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軍鶏日記vol.39

2006-07-26 15:02:26 | シャモニー 2006
オフピステの楽しみ方

オフピステを滑るということはひとつの『山』を滑ることなのだと今回つくづく思った。

「オフピステ」=「ノートラックパウダー」というイメージばかりが先行しているがそれはあくまでも理想。
「オフピステ」=「ゲレンデ(圧雪)外」だ。


当然深雪にも出会うのだがトラバース、岩、氷河、クレバス、コブ、アイスバーン、くされ雪、北斜面、南斜面、滑る条件は様々である
それらの状況の中で自分の持っている技術を駆使して安全に楽しく、時に危険を冒してチャレンジしていくのがオフピステである。



これがおれのオフピステを滑るということだ。
そしてオフピステを安全に快適に滑らせてくれるのが山岳ガイド・ジャン(仮名)である。


何度も言っているが、今回ジャン(仮名)と同行して常に全員に目を配り状況を見極め、最善のルート選びをしてくれているという安心感を強く感じた、彼は常にプロフェッショナルだった。




ざくざくのくされ雪を滑りきりようやく町の端っこまでくる。
池のような川のところでスキーを脱ぎ、ここからバスに乗らなければ中心地まで行けない。

バス停へ向かう、バスが停車しているのを見つけてジャン(仮名)が小走りに走り出す、しかしほぼ空のバスはこっちに手を振り行ってしまう。
なんてこったい・・・・


バスを待ちながら休憩をする、今日もよく滑ったもんだ。
ふと横を見るとアタマが白黒の男がいる、そしてその白黒アタマを隠し撮りするくっしー(仮名)。




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