ、いよいよ最後の滑走だ。
午後は長い長いコブ斜面を滑りながらTortinへ向かう。

長いコブ斜面って言っても普通の長さじゃないよ、8キロメートル
ウィスラーボウルのコブ斜面も長いと思って滑るけどここのはケタ違いに長い。

谷をふたつ越えて滑って行き、谷をふたつ戻ってくる、終わりが近づいてくるのがわかる


2900mから滑り進んでいく、くっしー(仮名)つかちゃん(仮名)がパチンコ屋の営業終了のように「ホタルの光り」を唄い始める。
森林限界よりも下に入り林道を滑り始める、広いゲレンデは終わった。


この旅で終始後方からおれと一緒に滑りジャン(仮名)の目を盗んではあっちにいったりこっちにいったりしながらノートラックをむさぼっていた唯一の「カオル企画」連続参加者・くっしー(仮名)。
このスキーが今シーズンの滑り収めである、林道の途中で集合・休憩した時のくっしー(仮名)の目から涙が止まらなくなってしまう


”鬼の目にも涙”とか”オトコ泣き疑惑”なんて言ってたけどヒライ隊長(仮名)、う~やん(仮名)、タツミさん(仮名)、華族の面々がいなかったのは寂しかったのだろう、すんごい斜面に出くわす度に「この斜面をう~やん(仮名)タツミさん(仮名)に」とホームシックにかかっていた。
この旅の終わりやジャン(仮名)とのお別れ、華族のいない寂しさ今シーズンの滑り収め色んな気持ちが交錯して高ぶってしまったのかな




ベルビエに無事到着。
6日間滑って事件・事故ゼロ、全員無事。
ひとりずつジャン(仮名)と一緒に写真を撮らせてもらって最後に全員でパチリ

終わった。


ゴンドラに再び乗りバス乗り場へ向かい時間通りに全員揃いシャモニーへ出発。
ホテル前にバスが着きジャン(仮名)とお別れの時が来る。


みんなジャン(仮名)が大好きだ。
いつもみんなの安全を最優先に考えてくれ、無理難題を言ってもいつも優しく答えてくれる。
ゲレンデスキーとそれに毛が生えたようなオフピステスキーしか一緒していないおれ達はジャン(仮名)の山岳ガイドの腕前がどれくらい凄いのかまだまだわからないけど、ジャン(仮名)というひとの優しさと強さは十二分にわかることができた
ありがとうジャン(仮名)、この6日間とっても楽しかったよ。

また一緒に滑ろう。




軍鶏日記vol.43

2006-08-03 05:19:34 | シャモニー 2006
スイスでのランチはコレで決まり!

コブを下りきったところでランチタイムだ。




昨日から「スイスでのランチはロシティが食べたい」とジャン(仮名)にリクエストをあげていた。
山上の山小屋レストランで昼食をとることにするがトラバース後にハイクアップが必要だ。

5分くらい歩く(というか登る)しかもここの標高は3000メートルである、でもね慣れって恐ろしいもんで高度順応ハイクアップ順応した我らは苦もなくレストランに辿り着く。


登山用のヒュッテ(山小屋)に使われているレストランでとても雰囲気がありかっこいい。当然ロシティ&ソーセージを注文する。


***「ロシティー」はベルン地方の料理(ジャガイモを短冊状に切って、これをフライパンで両面をこんがり焼いたもの)***



どれくらいおれがロシティを好きかと言うと昨年のスイス・ツエルマットツアーで6日間中6回(毎昼食)ロシティを食べていた、かなり芋好きなおれ。

こんな山小屋での珍味「生牡蠣」をジャンと3個ずつ食べた、生牡蠣はお客さんにはおすすめしない。
だってもし万が一「当ったら」日本に帰れないよ、成田に着いたところで検疫に引っ掛かって大変なことになるでしょう。
おれはまだこれから10日間もスイスで仕事が待っていたから躊躇なく食べたけどね。



食後の会計でハプニングが、、、
店内で食べていた我らだが店の都合で会計だけ店外でしてくれと言われる、店外へ出てみると「バカ選手権」を見るひと達とちょうどお昼時とが重なってすごい人になっていた。


支払だけだからとジャンが注文客にお願いして先に支払をしようとした時後ろから「お前らちゃんと並べよ」(みたいなことをフランス語で)言われた。

注文じゃなくって店内で食べてて支払だけだと説明して順に支払をして行く、もう一度同じ男がちょっと口調強めで「お前らも並べよ」と言う。

ジャン(仮名)もカチンときたらしく口調強めで「店がそうしろといったんだ」と説明する。
どうも納得がいってないオヤジ、まだブツブツ言っている。知らんぷり知らんぷり。


ようやく10人分の支払も済み滑りに行こうとするところでおれもこのオヤジとすれ違ったので「メルシー(ありがとう)」と言ったら「ドリアン(どういたしまして)」だってさ、腹が減ってイライラしてたんだろうね、きっと。

