ロッキーvol.21

従業員部屋


おれはもう少しホテルのことやスキー場のことなんかをタムラさん(仮名)から聞いて部屋へ戻る。
部屋に戻って10:00pm、そろそろみんなくるかな。


それにしてもいい部屋だね、さすがシャトー・レイクルイーズ。

おれは今回従業員部屋に泊まっている。




この従業員部屋というのが日本のスキー場の温泉旅館の従業員部屋みたいなタコ部屋ではなくキングサイズのベッドがでーーーーんとあり、最新の超薄型テレビなんかが置いてある。






もちろんバスルームはアメニティもばっちりバスローブなんかもある。

このランクのホテルになると従業員も大事にしてんだなぁっと感心する。
従業員から幾ら部屋代をとってるかは別としてね。



それに今回3人部屋はデラックスルーム⇒ジュニアスイートへアップグレード。


そしておれの部屋以外の全部がレイクサイドビューへ、目の前にレイクルイーズを見渡せる部屋にアップグレードしている。





いいぞ、フェアモント・レイクルイーズ、『カオル企画』がなんたるかを知っているな、よし、よし。








ビール片手に続々と従業員部屋へ集まり始める。


「ん？」


「あれ？」


「なに？」


「えっ？」








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