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カオルとファーニー2004 スキーガイドは天職ですぅ Vol.07

2013-12-11 17:53:31 | ファーニー 2004

2月22日(日) ツアー2日目 トールくん(仮名)との出会い

カナダいちの豪雪地帯でファーニーでの初滑走は雲ひとつない青空の下となった。
今回ファーニーのゲレンデを案内してくれるのは「ブラッド・トールくん(仮名)、27歳」。
日本の和歌山県に留学経験アリ。


        <ブラッド・トールくん(仮名)、当時27歳>

ファーニー
では2人しかいない日本語の話せるスタッフのうちのひとり。
日本語検定2級、オヤジギャグが大好きなナイスガイである。

なんで和歌山県に留学していたかと聞くと、
「地図で調べた結果、日本の真ん中にあるから、自然が沢山ある和歌山になった。」と言っていた。
確かに日本の真ん中だぁねぇ。
和歌山じゃ他に英語しゃべれる人いないだろうから、日本語を勉強したいのならとても良い環境だよね。






逆の事も言えてね、英語の勉強しにバンクーバーに来たらダメさ。
カルガリーとかウィニペグとかリジャイナとか日本人いなそうとこに行かなきゃ。 
ウィスラーで日本人相手のガイドとかしても、5年しても10年しても英語のレベルを上げるのは難しいよ。

そんな訳で、そんな訳ってどんな訳?まいっか。
日本語がとっても上手なトールくん(仮名)と俺たち15人が一緒に滑る事になったのさ。

トールくん(仮名)のガイドはグルーミング(圧雪)バーンで足慣らしをしてから不整地へ。
4日前が最後の降雪と言うこともあり、深雪はなかったけれど気持ちの良いグルームランと適度な急斜面、そしてスリリングなツリーランを楽しんで初日は終了。

初日を終えて、ファーニー第一印象としては斜面変化の面白いスキー場
どうしてもウィスラーと比較しちゃうけど、ウィスラーを大きくしたのがフランス・バルディゼールなら、小さくしてコンパクトに楽しさをぎゅっと詰め込んだのがカナダ・ファーニーって感じかな。





ファーニーオフィシャルウェブサイト
http://www.canada.or.jp/ski_snow/fernie/
『カルガリーから南西方向へ車で約3時間。年間積雪量9mというセルカーク山系の豪雪地帯にあるファーニーは、パウダーエイトの地区予選会場ともなる、パウダー好きにはとっておきのエリア。変化に富んだ5つのボウルには雪が溜まりやすく、急斜面から林間までパウダーが滑り放題!近郊でのキャットスキー可能。どこよりもワイドなカナディアンパウダーが存分に味わえるエリアだ。』だって。


ツアー4日目にカオルがファーニーをガイドするから、コースは入念にチェック。
黄色いジャケットを着てなかったら行くだろうな、という斜面もいくつかチェック。
あとは雪次第だね、まあおれは降ると信じてるけどね。
晩はみんなでダウンタウンへ。



* * * * * あ・の・こ・ろ・ば・な・し・~ * * * * *

 
あまりにもファーニーでの滑走初日がサラっとしか書かれてなくて笑えるよね。
まあそんなカンジです。笑
ブラッド・トールくん(仮名)とはツアーのメンバーがその後もお付き合いが続いてるよね。
彼もその後、何度も日本に滞在したりなんかして。
新聞の記事で紹介されたこともあるとかってきいたような。

トールくん(仮名)はおれたちを普通のお客さんとして案内してくれたんだよ。
とっても丁寧にやってくれているのもよ~くわかった。
でもね、おれが一緒に滑っているお客さんは(良い意味で)普通じゃないから
全然もの足りてなかったよ~
明日もよろしくねっ!


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