ジャン(仮名)もイライラして「マクドナルドへ行け!」と吐き捨てていた(笑)。

King Regards,

2006-08-01 17:16:56 | 過去の日記
カオルホームページ
『ボクは勉強ができな(仮)』が閉店となりました。
2003年からのご愛顧ありがとうございました。

日記を残すことができたのでURLを置きます。
『ボクは勉強ができな(仮)』
http://www3.diary.ne.jp/user/313603/
お楽しみ下さい。



過去の日記概要

2003年 
冬 『ボクない』始める
春 開店休業仕事なし
夏 受験勉強
秋 長男誕生

2004年
冬 初バンフスキー
春 夏の観光業
夏 バンクーバーオフィス閉鎖
秋 東京出張

2005年
冬 ウィスラー大雨
春 バンクーバーライフ
夏 ブラックタスク登頂
秋 馬場で大宴会

2006年
冬 ウィスラー大雪
春 さよならウィスラー

軍鶏日記vol.42

2006-08-01 16:55:50 | シャモニー 2006
3/17 スイス・ベルビエ 7日目

7時起床。

昨晩話し込んだせいで起きるのが辛かったぁ~、すぐに着替えて朝食へ。

タケバヤシさん(仮名)も寝坊の様子で慌てている、7:36の電車に乗らなければならない、間に合うのか!?
ともさん(仮名)みおさん(仮名)はシャモニー観光で今日はスキーお休み
ベルビエには8名+Karl+ジャン(仮名)の合計10名で行くことになった


8:30 バスへ乗り込みもうひとつのホテル・アルピナへスーパーモンブランを迎えに行く。
ベルビエへ向かう途中のマルティニという村では谷合の急斜面にブドウ畑がありとても美味しいスイスワインを作っている。ハイダ(白)ファンダ(赤)がとても有名で美味しい、おれもお土産に買って帰った。

9:40 ベルビエへ到着。
先週の金曜日もベルビエで滑っていたな、あん時はひとりで寂しかったし天気も良くなかったなあ。




ゴンドラを乗り継いで行くと何やら人ごみで溢れかえっている、なんだこりゃっと見てみると「エクストリームスキー選手権」通称バカ選手権がここで行なわれていた。

どれだけ危ないルートをどれだけ早く滑れるか、滑るコースの難易度とタイムで争うこの競技、世界中からネジが飛びまくってるヤロー達が集まっている。ウィスラーよりも観客も多く大変盛り上がっている。



それにしても連日の良い天気、気持ちがいい。
先週おれが来た時なんて雪は降り続いて、ガスが出てホワイトアウトになるは、視界はまったく利かないは、モンフォ(3330m)へのゴンドラはクローズだはいいことなかった。やっぱ晴天最高! 圧雪とコブを中心にこのスイス最大のスキー場を楽しむ。

モンフォ(3330m)ではツエルマットとまったく違う角度からのマッターホルン(4478m)を見ることもできた。





展望台から山の説明しても相変わらず誰も聞いてくれねー、おれ達にはまだ山の説明はいらないね、もっとじじぃになってからにしよう


モンフォ(3330m)から下りて行くコースが面白い、コブ斜面の上級者コースしかない
日陰のいいバーンがあってハクノさん(仮名)が滑って行くのが見えた、クレバスなどの心配はなさそうだジャン(仮名)はOKはだしてないけど行っちまいな!   キモチイイ~~

軍鶏日記vol.41

2006-08-01 16:44:06 | シャモニー 2006
ピザを2皿、パスタを2皿

シャモニーはお土産屋さんやスポーツショップは19:00で閉店してしまう。

閉店するまでタケバヤシさん(仮名)と一緒にウインドウショッピングへ出掛ける。
スネルスポーツへも行きカンダさん(仮名)に会い今日までの報告とお礼をする。
それから2日前に行ったイタリアンレストランへ行くことにした。

2人で行ってピザを2皿、パスタを2皿
とても2人で食べきるような量じゃないでしょ、しかもタケバヤシさん(仮名)はここ数日胃の調子が悪い、そしてよーく考えたら(よく考えなくても)お昼もピザとパスタだった(笑)。




食事を済ましてホテルへ戻るもあまりに早く帰ってきてしまったのでロビー前にあったビリヤードで遊ぶことにする、みんなが帰ってくるのもわかるしね。

帰ってきたくっしー(仮名)、せいこさん(仮名)とロビーで座談会をし、場所をビアショップ205号へ移す
この旅の話、バレーブランシュの思い出話、人間模様、華族、最終日、話は尽きない。

24:30 部屋へ戻るとタケバヤシさん(仮名)がまだ起きていた。
明日は単独で少年時代を巡る旅に出るタケバヤシさん(仮名)、今日が最後の滑走となった。
お互いの家族、子供のこと、仕事、スキー、サービス、スキー仲間、ウィスラー、話し込んでいたら2AMになっていた。

語って語って語り合っていたかと思ったら返事がなくなったので横を見たら空爆が始まろうとしていた

おれも負けずに迎撃だ。